秋の安芸と出雲の旅その2。
広島・出雲旅行2日目です。1日目はこちら。
今回は宮島・弥山の様子をお届けします☆

ホテルで朝ごはんを食べてエネルギー充填。いざ!

フェリー乗り場で宮島弥山エンジョイチケット(フェリーとロープウェー往復チケットがセットになってるの)を買って乗船、
お船から弥山を眺めます。
この辺りまで近づいた頃が一番、観音様の横顔っぽく見えると思う。
天気予報は曇ときどき雨でしたが午前中はまだ明るくて雨も降ったり止んだりで
降ったら雨宿りがてら休憩して止んだら行動していました。(折り畳み傘を開くのがめんどくさい人)

宮島に到着!まずはフェリー桟橋にほど近い階段から要害山に登ります。
毛利元就の宮尾城、もとい厳島古戦場跡。
厳島の戦いは、当時元就が仕えていた大内氏が家臣の陶晴賢に滅ぼされた後に
数万の晴賢軍をわずか3500人ほどの毛利軍が蹴散らしてしまった奇襲戦です。
(大河ドラマで風間トオルさんの大内義隆がとても気の毒な最期を迎えたのを鮮明に覚えてる)

あっという間に宮尾城本丸跡に到着。山というより丘っぽい感じ。
ここからは塔の岡(陶晴賢の本陣があった場所)が丸見えです。

今伊勢神社もあった。
伊勢神宮を勧請した神社で、この辺りは伊勢町と呼ばれているそうです。

階段を降りていたら鹿さんに遭遇☆おはようございます。
今日も1日はりきって旅をしてまいります~。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆
大鳥居までは表参道を通っていくのですが、
まだ朝早かったのでお店もぽつぽつ開いている感じでした。
猫様に惹かれて途中で立ち寄ったお店のおじさんに行き先を聞かれ「お山に登ってきます」と話したら
「今日は雨降るっていうから急いだほうがいいよ、まだ山頂はかすんでないけど」と
すごく地元って感じのアドバイスをいただき、結果的にそれはとても正しかったでした。
あのときのおじさんありがとうございました!

その前に大鳥居へ。
この日の満潮は9時半過ぎで、大潮だし昨日みたいに水いっぱいだろうな~と
ワクワクしながら大鳥居まで来たらこ、これはー!
雁木も3段くらいを残してちゃぷんちゃぷんと水に浸かっていたし、
「鳥居の内側で貝をとらないで」の看板も水没して影も形も見えませんでした。いやはや。

案の定社殿も水没しかけてる。
昨夜もすごい眺めだったけど明るくなってからの眺めもすごいです。

すごいほんとに海に浮いてるみたい…!
手前のあたりは水がばっしゃばっしゃあふれているのが見えたし、
沖に伸びた灯台の辺りにはもう入れないように木の柵が置かれてるのも見えた。
中に観光客の人たちも何人かいたけど皆さん本殿のあたりまで退がってらっしゃった。

入口も昨夜に引き続き冠水してるし。
ここでも手前に木の柵が置かれ、宮司さんが拡声器で
「ただいま高潮のため拝観できません。水が引くまでしばらくかかります」とかアナウンスされてて
仕方ないよなーとか思いながら歩き始めたら近くの防災無線で同じアナウンスが流れて
その後は島中に放送されてました。
やっぱり厳島神社の冠水って一大事なんだな…。

神社の裏手にある弥山ロープウェー乗り場への道の入口。
先月の旅行では登山できなかったから念願です。よし張り切って行くぞ!

少し歩くと、ロープウェーまでの無料シャトルバス乗り場があります。
タイミングが良ければ乗って行けますが、20分に1本とかだし
歩いても10分ほどで着くとのことでしたから歩くことに。

