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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


線路は続くよどこまでもその4。

  1. 2019/09/15(日) 23:50:40_
  2. 乗り物
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
先月に再放送が終わってしまったので割と深刻なレベルでシンカリオン成分が不足していて
Twitterでフォロワーさんになぐさめてもらったゆさです、こんばんは。
たぶん今ひとりでてっぱく行ったら泣き出すんじゃないかと思って控えていたのですが
シンカリソウルメイトの春さんの「ゆささん、てっぱく行って!」というお言葉に背中を押されてお出かけすることにしました。
結果的にとてもよいアドバイスだったと思います。ありがとうございました!

tabatasta.jpg
田端駅で京浜東北線の乗り換え待ちをしていたら
目の前をE5系さんがゆったり入線してきたからワーーッ!てなってパチリ。
後でぐぐって知ったんですけど田端駅には新幹線の車庫があるみたいです…そうなんだ…。
この界隈奥が深いですけど最近色んなこと知るようになってます。勉強になります。

この後は電車が来たので東京駅まで移動し、
7月以来のH5系さんに会うために新幹線乗り場の入場券をゲットしてホームに行きました。
tokyosta24.jpg
ねんどろミクさんとのツーショを撮るためです!!
(今回やっと入線動画を撮りましたが人の顔とか手とか映り込んでしまってるのでUPはしません)

tokyosta25.jpg
ロゴとも撮れた~~~スゲーーーーー!!!(大興奮)

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今回いらっしゃったのはH1編成でした。
前回見たのがH2編成だから東京駅に来る2本とも見られたことになります。やったーっ☆

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右側にH5系さん、左側にE5系さん。
ミクさんとハヤトくんの並びでむちゃくちゃテンションあがりました。
はやぶさ2台が並んでいる…ダブルカイサツソードを炸裂させなきゃ…!

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H5系さんを見送ってから一番街のTBSストアも久し振りに訪れたら
ぬいぐるみちゃんたちが一列に並んでいた!
リュウジさんだけポコっと上に出ちゃってるのは…先輩だからなのかな…。
棚の造りのせいでひとりだけちょっと偉そう(笑)。

この後は浜松町駅に移動しまして、
大井車両基地に行くために東京モノレールに乗り替えました。
hamamatsueki.jpg
東京モノレール浜松町駅の上りエスカレーター前にあった看板。
エスカレーターに乗るとき何となく目に入って、えっ今わたし何を見たの??ってなって
いったん階段で降りて下まで戻って、もう1回きちんと見てパチリしました。
清洲の焼酎って。なんだよ。勘弁してください。
(リュウジさんが上戸か下戸かってあまり考えたことないけど(中学生だし)考えざるをえなくなってしまった)

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そんなハプニングもありつつ、モノレールに揺られて大井競馬場前駅に到着。
歩いて車両基地に向かいます。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ。
 
 
 
oisharyokichi2.jpg
駅から歩いて約10分、大井中央陸橋に着きました。
JR東海の新幹線車両基地がこの陸橋の下にあるのです。
700系やN700系、ドクターイエローもお休みの日はここに停まっているんですよ~。

oisharyokichi3.jpg
まずは右側から見学。
歩道を見ていただくとおわかりのように、陸橋の上は粗目のフェンスでがっちりガードされていて
それは陸橋から車両を見下ろした人が興奮したりして転落しないようにするためでもあると思うけど
そのお蔭で車両は簡単には見られないようになっています。

oisharyokichi4.jpg
ではどうやって見るかというと、フェンスの隙間からです!
わずか2~3cmの隙間にカメラを構えてめいっぱいズームします。

oisharyokichi5.jpg
イエロー!!
架線や電柱があるのではっきりお姿を撮れるわけじゃないけど
左右にじわじわ移動を繰り返してお顔だけはスッキリ撮れる場所を発見しました。
すごい。ほんとにイエローいた。かわいい。お休み中ですね。かわいい。いつもお疲れ様です。かわいい。(何度言うの)

oisharyokichi6.jpg
陸橋を渡り切ったところでフェンスが途切れるので、ここからは車両がよく見えます。
イエローは相変わらず架線の向こう側ですけどね…。

