京都と滋賀の御朱印旅。
京都・滋賀へ日帰り旅してきました。
例によって六道珍皇寺さんのお盆ゑんま詣と限定御朱印が目当てでしたが
当日は非常に危険な酷暑になるとだいぶ前から天気予報で聞かされていて
どうしようどうしようと迷ったのですが、
てっきり発売初日になくなると思っていた西国三十三所草創1300年×CLAMPの御朱印帳が
奇跡的にまだ残っているお寺があると知り「やっぱり行きたい!」ってなって
出発3日前に夜行バス取りました!
「水分取る」「日傘と扇子必須」「移動時になるべく日陰を歩く」「とにかく無理しない」をモットーに
予定を立てて当日バスに乗って朝早くの京都駅に着きましたらば
想像していたより気温が高くなかったのと風が思いのほか気持ちよくて
あれっいつもの夏の京都と違う…??て拍子抜けしましたけど、
朝ごはん食べてさあ移動だ~と外へ出たら気温がぐんと上がってました。いつもの京都だった。

そんな朝ごはんは京都駅の喫茶店でモーニング。
糖分とタンパク質とビタミンとエネルギーをかくとく!700ゴールドをしはらった!
バッグには日傘と日焼け止めとタオルと扇子と塩飴ちゃんが常備、
駅のコンビニで冷たいペットボトルを2本買って準備万端、いざ六道さんへ。

着いたよ~。すでに暑っつい!
すでに気温は30℃を超えていたと思われる。(体感)

朝8時だというのに境内には行列ができていて
本音を言えば日陰で待ちたかったけど人数が多くてそうもいかず、日傘を差して扇子であおいで
わずか1時間でぬるま湯になった爽健美茶をごくごく飲んで待ちました!
(わたし普段は冷たい飲み物なるべく飲まないようにしてるんですけど
今回はちょっと考えて冷たいの買いましたが大正解だったと思う)

開門前にご住職による閻魔賽日法要が行われ、並んでいたみんなで手を合わせます。
般若心経に始まりその後も別のお経が唱えられ、「閻魔大王~」とおっしゃった以外はわからなかったけど
たぶん聞き違いとかでなければ西日本豪雨の供養もしていたと思う。

開門後、ご本尊の薬師如来像にお参りして、無事に限定金朱印をいただけました。
小野篁は百人一首かるた仕様で、閻魔様はだるま商店さんの屏風からのデザイン。は~かっこいい。

お庭に咲いていた桔梗の花。
六道さんの夏の庭はいつもより緑が濃い色に見えます。

お庭に降りるときのサンダル。六道珍皇寺、略して六珍。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

バスに乗って八坂神社へ移動~。祇園祭の幟がはためいています。
(六道さんからバス停2つ先の距離なので歩けなくはないけど
この時は既にとても歩いての移動は不可能なレベルのやばい暑さになっていたので
2区間といえどバス移動です。健康第一)

祇園祭仕様の舞殿。奥にあるのが本殿です。

提灯がずらりと掲げられた下にはお祭に登場する三基のお神輿。金ピカでかっこいいです!
17日の山鉾巡行に氏子区域内を渡御するのだよね。
(祇園祭というとどうしても山鉾が目立つけど、本来は八坂神社のお祭なのでメインはお神輿であります)

昨年もらいそびれた、祇園祭限定の御朱印「御霊会」をいただきました。
祇園祭が近代までは祇園御霊会と呼ばれていた頃の名残で頒布しているそうです。
「青龍」の御朱印は、八坂神社が鎮座する東山の守護神青龍から。京都も四神の街なのだよね。

バスで四条河原町に移動。宝蔵寺にも行きました。
とうとう斗米庵が登場した伊藤若冲ドクロ御朱印はいつまで続くのでしょうか。続く限りお参りしたい。
ご本尊の阿弥陀如来の御朱印はこの時期だけ祇園祭仕様になります。カラフルな山鉾印☆

