着物で京都旅。
京都に行ってきました。
もはや言うまでもない気がしますが一応(笑)六道珍皇寺さんの特別公開が目的です☆
あと京都市は今月いっぱいを「伝統産業の日」としていて
着物の人は観覧料が無料になる施設があったり、伝統工芸に関するイベントが開催されたり
色々楽しそうだったので。
着物で京都観光は2度目ですが今後も折を見て着れたらいいなあ。
夜行バスで朝早くに京都に着いて、駅のトイレで着物に着替えて
そのまま市バスに飛び乗って東山へ。

六道珍皇寺!
ちょうど日が差して冥府の井戸のあるお庭も明るかったです。
今回の特別拝観ではお寺が所蔵する上村松園「多から舩」が本堂で初公開されまして
しかも先月の美の巨人たちでチラッと映ったりしてたので、
混んでるかもと思ってバス停から走って行ったら境内に誰もいなかった。。
ので、有難いことに一番乗りで受付していただけました。
「多から舩」は過去に展覧会で何度か出品されたのは知ってたけどなかなかタイミングが合わなくて
今回やっとナマで見られた!
女の子が頬杖をついて宝船の挿絵をゆったり眺めている、雅でかわいらしい絵です。
この絵が奉納された経緯はよくわかってないみたいですが
松園が師事した竹内栖鳳の家が東山にあったことと、栖鳳を通して建仁寺と関わり
その縁で奉納されたのではないかということです(珍皇寺は建仁寺派)。
堂本印象「鷺図」も先月に引き続き鑑賞して、
縁側のお部屋にはこれまた初公開の田村月樵「文殊菩薩画」が。
洋画家であり僧侶でもあった月樵は建仁寺の襖絵を描いたりしていた人で
晩年は日本画も描いたそうです。

お彼岸限定御朱印の文殊菩薩さん御朱印と「多から舩」のポストカードをいただきました。
六道さんは次から次へと御朱印の種類増やしてくれちゃってもう!
しかも7月には鐘楼落成記念に金色墨朱印出しちゃうとか!行くわ!!(結論)
(日にちが祇園祭と丸かぶりなので生きて帰れるかは不明です)

境内に咲いていた山茶花。もうすぐ春ですね~。
あと4月から始まる有頂天家族2期のポスターも貼ってあって楽しみだし、
そして六道さんついに!4月のブラタモリに出るらしいからみんな見ような!お兄さんとの約束だ!!
(´-`).。oO(最近の六道さんはメディア露出をすごくがんばってて応援してる…
有頂天家族2期も始まるし人が増えて混雑しちゃうかもしれないのは怖いけど
でも六道さんの寺宝がすばらしいことや小野篁がおもしろい人物なのは知られていってほしいし
今まで行ったことない人にも行って欲しいとも思う…複雑なファン心)

もはや恒例となりつつあります、SAGANさんでの朝ごはん。
トーストに卵が乗ってサラダとドリンクついて600円!ありがたい。

バスに乗って最初の「着物で無料スポット」、京都国立博物館に来たよ。
トラりんスイーツを食べて、トラりんに会いに行きます☆
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

着いたらちょうどトラりん登場時間だったのでロビーで会えました~☆
今回も色々ポーズとってくれてかわいかったです。

スタッフの方が撮ってくださいました^^
トラりんは撮影の前も後もやさしくハグしてくれるし着ぐるみモフモフだし大好き。

博物館内のカフェ「ザ・ミューゼス」にて
トラりんスイーツ(栗ケーキと抹茶クリーム)をハーブティーとともに。
京博開館120周年記念のデザートです。

ホワイトチョコにトラりん、かわいい☆
栗ケーキは中味ぎっしりの濃厚なケーキでした。
名品ギャラリーは一部改装中ですが作品も鑑賞できました。
特集陳列「雛まつりと人形」の展示室は江戸時代の雛人形がずらりと並び、
嵯峨人形や御所人形などの京人形もありました。
忠臣蔵の場面再現によく使われたという芥子人形(芥子粒のように小さいことから名づけられた)は
歌舞伎の七段目や大詰めなどのワンシーンが
小さいとはいえ細部までしっかり作り込まれていてちゃんと着物とか小道具とかもわかったよ。
「鞠遊び」という衣裳人形は子どもが紐付きの毬で遊ぶ姿を人形にしたもので
毬にじゃれつく猫がいたり、そばに子ども用の蒲団と枕が置いてあったりして
当時の風俗がよくわかるお人形でもあったりする。
江戸時代の雛人形に様々な形があるのは知ってたけど
並べてみると時代や職人によってこんなに違うんだなあと改めて。
もともと桃の節句は人形にケガレを移して川に流すことでお祓いをした行事であり
その頃の人形は紙や木でできた簡素なもので、
展示されていた立雛は紙の着物を着ています。
江戸時代半ばになると着物が布になり、小袖を着て座る姿になり、
やがて有職が導入されて十二単や冠をかぶるようになっていきます。
特に雅なのは古今雛と有職雛で、公家や武家のために特注されたお人形なので
衣裳も冠も豪華だしお顔もつるりとした美人さんたちでした。
お膳(行事の日には本物の料理を盛った)とか、小さな貝合とか
人形のための雛道具も豪華に作られたものがあったようです。
古今雛のところに女五人囃子がいて(1861年頃のもの)琴・大太鼓・笙・横笛をそれぞれ持っていて
1人は縦笛を持つようなポーズをしてるんだけど楽器がなくて、失われてしまったのか元々持ってなかったのか…。
箱書きに「御殿付女楽人 五人」とあるらしいので元々はお付きの雛人形がいたみたいだけど
こんな雅楽チックな五人囃子もいるんだなあと。
江戸から近代になって人々の洋装化が進むと、洋装雛人形も登場したようで
御殿飾り雛というのが一式展示されていました。
男雛と随身が洋装で、女雛と官女が和装、胡蝶を舞う女性舞人たちも和装で
馬車と洋装隊列のおともが付いててびっくりした!
他の展示室もちょこちょこ特集がありました。
「姫のすがたと物語絵巻」は鎌倉~室町時代の絵巻に描かれた姫君の姿を特集していて
一宮紀伊(祐子内親王家紀伊)や小野小町など十二単姿の女性たちがたくさん。
為家本三十六歌仙絵の小野小町は白描でさらさらっとしたタッチで
カラフルな十二単も好きですが、白描の十二単もすてきですね。
「初期狩野派」では狩野正信の風景画に唸り、
「江戸後期の南画家たち」では青木木米が絵を描いてたことにびっくりし、
またこの時期開催される京キャラ博記念に1週間だけ展示される尾形光琳の竹虎図も鑑賞できて
楽しく有意義な時間でした。
続いて次の着物無料スポット、平安神宮へ。

入口の応天門~!平安京遷都1100年記念に再建されたものです。
ずいぶん前の節分に追儺を見に来て以来なので何となくしか覚えてないけど
ここで上卿の弓と殿上人の杖を見た気がする。
そして応天門というと伴善男を自動的に思い出してしまう…
当時の門の大きさはわからないけどこんな門が炎上したらえらいことですな。

そんな応天門をくぐって境内に入ります。

手水台にいた虎と龍。
境内では狛犬を見かけなかったけどこれが狛犬なのかな、狛虎と狛龍。

平安神宮の祭神は桓武天皇と孝明天皇、
本殿は大極殿(平安時代の朝堂院の正殿)を5/8サイズで再現しています。
こんな建物で国の儀式が行われていたんだよね。

本殿の両脇には青龍楼・白虎楼が建っていて(写真は白虎楼)これも朝堂院にあった建物です。
屋根を見上げると鬼瓦がたくさん置かれていたり、
吊り下げられている釣燈籠にも四神があしらわれていたりする。
この建物の奥から庭園に入ります。

7代目小川治兵衛による平安神宮神苑。
東・中・西・南に4つの庭があり、入ってすぐは南神苑です。
まだあまり花は咲いてなくて、もう少ししたら賑やかになるのではないかな…
春には枝垂桜が満開になるそうです。

チンチン電車が展示されてるの初めて知った!
平安遷都1100年を記念して京都市内に敷設された、日本初の電車として京都電鉄が運行したものです。
廃止になった年からこの一隅へ展示されています。

続いて西神苑へ。
西側に茶室があり、初夏には池の花菖蒲が満開になるそうです。

スズメがいた。

西神苑から本殿の後ろ側にある木立を通っていきますと。

中神苑に着きます。
池に浮かぶ島は珊瑚島と呼ばれているそうです。

臥龍橋。
豊臣秀吉が掛けた三条・五条大橋の橋脚の石が使われているそうです。
龍が飛ぶ姿のようにくねっていてピョンピョン跳びながら渡っていきます。

臥龍橋から珊瑚島に来てみると、白梅と紅梅が咲いていました。

ジョウビタキがいた。

さらに歩くと東神苑です。
ここからは東山連山がよく見えました。(借景にされてるらしい)