紅葉谷公園を通っていきますよ~。
江戸時代から人々が紅葉狩りを楽しんだという歴史ある谷です。

公園入口の紅葉谷川にかかる橋。
撮影スポットのようで色んな人たちが記念写真を撮っていました。

微妙に登り坂の道をずんずん歩いていきます。
公園内は青紅葉だらけで、少しだけ赤くなっているのもありました。
これは紅葉の季節はどんなにか見事だろうなあ。

あと一息!階段を登ります。

ふ~やっと乗り場に到着。チケットや飲み物などの自販機もあります。

まずはこちらのロープウェーに乗ります。(係の人が扉を開け閉めしてくれる)
スキー場のリフトみたいにいっぱい連なってるので、乗り過ごしてもすぐに次が来ます。

弥山の途中まで、360mを一気に登ります。かなり高いよー!
お天気があいにくの曇ときどき雨のため写真はいまいちですが、見晴らしは抜群。

降りた先には乗り換え口があります。階段を登る。

今度はもう少し大きめのロープウェーに乗り換えますよ。
こちらは15分間隔なのでタイミングによっては少し待ち時間が発生しますが、
この日は乗客が多かったためかピストンで臨時便を動かしてくださってました。

獅子岩駅に着いたよ!ロープウェーはここまでです。

弥山は巨石や奇岩がそこかしこに転がっていて、岩の間を進む感じ。

獅子岩駅の展望台。
このとき一瞬ですが晴れてくれました!景色がいいので有難い。

すばらしい見晴らし!
瀬戸内海から広島、四国まで見渡すことができます。
(ここでボーっとしていたら島の防災無線が「厳島神社の参拝見合わせが解除されました」と流れてきました。
こんな山の上まであるんだ、防災無線…)

では、弥山頂上に向けて歩いていきますよ。
ここからの登山道は下ってから登るのですが、最初は下り坂なので楽ちんです。

弥山への登山者を計測している機械が設置されていた。
そういえば高野山には数取り地蔵という、
奥の院への参拝者数を数えてるお地蔵さんがいらしたのを思い出した。

ブラタモリでやってた巨石!
弥山の岩、というか宮島は花崗岩でできた島で、花崗岩は雨水で風化しやすく
これも元々は一枚岩だったのが長い年月をかけて節理が風化し割れてこうなったのだそう。
登山道をキョロキョロしていると地面に切れ目が入ってたり、ぴしっとひびが入った大岩をいくつも見かける。

「弥山原始林」の石碑があった~半分くらいは来たぞ。
というわけでここから登り坂なのですが、

つらい(3分でギブアップ)運動不足にはこたえるぜ…。
長くて幅の広い階段や、巨石の間や砂利道を15分くらいひたすら登っていきましたら、

あっ見えた!

うおおお着いた!弥山中腹・霊火堂のある広場です。
霊火堂の開基は空海といわれ、
1200年前に空海が修行のため灯して以来消えずに燃え続けている炎があることでも有名。

霊火堂の内部は蝋燭とお線香の煙のために
外から見てもやばいレベルでもうもうと白くなっております。
中から出てくる人が口々に「目が痛い」「喉が痛い」とのたまっておられて
わたしも入ったら1分ともちませんでした(;´∀`)水中眼鏡とかあればいいのかな。

釜で温められているお湯は万病に効くといわれ、
誰でも自由にいただくことができます。(手前に紙コップが置いてある)

ほどよい温かさだったし喉が渇いていたので3杯くらい飲んでしまった、ご馳走様でした←
釜の色がついてるのか、ちょっと赤かった。味はふつうに白湯でした。

霊火堂の向かいにある本堂。
ご本尊は虚空蔵菩薩で、両脇には不動明王と毘沙門天、空海の像も安置され、
平宗盛が寄進のしたという梵鐘などもあります。
また、本堂の脇には空海が立てた錫杖が梅の木に変わった(!)と伝わる
錫杖の梅も植えてあります。小さな木だった。
(弥山には七不思議と伝わる言い伝えがいくつかあって、錫杖の梅はそのひとつだそうです)

本堂前にいたねがい・ごめんね地蔵。霊火堂の灰を混ぜて作られているそうです。
先月に大聖院に行ったときも小さなお地蔵さんをいくつも見たけど
ここの広場も他にもたくさんのお地蔵さんがいるので探すと楽しいです。

本堂で引いたおみくじ。招き猫と赤鬼青鬼!かわいい(*´︶`*)。
御朱印は三鬼堂でもらえます。

その三鬼堂。霊火堂の隣の階段を登ったところにあります。
弥山の鬼神をまつったお堂で、大聖院にもあったね。
日本中の天狗も訪れるお堂とのことで内部には巨大な天狗のお面も飾ってあります。