暑いので早々にランチタイム。七條甘春堂さんにてお赤飯の御膳をいただきました。
このお店はランチにいつも季節の和菓子をつけてくださいます。

今月はこれ!「天の川」という名前の羊羹で、七夕の季節だけの限定品です。
お店でも販売されているけど、わたし羊羹苦手なのでとても1本は食べられなくて足踏みしていたけど
ランチで一切れいただけると聞いて絶対この時期に行くって決めていたので叶ってうれしい☆

白い紙に乗せると余計に色が際立って見える。(乗せているのは箸袋です)
すごいすごい手前の砂浜と水の青の透明感!琥珀羹に漂う銀箔のキラキラは星屑のイメージだそうで
ヒンヤリ冷えて味もすっきりしたおいしいお菓子でありました。
清らかで涼しげでまさに天の川、まさに夏の和菓子だと思います。また食べに来たい~!
この後は電車とバスで滋賀の石山寺に移動。
西国三十三所草創1300年×CLAMP御朱印帳を買いに行きます。

バスを降りたとたん午後のハンパない暑さにくじけそうになりましたが
何とか仁王門に到着。。お久しぶりでございます。
前に訪れたのが7年前で何だかとても懐かしい気持ちになった。
(せっかくなので過去記事には載せなかった写真を中心にご紹介していきますね)

参道の緑もお変わりないようで…。
日差しがきついので緑がむちゃくちゃ色濃く見えました。

参道の宝性院におおつ光ル君もまだいらっしゃった(笑)。

石山寺は名前の通り大理石からなる奇岩の中に建てられたお寺で
境内には天智天皇時代の石切り場なども残っております。
写真はくぐり岩と呼ばれる岩で内部にご利益があるといわれるもの。
手前の池は天平時代からあるとされていて、覗いたら大きな鯉が何匹も泳いでいました。

手水舎の龍が尻尾を着く姿なのがなんかおもしろかった。

石段を登って本堂に行きます。暑い。もう少しがんばれ。

ゲット…!!
お寺の人が「ラストワンです」と笑顔で渡してくださいました!ぎゃああ。
わたし一番くじでもラストワン賞とか取ったことないのにまさかの石山寺でラストワン!!うわあ。
この御朱印帳、さっきも少し書きましたが西国三十三所1300年記念事業の一環で作られたもので
CLAMPは関西出身の漫画家集団なのでご縁があったのかな。
発売日は6/30で販売する寺院も13箇所に限られていて
石山寺の人も「1日でなくなるんちゃうかと思ってました」とおっしゃってたけどわたしも本当にそうで
発売日じゃないと買えないと思ってたからまさかまさか手にできるとは!
京都の寺院はさすがに軒並み売切れていて、滋賀ならまだあるかと来てみたけど
あってよかった本当によかった。
石山寺さん本当にありがとうございました。素敵なご縁をありがとうございました。
紫式部とモコナのコラボが見られる日が来るなんて想像もしてなかったよ…!いい世の中になったもんです。

本堂の源氏の間にも挨拶。紫式部さんもお変わりなくて何よりです。
境内には紫式部供養塔(鎌倉時代)も建てられていますよ~源氏供養が流行った時代のかもしれない。

紫式部ロボット。
このロボットは動きませんが、手前にある黒いボタンを押しますと下のモニターに映像が流れて
紫式部の石山詣伝説や桐壺の一節を暗唱してくれたり、扇を持って踊るポーズなどを見せてくれます。
目が紫色にチカチカ光ってかわいい。

本堂の少し上にある、三十八所権現社。石山寺の総鎮守です。
三十八所権現の由来は神武~天智まで38代の天皇を祀っていることから。
この社の下に拝殿(蓮如堂)がありそこから拝礼するのが正式な参拝方法だそうです。

