ニャンコ先生と和物づくし。

池袋西武ギャラリーの夏目友人帳大原画展に行ってきました☆
連載10周年を記念して2013年に開催されて以来(リブロ池袋があった頃だなァ)3年ぶりに
今度はアニメ5期放送記念の開催です。
原作者緑川さんのカラー原画や直筆原稿、無数のニャンコ先生グッズ、
アニメの設定画やアフレコ台本や声優さんたちからのメッセージほか
読者投票があったり夏目とニャンコ先生(神谷さんと和彦さん)による音声ガイドも聞けるよー。
会場の様子→こちら 大ヒット祈願ニャンコ先生は今宮神社からの出張かなあ。
緑川さんの描くやさしさと暖かさと少しの怖さが同居する原画ほんと美しい…!
扉やコミックスで見たものから、懸賞やイベント用に描かれたものまであって
「これあそこで見たな」「これ初めて見る!」など再会と初めましてを両方楽しめました。
直筆原稿は修正の跡や「10%」とかのトーン指示が描きこまれていて
こうして原稿はできあがっていくんだなあとワクワクしたし、
カラー原画は雑誌やコミックスの表紙で見るのとは違って色彩が鮮やか!
印刷技術も日々進化していますが、やっぱりこれが原画展の醍醐味だと思います。
3年前にも思ったけど緑川さんはペンやコピックのタッチがやさしいですね、
コピックは無限の可能性を秘めた画材だわ…。
読者が選んだ「好きなお話」「好きなセリフ」ランキングの1位が露神様で納得、
あのお話本当につよいね!
発表時から評価高いし定期的な読者アンケートで常に不動の地位を保ってる。わたしも大好きです。
音劇で神谷さんと和彦さんが着た羽織服も展示されていてすごく綺麗だった、
緑川さんは夏目友人帳のキャラクターたちに大きな柄の着物を着せることが多いですが
音劇で神谷さんたちも大きくモダンな柄のお着物を召されたんですね。
訪れていた人も若い人からご家族連れ、塔子さん滋さんみたいなご年配のご夫婦までいらして
幅広い年齢層に愛されているなあと感じたし、
その人たちが絵を見ながら「このお話は~」とか「これあの時のじゃない?」「こんなキャラいたねえ」とか
楽しそうにお話されているのを横耳に聞いてるとますます楽しくなって
心の中で「わかります~」「ですよね~」とか同意しまくった。
ファンイベントは仲間がいることがわかるからいいですね。

展示室の一番奥にあったニャンコ先生神社☆ここだけ写真撮影可でした。
お賽銭箱あったらよかったけどなかった、
つか先生だったらお金よりもお酒や七辻屋のお饅頭やエビフライの方がお好きかなあ。
あと、撮影禁止だったけど隣に絵馬コーナーがあって
漫画のキャラクターたちが自由に描いたみたいになってました。
ニャンコ先生は肉球の署名で「イカ焼き食いたい」とか書いてるし
夏目(小学生)は「カレーを一緒に食べられる友達がほしい」とかでウルッときます。
主要キャラのほか中級たちや子ぎつね、蛍から柴田くんまで色んな願い事がありました。
藤原夫妻は揃って貴志くんの幸せを願っていて泣きそうになったよ。

公式パンフは買うつもりでしたが友人帳メモ用紙とニャンコ先生かんざしは予定外だった、
でも買ったよ!
特に友人帳みたいな「作中にあるもの」がグッズ化されて出てくるの大好物です。
記念品もいいけど日常的に使える物はテンションあがるというか
キャラクターが使ってるのと同じもしくは似た物を次元を超えて共有したい気持ちっていうんですか、
あのキャラとわたし今同じもの持ってる!ことに萌えたりするのですよ。
というわけで白泉社さんは和紙などで忠実に再現したレイコさん直筆入り友人帳をお願いします。ほしい。
かんざしは着物に友人帳アイテムがつけられる!と燃えてゲットしました。うひひ(^皿^)