赤実大島が満開でした。

メジロが花の蜜を吸っていた。

栖鳳池をまたぐ泰平閣(橋殿)。
京都御所にあった京都博覧会の建物を移築したもので通行できます。

桧皮葺の屋根には鳳凰。

橋殿を渡って出口へ。
池の中には鯉や鴨がいて、橋の上から餌をあげてもいいそうです。
庭園を出てからは応天門をくぐって平安神宮を後にしました。

この周辺は琵琶湖疏水が流れています。
そういえば南禅寺には疎水閣があるんだよなあ、行ってみたい。
疎水からまた少し歩いて聖護院門跡へ。

京の冬の旅の非公開文化財特別公開がもうそろそろ終わりという時期だったので
受付も堂内もそれなりに混んでいましたが、
ガイドさんの案内や説明もあってスムーズに拝観できました。

宸殿。
歴史上では御所が災害などで利用できない間に天皇の仮住まいになったそうで
儀式が行われた建物でもあるそうです。

宸殿とお庭で見つけたにゃんこたち☆
年末の旅行でも見つけて、今回再会した子と新しく見つけた子。

拝観受付入口で迎えてくれる山伏人形。堂内はここだけ撮影が可能です。
(聖護院は修験道の山伏たちの総本山で、修験に関する仏像が祀られています)
受付を済ませて入口から入ると、黒塗りの四方輿が。
江戸時代に天皇が御所と聖護院を行き来する際に使われたもので、
現在もご門跡が乗るなど現役だそうです。
堂内には老松や花鳥、鶴、太公望、九賢人ほか中国文人など150点以上の襖絵があり
絵師は狩野永納(京狩野3代目)と狩野益信(探幽の養子)。
京狩野と江戸狩野の絵師の襖がともに並ぶ例は珍しいとか。
龍に乗った出世姫宮権現大弁才天女尊(才知院の本尊)は1779年の作、
先日まで修復が行われた後の初公開で、十二単に冠をいただき宝珠と剣を持った立ち姿でした。
修復前の写真も飾られていたので拝見したら
十二単の下に彫刻された衣装があって、つまり重ね着をしているんですね。
昔は秋と冬に2回衣替えをするなどとても大切にされたそうですが、
近代の神仏判然令で才知院が廃寺となってしまった折に聖護院に預けられたようで…。
他にも廃仏毀釈や修験道廃止令などで廃寺となったお寺のご本尊が当時は次々に運び込まれたらしく
蔵王権現や不動明王、孔雀明王などが宸殿にも祀られていました。
所蔵していた元のお寺がわかるものや歴史の混乱でわからなくなってしまったものもあって
そういう歴史を知ってほしいというガイドさんのお話も聞けました。
宝珠の形をしたガラスケースに包まれた宇賀神さんの神像など見ていると
大切にされてきた歴史と、お寺はなくなってもせめてご本尊だけは…みたいな切実さも感じられて
しばらく仏像さんたちの前から離れられませんでした。

本堂。
聖護院のご本尊である不動明王像(重要文化財)が祀られています。脇侍は制多迦と矜羯羅。
内陣は小さな造りで、これは聖護院が門跡寺院のため一般人のお参りがなく
天皇が一人で祈祷できるスペースがあればOKというわけらしい。

本堂から書院に向かう途中の廊下でふと庭を見ましたら、

リスがいた!

庭の中にはうさぎもいたよ~燈籠の上と木の根元。聖護院さんの遊び心楽しい☆
書院は後水尾天皇の妻藤原隆子が住んだ建物を御所から移築してきたものだそうで
梅の襖絵にダイヤ模様の欄間、床の間に置かれた螺鈿細工、
戸袋の下にある持ち送りの笹模様とかおしゃれな意匠が随所に。
明かり取りの窓の一部には江戸時代のガラス(輸入品)が使われていて
窓の外はちょっとゆらゆらして見える。