さらに登って、多宝塔。
源頼朝からの寄進で鎌倉時代の建立、数年前に大修理を終えてきれいになったそうです。
このての建物は屋根のラインが本当に優美で好き。

多宝塔の近くに源頼朝・亀谷禅尼(頼朝の娘の乳母)の供養塔があります。
亀谷禅尼は晩年に石山寺に住んだ人で石山の尼とも呼ばれたそうです。
隣の宝物館に行きたかったけど工事中で閉まっていました。

芭蕉庵・月見亭。
松尾芭蕉もたびたび石山寺を訪れていたようで、境内には「曙はまだ紫にほととぎす」の句碑もあります。
月見亭は後白河上皇の行幸の際に建てられたもの。

本堂に戻ってくると脇道を発見。
パンフレットを見たら八大龍王社へ続く道のようで、
そういえば龍王社へは前回行かなかったなァと気づいたので行ってみることに。
(暑かったけど木陰が多かったので何とかなりました)

下って行くとこんなところに出ます。

立札のところに生えているご神木、通称「天狗杉」。樹齢は800年以上!
天狗杉と呼ばれる由来は過去にお寺のお坊さんたちがこの木の上に霊人を見たことからだそうですが
それは鎌倉時代の僧侶・朗澄がお寺の経典を守るため鬼となった姿ともいわれています。

龍王社へ続く道。橋を渡って歩いていきます。

ずんずん歩いていくと、赤い鳥居が見えてきた。

着いたよ~。

龍穴ノ池の中に建つ神社。雨乞いの社として信仰があるそうです。
過去に石山寺のお坊さんがここでお経を転読していたところ龍神たちが現れて護衛し、
帰りはおぶっていってくれたという伝説もあるらしいです。いい神さまたち!
この奥には源義平が隠れていたという谷があるみたいですが
木陰とはいえちょっともう気温がハンパなくて行き倒れになりたくもなかったので
訪れるのは諦めました。涼しくなったらまた来たい。
(義平は平治の乱の敗北後落ちのびますが石山寺に潜伏していたところを捕まり処刑された人です)

龍王社の周りは木の根が地上を這いまわっていて、何だか鞍馬山を思い出します。
土が固いと根っこが地中に張れなくて出てくることがあるけどここも固い土なんだろうか。

さて帰ろうとまわれ右をすると、来た道(左側)の隣に別の道が。
地図を見るとどちらからでも帰れそうなので右の道から戻ってみることにしました。

歩いていると各所にこんな石仏が点在しています。
西国三十三所の観音像が札所順に並んでいて、ここを歩くだけで踏破できることになるのですね。
そういえばさっき補陀落山の石碑もあったな~。
お参りと目的を終えたので京都に戻ろうと、バスで石山駅に戻りましてエスカレーターを昇っていたら
わたしの前に乗っていた男の子が、知り合いだったのでしょうか向かいの下りエスカレーターに乗っていた子に
「おい」って声かけて、下ってきた子も「おー!」って気づいて
ウェーイ!ってハイタッチしてそのまま別れていったのがちょっとおもしろかったです。
あれーなんだあ、なんか、青春だ。
この後は京都へ戻って、四条河原町で祇園祭限定の和菓子を買う予定でしたが
洋菓子はともかく1日の生産量が限られる和菓子は早く買わないとあっという間に売切れるのは知っていますが
酷暑になる午後は屋外にいるのを避けたくて後回しにした結果、限定和菓子はことごとく売切れ。。
やっぱり午前中に買い物すべきだった…!と後悔しましたが時すでに遅し、
そんな自分にむしゃくしゃしたので伊勢丹に桃スイーツ買いに行きました!(なぜだ)