などと、ちょっとがっかりしていたら。
oisharyokichi10.jpg
おや。(左側にご注目)

oisharyokichi11.jpg
おおお。

oisharyokichi12.jpg
おおおお。

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一番手前にN700系さんが入線してきました。
お仕事を終えて戻ってきたのでしょうか。お疲れさまでした。
この場所にしばらくいると、たまにこうして入線や発車の様子を見学できるようです。

oisharyokichi7.jpg
今度は陸橋の左側に移動。
こちらにもN700系(主にN700A)さんがたくさん停まっています。

oisharyokichi8.jpg
こちらにもイエロー!!
車庫に入っています。かわいい。車庫入りイエローのかわいさマジパない!
わたしはこの一瞬で車庫イエローのかわいさに目覚めました。今後はマジでかわいいことを全力で主張していきたい!
あれは「ごめん寝」です。車両基地でごめん寝してるイエロー、クッソかわいい。何というか存在自体がかわいい。よい。
フロントガラスにT5と書いてあったからさっき反対側で見たイエローはT4ですね!
あ~~~~~~2台ともいっぺんに見られる大井車両基地、最高!!
お仕事に出かけている際はどちらか1台しか見られないんですよ…2台とも揃ってる日はあまりないんですよ…。
来週も確か検測あるからどちらかはお出かけですね。がんばってください。

oisharyokichi14.jpg
お休みしているイエローの隣をN700Aがそろりそろりと出発していったのでパチリ。
あまりに動きがゆっくりなので音がほとんど聞こえませんでした。
兄貴がすやすやしてる隣を静かに出発進行する弟。かわいい。

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駅に戻って東京モノレールで浜松町へ戻るのですが、たまたま1両目に乗れました。
運転席とレールがしっかり見えて、そっかあこんな感じだったかあと懐かしく。
(ていうか東京モノレール乗ったの久々すぎて…たぶん修学旅行以来かもしれないです。
飛行機乗らないから全然使わないんだよな…いい体験でした)

浜松町駅に着いたあとはJRで大宮駅へ移動。
omiyaeki2.jpg
そういえば今年はまだ食べてなかったなと思ってお店に入りました。月見バーガー。

omiyaeki3.jpg
お腹もいっぱいになったので、東口から移動します。
歩いて10分、山丸児童公園に着きました。

omiyaeki4.jpg
入口に機関車のある公園。展示されているのはC1229号です。
戦前に横浜や北海道でお仕事した後、川越線や大宮工場交換機としてお仕事していたようです。
現在は引退。

omiyaeki5.jpg
肝心の公園ですが。お、おお…これは…!

omiyaeki6.jpg
このアングルだーーー!!!
45話でアズサちゃんがハヤトくんを励ましたり、
68話でリュウジさんがフタバさんに話を聞いてもらったりした公園ですよ。
実在すると知ったのはつい最近ですがほんとに…ほんとに実在した…!
シンカリオンというアニメはどこまで取材しているんだ。けしからん。ありがとうございます。
お蔭で放送が終了した今もこうして当時をしのべます。
映画にこの公園は出てくるのだろうか…出てくるといいなあ。

omiyaeki7.jpg
68話ではみんなから離れてひとりで座っていたリュウジさんですが
今日はミクさんが一緒です。
本編でもフタバさんとお話してたからひとりぼっちってわけじゃないけど、なんとなく。
…このブロックにな…中学生男子がぽつんと座ってな…人生の先輩に話を聞いてもらって
「君はわたしのようにはならない」とアドバイスなどもらったんですよね…素敵なシーンでしたね…。
(などと考えていたら2人を撮るのに夢中になってわたし自身が座るのを忘れていました…帰宅してから気づいた)

この後も少し時間があったし、せっかく春さんにお薦めしていただいたので、と。
oteppaku_103.jpg
来ちゃったよ!入りますよ!!(誰に言い訳してるの)
3月に訪れて以来ですが既に懐かしさで胸がいっぱいでした。
しばらく来ないと思ってたのにわずか半年後に来るとか誰が予想したよ…フォロワーさんのお蔭です。