スタンプラリーもやってきたよ。
池袋駅から乙女ロード沿いのお店にスタンプが設置されていて、
全部集めると虎猫ぬいぐるみを着こんだニャンコ先生のステッカーがもらえます。
お店にも夏目グッズが売っていまして
特に池袋GiGOの巨大ニャンコ先生ぬいぐるみのお腹にはダイブしたくなった。

スタンプラリー中に東急ハンズの前を通りかかったら
パティスリー・スワロウテイルさんのニャンコ先生ケーキを発見ーーー!!うおおおお!!!
まったく知らなくて完全に不意打ちくらってフワー!って声出そうになりました。
別にハンズにスタンプがあったわけではないんだけどたまたま寄ったわたしグッジョブ\(^o^)/
店員さんに伺ったらLaLa40周年記念の期間限定でちょうどこの日からの販売だったそうで
この後まだ予定があったので持ち歩く時間を考えて一瞬迷いましたが、
「待ってどうせこの後三越行くから屋上で食べればいいじゃない」という考えが電撃のようにひらめき
ケーキを買って地下鉄で移動。
というわけで写真は三越屋上のスペースで撮影しました。雨降ってなくてよかった。
スワロウテイルさんのケーキはちょっとお高いけどクオリティ高くてすばらしいのだ。

秋の火災予防運動の一環でライオン口のライオンさんたちも火の用心。たすきかっこいい。
(ちなみに銀座三越のライオンさんは消防服を着ているそうです)

三越訪問の目的はこれ~京都の洛趣展。この日が最終日でした。

とらやのスペースに行ったらトラりん、じゃなかった尾形光琳の虎柄の羊羹のディスプレイ。
光琳はとらやのお菓子を友達に贈ったりしているよね。

京都のとらやのお菓子をゲット!九重の月と洛陽のみちです。
九重の月の九重は宮中のことで、つまり京都を照らす月なのだなあと。
洛陽のみちは、かつて唐の洛陽に例えられた京都の街の紅葉をあらわしていて
(京都の街を洛中、鴨川の向こうを洛外などと呼ぶのはこれが由来)、
両方ともあんこぎっしりで大変おいしゅうございました。
とらやのお菓子は甘すぎず味もすっきりしていて食べやすい。

感動した菓匠花見さんの今月のお菓子、「参道」。
店頭で名前を伺ったとたん神社やお寺の参道がぶわっと鮮やかにイメージできて
参道の先に広がる境内や鳥居まで思い浮かんで止まらなくなって、すごいデザインだと思いました。
銀杏の舞い散る石畳だなんて!どこまで奥深いのでしょう和菓子の世界。
そういえば昨夜はスーパームーンが見られる日でしたけど、
関東は夕方から雨だったため夜空のお月見はかないませんでした。

ので、千と千尋花札から月見酒を引っぱりだしてきました。
九重の月のお菓子で満月も食べられたし、無月でもお月見を楽しめる方法はいっぱいあるのだ。
(それにしてもハクはともかく銭婆の紅茶すげえな、寿ラテアートやってみたい)
ところで11月15日は七五三ということできものの日でもありまして。

さっきも少し書いたけど、夏目友人帳のカラーは大きくて大胆な柄の着物が登場することが多くて
原画展を見ていたら久々に大きな柄物を着たくなって出してきました。
本当は原画展に着ていけたらよかったけど雨の予報だったから…。

会場で買ったニャンコ先生のかんざし早速つけてみた☆
先生もかわいいし金色の友人帳もほんと素敵で、連れて帰って来てよかったなー。

すっかりテンション上がって鳥獣戯画の帯と根付も引っぱり出してきました。
着物はお気に入りの猫柄。

ニャンコ先生乱入!(笑)
わたしは短髪派なのでかんざしつけるタイミングは来ないかなと思っていたのですが
ある時「かんざしは帯にさしてもかわいいんですよ」って教えてくださった
某着物ショップの店員さんのことは一生忘れない。
髪飾りという視点しかなかった時期にはきっと思いつかなかったコラボをお蔭で楽しめています。
感謝とともに、わたしもあんな風に和服の楽しさを布教できる人になりたいなあ。
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