FC2ブログ

Where's Wally, everywhere。 

2018, 04. 21 (Sat) 23:57

wally1.jpg
松屋銀座で開催中のウォーリーをさがせ!展に行ってきました。
絵本『ウォーリーをさがせ!』が1987年の出版から30周年を迎えた記念の展覧会です。
作者マーティン・ハンドフォード氏の絵本の原画をはじめ約150点が来日、
入口にあったハンドフォード氏のメッセージによると「世界初公開の絵がほとんど」とのこと!
お住まいのイギリスでもあまり展示の機会はないのかしら。
(それにしてもメッセージ読んで思ったけど
ハンドフォード氏はお年を召されてもむちゃくちゃテンション高い文章をお書きになるよね。
ウォーリーの絵本はやたら「!」が多用されていますけど、ああいう雰囲気のメッセージでした)

展覧会場を見てまず驚いたのは、展示されている原画がほぼ絵本と同じ大きさだったこと。
原寸大だったのかあ!
ハンドフォード氏は1987年の第一作の制作期間に1年半ほどかけたそうで(1枚1ヶ月半くらいかな)
改めて絵をみて思ったけどそりゃそうだ…
これだけの群衆と背景を描くのはものすごく時間がかかるよね。
決して大きい絵ではないし描かれている群衆はマッチ棒よりも小さいので
わたしもでしたが皆さんかなり顔を近づけて鑑賞するので譲り合いの精神が必要でした。
(3~5人いると人だかりに感じますよ)
かと思えば、タイムトラベラーにある宇宙や海底などの絵を大きく引き伸ばした展示もあったので
ああいう展示は大人数がいてもわいわい探せて楽しいのではないかしら。
日本の戦国時代の絵が大きな屏風に仕立ててあったんですが
その陰にウーフの好物の骨がちょこんと置いてあったのには遊び心を感じた^^
あと会場にいるのは自分だけではないのでウォーリーを見つけても指をささない気遣いが必要ですね。
ウォーリーの某ポスターの絵の前でわたしを含め5人くらいでウォーリーを探していたんですが
後ろの人が「あっ」「いた」とおっしゃったけど他の人とわたしは見つからなくて
後ろの人のお連れさんが「どこ?」とおっしゃってその人が困ってらしたので
(たぶんまだ自力で見つけてないわたしに気を遣ってくださったんだろうな~)、
「あ、じゃ後ろ向いてます」と絵に背を向けて、その間にお話してもらいました。
しばらくして「もういいですよ」とおっしゃっていただいたので、また自分で探すことができました。
かと思うと、ぜんぜん知らない隣の人に「ウォーリーどこにいる?」って聞かれることもあって
こんなに絵の前で知らない人とおしゃべりすること滅多にないなあ。
ウォーリーを知っている人や好きな人が集まってくるから会話が弾む弾む。楽しい時間でした^^

設定資料やスケッチなどの展示もありまして、旅の道具の説明や裏話などもいろいろ。
原作者マーティン・ハンドフォード氏はウォーリーを描くときに
「人混みでも見つけやすいデザインにすること」「いつも微笑んでいること」を
心がけているそうです。
言われてみれば彼はいつも微笑んでいるな…ニコリでもニヤリでもなく微笑んでいる…。
あとウォーリーの絵本は初版から何度かリメイクされていて、
初期のウォーリーは四角い顔をしていますが今のウォーリーは顎がすっきりしていたり
リメイク版の絵本にはウェンダやウーフ、帽子などの落とし物が描き足されたりしています。
ウェンダやオドローは過去に見たアニメで知っていたけどウォーリー親衛隊はありゃすごいな、
新シリーズの絵も展示されていたのでウォーリー探しましたけど
ウォーリーよりも必ず親衛隊の子どもたちが先に目につきます。
ハンドフォード氏の術中にまんまとハマっている。。
(ちなみにウォーリーの作画はハリウッドへ行くからPC画になったそうだ)