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夕方で写真が暗くなっちゃうかもしれないと思って、まずは屋上のパノラマデッキへ。
次々にやってくる新幹線と一緒にパチパチします。

oteppaku_106.jpg
はやぶさ来ないかな~と思って待っていて、遠くに見えてあ、来た来たってカメラとミクさん構えて
パチパチしながら見送って写真を見返したらE5系ではなくH5系だったと気づいたときの
わたしの気持ちを想像してくださいよ、
縮小写真だとブレてちょっとわかりにくいんですけどラインの色がピンクじゃなくパープルだったんですよ。
1日に2本しかこっちに来ないH5系さんと!午前中だけでなく夕方も!会えた!!!奇跡かよ。
ミクさんとはやぶさを撮ることばかり夢中になっててE5かH5かちゃんと見てなかった自分をぶん殴りたい、
いやたまたま撮れた幸運に感謝すべきでしょうか、どっち。

oteppaku_104.jpg
興奮冷めやらぬまま2階へ降りてスペシャルギャラリーへ。
今月いっぱいまで上映中のシンカリオン360°ザムービーのところに
1週間限定で展示されているはやぶさこまちに会いに来ました。
2機ともがっしり立っててかっこよかった~!

oteppaku_108.jpg
ギャラリーの隣にある展示室では今月から始まった企画展「走るレストラン-食堂車の物語」を開催中。
食堂車の黎明と発展、戦争による廃止と復活、現在に至るまでの歴史が紹介されています。
時代ごとの工夫やエピソードがたくさん紹介されていておもしろくて
あまり時間がないにも関わらずゆっくり見てしまった。
実物が語る情報の多いこと…。

食堂車は、海外では19世紀半ばから始まっていたようで
1873年のフランスの食堂車の設計図などが展示してありました。
カナディアンナショナル鉄道の子ども向けメニューには牛や鳥なと動物のイラストが添えられてかわいかったです。
海外はこの頃からお子様用のメニューがあったんですね!
日本で最初に食堂車を造ったのは山陽鉄道とされていて、1899年に営業開始なので
今年で120周年ですね。(今回の展覧会もそれを記念しています)
続けて他の私鉄も食堂車を設け始め、しばらくは競合が続いていたようです。
官設鉄道に食堂車が設けられたのは20世紀になってからで、営業は精養軒が請け負っていたそうです。
西洋に倣って本格的な洋食を出していたようで、
メニューもビフテキやライスカレーなどのカトラリーを使いそうなものが並んでいました。
石炭をくべて使うレンジやスコップも展示してあって、揺れる車内で料理するの大変だったろうな…。
和食を提供する食堂車もこの後登場したようですが、洋食ほど普及はしなかったみたい。
ちなみに駅弁は食堂車が登場する前からあったらしく、
そのルーツは鉄道連絡船など船の中で船乗りが食べていたお弁当から繋がっているそうです。
やがて大型客船や飛行機が登場すると、船の食堂や機内食なども作られていくというわけですね。

食堂車のテーブル再現や、当時発行された雑誌や小説の挿絵などを見ていると
だんだん食堂車が人々の生活になじんでいく様子がわかります。
人々が鉄道で移動や旅行をするようになると、車内や家具のデザインも凝るようになり、
サービスやメニューが増えてきて黄金期を迎えます。
チラシやポスター、マッチのラベルなどにも食堂車の宣伝がプリントされていて世間への普及が伺える。
また当時は車内放送がなく、食堂が営業を始めると乗客にチラシを配ってお知らせしていたそうです。
食堂車のチラシのレプリカをまとめて見られるファイルが置いてあって、パラパラとめくってみたら
「食事のご用意ができました。〇〇号車へお越し下さい」というお知らせ文に
日本の風景を描いた挿絵が添えてあって素敵だなと思いました。
あとイラストだけではなく短歌や俳句などが添えてあるチラシもありましたね。
「箱根路を我が越えくれば伊豆の海や 沖の小島に波のよる見ゆ」とか、源実朝の金槐和歌集にある歌だ。
特急つばめの食堂車の領収書は日本語と英語で書かれていて、
外国人対応もされていたんだなと思いました。