三鬼堂から見る霊火堂。後ろに巨大な岩がある。

三鬼堂の横の石段を登って、頂上の展望台を目指します。
もう岩だらけの道なき道を行く感じです…階段を登ると岩の上だったりします。

しばらく歩いていくとお堂の屋根が2つ見えてきます。観音堂と文殊堂。
扉は閉まっていて中は拝観できません。

ずんずん進んでいくと見えてきました、不動岩とくぐり岩。
複雑に組み合っておりますがこれも元々は大きなひとつの岩だったのが風化して隙間が空き、
上の岩が落ちてこうなったのだそうです。
くぐり岩をくぐると岩に沿って右に大きくカーブする道になってて
狭くて人1人くらいしか通れないので下山してくる人との譲り合いの精神が必要。

岩の間、見えたよ!

着いた~!弥山頂上(標高535m、観音様の額)の展望台です。
2年前に新しくなったばかりだそうできれいな建物、お手洗いもあるよ。

展望台3階に上がるとこんな景色。
奥の一番大きな岩の間を通るとパーーッと広場に出てくる感じです。ごろごろ岩だらけ!
草木がないのは恐山もそうだったけど、恐山とはまた違った神秘を感じました。
360度見渡すかぎり空と山と岩と海でものすごい解放感でレリゴーのひとつでも歌いたい気分だったよ…
大事なことはすべてエルサがレリゴーで歌ってくれた。(何)

展望台からはロープウェーの終点、獅子岩駅も見えます。
30分くらい前まであそこにいたと思うと不思議な感じ。

木々の間から厳島神社と大鳥居がかろうじて見えた。
朝はあそこにいたんだな~って思うとわけもなく楽しくて笑ってしまった。
(クライマーズハイじゃないけどここまで登って来たっていう達成感と、心地よい疲労感も相まって
このときのわたしはくだらないことでケラケラ笑える精神状態でした。
というか悪天候の中あんなにがんばったんだから1万ポイントくらい徳積まれたと思う)

登山とは、登ってきたからには下りるものなのです(チベットスナギツネ顔)。
来た道とは反対側の道を下ることにします。こっちにも見どころがいくつかあるのだ。

下り始めてすぐの、干満岩。
岩に小さなくぼみがあって中に水が溜まっているのですが、
この水、塩分を含んでいて潮の干満によって増減することがあるそうです。
わたしが覗いた時は淵までいっぱいでした。雨が降っていたからなのか、この日が大潮だからなのか。
(これも七不思議のひとつだそう)

また少し下りていくとこんな巨石を発見、舟岩と呼ばれているそうです。
これこんな形のまま留まってられるのどういうパワーバランスなのかな…自然の神秘。

しばらく下りていくとふいに開けた場所に出て、お堂があった。

正面に回ると大日堂とわかりました。
空海が自作の大日如来を納めて建てたと伝わる建物です。

大日堂の階段を下りて曲がると、御山神社に下る階段に着いた。
おお、厳島神社と同じ三柱の女神が祀られて本殿に巨石のある神社ですな!と意気込んで
10分ほど階段を下りて行ってみますと、

修復工事中のため本堂に足場が掛かってて見られませんでした(泣)。
次はいつ来られるかなあ、また見に来たい。

階段を登って戻っていくと、

本堂と霊火堂のあるところに戻って来たよ~。
再び霊火堂でお湯をいただいて一息ついてたら雨が降ってきてしまって、
休憩がてら雨宿りしておりましたがいっこうに止む気配がなかったので
傘をさして獅子岩駅へ戻ることにしました。
秋の雨だったのでシトシトやさしい雨で、歩くのにさほど困難もなくスムーズに戻れましたが
弥山原始林の石碑で登り坂になったあたりかな…
カーン、カーン、カーンと何かを打ち鳴らす音、もっとはっきり言うと歌舞伎の柝の音を聴いた気がして
その時は特に気にならなかったけど今になってみるとボディブローのようにじわじわ効いてきてる。
疲れてハイになってて鳥の声を聞き違えた可能性もあるけど
弥山七不思議の拍子木の音(天狗が鳴らすと言われる)を思い出してしまってね…。
でもあれは夜に聞こえるものだというし…でもはっきり覚えてるし…思い込んでるだけかな…うーむ。

獅子岩駅からロープウェーで降ります。いやあ楽しかった…すばらしい体験ができました。

紅葉谷公園に戻って来たよ。
橋を渡ってさてお昼食べに行こうかなと考えつつふと川の横を見たら、

橋の脇に遊歩道を発見。進んで行ってみますと。

おお~!あの石橋だ。
ブラタモリでやっててぜひ見たいと思ってたんだ。

段差のある景色。
紅葉谷公園は戦後の台風で山崩れが起きて土石流が厳島神社へ流れ込む被害があり、
復興のときコンクリートをつめ天然の岩や草をかぶせ、砂防庭園として整備されたのだそうです。
宮島は花崗岩でできてるから…一見するとごく自然の景観のように見えるのですけどね。

ひょうたん桟敷と幽玄の碑。
この裏にある旅館にはかつて川座敷があったそうですが
前述の台風で流された後にこの桟敷を設けたそうで、お茶会を開くこともあるそうです。

表参道に戻ってランチ!
牡蠣とあなごめしのお店がことごとく混雑していたので諦めて
宮島珈琲さんにて五穀米カレーをいただきました。デザートのチョコケーキもおいしかったです☆

厳島神社方面に歩いていくと、揚げもみじ饅頭が食べられるお店を発見。
右に写っている平あげもり公(竹串を入れたもれと書いてある)に萌えつつ
せっかくなので1ついただくことにしました。

揚げたて!外はカリカリ&中は熱々でおいしかったです!

時計をみるとまだ時間があったので、白糸の滝を見に行くことにします。
大聖院の脇道から歩いていきますよ。

途中にあった不動堂を過ぎても全然見えてこないし、道しるべもまったくないので
わたし道間違えたかな!?と不安になった頃に、

あっ見えた!よかった。

滝宮神社。1180年に高倉上皇が平家とともに参拝したそうです。
後ろに見えるのが白糸の滝です。
ここからもう少し登っていくと賽の河原とかあるらしいんだけど、時間がないのでまたの機会に。

厳島神社に戻ってきました、おー引いてる引いてる!
下に降りて歩いていきますよ。

大鳥居の海側ー!
先月はここまで来られなかったからうれしい!大潮ばんざい!!
弥山とセットで眺めます。さっきまであそこからここを見下ろしていたんだ…信じられない。

というわけで先月はできなかったことをやります。
1.まずは大鳥居の海側に立ちます。

2.大鳥居をくぐって船の参道をたどり、社殿に向かいます。

3.客神社にロックオン。

着いた!
昔は船で来て客神社で身を清めてから本殿にお参りしたんだよな…すてきだなあ。
今はここから靴を脱いで上にあがるわけにはいかないけど
海から鳥居をくぐって昔の人のお参りを追想してみたかったので…。
念願が叶いました。ありがとうございました。

本殿の下も水がなくなってスッカラカン、朝は溢れるくらいに水がきてたのに。
板の間に空いている隙間から光が差して見えます。神社の破損を防ぐ工夫。

堪能しました…!
名残惜しいですが島を去ります。鹿さんにもさようなら。
厳島神社は1日のうちに表情がガラリと変わるので何度来ても飽きなくて
最近訪れた神社では一番のお気に入りになりました。
なのでまた来たい、ほんとに。遠いけど。鳥居の足に足場がない状態を見に来たい。です。
この後は宮島から広島駅に移動して
呉に行っていらしたあやのさんに拾っていただいて(実は別行動でした)、
広島から出雲に向かって高速道路を走っていきます。

途中のパーキングエリアにて夕ごはん。豚肉と海鮮。おいしかった!

玉造温泉に到着~。
久し振りなのでお散歩したかったけど、夜遅かったし雨も降ってたので翌日に持ち越し。
泊まった旅館が色々すごくて、アイスのサービスがあるし
お部屋におにぎり用意してくださってるしで心遣いをとても感じました。
温泉を堪能した後は次の日の予定を確認しながら、
本日のお互いの行程と写真見せ合いっこと戦利品報告会。
そのうち呉にも行ってみたいなァ…倉橋島の造船歴史館に遣唐使船が復元されてるのだ。
次回記事では出雲大社とその周辺の様子をお届けします☆
今回は宮島・弥山の様子をお届けします☆

ホテルで朝ごはんを食べてエネルギー充填。いざ!