満足。
まだ時間があったのでこの後もできればどこかに観光へ行きたかったけど、
気温が全然下がらなかったので諦めて伊勢丹でウインドウショッピングして新幹線で帰りました。
こういうのもたまにはよい。
(電車やバスの中や、観光先の建物の中は涼しいですが
そこへ辿り着くまでに10分とか15分とか徒歩で炎天下を歩かなきゃならないことを考えると
好奇心を抑えざるを得ませんでした。命だいじ)
保冷剤が家までもたないので桃スイーツは新幹線の中でいただきましたよ~。
桃はこれからが旬ですね!大好きな果物ですし応援も兼ねて岡山の桃を買い漁りたいです。
例によって六道珍皇寺さんのお盆ゑんま詣と限定御朱印が目当てでしたが
当日は非常に危険な酷暑になるとだいぶ前から天気予報で聞かされていて
どうしようどうしようと迷ったのですが、
てっきり発売初日になくなると思っていた西国三十三所草創1300年×CLAMPの御朱印帳が
奇跡的にまだ残っているお寺があると知り「やっぱり行きたい!」ってなって
出発3日前に夜行バス取りました!
「水分取る」「日傘と扇子必須」「移動時になるべく日陰を歩く」「とにかく無理しない」をモットーに
予定を立てて当日バスに乗って朝早くの京都駅に着きましたらば
想像していたより気温が高くなかったのと風が思いのほか気持ちよくて
あれっいつもの夏の京都と違う…??て拍子抜けしましたけど、
朝ごはん食べてさあ移動だ~と外へ出たら気温がぐんと上がってました。いつもの京都だった。

そんな朝ごはんは京都駅の喫茶店でモーニング。
糖分とタンパク質とビタミンとエネルギーをかくとく!700ゴールドをしはらった!
バッグには日傘と日焼け止めとタオルと扇子と塩飴ちゃんが常備、
駅のコンビニで冷たいペットボトルを2本買って準備万端、いざ六道さんへ。

着いたよ~。すでに暑っつい!
すでに気温は30℃を超えていたと思われる。(体感)

朝8時だというのに境内には行列ができていて
本音を言えば日陰で待ちたかったけど人数が多くてそうもいかず、日傘を差して扇子であおいで
わずか1時間でぬるま湯になった爽健美茶をごくごく飲んで待ちました!
(わたし普段は冷たい飲み物なるべく飲まないようにしてるんですけど
今回はちょっと考えて冷たいの買いましたが大正解だったと思う)

開門前にご住職による閻魔賽日法要が行われ、並んでいたみんなで手を合わせます。
般若心経に始まりその後も別のお経が唱えられ、「閻魔大王~」とおっしゃった以外はわからなかったけど
たぶん聞き違いとかでなければ西日本豪雨の供養もしていたと思う。

開門後、ご本尊の薬師如来像にお参りして、無事に限定金朱印をいただけました。
小野篁は百人一首かるた仕様で、閻魔様はだるま商店さんの屏風からのデザイン。は~かっこいい。

お庭に咲いていた桔梗の花。
六道さんの夏の庭はいつもより緑が濃い色に見えます。

お庭に降りるときのサンダル。六道珍皇寺、略して六珍。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

バスに乗って八坂神社へ移動~。祇園祭の幟がはためいています。
(六道さんからバス停2つ先の距離なので歩けなくはないけど
この時は既にとても歩いての移動は不可能なレベルのやばい暑さになっていたので
2区間といえどバス移動です。健康第一)

祇園祭仕様の舞殿。奥にあるのが本殿です。

提灯がずらりと掲げられた下にはお祭に登場する三基のお神輿。金ピカでかっこいいです!
17日の山鉾巡行に氏子区域内を渡御するのだよね。
(祇園祭というとどうしても山鉾が目立つけど、本来は八坂神社のお祭なのでメインはお神輿であります)

昨年もらいそびれた、祇園祭限定の御朱印「御霊会」をいただきました。
祇園祭が近代までは祇園御霊会と呼ばれていた頃の名残で頒布しているそうです。
「青龍」の御朱印は、八坂神社が鎮座する東山の守護神青龍から。京都も四神の街なのだよね。

バスで四条河原町に移動。宝蔵寺にも行きました。
とうとう斗米庵が登場した伊藤若冲ドクロ御朱印はいつまで続くのでしょうか。続く限りお参りしたい。
ご本尊の阿弥陀如来の御朱印はこの時期だけ祇園祭仕様になります。カラフルな山鉾印☆

暑いので早々にランチタイム。七條甘春堂さんにてお赤飯の御膳をいただきました。
このお店はランチにいつも季節の和菓子をつけてくださいます。

今月はこれ!「天の川」という名前の羊羹で、七夕の季節だけの限定品です。
お店でも販売されているけど、わたし羊羹苦手なのでとても1本は食べられなくて足踏みしていたけど
ランチで一切れいただけると聞いて絶対この時期に行くって決めていたので叶ってうれしい☆

白い紙に乗せると余計に色が際立って見える。(乗せているのは箸袋です)
すごいすごい手前の砂浜と水の青の透明感!琥珀羹に漂う銀箔のキラキラは星屑のイメージだそうで
ヒンヤリ冷えて味もすっきりしたおいしいお菓子でありました。
清らかで涼しげでまさに天の川、まさに夏の和菓子だと思います。また食べに来たい~!
この後は電車とバスで滋賀の石山寺に移動。
西国三十三所草創1300年×CLAMP御朱印帳を買いに行きます。

バスを降りたとたん午後のハンパない暑さにくじけそうになりましたが
何とか仁王門に到着。。お久しぶりでございます。
前に訪れたのが7年前で何だかとても懐かしい気持ちになった。
(せっかくなので過去記事には載せなかった写真を中心にご紹介していきますね)

参道の緑もお変わりないようで…。
日差しがきついので緑がむちゃくちゃ色濃く見えました。

参道の宝性院におおつ光ル君もまだいらっしゃった(笑)。

石山寺は名前の通り大理石からなる奇岩の中に建てられたお寺で
境内には天智天皇時代の石切り場なども残っております。
写真はくぐり岩と呼ばれる岩で内部にご利益があるといわれるもの。
手前の池は天平時代からあるとされていて、覗いたら大きな鯉が何匹も泳いでいました。

手水舎の龍が尻尾を着く姿なのがなんかおもしろかった。

石段を登って本堂に行きます。暑い。もう少しがんばれ。

ゲット…!!
お寺の人が「ラストワンです」と笑顔で渡してくださいました!ぎゃああ。
わたし一番くじでもラストワン賞とか取ったことないのにまさかの石山寺でラストワン!!うわあ。
この御朱印帳、さっきも少し書きましたが西国三十三所1300年記念事業の一環で作られたもので
CLAMPは関西出身の漫画家集団なのでご縁があったのかな。
発売日は6/30で販売する寺院も13箇所に限られていて
石山寺の人も「1日でなくなるんちゃうかと思ってました」とおっしゃってたけどわたしも本当にそうで
発売日じゃないと買えないと思ってたからまさかまさか手にできるとは!
京都の寺院はさすがに軒並み売切れていて、滋賀ならまだあるかと来てみたけど
あってよかった本当によかった。
石山寺さん本当にありがとうございました。素敵なご縁をありがとうございました。
紫式部とモコナのコラボが見られる日が来るなんて想像もしてなかったよ…!いい世の中になったもんです。

本堂の源氏の間にも挨拶。紫式部さんもお変わりなくて何よりです。
境内には紫式部供養塔(鎌倉時代)も建てられていますよ~源氏供養が流行った時代のかもしれない。

紫式部ロボット。
このロボットは動きませんが、手前にある黒いボタンを押しますと下のモニターに映像が流れて
紫式部の石山詣伝説や桐壺の一節を暗唱してくれたり、扇を持って踊るポーズなどを見せてくれます。
目が紫色にチカチカ光ってかわいい。

本堂の少し上にある、三十八所権現社。石山寺の総鎮守です。
三十八所権現の由来は神武~天智まで38代の天皇を祀っていることから。
この社の下に拝殿(蓮如堂)がありそこから拝礼するのが正式な参拝方法だそうです。