釘隠しが見たことない形だなあと思ったら折れ文なんだそうです。
これは屋外の釘隠しで、室内に設置されたものはもっと綺麗に残ってます(撮影禁止)。

電車とバスで嵐山へ移動して、遅めのランチ。
うどんが食べたくなって渡月橋前のお店に駆け込みました。
お店が2階にあるので渡月橋と桂川がよく見えるのだ。

着物で無料スポットその3、時雨殿へ。
5年前に訪れて以来で、確かこっちのはず…と記憶を頼りに歩いていったのですが
えっ大丈夫かな?と不安になったときに着きました。何とかなるものです。

展示室入口の藤原定家の歌「来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ」。
館内は一部を除き撮影が可能です。

本日の一首は凡河内躬恒でした。
(入場チケットに書かれた歌と展示室の「本日の一首」が一致すると記念品がもらえるのだ)

天徳内裏歌合の再現ジオラマもひさびさの再会。
平兼盛と壬生忠見の歌が競われた960年の歌合で
準備に1ヶ月をかけ、左右の衣裳の色を統一し、州浜の造りや当日の進行まで気配りされていて
規模や豪華さにおいて比類のなさから後世にはこの歌合がよくお手本とされたそうです。
(ちなみにこのとき負けた忠見は悔しさのあまり拒食して亡くなったという逸話がある)

村上天皇を中心に貴族たちがズラリと。源氏と藤原氏の人たちです。

右方の講師が源博雅くんなのですが(右手前の男性)、
ジオラマの後ろに回ったり色々がんばったけどお顔が撮れなくて泣く泣く後ろ姿。
ちなみに三番の歌のとき博雅くんは間違って四番の歌を詠みあげるというウッカリをやらかしています。
夢枕さんの博雅くんならやりそうなミスを本物の博雅くんもやっていたという微笑ましい(?)逸話。

こちらは大伴家持の歌「かささぎの渡せる橋に~」をイメージした歌。
七夕がテーマの歌なので、室内には当時の七夕行事の調度品も作られて置かれていました。

奈良時代の装束の女性。

奈良時代の装束の男性。家持本人でしょうか。

展示室には百人一首の歌人たちの人形も100体飾られています。
こちらは参議篁(小野篁)。
(平安初期の人なので装束はもう少し唐風だったかと思いますが、
この人形たちを再現するにあたり狩野探幽や勝川春章らの絵が使われていて
それらはこういう装束で描いてあるんでしょうね)

小野小町。

座ってるだけじゃなく立ってるお人形もいます。式子内親王。

小道具持ってるのもいます。蝉丸。

定家はちょっと偉そう(笑)。
企画展「百人一首とかるた」では室町時代にポルトガルからもたらされたカルタが
江戸時代に百人一首など和歌と融合してかるた遊びとして定着していく様子を
かるた札の展示でたどっています。
取り札が桐の葉の形をした伊勢物語かるたは雅だし、
古今集や新古今集、源氏物語の歌を使ったかるたや、京都などの名所を描いたかるた、
尾形光琳や浮世絵師が絵を描いたかるたでどんな人たちが遊んだのか…。
貝覆や婚礼丁度のかるたも美しかったです。

夕暮れの渡月橋。
橋のたもとは賑やかだけど、この辺りは静かで夕涼みとかできそうです。
この後は京都駅に戻って新幹線で帰りました。
連休前で混んでたけど運よく座れて眠ってしまって、あっという間に関東でした。

今月のnikinikiは桜。
あと嵐山駅前のマールブランシュで売ってる月のマカロンやっと買えましたー!かわいい☆
間にチョコレート挟まってるんですよ~おすすめです。
もはや言うまでもない気がしますが一応(笑)六道珍皇寺さんの特別公開が目的です☆
あと京都市は今月いっぱいを「伝統産業の日」としていて
着物の人は観覧料が無料になる施設があったり、伝統工芸に関するイベントが開催されたり
色々楽しそうだったので。
着物で京都観光は2度目ですが今後も折を見て着れたらいいなあ。
夜行バスで朝早くに京都に着いて、駅のトイレで着物に着替えて
そのまま市バスに飛び乗って東山へ。

六道珍皇寺!
ちょうど日が差して冥府の井戸のあるお庭も明るかったです。
今回の特別拝観ではお寺が所蔵する上村松園「多から舩」が本堂で初公開されまして
しかも先月の美の巨人たちでチラッと映ったりしてたので、
混んでるかもと思ってバス停から走って行ったら境内に誰もいなかった。。
ので、有難いことに一番乗りで受付していただけました。
「多から舩」は過去に展覧会で何度か出品されたのは知ってたけどなかなかタイミングが合わなくて
今回やっとナマで見られた!
女の子が頬杖をついて宝船の挿絵をゆったり眺めている、雅でかわいらしい絵です。
この絵が奉納された経緯はよくわかってないみたいですが
松園が師事した竹内栖鳳の家が東山にあったことと、栖鳳を通して建仁寺と関わり
その縁で奉納されたのではないかということです(珍皇寺は建仁寺派)。
堂本印象「鷺図」も先月に引き続き鑑賞して、
縁側のお部屋にはこれまた初公開の田村月樵「文殊菩薩画」が。
洋画家であり僧侶でもあった月樵は建仁寺の襖絵を描いたりしていた人で
晩年は日本画も描いたそうです。

お彼岸限定御朱印の文殊菩薩さん御朱印と「多から舩」のポストカードをいただきました。
六道さんは次から次へと御朱印の種類増やしてくれちゃってもう!
しかも7月には鐘楼落成記念に金色墨朱印出しちゃうとか!行くわ!!(結論)
(日にちが祇園祭と丸かぶりなので生きて帰れるかは不明です)

境内に咲いていた山茶花。もうすぐ春ですね~。
あと4月から始まる有頂天家族2期のポスターも貼ってあって楽しみだし、
そして六道さんついに!4月のブラタモリに出るらしいからみんな見ような!お兄さんとの約束だ!!
(´-`).。oO(最近の六道さんはメディア露出をすごくがんばってて応援してる…
有頂天家族2期も始まるし人が増えて混雑しちゃうかもしれないのは怖いけど
でも六道さんの寺宝がすばらしいことや小野篁がおもしろい人物なのは知られていってほしいし
今まで行ったことない人にも行って欲しいとも思う…複雑なファン心)

もはや恒例となりつつあります、SAGANさんでの朝ごはん。
トーストに卵が乗ってサラダとドリンクついて600円!ありがたい。

バスに乗って最初の「着物で無料スポット」、京都国立博物館に来たよ。
トラりんスイーツを食べて、トラりんに会いに行きます☆
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

着いたらちょうどトラりん登場時間だったのでロビーで会えました~☆
今回も色々ポーズとってくれてかわいかったです。

スタッフの方が撮ってくださいました^^
トラりんは撮影の前も後もやさしくハグしてくれるし着ぐるみモフモフだし大好き。

博物館内のカフェ「ザ・ミューゼス」にて
トラりんスイーツ(栗ケーキと抹茶クリーム)をハーブティーとともに。
京博開館120周年記念のデザートです。

ホワイトチョコにトラりん、かわいい☆
栗ケーキは中味ぎっしりの濃厚なケーキでした。
名品ギャラリーは一部改装中ですが作品も鑑賞できました。
特集陳列「雛まつりと人形」の展示室は江戸時代の雛人形がずらりと並び、
嵯峨人形や御所人形などの京人形もありました。
忠臣蔵の場面再現によく使われたという芥子人形(芥子粒のように小さいことから名づけられた)は
歌舞伎の七段目や大詰めなどのワンシーンが
小さいとはいえ細部までしっかり作り込まれていてちゃんと着物とか小道具とかもわかったよ。
「鞠遊び」という衣裳人形は子どもが紐付きの毬で遊ぶ姿を人形にしたもので
毬にじゃれつく猫がいたり、そばに子ども用の蒲団と枕が置いてあったりして
当時の風俗がよくわかるお人形でもあったりする。
江戸時代の雛人形に様々な形があるのは知ってたけど
並べてみると時代や職人によってこんなに違うんだなあと改めて。
もともと桃の節句は人形にケガレを移して川に流すことでお祓いをした行事であり
その頃の人形は紙や木でできた簡素なもので、
展示されていた立雛は紙の着物を着ています。
江戸時代半ばになると着物が布になり、小袖を着て座る姿になり、
やがて有職が導入されて十二単や冠をかぶるようになっていきます。
特に雅なのは古今雛と有職雛で、公家や武家のために特注されたお人形なので
衣裳も冠も豪華だしお顔もつるりとした美人さんたちでした。
お膳(行事の日には本物の料理を盛った)とか、小さな貝合とか
人形のための雛道具も豪華に作られたものがあったようです。
古今雛のところに女五人囃子がいて(1861年頃のもの)琴・大太鼓・笙・横笛をそれぞれ持っていて
1人は縦笛を持つようなポーズをしてるんだけど楽器がなくて、失われてしまったのか元々持ってなかったのか…。
箱書きに「御殿付女楽人 五人」とあるらしいので元々はお付きの雛人形がいたみたいだけど
こんな雅楽チックな五人囃子もいるんだなあと。
江戸から近代になって人々の洋装化が進むと、洋装雛人形も登場したようで
御殿飾り雛というのが一式展示されていました。
男雛と随身が洋装で、女雛と官女が和装、胡蝶を舞う女性舞人たちも和装で
馬車と洋装隊列のおともが付いててびっくりした!
他の展示室もちょこちょこ特集がありました。
「姫のすがたと物語絵巻」は鎌倉~室町時代の絵巻に描かれた姫君の姿を特集していて
一宮紀伊(祐子内親王家紀伊)や小野小町など十二単姿の女性たちがたくさん。
為家本三十六歌仙絵の小野小町は白描でさらさらっとしたタッチで
カラフルな十二単も好きですが、白描の十二単もすてきですね。
「初期狩野派」では狩野正信の風景画に唸り、
「江戸後期の南画家たち」では青木木米が絵を描いてたことにびっくりし、
またこの時期開催される京キャラ博記念に1週間だけ展示される尾形光琳の竹虎図も鑑賞できて
楽しく有意義な時間でした。
続いて次の着物無料スポット、平安神宮へ。

