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祓いたまえ清めたまえ。

2017.01.29 23:52|歴史
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川越八幡宮(川越八幡神社)に厄払いに行ってきました。
友人が年明けに何やら災難があったらしく「お祓い行きたい!」というお誘いがあったので。
川越には何度も来ていますが、この八幡宮に来たのは初めてで
駅から徒歩5分というのも初めて知りました。近いなー!
入口の鳥居の参道には朱塗りの燈籠がズラリと並んで美しい。

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社務所で御祈祷の受付をすませてから神社にお参り。
川越八幡宮は1030年、甲斐守だった源頼信が長元の乱の必勝祈願を行い鎮圧した折に
八幡神社を創建したのが始まりと伝わっています。
祭神である誉田別尊は八幡神の別名だそうな。

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拝殿。
老朽化のため1975年に改修されたそうで、とても綺麗でした。
休日でしたが境内は静かで人もまばら。お正月から一区切りついた感じかな。

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装飾と鈴。
破風や懸魚などすべてに同じ植物の意匠が施されていました。

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屋根の鬼瓦もきれいです。
巴紋は防火の意味もありますが、確か八幡宮の神紋だったね。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆
 
 
念のため事前に電話で確認していったのですが、
川越八幡宮の厄除祈祷は特に予約などは必要ありませんでした。
社務所で受付をすませて、お守など見ながら少し待っていますと
お呼びがかかり本殿に案内されまして(土足OKだった)、
わたしたちの他にも数人、申し込みされた人たちと一緒に並んで椅子に座って御祈祷を受けることに。

まず初めに女性の神職さんが祈祷開始の太鼓をドンドンドン…と打ち鳴らし、
厄除け祈願を始めることを神様に報告する祝詞を読み上げてから
「少し頭を垂れてください」と言われたのでそうしますと
わたしたちに向けて神職さんが大麻をワサ~!と振って清めの儀式を行いました。
次に男性宮司さんが神前に立って
わたしたち一人ひとりの住所と名前を読み上げながら祈祷を行います。
祝詞を読み上げる宮司さんという存在はたいへん雅で萌えポイントの塊で大好物でございますが
お経とかもそうですけどやっぱり昔の言葉なので何を言ってるのかよくわからなかった…
祓いたまえ清めたまえとかはわかったけど。

祝詞が終わると、一人ずつ名前を呼ばれるので呼ばれた人は椅子から立ち上がって
神職さんから渡された榊の枝を神前にお供えします。
(受け取ったら時計回りに回して枝先を神前に向けて置いて、その後二礼二拍手一礼する)
全員がお供えを終えると、神職さんが神楽鈴をシャンシャンと鳴らして神様のパワーを降り広めてくれて
神前からお札を受け取れば儀式はおしまいです。

神職さんが大麻をバサバサ振る音とか、神楽鈴をシャンシャンシャンと鳴らす動きは
昔からすごく興味があって今回目の前でやってくださってうれしかったんだけど
「作法の間少し頭を垂れてください」と言われてしまったので直視はできず、
でも紙の移動や鈴の音の聞こえる方向から動きを想像するのはワクワクして楽しかったです←
特に鈴を鳴らすお姿をいつか見てみたい…
巫女さんがなさってるのは別の神社で何度か見たことあるので。

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厄除けを終えたあとは境内を散策しました。
絵馬に蘭陵王が描かれていてかっこよかった。

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厄除桃。
古事記にイザナギが黄泉国の追っ手に桃を投げつけて追い払ったエピソードがありまして
その後桃は意富加牟豆美命という名を与えられ神様になったということから、
この神社にも厄除けのご利益があるようにと祀られているそうです。
隣には桃の木が植えられていて、まだ咲いてなかったけど春には咲くのでしょうね。

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本殿の隣にある摂社、民部稲荷神社(相撲神社)。
その昔、侍に化けて「民部」と名乗っていた狐がお寺の小僧さんと仲良くなり話し相手になってもらっていたら
和尚さんもやって来て3人で仲良しになって、
相撲が好きな民部が和尚さんと相撲をとったところ狐であることがバレてしまい、
打ち身の手当ての術を教えて山へ帰って行ったというお話があるそうです。
(過去に「まんが日本昔ばなし」の中でもテレビ放送されたらしい)
そんなわけで、お参りすると打ち身や足腰によいということで
健康祈願の人の他にも駅伝やマラソンなどスポーツ選手がよくお参りにいらっしゃるとか。
(社務所に東洋大学陸上競技部からの色紙が飾ってありました)

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神社の鳥居の下には人の足をかたどった石が埋め込んである。
八の字になっているのは末広がりを意識しているそうです。

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摂社のひとつ、三峯神社。
祀られているのはイザナギとイザナミで、秩父の三峯神社と同じですね。

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右から菅原神社・稲荷神社・ぐち聞き様です。
菅原神社は菅原道真を、稲荷神社は倉御魂神(保食神)をそれぞれ祀っています。

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ぐち聞き様のアップ。
一度に10人の声を聴き分けたとされる聖徳太子の姿をしていて
愚痴を言いたい人はこの像の前に座って聞いてもらうことができます。
何でも聞くよ、みたいに耳をすましていらっしゃるのがすごくご利益みある。
右手の袋には悩みを解決するための知恵が入っているそうで、まさに知恵袋(笑)。

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神社のご神木、縁結び銀杏。
もともとは2本の銀杏だったそうですがいつしか幹がくっついてこんな姿になったそうで
以来、縁結びの木としてご利益があるとか。
木の前には道祖神のような祠や、「縁結び」という題の夫婦人形が寄り添ったお賽銭箱などがあります。
秋にはきれいな黄色の銀杏の葉がつくそうです。

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招霊の木。神前にお供えする木です。
古事記ではアメノウズメがこの木を手にして舞を舞ったとされています。

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本殿にあった古い額。姫路城主・雅楽頭酒井家による奉納です。
(酒井氏は江戸初期に川越藩主を勤めていました)
平安時代末期のこの地は豪族だった河越氏の所領で近くに河越館もあったため、
河越八幡宮と表記された時期もあったようです。
八幡神の神使は鳩なので八やさんずいに鳩がデザインされているのが素敵。

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なんか色々いただいてしまった。。
お札にお守、箸、タオル、おかかふりかけ!
お札はしかるべき場所にお供えしてお守は持ち歩くとして、
洗った手をタオルで拭いてお箸でふりかけご飯おいしくいただきます!ありがとうございました。
今年も息災で過ごせますように。

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神社を後にしてatreのブッフェランチ。
こういう場所は胃のキャパをきちんと考えて欲望に負けないようにしないと
美味しそうなのいっぱい持ってきてしまうので気をつけたいです。

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とか言いつつデザートてんこ盛りにしてしまった☆
一口サイズで様々な味を味見気分でいただけるのがブッフェのいいところだと思います。
全部食べれば問題ないのだ。

楽しい休日でした^^
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テーマ:神社仏閣
ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

立派で綺麗ですね。
勝ち守りはあったのかしら??

立春過ぎたら、勝ち守り頂きにあるところにいってこようかとおもったりしてます。

Re: タイトルなし

> hippopon様

勝ち守ありましたよ、八幡神の鳩が刺繍してありました。
足腰のお守と一緒にスポーツ選手がよく買っていくそうです。

もうすぐ立春ですね!はやくあったかくならないかなあ。
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