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2009_12
09
(Wed)23:30

ペクメズが食べたい。

新藤悦子さんの『月夜のチャトラパトラ』を読みました。
これは子どものときに読んで、大人になってから読み返すと感動が違う類の本だと思う。

トルコのカッパドキア地方のとあるホテルを舞台に、
少年カヤと、チャトラパトラという小さな人たちが交流を深めていくお話です。
あと読書好きの父親と、占いができる母親と、日本から来た画家と、叔父のつぐないに来た青年がいて
満月の夜に奇跡が起きます。。。(*^ ^*)
チャトラパトラはトルコ語で〝でたらめにしゃべる〝という意味だそうです。
彼らのしゃべり言葉は、普通に聞くと「チャトラパトラ」と繰り返されているだけなのに
カヤの頭には、人間の言葉に翻訳しされて聞こえるというのが素敵~☆

森や洞穴の中に何かがいて、その何かに対して人はあまりに無力だけど
お互いにつかず離れず交流することでうまくいくっていうパターンは大好きですね。
森のくまさんとか、日本の妖怪とか、ゲド戦記とか、トトロとか、アリエッティとか。

新藤さんはトルコに遊学経験があるそうで、トルコに関するエッセイや物語を書いていらっしゃいます。
深いことがさらりと書かれていて読みやすいです(^ ^)。
青いチューリップ』シリーズ2冊を読んだときも、主人公のネフィとラーレを通して
かくも美しくトルコの世界が書ける人がいるのかと思いました。おすすめ☆

『月夜の~』の作中で、子どもを兵隊にとられた人が
「始まらない戦争ってのはないものかねえ」とおっしゃいました。まったくですね。
その後「戦争で何をしたか、はっきり見ればすぐ終わらせられるのに、みんな目をそむけている」とも。
まったくです。。。
戦争なんてするもんじゃないなぁ…。
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