入口の応天門~!平安京遷都1100年記念に再建されたものです。
ずいぶん前の節分に追儺を見に来て以来なので何となくしか覚えてないけど
ここで上卿の弓と殿上人の杖を見た気がする。
そして応天門というと伴善男を自動的に思い出してしまう…
当時の門の大きさはわからないけどこんな門が炎上したらえらいことですな。

そんな応天門をくぐって境内に入ります。

手水台にいた虎と龍。
境内では狛犬を見かけなかったけどこれが狛犬なのかな、狛虎と狛龍。

平安神宮の祭神は桓武天皇と孝明天皇、
本殿は大極殿(平安時代の朝堂院の正殿)を5/8サイズで再現しています。
こんな建物で国の儀式が行われていたんだよね。

本殿の両脇には青龍楼・白虎楼が建っていて(写真は白虎楼)これも朝堂院にあった建物です。
屋根を見上げると鬼瓦がたくさん置かれていたり、
吊り下げられている釣燈籠にも四神があしらわれていたりする。
この建物の奥から庭園に入ります。

7代目小川治兵衛による平安神宮神苑。
東・中・西・南に4つの庭があり、入ってすぐは南神苑です。
まだあまり花は咲いてなくて、もう少ししたら賑やかになるのではないかな…
春には枝垂桜が満開になるそうです。

チンチン電車が展示されてるの初めて知った!
平安遷都1100年を記念して京都市内に敷設された、日本初の電車として京都電鉄が運行したものです。
廃止になった年からこの一隅へ展示されています。

続いて西神苑へ。
西側に茶室があり、初夏には池の花菖蒲が満開になるそうです。

スズメがいた。

西神苑から本殿の後ろ側にある木立を通っていきますと。

中神苑に着きます。
池に浮かぶ島は珊瑚島と呼ばれているそうです。

臥龍橋。
豊臣秀吉が掛けた三条・五条大橋の橋脚の石が使われているそうです。
龍が飛ぶ姿のようにくねっていてピョンピョン跳びながら渡っていきます。

臥龍橋から珊瑚島に来てみると、白梅と紅梅が咲いていました。

ジョウビタキがいた。

さらに歩くと東神苑です。
ここからは東山連山がよく見えました。(借景にされてるらしい)

赤実大島が満開でした。

メジロが花の蜜を吸っていた。

栖鳳池をまたぐ泰平閣(橋殿)。
京都御所にあった京都博覧会の建物を移築したもので通行できます。

桧皮葺の屋根には鳳凰。

橋殿を渡って出口へ。
池の中には鯉や鴨がいて、橋の上から餌をあげてもいいそうです。
庭園を出てからは応天門をくぐって平安神宮を後にしました。

この周辺は琵琶湖疏水が流れています。
そういえば南禅寺には疎水閣があるんだよなあ、行ってみたい。
疎水からまた少し歩いて聖護院門跡へ。

京の冬の旅の非公開文化財特別公開がもうそろそろ終わりという時期だったので
受付も堂内もそれなりに混んでいましたが、
ガイドさんの案内や説明もあってスムーズに拝観できました。

宸殿。
歴史上では御所が災害などで利用できない間に天皇の仮住まいになったそうで
儀式が行われた建物でもあるそうです。

宸殿とお庭で見つけたにゃんこたち☆
年末の旅行でも見つけて、今回再会した子と新しく見つけた子。

拝観受付入口で迎えてくれる山伏人形。堂内はここだけ撮影が可能です。
(聖護院は修験道の山伏たちの総本山で、修験に関する仏像が祀られています)
受付を済ませて入口から入ると、黒塗りの四方輿が。
江戸時代に天皇が御所と聖護院を行き来する際に使われたもので、
現在もご門跡が乗るなど現役だそうです。
堂内には老松や花鳥、鶴、太公望、九賢人ほか中国文人など150点以上の襖絵があり
絵師は狩野永納(京狩野3代目)と狩野益信(探幽の養子)。
京狩野と江戸狩野の絵師の襖がともに並ぶ例は珍しいとか。
龍に乗った出世姫宮権現大弁才天女尊(才知院の本尊)は1779年の作、
先日まで修復が行われた後の初公開で、十二単に冠をいただき宝珠と剣を持った立ち姿でした。
修復前の写真も飾られていたので拝見したら
十二単の下に彫刻された衣装があって、つまり重ね着をしているんですね。
昔は秋と冬に2回衣替えをするなどとても大切にされたそうですが、
近代の神仏判然令で才知院が廃寺となってしまった折に聖護院に預けられたようで…。
他にも廃仏毀釈や修験道廃止令などで廃寺となったお寺のご本尊が当時は次々に運び込まれたらしく
蔵王権現や不動明王、孔雀明王などが宸殿にも祀られていました。
所蔵していた元のお寺がわかるものや歴史の混乱でわからなくなってしまったものもあって
そういう歴史を知ってほしいというガイドさんのお話も聞けました。
宝珠の形をしたガラスケースに包まれた宇賀神さんの神像など見ていると
大切にされてきた歴史と、お寺はなくなってもせめてご本尊だけは…みたいな切実さも感じられて
しばらく仏像さんたちの前から離れられませんでした。

本堂。
聖護院のご本尊である不動明王像(重要文化財)が祀られています。脇侍は制多迦と矜羯羅。
内陣は小さな造りで、これは聖護院が門跡寺院のため一般人のお参りがなく
天皇が一人で祈祷できるスペースがあればOKというわけらしい。

本堂から書院に向かう途中の廊下でふと庭を見ましたら、

リスがいた!

庭の中にはうさぎもいたよ~燈籠の上と木の根元。聖護院さんの遊び心楽しい☆
書院は後水尾天皇の妻藤原隆子が住んだ建物を御所から移築してきたものだそうで
梅の襖絵にダイヤ模様の欄間、床の間に置かれた螺鈿細工、
戸袋の下にある持ち送りの笹模様とかおしゃれな意匠が随所に。
明かり取りの窓の一部には江戸時代のガラス(輸入品)が使われていて
窓の外はちょっとゆらゆらして見える。

釘隠しが見たことない形だなあと思ったら折れ文なんだそうです。
これは屋外の釘隠しで、室内に設置されたものはもっと綺麗に残ってます(撮影禁止)。

電車とバスで嵐山へ移動して、遅めのランチ。
うどんが食べたくなって渡月橋前のお店に駆け込みました。
お店が2階にあるので渡月橋と桂川がよく見えるのだ。

着物で無料スポットその3、時雨殿へ。
5年前に訪れて以来で、確かこっちのはず…と記憶を頼りに歩いていったのですが
えっ大丈夫かな?と不安になったときに着きました。何とかなるものです。

展示室入口の藤原定家の歌「来ぬ人を まつほの浦の夕なぎに 焼くや藻塩の身もこがれつつ」。
館内は一部を除き撮影が可能です。

本日の一首は凡河内躬恒でした。
(入場チケットに書かれた歌と展示室の「本日の一首」が一致すると記念品がもらえるのだ)

天徳内裏歌合の再現ジオラマもひさびさの再会。
平兼盛と壬生忠見の歌が競われた960年の歌合で
準備に1ヶ月をかけ、左右の衣裳の色を統一し、州浜の造りや当日の進行まで気配りされていて
規模や豪華さにおいて比類のなさから後世にはこの歌合がよくお手本とされたそうです。
(ちなみにこのとき負けた忠見は悔しさのあまり拒食して亡くなったという逸話がある)