ハンドフォード氏の画業を紹介するコーナーもあって
(この展示ゾーンの入口に「この部屋の展示にはウォーリーはいません」と注意書きがあって笑った)
少年時代の絵からウォーリーを発表する前までの作品が展示されていました。
子どもの頃から群衆を描いてらっしゃったようで、引きのアングルの絵がいくつか並んでいて
海辺や遊園地や海賊船の絵などがあって、これが後年ウォーリーに活かされていくんだなあと。
アトリエの作業机も再現されていて、ウォーリーが「Hello, Japan!」と手を上げているイラストが置いてありました。
ハンドフォード氏がそれを描いたときの映像も上映されていて、
びっくりしたのが鉛筆で薄く下書きした後、てっきり顔から描くのかと思っていたら
ズボンから描き始めて体を描き、手を描き、最後に頭を描いていたこと。
カラーインクでゆっくり丁寧に色をつけてから、もう一度ペンで輪郭をなぞって完成させていました。
最後の最後に目と口を描いてウォーリーの顔ができあがるのワクワクしたー!

wally2.jpg
撮影可能ゾーンにいたウォーリー、ウェンダ、ウーフ。
背景はハンドフォード氏が展覧会のために描きおろした限定作品です。
ここでもやっぱりウォーリーをさがしてしまったし、
見つけたときは絵本のウォーリーを見つけたときと同じくらい楽しくなった^^

wally3.jpg
会場にはウォーリーにインスピレーションを受けた現代作家たちによる作品も展示されています。
こちらは寺田尚樹氏による「1/100 ウォーリーをさがせ」。
渋谷スクランブル交差点にいる無数の人々の中からウォーリーをさがします。
本物はウォーリー12道具のひとつである杖を持っているとのことですが、
とにかく人々が小さいしみんな赤い水玉やボーダー着てるしで探すのに難儀しました。
ヒントが掲示されていてもなかなか見つからないのがウォーリーです…
本当に見つかりそうでまぎれるデザインしてるよなあ。

wally4.jpg
松屋の店内ではリアル「ウォーリーをさがせ!」も開催中。
お店のどこかに設置されているウォーリーのパネルを探して写真を撮って
特設カウンターに持って行くと記念品がもらえます。(ウォーリーの居場所は毎日変わるそうです)
せっかくなのでやってみることに!

wally5.jpg
店内の壁やエレベーターには絵本に描かれたキャラクターたちがペタペタ貼りつけられています。
こういうのを探すのも楽しい^^

wally6.jpg
えっこんな人たち絵本にいた?どこにいるのかな!?
あとで絵本で探してみなくては。
(わたし初期の3冊しか知らないのですが後半のシリーズに出ているのかしら)

wally7.jpg
ウォーリーを見つけました☆
日によってパネルだったりシールだったり、ウォーリーのコスプレをした人間だったりするそうです。
人間の日はどんな人がウォーリーに変身するのか気になるね。

wally8.jpg
特設カウンターでいただいた限定クリーナー。ウーフかわいい。

最近はダヤン展とかぐりとぐら展とかエリック・カール展とかタマ&フレンズ展とか
過去に楽しんだ児童文学や絵本の展覧会がたくさん開催されてワクワクする!
ウォーリーも過去にさんざん楽しんだので今回の展覧会もむちゃくちゃ楽しかったし、
何よりあの頃みたいにまだ夢中で探せる気持ちが自分の中に残っていたのもうれしいです。
展覧会は始まったばかりなのと、平日のためかそんなに混んでいなかったけど
これきっと休日になるとかなり混んで絵の前に人だかりができてウォーリーを探しにくくなりそう、
ウォーリーをさがせ展なのに探せない展になってしまっては本末転倒なので
平日に行ける人はなるべく平日に行った方がいいよ!

wally9.jpg
うちにあるシリーズ本。
1冊目はカバーがどっかいっちゃって(たぶん破けた)背表紙から中味が外れかけていて
2冊目3冊目はカバーはついてますが同じようにボロボロ。
小学生が読んだために手垢ジュースのシミお菓子のかけらまみれですが
捨てられないのは本を捨てる習慣がわたしにないのと、夢中でウォーリーを探したからだなあ。
展覧会から帰った日も、なつかしくなって引っぱり出してパラパラとめくっておりました。
ウォーリーを探すのも楽しいけど、巻末のチェックリストの人々を探すのも楽しいんです(^ω^)。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント