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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


名古屋でカラヴァッジョでシンカリオンな旅。

  1. 2019/11/05(火) 23:50:45_
  2. 旅行
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
九州旅行記事のラストで予告しましたが、先日、日帰りで名古屋に行ってきました。
この時期に名古屋に行くのは某理由(後述します)により去年から決めていて、
ドハマリしているシンカリオン熱も冷めるどころか上がる一方だし、食べたいものも色々あるし
よしあちこち回ってこよう~ということにしたわけです。

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夜行バスで降ろされた時間が夜明け前でめっちゃ寒かったのですが(上着持って行ってよかった)、
お蔭で名古屋の夜明けを堪能できました。
ここはどこかといいますと、Zepp Nagoyaというライブハウスと
ストリングスホテル名古屋という宿泊施設の間の道路でして。

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一番列車キタ~~~!パチリ。
そうですここはシンカリオン74話で
ドクターイエローが沿道の人々から手を振ってもらった場所なのです!!

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1本来たらどんどん来る。すごい。東海さんの本数すごい。

本当はイエローが走る日にここに来てイエローを撮影したかったのですが
走行予測によると先生は今月は平日しかお仕事しないのだそうで…。
そしてうちの職場は繁忙期のため平日休みが取れないわけで…。
くそ~いつかイエローをここで撮影するのだ!そして手を振るのだ。

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歩いて名古屋駅に移動。
アニメで名古屋駅が紹介されるときのアングルがここですね^^
道路の真ん中にあるぐるぐるは伊井伸さん設計の「飛翔」というモニュメントだそうです。

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みんなで名古屋にきたよ☆
リュウジさんの地元で、ハヤトくんは何度か来ていて、ミクさんはTVシリーズ終盤で来ましたね。

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カフェジャンシアーヌJR名古屋駅店で小倉トーストのモーニング。
ゆで卵とドリンクがついてきます。

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みんなで小倉トースト☆

甘くておいしい燃料を補給した後は電車で移動します。
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清洲駅に着いた!
はっきり言ってこのツーショットが撮りたくて来たようなものです(笑)。
いやでもこの後の行程もちゃんと楽しかったですよ。

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆
 


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目的地は清洲城です。
駅を出て線路沿いに歩いていくのですが、行く先々に矢印があるのでまったく迷いませんでした。
来る前に念のため地図をスクショしておいたけど一度も見ませんでした。
だって曲がり角のたびに「清洲城→」って表示があるんだもの…絶対に迷わせないという気概を感じる。

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しばらく歩いていくと見つけました。清洲古城跡公園。
元々はお城の敷地の一部だったみたい。
信長を祀る社や石碑があるらしいので行ってみます。

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公園の真ん中にある社。扉は閉じられていました。

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手前が清洲城墟碑、奥が右大臣織田信長公古城跡碑。
どちらも江戸時代後期に建てらたもので、刻まれた文章は漢文です。
それぞれを建てた林恪と武田晨業は過去の人々が編纂した資史料を見て
清洲城跡を「覇業開創之地」(信長の天下統一業始まりの地)として顕彰したのだそうな。
家康による清洲越でお城が取り壊されてから200年の間に
人々は記録をまとめ、継承し、忘れずに引き継いでいこうとしたんだなあ。しみじみ。

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公園を出ますと、見えた!

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五条川にかかる朱色の橋の向こうに天主閣が見えました。
わー!清洲城だ。

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天主に行く前にもうひとつ寄る場所があるのでまずはそっちへ。
東海道線の線路の下をくぐりますと。

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清洲公園があります。こちらも元々はお城の敷地だったそうです。

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公園の中にある織田信長・濃姫像!桶狭間の戦に出陣する姿をイメージしているそうです。
1936年と割と最近つくられたっぽい。
制作者の竹田晨明氏は先ほどの古城跡碑を建てた武田晨業の孫にあたる人で
彼の父竹田晨正氏は地元の有志と保存会を結成し城跡を整備する活動をしていたのだそうだ。
(ちなみに清洲公園ができたのは1922年)
地域の人々の地道な活動あっての今の清洲城、城跡なのですなァ…しみじみ。

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ノブ様(当時26歳)は桶狭間方面を見つめています。

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濃姫はノブ様を見つめている。

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公園から天主に戻ります。すっかり陽がのぼったので線路上を新幹線と在来線がひっきりなしに通る。
手前に公園、奥に古城跡、川を挟んで向こう側に天主、
東海道線は城跡をぶった切って敷かれてるのだな…奈良の平城宮跡みたいに。

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橋に戻ってきた。渡ります~!

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渡ってるそばから新幹線。さっきから何本目だろ。最高です。

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天主だー!逆光だー!!
朝の早い時間帯、橋のこっち側ではどう撮っても逆光になるみたいです。
こちらから写真を撮りたい人は午後に来るといいと思う。

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正面の大手門が開くまでまだ時間があるので天主の反対側へ回るよ。

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来ました。
こちら側は多目的広場になっていて、いつでも見学できます。
この広場の地下は10年ほど前に発掘調査が行われ、堀や井戸の跡が見つかっているそうです。

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ヤッホー清洲城!一目見てきれいなお城だと思いました。
現在の天主閣は1989年に建てられたそうなので、アラッ今年で30周年!おめでとう☆

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築城当時の図面などは残っていないため、桃山時代の建築を参考に再現された天主。
黒い屋根に白の入母屋破風ですっきりしています。
黒白の色彩に朱塗りの高欄がすごく映えておしゃれだ。

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屋根のしゃちほこもかっこいい☆

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かっこいいお城だねえ。
リュウジさんは本編で信長や九鬼水軍についてすらすら答えていたので詳しいのかな。
鉄鋼船なんて大河ドラマでもなかなか出てきませんがどこで知ったんだろ、お勉強の成果かな。

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搦め手門から中へ。

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岐阜の御岳石と三重の砂利を敷いた石庭にそびえる天主。かっこいいです。

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お城の御朱印(登城記念証)をいただいた!最近増えてますよね城朱印。

城内は4階建ての博物館になっています。
1階は清洲(清須)の古代から中世、尾張の国府だった時代を経て現在に至るまでの歴史展示で
器などの発掘品や瓦などの遺物、実際に使われた刀や鉄砲、兜などの武具が見られます。
熱田神宮のお札を内部に貼りつけた兜などがあって、戦勝祈願をした人が使ったのかなあ。
2階は戦国時代の城下町の様子で、当時の地図や街並みの再現、町人や職人の生活について見学。
3階は戦国時代の覇者たちゾーンで、歴代城主の紹介や政治、戦、清洲会議についてなど。
大河ドラマで信長を演じた人々が着用した衣装もありました!
豊川悦司さん、舘ひろしさん、反町隆史さん、渡哲也さん、緒方直人さんらの衣装展示で、
今年亡くなられた小泉清子氏のお仕事の一部をここで見られるとは~。うれしかった。
4階は眺望、つまりお殿様ビューの紹介としゃちほこの展示でした。
現在のお城の屋根に乗っているのと同じ大きさのしゃちほこが展示されています。ぴかぴか。

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最上階から景色を眺めます。ひゃー!いい眺め。

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黒いしゃちほこもかっこいいよ。

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さっきみんなで写真を撮った多目的広場を見下ろしてみる。
あそこからここを見あげていたんですね。

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反対側に回ると石庭と、さっき渡ってきた橋と、清洲公園と、東海道線の線路が見えます。
この辺り一帯がかつてはお城だったんだな…五条川は天然のお堀なのだな。

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ノブ様の見ていた景色だよ。

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下に降りると、大手門の前に信長塀がありました。
信長が桶狭間の合戦に勝利した後に熱田神宮に奉納したものを再現しています。
当時の塀ってだいたいこんなデザインだったんだろうね。
(ノブ様が奉納した本物の塀の一部は熱田神宮に残っています。6年前に見に行ったよ)

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名残惜しいですが清洲城を去ります。
尾張の守護が移転し、織田敏定(ノブ様のご先祖)が入り、信秀(パパ)が大きくし、
ノブ様が家督争いで弟を殺し、桶狭間出陣前に幸若舞を舞い、ノブ様没後に清洲会議が開催され、
豊臣秀次や福島正則や徳川義直などの城主を経て名古屋城の一部として移築されてしまったお城。
今は電車の中から見えるお城としても有名ですね☆
姫路城や熊本城も電車から見えるけど清洲城の近さにはおよばない。好きなお城のひとつになりました。

名古屋駅に戻ってからは地下鉄で移動しま~す。
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土日の名古屋観光におすすめの1日地下鉄乗車券「ドニチエコきっぷ」。
地下鉄に3回以上乗るなら買ったほうがいいよ。(京都市バスみたいなことを言う)

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地下鉄で伏見駅に移動。歩いて名古屋市美術館に来ました。

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目的はこれ!カラヴァッジョ展です。
記事冒頭に書いた「某理由」はこれです。これに来たかったんです。

例によってカラヴァッジョ本人の作品を数点、同時代に生きて影響を受けたカラヴァッジェスキたちの作品を展示。
今回の展覧会は札幌・名古屋・大阪の3か所を巡回するもので、基本的に展示替えはありませんが
「病めるバッカス」「ゴリアテの首を持つダヴィデ」「ホロフェルネスの首を斬るユディト」の3点は
それぞれ札幌・名古屋・大阪のみで展示されます。
開催要項を読んだ瞬間に名古屋に行くって決めたし、
ダヴィデが来てくれるのが名古屋であることに感謝しました。だって一番近いもん名古屋!
3年前のカラヴァッジョ展のときとか、他にも何度か書いてますけど
わたしにとってあのダヴィデは本当に特別なダヴィデで、
でも所蔵先のボルケーゼ美術館がなかなか貸し出さないことで有名な絵で
現地に行くしかないのかな…飛行機苦手だけどがんばって行くかな…などと
10年以上モダモダしていた矢先に今回の展覧会ですよ。。
来てくれると知ったときは頭が沸騰して悲鳴を上げそうになって、それからこの日をずっと待っていました。

展示室では、カラヴァッジェスキたちの作品はそのまま白い壁に展示されていたけど
カラヴァッジョの作品は赤や青や緑など色つきの壁に展示されていて、すぐにわかるようになっていました。
2階の展示室に入ったとたん、ゴリアテの首を持つダヴィデが奥の方に見えて
もう他の絵には目もくれず真っしぐらにダヴィデ目指してつかつかつかっと近づいてしまったし、
圧倒的な静かな佇まいがすごすぎて絵の前から動けませんでした。
近づいたり離れたりしてどれくらい絵の前をウロウロしていたかわからないし、
近くに会ったソファに座り込んでしばらく立てなくなってしまったりしたし、
この絵がいま自分の目の前にあるのが信じられなくて、夢みたいな気持ちでふわふわして
ガチで時間とか気にせず、というかまったく気にならないくらいボーーッと見てしまった。
この絵に会うためだけにチケット買ったといっても過言ではないし、買ってよかったと思いました。
来てくれてありがとうございました。関係者の皆様ありがとうございました。
初めてナマで見るダヴィデくんはこんなに近づいていいのっていうくらい近くで見られて
画集で見るよりずっと肌が白くて、細くて、光と影のコントラストがすごかった…。
はるばるイタリアからようこそ。日本の秋はいかがでしょうか。
あと、画集では気づかなかったことですがもしかしたら未完成なのでは…とも。
この絵の隣に、同じくボルケーゼ美術館所蔵の洗礼者ヨハネが展示されていて
そちらは表情も髪も、身にまとう布も背景の羊もはっきりくっきり描かれているのですが
このダヴィデは髪や服のタッチがヨハネとはだいぶ違っていて、
ヨハネの方は立体感があり筆の跡も感じさせない、しっとりとしたリアリティがあるというか
逆にダヴィデは筆のタッチも残っていてざらっとした雰囲気に見えたのでした。
また、ダヴィデが左手に持ったゴリアテの首は血を流しているけど
その首をはねたはずのダヴィデの持つ剣には血がついてなくて、これから描く予定だったのかな…とか
そんなことをつらつらと考えました。
カラヴァッジョがこの絵をどういうつもりで描いたか、完成なのか未完成なのかはもう誰にもわからないけど
本物を見せてもらえたのでわたしはこれからもずっとこの絵について考えていくと思います。

会場に一緒に展示されていたグイドッティやリミナルディのダヴィデもそうなんだけど、
ゴリアテを倒すダヴィデってだいたい勇者っぽくかっこよく描かれたりとか
力強さを表現するために筋肉が強調されたりしていて、それも表現のひとつですけど
(というかサムエル記はダヴィデの強さや信仰心を表現するために作られた神話なんだろうけど)
カラヴァッジョのダヴィデみたいに細身のからだで悲しそうな顔をした絵は…
自分が何をしたのかを重く受け止めているダヴィデの絵は他にあまり知らないのです。
画家本人の人生が投影されているといわれているので、ああいう事例は少ないとみられていますが
あの絵を見た人々は少なからず影響を受けて描こうとした人もいるんじゃないかと思うんだ…。
知らないだけでどこかにないのかな、誰かの描いた悲しそうなダヴィデ。

メドゥーサの盾や法税のマグダラのマリアも3年振りに見ました。
聖アガピトゥスの殉教やリュート弾き、聖セバスティアヌス、歯を抜く人は初めて。
どの絵も遠くからでもすぐカラヴァッジョとわかりますね…。
肌は光を当てたように明るく、影は夜のように色濃く、スポットライトを浴びたような人物たち。
カラヴァッジェスキたちもそんなカラヴァッジョの絵を見て様々な作品を生み出していて
影響をもろに受けている人もいるし模写しちゃってる人もいるし
受けまいとしてあがいているけど明らかに受けているって人もいるし
画家たちの試行錯誤が手に見て取れる。
ジョヴァンニ・バリオーネ(カラヴァッジョのこと裁判で訴えた人だ)の聖ペテロの悔悛、
写実主義から意図的に古典主義へと舵を切った頃の作品なので奥行きが少し甘いのと
また彼は彫刻家でもあるので人物の顔が彫りの深いものになっているなあと。
17世紀の不詳画家によるカラヴァッジョ「聖トマスの不信」の模写は
カンバスの大きさまで本物と揃えているので極めて質の高いコピーと言われているそうな。
カラヴァッジョは偽物が多くて、これもそのひとつですけど
「質の高いコピー」って誉め言葉なんだろうか…確かに本物みたいにうまかったけど。
ジュセッペ・デ・リベーラの聖ヒエロニムスは顔をゆったりとこちらに向けて背を伸ばし、
まなざしは力強くて知識人という感じがします。
カラヴァッジョもヒエロニムスを何枚か描いてますけど、
彼が描くと俯いてこちらを見もしない、がむしゃらな学者という印象だよね…。
アルテミジア・ジェレンティレスキはこの展覧会ただひとりの女性画家で
カラヴァッジョの友人だったオラツィオ・ジェレンティレスキの娘なのだそうな。
アッカデミア・デル・ディゼーニョ(イタリアの美術学校)に女性で初めて入学した人で
カラヴァッジョの影響をものすごく受けていて
晩年はナポリで過ごしつつナポリの芸術に大きな影響を残しているそうです。
そんな彼女の描くスザンナと長老たち、名誉を傷つけようとする男性たちに対抗する女性の姿が
絵の中心にふわっと浮かび上がるように描かれていて、筆のタッチもあまり残ってなくて
写真みたいな絵だなと思いました。きれいだった。

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2種類のチラシ(ダヴィデVer.とヨハネVer.)を館内で探して、図録もゲット。
この後ずっと持ち歩いていたので肩がしぬかと思いました。
大丈夫、ダヴィデを持ち帰れると思えば耐えられる。だいじょう。ぶ。。

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美術館のカフェでお昼にします。カラヴァッジョライス?

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というわけで注文。
ごはんの上にトマトシチューと目玉焼きとサラダがのった、イタリアの家庭料理だそうです。
ごはんをパンに変えてもおいしいらしいです。
ごはんの量が見た目に比べて多くてお腹いっぱいになりました!

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美術館から大須観音に歩いていきました。
もともと大須郷(羽島市)の天満宮の別院として建てられたお寺を
家康が名古屋造営にあたり移転させたそうです。(信長も岐阜時代に寺領を寄進している)
ご本尊は聖観音像で、ご利益は厄除け、家内安全、商売繁盛、学業成就など様々。
また境内の真福寺文庫(本朝三文庫のひとつ)には国宝指定の古事記があることでも有名。

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境内には鳩がいっぱいいます。
鳩も人を怖がらないので気をつけないと踏みかねないです。足元にご注意。

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大正琴発祥の地碑。
100年ほど前に名古屋の森田五郎という人が考案した二弦琴を改良したものが
大正琴の原型といわれているそうです。

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大須仁王門通。大須観音の門前町でお土産屋さんなどがあります。

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青柳総本家本店!
創業者が1868年に尾張藩主から「青柳」の屋号を賜ったという老舗のお菓子屋さんで、
わたしの大好きなういろうを売っているお店です。

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暖簾のカエルは小野道風の故事をイメージしたもの。杉本健吉氏(名古屋出身)のデザインです。
(杉本氏は名古屋の地下鉄のマークもデザインした人だそうだ)

本当はこのお店でお買い物がしたかったけど、この後まだ観光する予定だし
11月とはいえ気温の高い日に日持ちしないういろうを半日以上持ち歩くのは気が引けて
ここでのお買い物は遠慮しました。
帰りに支店に寄りますから!すいません!本店の場所が知りたかったの。

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次の目的地へ。ここからシンカリオン聖地ツアーですよ☆
まずは地下鉄で桜山駅に移動します。リュウジさんも使っていると思われる地下鉄ホーム。

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リュウジさんも出入りしていると思われる桜山駅3番出口。

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出口のすぐ後ろが名古屋市立大学病院です!
清洲きょうだいの母・カエデさんの入院先のモデルになった病院ですよ。

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本編では描かれないけどきっとリュウジさんは地下鉄でこの病院に毎日お見舞いに来てたんだろうね。
ハヤトくんも25話でお見舞いに来ましたね。

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屋上ズーム。
あそこで小学生と中学生が仲良く並んでな…外の景色を眺めがらな…ドクターイエローのお話をしたわけですよ…。
はわわわ。

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また地下鉄で移動。市役所駅に来ました。

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タツミくんも通ったと思われる市役所駅7番出口。
さすが名古屋城最寄り駅、城門のようなデザインです。

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出口すぐのところにあった「@NAGOYA」のモニュメントとパチリ☆
待ち合わせ場所とかにも使えそうですね。

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目的地は名古屋城の敷地内にあるのでそこまで歩いていきます。
お堀に沿って歩きまして。

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松の道を歩いて。

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二の丸大手二の門をくぐり。(石垣の石がデカイ!)

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見えた!

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ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)です。
25話でタツミくんが出場した空手地区大会の会場として登場します。

これで体育館から病院までの道のりがわかったから、25話の妄想が楽しいぞ。
地区大会で優勝して表彰式終わって着替えて体育館を出て市役所駅入口まで徒歩10分、
病院のある桜山駅まで地下鉄で15分程度、
病室にカエデさんを訪ねて兄貴の居場所を聞いたら「屋上よ」と教えてもらって移動して
兄貴に飛び蹴りくらわせようと飛びかかってあっさり避けられるまでの時間も足すと、
タツミくんが体育館から屋上に来るまでの移動時間は最短30分前後とみました。
ハヤトくんが病室に来て話し込んでるときは買い食いしながら地下鉄で移動してるだろうし
ハヤトくんとリュウジさんが屋上でイエローの話してるときはきっと階段を3段とばしくらいで駆けあがってきているはず…。
右下にワイプ出したらきっとそんな様子が映ると思いますよ…。
地理がわかると妄想がはかどりますね!楽しい。

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名古屋城も行きたい行きたいと思っているのに今回も時間がなくて見送り…。
次は名古屋城に来るための旅を計画したいです。あと熱田さんにもう1回行きたい。

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地下鉄で名古屋駅に戻って、あおなみ線に移動。
リュウジさんも支部に向かう時はこの電車を使ってるんだな~。

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あおなみ線ホームの隣が新幹線のホームです!