給仕は最初、基本的には男性が多かったようですが
20世紀には女性も給仕として働く機会が増えてきて、
展示されていた1902年10月の鉄道時報には讃岐鉄道の女ボーイ(給仕)の写真が載っていました。
夏目漱石が『行人』の中で鉄道の食堂車について書いていますが(あれは割とひやかしですが)
当時の人々の食堂での過ごし方やメニューの一部、女性の給仕がいたことなどが描かれていて
歴史も垣間見えるようです。
あと、1930年代にはまだチップの文化があったようですが
従業員が男性から女性に変わったとたん収入が半分になったというひどい話もあるそうです。。
また、初めて知ったのですが「線路の友情」というエピソード。
東海道線山崎駅の近くにあった結核療養所「青葉荘」の人々が
療養所から見える特急「はと」に向かっていつも手を振っていたそうなのです。
あるとき、食堂車の会計係だった女性乗務員(はとガール)がそれに気づいて手を振り返したところ
ほかの乗務員も列車が療養所近くを通るときに手を振るようになり、
やがて療養所の人々と列車の乗務員との間で施設を通して交流が始まるまでになったそうです。
なんだかほのぼの。
(列車に手を振るエピソードで印象に残っているのは、東海道新幹線が開業した最初の運転の際に
運転士さんがたまたま並走した山手線をチラ見したらお客さんが手を振ってくれていた、というやつです。
あと九州新幹線のCMも!いいよね!!)

太平洋戦争が始まってからは物資統制により食堂車は激減、一時はすべての列車で廃止されたようですが
戦後に復活していったようです。
高度経済成長の頃にはビュッフェや和定食などが増えて、再びの黄金期となっていきますが
現在は列車の高速化が進んだので減る傾向にありますね。
わたしは電車の食堂車で食事をとったことはないのですが
(そもそも乗って見たことがある食堂車は今は無き北斗星の車両くらいだ)、
(今回はその北斗星の食堂車にあった椅子の展示もありました)、
トワイライトエクスプレスやななつ星や四季島の食堂車などへの憧れはそれなりにあるので
一度は走る列車の中でお食事してみたいなァ…などと思ってます。

oteppaku_109.jpg
企画展は撮影禁止ですが、常設展では企画展に関連した様々な展示があって写真も撮れます。
こちらはコレクションギャラリーにあった100系新幹線の2階建て食堂車の模型。
16両編成中、中央の2両がグリーン車で食堂やカフェテリアがあったそうです。

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車両ステーションにあった、マシ29型食堂車に使われたTR73形3軸台車(実物)。
3軸軸が多いので振動が少なく、食堂車や展望車に使われることが多かったそうです。

oteppaku_111.jpg
こちらも車両ステーションにあります。食堂車として造られた9号御料車。
日本で最初の独立した食堂車で、鉄道記念物に指定されています。
中を見ることはできませんが、格天井や漆塗りの塗装など豪華な造りらしい。

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2階にあるレストラン日本食堂では企画展にちなんだメニューが期間限定でいただけます。
1938年当時のメニューを復刻したそうです。

oteppaku_107.jpg
最後に南館へ。はやぶさペアでツーショを撮りました。
いつかここにH5系さんが展示される日が来たりしませんかね…それとも北海道に展示されますかね…。
何が言いたいかというと、ミクさんとツーショが撮りたい←

oteppaku_113.jpg
ミュージアムショップにあったポスター。
アキタくんやツラヌキくんがセンターの柄もありました。ここは大宮支部ですからね。

この後も結局、てっぱく閉館までウロウロして帰宅しました。楽しかったです。
そもそもシンカリオン成分を取ろうと思ってお出かけしたんですよ…なにこの移動数。。
次はどこにぬいぐるみリュウジさんとねんどろミクさんをお連れすればいいのか!
というわけで、本編に登場した聖地を少しずつあらっています。
おもちゃが手元にあると写真撮影が楽しいので迂闊にあっちもこっちもお出かけしたい今日この頃です…
いや、でもお絵描きもしたいし…遅い夏休みの旅行計画も立てないとだし…。
とりあえず本編を思い出して泣かない程度にはコンディションが回復してよかったです!
映画までもうちょっとがんばろう。
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ゆさ

Author:ゆさ
猫に熱烈な愛をそそぐ本の蟲
歴史やアートも溺愛中
最近は新幹線とシンカリオンも熱い
*twitterにも出没なう。→こちら

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