村上天皇を中心に貴族たちがズラリと。源氏と藤原氏の人たちです。

右方の講師が源博雅くんなのですが(右手前の男性)、
ジオラマの後ろに回ったり色々がんばったけどお顔が撮れなくて泣く泣く後ろ姿。
ちなみに三番の歌のとき博雅くんは間違って四番の歌を詠みあげるというウッカリをやらかしています。
夢枕さんの博雅くんならやりそうなミスを本物の博雅くんもやっていたという微笑ましい(?)逸話。

こちらは大伴家持の歌「かささぎの渡せる橋に~」をイメージした歌。
七夕がテーマの歌なので、室内には当時の七夕行事の調度品も作られて置かれていました。

奈良時代の装束の女性。

奈良時代の装束の男性。家持本人でしょうか。

展示室には百人一首の歌人たちの人形も100体飾られています。
こちらは参議篁(小野篁)。
(平安初期の人なので装束はもう少し唐風だったかと思いますが、
この人形たちを再現するにあたり狩野探幽や勝川春章らの絵が使われていて
それらはこういう装束で描いてあるんでしょうね)

小野小町。

座ってるだけじゃなく立ってるお人形もいます。式子内親王。

小道具持ってるのもいます。蝉丸。

定家はちょっと偉そう(笑)。
企画展「百人一首とかるた」では室町時代にポルトガルからもたらされたカルタが
江戸時代に百人一首など和歌と融合してかるた遊びとして定着していく様子を
かるた札の展示でたどっています。
取り札が桐の葉の形をした伊勢物語かるたは雅だし、
古今集や新古今集、源氏物語の歌を使ったかるたや、京都などの名所を描いたかるた、
尾形光琳や浮世絵師が絵を描いたかるたでどんな人たちが遊んだのか…。
貝覆や婚礼丁度のかるたも美しかったです。

夕暮れの渡月橋。
橋のたもとは賑やかだけど、この辺りは静かで夕涼みとかできそうです。
この後は京都駅に戻って新幹線で帰りました。
連休前で混んでたけど運よく座れて眠ってしまって、あっという間に関東でした。

今月のnikinikiは桜。
あと嵐山駅前のマールブランシュで売ってる月のマカロンやっと買えましたー!かわいい☆
間にチョコレート挟まってるんですよ~おすすめです。
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テーマ : 歴史・文化にふれる旅 ジャンル : 旅行
駅のトイレで?
- 2017/03/21(火) 02:31:34 |
- URL |
- マルボーズ隊員(タカダカズヤ)
- [ 編集 ]
駅のトイレで着物を?
そのようなことが可能なのでありますか?
実際に着替えられていらっしゃるわけですが。
慣れればいけるのかなぁ?
NoTitle
- 2017/03/21(火) 19:48:37 |
- URL |
- 橘右近大夫
- [ 編集 ]
さうなんですね、ブラタモリに六道珍皇寺が!これは必見ですね。
聖護院から時雨殿までは結構な距離がありますよね。あれ、確か時雨殿は改装の爲暫く休館するやうなことを聞いた覺えがあります。タイミングが良かつたですね。
ちなみに、うちには河原左大臣樣が鎮座してをります。篁卿にするかどうか惱やんで、結局歌が好きなはうで河原左大臣にしてしまひました。
これ、時雨殿で見てゐると全部欲しくなりますよね。でも、全部揃へると十万円は遙かに超える・・・。
Re: 駅のトイレで?
- 2017/03/22(水) 23:12:06 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
意外と何とかなります^^
個室が狭いと大変ですけど、京都駅のトイレは広いので。
そのうち夜行バスに着物着て乗ろうかと考えてます…タイミングを計り中。
Re: NoTitle
- 2017/03/22(水) 23:32:20 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
珍皇寺さんでタモさんを見かけた方がいるそうです!楽しみですね☆
聖護院→バス→電車→時雨殿ですね。1時間ほどかかりました。
そうです時雨殿改装されると聞いて、じゃあ行っておこうみたいな感じでした。
> うちには河原左大臣樣が鎮座してをります
おお☆素敵。
うちには篁さんをお迎えしてあります^^
あれ素晴らしい出来で全部そろえたいですよね…きっと壮観でしょうね…!(物入りですけど^^;)
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