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揺られて25分、金城ふ頭駅に着きました☆

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リ鉄~~~1年振りのリ鉄!!
(たまたまですがぴったり1年前に訪ねているので本当に1年振りです)

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どうしたんだリ鉄、正面に名前の看板がついているではないか。
40話の2人のお別れシーンは懐かしの風景になってしまった。

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みんなで名古屋支部にきたよ~。

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1年前の訪問では企画展にまっしぐらだったからエントランスの写真も撮り損ねたんですよね、
今回は撮ったどー!
C62形式蒸気機関車・955形新幹線試験電車・超電導リニアMLX01-1。

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リニアのこの形が斬新すぎてすごい。
N700系のカモノハシとも、L0系リニアとも違うなめらかなラインで、新種の生き物のようなデザイン。
愛知万博でも展示されたそうです。
リュウジさんも万博行ったのかな~と妄想しかけて年齢を計算したら
彼生まれたてだったわ、行ってねえわ。(2005年2月生まれという衝撃)
(いや万博は夏だったからチクマさんとカエデさんに抱っこされて訪れてる可能性もあるか…
チクマさんリニア館の展示とか興味ありそうだもんね)

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一目散に屋外展示へ。
去年までは117系が展示されていましたが、今年の7月からN700系X0編成に展示替えされました。
39話の夜のシーンは懐かしの風景になった…と思ったんですが、
この電車が公開されたのは7月だけど展示作業が行われたのは6月半ばだからアニメはまだ放送中だったわけで
そう考えると名古屋支部がクライマックスの舞台になったときにはこの車両は搬入されていたわけで
ギリギリ聖地と言っていいのではないか??(ポジティブ脳)

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1両目の中はこうなっています。自由席シートです。

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みんなで乗車。
ハヤトくん、N700系の現役車両より先に展示車両にデビューしました(笑)。
あ、でもこの車両は先行試作車でお客さんを乗せたことはないから、その意味では貴重かも?

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みんなで外を眺めるよ。

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展示されている3両目へ。グリーン車です!

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みんなでグリーン車に乗車。椅子が広くてふかふかですよ。

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車両を堪能したので今度はベンチに座ります。

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2人で座ってもらいました。
2人がお話したのはもっと遅い時間ですけど、39話の再現ができてうれしい☆
「綺麗だろ、夕暮れの名古屋港」。くっは~!!←

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ちゃんと屋内展示も見学しますよ。N700系さん。

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「0系先輩!お目に掛かれて光栄です!」
東海道新幹線の本拠地で0系さんとツーショット撮れるうれしみ^^

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そういえば去年は車内見学しなかったな…と思って0系先輩の中に入ってみました。

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先輩のシートはいかがですか。N700系さんよりちょっと硬いね。

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後ろの車両に行ってみると、おや、こちらは…?

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食堂車だー!
9月に大宮てっぱくの食堂車の展示を見てきたばかりなので
食堂車にロマンを感じる魔法にかかっています)
ちゃんと当時のメニューが再現されて置かれているテーブルもあるんですよ。楽しいね☆

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100系さんの中も見学します。

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狭い廊下を歩いていくと。

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キッチンだーーーーー!!!
(食堂車の展示を見てきたばかりなので食堂車のキッチンにロマンを感じる魔法に以下略)
当時の調理道具とかカトラリーとかそのまま置いてある、すごい。

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車両の後ろに行くと、階段で少し上がれるので上がってみると。

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食堂車!キッチンの上に食堂車!!

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帝国ホテルのメニューとテーブルクロス。
当時は日本食堂や都ホテルなども食堂車を運営しており、
提供するメニューもテーブルクロスのデザインも各社で異なっていたそうです。

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次の停車駅と到着までの時間が表示されていました。
食事中に時間が気になったらこの表示を見ればいいんですね。

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100系さんを降りようとしたら黄色いお尻が見えたので。

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922形ドクターイエロー!
やっと彼とのツーショットが撮れました。

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前回気づかなかったところ。窓に「T3」と書いてありました。
現役のイエローはT4とT5だから、彼らの先輩にあたる車両なんですね!
気づけてよかったです。

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イエロー先生のシートだよ~。

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イエローのお仕事について解説するモニター。
信号、トロリ線、軌道について基準値内かどうか計測し、異常値があればデータを転送。
お医者さんだなあ。お医者さんなんだなあ。みんなの安全を守る縁の下の力持ち。(しみじみ)

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モニターの裏にあったロゴがイエローの車内に書いてあるやつだ!と気づいてパチリ。

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受付終了してたので内部だけ見せてもらった、N700系運転シミュレータの運転席。
リュウジさんやタツミくんはこんな景色を見ているのかなァと。

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前回見そびれた歴史展示室。東海の鉄道と新幹線について紹介しています。

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始まりが東海道の紹介でびっくりした(笑)そこからか!
(このお人形さんたちものすごくよくできていておもしろい)

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長くなってしまうのであまり紹介できませんが、近代に東海道線が敷かれて機関車や特急列車が登場し、
やがて新幹線開業に至るまでの歴史が丁寧に解説されています。
合間に五十三次とかトロッコとかのチェーンブックが置かれているのがね。職業病でドキドキしちゃうよね。
0系新幹線のデビューは何度見ても胸が熱くなる。

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現在の新幹線の中のジオラマ。
電話したりタブレット見たり自撮りしたり、色んな過ごし方がありますね。
あと車内広告が平城宮跡と東大寺なのが、ちょっと、細かい。

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N700系とN700Aのデビュー。パンフレットまであったのか。。
ラージAのロゴは本当にかっこいいな~。

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東海道新幹線開業50周年の記念グッズ。
イエローグッズが2個もあるじゃん!0系&N700Aのキーホルダーもめちゃかわいいデザイン。

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模型展示室にあった923形ドクターイエロー(T4)。
こういうサイズの模型がおうちに欲しいんですよな…。

そんなイエローで思い出したので。
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鉄道ジオラマのその日最終の解説に駆け込み。
相変わらず本当によくできてるわここのジオラマ…奥行きと遠近感がハンパない。

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名古屋城をバックに名古屋駅に入っていくイエロー!

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名古屋駅に停車中のイエロー。

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解説の人が「季節を意識したジオラマもあります」とおっしゃったので探したら七五三が!
季節に合わせて展示をちょこちょこ変えているそうで、先月はハロウィンだったそうです。
来月になったらクリスマスツリーが出てきたりするのかな。

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一寸法師みたいな人を見つけた。

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「海に浦島太郎もいます」と聞いたので探したら伊勢湾の中にいた!
この隣では鳥羽の海女さんたちが素潜りで漁をしています。海の中まで手を抜かないリ鉄すごい。

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この前は気づかなかったけど祇園祭もやってるんですね~!

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手前では関ケ原の合戦(のロケ)をやっている。
他にも「あれ前来たときはなかったね」とかおっしゃっているお客さんもいらっしゃったので
少しずつ変わっているのかもしれません。
次に来るときは何が追加されているかっていう楽しみがあるの、いいね。

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夜の清水寺とサンライズ出雲がむちゃくちゃ好きなのでまた撮ってしまった。
この光景、現地では撮影できないのでここだけの楽しみです。

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終電後に働く電車。
昼間にドクターイエローが検測したデータをもとに線路の保線が行われている様子です。

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保線作業の再現。
シンカリオン1話を思い出しますね。思い出しますね。

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退館前にもう一度屋外展示に行って、夜の名古屋港を撮ろうと思ったんですけど
夜景は撮影できましたがぬいぐるみちゃんたちが真っ黒で写ってくれなかったので断念。
夜景デートを再現するのはなかなか難しそうです。むー。もうちょっと考えたい。