さらに登って、多宝塔。
源頼朝からの寄進で鎌倉時代の建立、数年前に大修理を終えてきれいになったそうです。
このての建物は屋根のラインが本当に優美で好き。

多宝塔の近くに源頼朝・亀谷禅尼(頼朝の娘の乳母)の供養塔があります。
亀谷禅尼は晩年に石山寺に住んだ人で石山の尼とも呼ばれたそうです。
隣の宝物館に行きたかったけど工事中で閉まっていました。

芭蕉庵・月見亭。
松尾芭蕉もたびたび石山寺を訪れていたようで、境内には「曙はまだ紫にほととぎす」の句碑もあります。
月見亭は後白河上皇の行幸の際に建てられたもの。

本堂に戻ってくると脇道を発見。
パンフレットを見たら八大龍王社へ続く道のようで、
そういえば龍王社へは前回行かなかったなァと気づいたので行ってみることに。
(暑かったけど木陰が多かったので何とかなりました)

下って行くとこんなところに出ます。

立札のところに生えているご神木、通称「天狗杉」。樹齢は800年以上!
天狗杉と呼ばれる由来は過去にお寺のお坊さんたちがこの木の上に霊人を見たことからだそうですが
それは鎌倉時代の僧侶・朗澄がお寺の経典を守るため鬼となった姿ともいわれています。

龍王社へ続く道。橋を渡って歩いていきます。

ずんずん歩いていくと、赤い鳥居が見えてきた。

着いたよ~。

龍穴ノ池の中に建つ神社。雨乞いの社として信仰があるそうです。
過去に石山寺のお坊さんがここでお経を転読していたところ龍神たちが現れて護衛し、
帰りはおぶっていってくれたという伝説もあるらしいです。いい神さまたち!
この奥には源義平が隠れていたという谷があるみたいですが
木陰とはいえちょっともう気温がハンパなくて行き倒れになりたくもなかったので
訪れるのは諦めました。涼しくなったらまた来たい。
(義平は平治の乱の敗北後落ちのびますが石山寺に潜伏していたところを捕まり処刑された人です)

龍王社の周りは木の根が地上を這いまわっていて、何だか鞍馬山を思い出します。
土が固いと根っこが地中に張れなくて出てくることがあるけどここも固い土なんだろうか。

さて帰ろうとまわれ右をすると、来た道(左側)の隣に別の道が。
地図を見るとどちらからでも帰れそうなので右の道から戻ってみることにしました。

歩いていると各所にこんな石仏が点在しています。
西国三十三所の観音像が札所順に並んでいて、ここを歩くだけで踏破できることになるのですね。
そういえばさっき補陀落山の石碑もあったな~。
お参りと目的を終えたので京都に戻ろうと、バスで石山駅に戻りましてエスカレーターを昇っていたら
わたしの前に乗っていた男の子が、知り合いだったのでしょうか向かいの下りエスカレーターに乗っていた子に
「おい」って声かけて、下ってきた子も「おー!」って気づいて
ウェーイ!ってハイタッチしてそのまま別れていったのがちょっとおもしろかったです。
あれーなんだあ、なんか、青春だ。
この後は京都へ戻って、四条河原町で祇園祭限定の和菓子を買う予定でしたが
洋菓子はともかく1日の生産量が限られる和菓子は早く買わないとあっという間に売切れるのは知っていますが
酷暑になる午後は屋外にいるのを避けたくて後回しにした結果、限定和菓子はことごとく売切れ。。
やっぱり午前中に買い物すべきだった…!と後悔しましたが時すでに遅し、
そんな自分にむしゃくしゃしたので伊勢丹に桃スイーツ買いに行きました!(なぜだ)

満足。
まだ時間があったのでこの後もできればどこかに観光へ行きたかったけど、
気温が全然下がらなかったので諦めて伊勢丹でウインドウショッピングして新幹線で帰りました。
こういうのもたまにはよい。
(電車やバスの中や、観光先の建物の中は涼しいですが
そこへ辿り着くまでに10分とか15分とか徒歩で炎天下を歩かなきゃならないことを考えると
好奇心を抑えざるを得ませんでした。命だいじ)
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