フェリー乗り場で宮島弥山エンジョイチケット(フェリーとロープウェー往復チケットがセットになってるの)を買って乗船、
お船から弥山を眺めます。
この辺りまで近づいた頃が一番、観音様の横顔っぽく見えると思う。
天気予報は曇ときどき雨でしたが午前中はまだ明るくて雨も降ったり止んだりで
降ったら雨宿りがてら休憩して止んだら行動していました。(折り畳み傘を開くのがめんどくさい人)

宮島に到着!まずはフェリー桟橋にほど近い階段から要害山に登ります。
毛利元就の宮尾城、もとい厳島古戦場跡。
厳島の戦いは、当時元就が仕えていた大内氏が家臣の陶晴賢に滅ぼされた後に
数万の晴賢軍をわずか3500人ほどの毛利軍が蹴散らしてしまった奇襲戦です。
(大河ドラマで風間トオルさんの大内義隆がとても気の毒な最期を迎えたのを鮮明に覚えてる)

あっという間に宮尾城本丸跡に到着。山というより丘っぽい感じ。
ここからは塔の岡(陶晴賢の本陣があった場所)が丸見えです。

今伊勢神社もあった。
伊勢神宮を勧請した神社で、この辺りは伊勢町と呼ばれているそうです。

階段を降りていたら鹿さんに遭遇☆おはようございます。
今日も1日はりきって旅をしてまいります~。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆
大鳥居までは表参道を通っていくのですが、
まだ朝早かったのでお店もぽつぽつ開いている感じでした。
猫様に惹かれて途中で立ち寄ったお店のおじさんに行き先を聞かれ「お山に登ってきます」と話したら
「今日は雨降るっていうから急いだほうがいいよ、まだ山頂はかすんでないけど」と
すごく地元って感じのアドバイスをいただき、結果的にそれはとても正しかったでした。
あのときのおじさんありがとうございました!

その前に大鳥居へ。
この日の満潮は9時半過ぎで、大潮だし昨日みたいに水いっぱいだろうな~と
ワクワクしながら大鳥居まで来たらこ、これはー!
雁木も3段くらいを残してちゃぷんちゃぷんと水に浸かっていたし、
「鳥居の内側で貝をとらないで」の看板も水没して影も形も見えませんでした。いやはや。

案の定社殿も水没しかけてる。
昨夜もすごい眺めだったけど明るくなってからの眺めもすごいです。

すごいほんとに海に浮いてるみたい…!
手前のあたりは水がばっしゃばっしゃあふれているのが見えたし、
沖に伸びた灯台の辺りにはもう入れないように木の柵が置かれてるのも見えた。
中に観光客の人たちも何人かいたけど皆さん本殿のあたりまで退がってらっしゃった。

入口も昨夜に引き続き冠水してるし。
ここでも手前に木の柵が置かれ、宮司さんが拡声器で
「ただいま高潮のため拝観できません。水が引くまでしばらくかかります」とかアナウンスされてて
仕方ないよなーとか思いながら歩き始めたら近くの防災無線で同じアナウンスが流れて
その後は島中に放送されてました。
やっぱり厳島神社の冠水って一大事なんだな…。

神社の裏手にある弥山ロープウェー乗り場への道の入口。
先月の旅行では登山できなかったから念願です。よし張り切って行くぞ!

少し歩くと、ロープウェーまでの無料シャトルバス乗り場があります。
タイミングが良ければ乗って行けますが、20分に1本とかだし
歩いても10分ほどで着くとのことでしたから歩くことに。