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ありがとうございました。今回も楽しかったです。
そして2回も訪問しているというのにわたしはまだリ鉄の全部を回りきれていません…
収蔵展示室!映像シアター!デリカ!回れなかった…orz
歴史展示とジオラマに夢中になってるからだよ!ぐぬぬ。

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お土産!!
前回は売り切れてて買えなかった黄色い恋人さんをやっとゲットしました。うれしい。
味はレモンチョコラングドシャですよ。イエローだからね。

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パッケージがおしゃれな白と黄色だから小分けの袋もそんなかなァと思って開けたら
あっれえ??
なぜだ…本家は箱も中身もちゃんと商品名が書いてあるのになぜ黄色さんは書いてないんだ…。
箱の中を小分けにしてお土産として各所に配布しているのですが、このパッケージのお蔭で
渡すたびに箱の写真を見せて説明するというタスクが発生しております。なんとかしてほしい。
(でもきっと次に来たときもまた買うんだろうな…こういうパロディほんと好きです…)

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あおなみ線で名古屋駅に戻ってなごめしカフェに行きました!ぴよりんを食す。
撮ってるときは気づかなかったけど全員でぴよりんを囲むと圧がすごいな…
これから食されるぴよりんを見つめる運転士たちは何を思う。

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ぴよりんの後は名古屋駅すぐそばのKITTE名古屋へ。
青柳総本家さんの支店があるのです。

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こちらのイートインだけで販売されているカエルのミルク風呂をいただきます!
青柳さんの名物まんじゅうのカエルがミルクシェイクに入っているのです。
かわいい~~やばい!とか喜んでいたりお人形さんたちで取り囲んで写真を撮っているうちに
カエルがどんどんミルクに沈み始めたので慌てて救出して食べました。
ミルクシェイクもほどよく冷えて甘くておいしかったです。

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楽しい1日もあっという間です。本当に本当に名残惜しいですが新幹線で帰ります…。
いやだ~~~帰りたくない、もっといたい!!(じたばた)
ホームが暗くてお顔がちゃんと写らなかった。

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動き出す新幹線の中から過ぎ去っていく名古屋駅を見送ります。さみしいねえ。

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それはそれとして、うちのハヤトくん、現役の東海道新幹線デビューです!
みんなで動いてる新幹線に乗れるの本当にたのしい☆
連休中ですが車内は特に混んでいなかったので隣に座ってもらって一緒に帰りました^^

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KITTEの青柳さんで買った季節限定のういろう、紅茶マロン味と和梨味。
名古屋のお菓子なので彼に進呈してからいただきます。
青柳さんのういろうは日持ちしないので帰りの新幹線の中で食べました。
できたてだったみたいですごく柔らかくて美味だった!

というわけで、お人形さんたちと巡る楽しいシンカリオン聖地ツアー+カラヴァッジョでした☆あれ??(゚∀゚)
おかしいなあ最初の目的はカラヴァッジョだったはずなのに、終わってみるとそっちがおまけで
シンカリオンがメインになっている気がします。
強火オタクなので来月の映画に向けて火力が増しているからこれでいいのだ。
カラヴァッジョはまた別腹ですので、これからゆっくり図録を堪能したいと思います。

…数日後。
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妹がわたしと別の日に別件で名古屋に行ってきたらしく、お土産に風来坊さんの手羽先をくれました!
すごいすごい、彼に手羽先を進呈できる日が来るとは。
名古屋もおいしいものいっぱいあるけどなかなか食べられなくて、
きしめんとか味噌カツとかひつまぶしとか食べに行きたいなァ…。
あとわたしは大人なので妹や弟が見てないうちにこっそり手羽先をくすねるとかはいたしません^^


…あとね。帰ってきてから思い出したんですけどね。
キャッツカフェのアンビリーバブルの写真撮りに行き忘れたな?????
(68話でタツミくんがひとりで食ってた巨大パフェです)
わたしのバカ…超ショック…また名古屋行かなきゃ…今度は忘れずに撮ってくる…ぞ…。
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ゆさ

Author:ゆさ
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歴史やアートも溺愛中
最近は新幹線とシンカリオンも熱い
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