紅葉谷公園を通っていきますよ~。
江戸時代から人々が紅葉狩りを楽しんだという歴史ある谷です。

公園入口の紅葉谷川にかかる橋。
撮影スポットのようで色んな人たちが記念写真を撮っていました。

微妙に登り坂の道をずんずん歩いていきます。
公園内は青紅葉だらけで、少しだけ赤くなっているのもありました。
これは紅葉の季節はどんなにか見事だろうなあ。

あと一息!階段を登ります。

ふ~やっと乗り場に到着。チケットや飲み物などの自販機もあります。

まずはこちらのロープウェーに乗ります。(係の人が扉を開け閉めしてくれる)
スキー場のリフトみたいにいっぱい連なってるので、乗り過ごしてもすぐに次が来ます。

弥山の途中まで、360mを一気に登ります。かなり高いよー!
お天気があいにくの曇ときどき雨のため写真はいまいちですが、見晴らしは抜群。

降りた先には乗り換え口があります。階段を登る。

今度はもう少し大きめのロープウェーに乗り換えますよ。
こちらは15分間隔なのでタイミングによっては少し待ち時間が発生しますが、
この日は乗客が多かったためかピストンで臨時便を動かしてくださってました。

獅子岩駅に着いたよ!ロープウェーはここまでです。

弥山は巨石や奇岩がそこかしこに転がっていて、岩の間を進む感じ。

獅子岩駅の展望台。
このとき一瞬ですが晴れてくれました!景色がいいので有難い。

すばらしい見晴らし!
瀬戸内海から広島、四国まで見渡すことができます。
(ここでボーっとしていたら島の防災無線が「厳島神社の参拝見合わせが解除されました」と流れてきました。
こんな山の上まであるんだ、防災無線…)

では、弥山頂上に向けて歩いていきますよ。
ここからの登山道は下ってから登るのですが、最初は下り坂なので楽ちんです。

弥山への登山者を計測している機械が設置されていた。
そういえば高野山には数取り地蔵という、
奥の院への参拝者数を数えてるお地蔵さんがいらしたのを思い出した。

ブラタモリでやってた巨石!
弥山の岩、というか宮島は花崗岩でできた島で、花崗岩は雨水で風化しやすく
これも元々は一枚岩だったのが長い年月をかけて節理が風化し割れてこうなったのだそう。
登山道をキョロキョロしていると地面に切れ目が入ってたり、ぴしっとひびが入った大岩をいくつも見かける。

「弥山原始林」の石碑があった~半分くらいは来たぞ。
というわけでここから登り坂なのですが、

つらい(3分でギブアップ)運動不足にはこたえるぜ…。
長くて幅の広い階段や、巨石の間や砂利道を15分くらいひたすら登っていきましたら、

あっ見えた!

うおおお着いた!弥山中腹・霊火堂のある広場です。
霊火堂の開基は空海といわれ、
1200年前に空海が修行のため灯して以来消えずに燃え続けている炎があることでも有名。

霊火堂の内部は蝋燭とお線香の煙のために
外から見てもやばいレベルでもうもうと白くなっております。
中から出てくる人が口々に「目が痛い」「喉が痛い」とのたまっておられて
わたしも入ったら1分ともちませんでした(;´∀`)水中眼鏡とかあればいいのかな。

釜で温められているお湯は万病に効くといわれ、
誰でも自由にいただくことができます。(手前に紙コップが置いてある)

ほどよい温かさだったし喉が渇いていたので3杯くらい飲んでしまった、ご馳走様でした←
釜の色がついてるのか、ちょっと赤かった。味はふつうに白湯でした。

霊火堂の向かいにある本堂。
ご本尊は虚空蔵菩薩で、両脇には不動明王と毘沙門天、空海の像も安置され、
平宗盛が寄進のしたという梵鐘などもあります。
また、本堂の脇には空海が立てた錫杖が梅の木に変わった(!)と伝わる
錫杖の梅も植えてあります。小さな木だった。
(弥山には七不思議と伝わる言い伝えがいくつかあって、錫杖の梅はそのひとつだそうです)

本堂前にいたねがい・ごめんね地蔵。霊火堂の灰を混ぜて作られているそうです。
先月に大聖院に行ったときも小さなお地蔵さんをいくつも見たけど
ここの広場も他にもたくさんのお地蔵さんがいるので探すと楽しいです。

本堂で引いたおみくじ。招き猫と赤鬼青鬼!かわいい(*´︶`*)。
御朱印は三鬼堂でもらえます。

その三鬼堂。霊火堂の隣の階段を登ったところにあります。
弥山の鬼神をまつったお堂で、大聖院にもあったね。
日本中の天狗も訪れるお堂とのことで内部には巨大な天狗のお面も飾ってあります。

三鬼堂から見る霊火堂。後ろに巨大な岩がある。

三鬼堂の横の石段を登って、頂上の展望台を目指します。
もう岩だらけの道なき道を行く感じです…階段を登ると岩の上だったりします。

しばらく歩いていくとお堂の屋根が2つ見えてきます。観音堂と文殊堂。
扉は閉まっていて中は拝観できません。

ずんずん進んでいくと見えてきました、不動岩とくぐり岩。
複雑に組み合っておりますがこれも元々は大きなひとつの岩だったのが風化して隙間が空き、
上の岩が落ちてこうなったのだそうです。
くぐり岩をくぐると岩に沿って右に大きくカーブする道になってて
狭くて人1人くらいしか通れないので下山してくる人との譲り合いの精神が必要。

岩の間、見えたよ!

着いた~!弥山頂上(標高535m、観音様の額)の展望台です。
2年前に新しくなったばかりだそうできれいな建物、お手洗いもあるよ。

展望台3階に上がるとこんな景色。
奥の一番大きな岩の間を通るとパーーッと広場に出てくる感じです。ごろごろ岩だらけ!
草木がないのは恐山もそうだったけど、恐山とはまた違った神秘を感じました。
360度見渡すかぎり空と山と岩と海でものすごい解放感でレリゴーのひとつでも歌いたい気分だったよ…
大事なことはすべてエルサがレリゴーで歌ってくれた。(何)

展望台からはロープウェーの終点、獅子岩駅も見えます。
30分くらい前まであそこにいたと思うと不思議な感じ。

木々の間から厳島神社と大鳥居がかろうじて見えた。
朝はあそこにいたんだな~って思うとわけもなく楽しくて笑ってしまった。
(クライマーズハイじゃないけどここまで登って来たっていう達成感と、心地よい疲労感も相まって
このときのわたしはくだらないことでケラケラ笑える精神状態でした。
というか悪天候の中あんなにがんばったんだから1万ポイントくらい徳積まれたと思う)

登山とは、登ってきたからには下りるものなのです(チベットスナギツネ顔)。
来た道とは反対側の道を下ることにします。こっちにも見どころがいくつかあるのだ。

下り始めてすぐの、干満岩。
岩に小さなくぼみがあって中に水が溜まっているのですが、
この水、塩分を含んでいて潮の干満によって増減することがあるそうです。
わたしが覗いた時は淵までいっぱいでした。雨が降っていたからなのか、この日が大潮だからなのか。
(これも七不思議のひとつだそう)

また少し下りていくとこんな巨石を発見、舟岩と呼ばれているそうです。
これこんな形のまま留まってられるのどういうパワーバランスなのかな…自然の神秘。

しばらく下りていくとふいに開けた場所に出て、お堂があった。

正面に回ると大日堂とわかりました。
空海が自作の大日如来を納めて建てたと伝わる建物です。

大日堂の階段を下りて曲がると、御山神社に下る階段に着いた。
おお、厳島神社と同じ三柱の女神が祀られて本殿に巨石のある神社ですな!と意気込んで
10分ほど階段を下りて行ってみますと、

修復工事中のため本堂に足場が掛かってて見られませんでした(泣)。
次はいつ来られるかなあ、また見に来たい。

階段を登って戻っていくと、

本堂と霊火堂のあるところに戻って来たよ~。
再び霊火堂でお湯をいただいて一息ついてたら雨が降ってきてしまって、
休憩がてら雨宿りしておりましたがいっこうに止む気配がなかったので
傘をさして獅子岩駅へ戻ることにしました。
秋の雨だったのでシトシトやさしい雨で、歩くのにさほど困難もなくスムーズに戻れましたが
弥山原始林の石碑で登り坂になったあたりかな…
カーン、カーン、カーンと何かを打ち鳴らす音、もっとはっきり言うと歌舞伎の柝の音を聴いた気がして
その時は特に気にならなかったけど今になってみるとボディブローのようにじわじわ効いてきてる。
疲れてハイになってて鳥の声を聞き違えた可能性もあるけど
弥山七不思議の拍子木の音(天狗が鳴らすと言われる)を思い出してしまってね…。
でもあれは夜に聞こえるものだというし…でもはっきり覚えてるし…思い込んでるだけかな…うーむ。

獅子岩駅からロープウェーで降ります。いやあ楽しかった…すばらしい体験ができました。

紅葉谷公園に戻って来たよ。
橋を渡ってさてお昼食べに行こうかなと考えつつふと川の横を見たら、

橋の脇に遊歩道を発見。進んで行ってみますと。

おお~!あの石橋だ。
ブラタモリでやっててぜひ見たいと思ってたんだ。

段差のある景色。
紅葉谷公園は戦後の台風で山崩れが起きて土石流が厳島神社へ流れ込む被害があり、
復興のときコンクリートをつめ天然の岩や草をかぶせ、砂防庭園として整備されたのだそうです。
宮島は花崗岩でできてるから…一見するとごく自然の景観のように見えるのですけどね。

ひょうたん桟敷と幽玄の碑。
この裏にある旅館にはかつて川座敷があったそうですが
前述の台風で流された後にこの桟敷を設けたそうで、お茶会を開くこともあるそうです。

表参道に戻ってランチ!
牡蠣とあなごめしのお店がことごとく混雑していたので諦めて
宮島珈琲さんにて五穀米カレーをいただきました。デザートのチョコケーキもおいしかったです☆

厳島神社方面に歩いていくと、揚げもみじ饅頭が食べられるお店を発見。
右に写っている平あげもり公(竹串を入れたもれと書いてある)に萌えつつ
せっかくなので1ついただくことにしました。

揚げたて!外はカリカリ&中は熱々でおいしかったです!

時計をみるとまだ時間があったので、白糸の滝を見に行くことにします。
大聖院の脇道から歩いていきますよ。

途中にあった不動堂を過ぎても全然見えてこないし、道しるべもまったくないので
わたし道間違えたかな!?と不安になった頃に、

あっ見えた!よかった。

滝宮神社。1180年に高倉上皇が平家とともに参拝したそうです。
後ろに見えるのが白糸の滝です。
ここからもう少し登っていくと賽の河原とかあるらしいんだけど、時間がないのでまたの機会に。

厳島神社に戻ってきました、おー引いてる引いてる!
下に降りて歩いていきますよ。

大鳥居の海側ー!
先月はここまで来られなかったからうれしい!大潮ばんざい!!
弥山とセットで眺めます。さっきまであそこからここを見下ろしていたんだ…信じられない。

というわけで先月はできなかったことをやります。
1.まずは大鳥居の海側に立ちます。

2.大鳥居をくぐって船の参道をたどり、社殿に向かいます。

3.客神社にロックオン。

着いた!
昔は船で来て客神社で身を清めてから本殿にお参りしたんだよな…すてきだなあ。
今はここから靴を脱いで上にあがるわけにはいかないけど
海から鳥居をくぐって昔の人のお参りを追想してみたかったので…。
念願が叶いました。ありがとうございました。

本殿の下も水がなくなってスッカラカン、朝は溢れるくらいに水がきてたのに。
板の間に空いている隙間から光が差して見えます。神社の破損を防ぐ工夫。

堪能しました…!
名残惜しいですが島を去ります。鹿さんにもさようなら。
厳島神社は1日のうちに表情がガラリと変わるので何度来ても飽きなくて
最近訪れた神社では一番のお気に入りになりました。
なのでまた来たい、ほんとに。遠いけど。鳥居の足に足場がない状態を見に来たい。です。
この後は宮島から広島駅に移動して
呉に行っていらしたあやのさんに拾っていただいて(実は別行動でした)、
広島から出雲に向かって高速道路を走っていきます。

途中のパーキングエリアにて夕ごはん。豚肉と海鮮。おいしかった!

玉造温泉に到着~。
久し振りなのでお散歩したかったけど、夜遅かったし雨も降ってたので翌日に持ち越し。
泊まった旅館が色々すごくて、アイスのサービスがあるし
お部屋におにぎり用意してくださってるしで心遣いをとても感じました。
温泉を堪能した後は次の日の予定を確認しながら、
本日のお互いの行程と写真見せ合いっこと戦利品報告会。
そのうち呉にも行ってみたいなァ…倉橋島の造船歴史館に遣唐使船が復元されてるのだ。
次回記事では出雲大社とその周辺の様子をお届けします☆
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