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2020_06
06
(Sat)23:57

天高く遥か彼方へそびえたつ階段。

※しばらくブログの更新をゆっくりにします。次回は13日に更新予定です。


今期アニメ感想☆
ぼのぼの、ねこねこ日本史、本好き2期、フルバ2期、つり球と銀英伝と未来少年コナン再放送、
MXでの再放送後にタカトミさんがUPしてくれるシンカリオンの配信ほか、新作を。
(デジモンとキングダム3期も見てたけど放送が休止中なので感想はまたの機会に)

アルテ。
原作を読んでいてコミックスも持ってますが、アニメ化は難しいんじゃないかと思っていたので
発表されたときはとてもうれしかった☆
16世紀のフィレンツェを舞台に画家を目指す女性の物語です。
たぶんモデルはアルテミジア・ジェンティレスキではないかと思いますが
原作でアロルド親方がラファエロやダ・ヴィンチが最近亡くなったような話をしているので
ジェンティレスキの時代よりちょっと早めなのかもしれない。
もしかしたらミケランジェロは生きてるのかも…原作はまだ続いているので出てきたりするのだろうか。

坂本真綾さんのオープニング、溌剌として爽快で好き~~毎回スキップせずに聴いています^^
元気いっぱいのアルテ、画面の中でよく動くし二言目には「がんばるぞ~!」って自分を奮い立たせていて
原作からそのまま飛び出してきたようなキャラクターでとても素敵です☆
小松未可子さんの声が明るくて溌剌としてすごくいい。
歩く作画がいいですね。ドレスをひるがえして歩く姿も、裾をたくしあげて走り回る姿も。
アルテは腕を振って姿勢よく歩く人なのでそれがアニメでも再現されていてうれしいです。
レオさんの厳しくもあたたかく朴訥とした雰囲気も
登場のたびに地雷を踏み墓穴を掘っていくアンジェロも原作そのまんまで楽しい。
ヴェロニカさんの…美しさよ…!
アニメ化で大丈夫かと心配していた彼女の魅力が作画と大原さやかさんの声で完璧に再現されてて感動、
アルテに交渉術を伝授するシーンが大好きなんですがきっちりやってくれてうれしかったー!
ヴェネツィア編始まってますが、こっからアルテの世界がぐんぐん広がっていくんだよな…。
カタリーナとの出会いで自分の生き方と画力について考えるアルテは奥深い人間になってくと思うし
そんな2人をクールに見守っているダフネさんが好きなんですがアニメは掘り下げてくれるかなあ。
ユーリさんの胡散臭さ度が原作の8倍くらい増してた…鳥海さんは胡散臭い男をやらせたら天下一だ。

あ。
アルテは深夜アニメなので録画で見てるんですが、原作のダーチャのエピソードがまるごとカットされてて
途中でいきなりアニメに登場してきたのでえっ、間違えて録画消しちゃったかなって確認してしまった…。
ダーチャはアルテのよき理解者だしダーチャといるアルテは人間性が色濃く出ることがあったから
出逢いの部分は欲しかったところ。
そうでなくてもお針子の女性たちのエピソードは勢いがあって好きなお話だったので…。
アニメはたぶんカタリーナのお話で終わりだろうからダーチャの次の出番は最終回ではなかろうか、
それでもいいから出てきてほしいです。
(お針子さんたちのエピ、OVAとかで円盤につく予定とかないのかなあ)


啄木鳥探偵處。
原作があると知らずに何となく録画したら色んな意味でおもしろくて視聴決定。
探偵の仕事を始めた石川啄木と、それに巻き込まれる金田一京助を中心に
彼らの周囲にいた文豪たち(主に詩人・歌人・推理小説家)の若かりし頃を描いています。
文豪の探偵社ってどこかで聞いたような(笑)メンバーは全然違うし人数も少ないけど。
石川啄木と金田一京助は史実でも友人だったので、その友情関係を中心に描いていく感じですかね。
1話が早世した啄木を偲ぶようなアバンで始まる演出でしたから最終話がどうなるか気になるところ。

脚本にジョカゲの香りを感じ取ったのですが岸本氏なんですね。
キャラクター作画の主線が青なので画面が明るく見えるから
あまり暗い話をやっても暗くなりすぎない仕掛けになっているなあと思います。
蓋平館に住み歌を口ずさむ石川啄木、飄々として京助さんを翻弄する厭世青年ですね。
文明開化から40年とか言ってましたがつまりほとんど晩年ではないですか、
最新話でとうとう血を吐いたので病気が進行してますね…結末を知っていてもドキドキする展開だ。
お人好しな金田一京助氏はアイヌについての文学を書き始めていましたが
手元の原稿がアップになったとき本当に文字が書いてあったからびっくりしてしまった、
アニメによくある××とか潰れ文字じゃなくちゃんと本人の文章が原稿用紙のマスに作画されている!
京助さんの本棚にある本の背表紙も日本語とか外国語とかってわかるもんね…制作の本気を感じます。
エンディングになっているゴンドラの唄を作詞した吉井勇も江戸弁でしゃべる野村胡堂も
気弱でやさしい萩原朔太郎もお酒入ると歌が振り切れる若山牧水も
まだ高校生な芥川龍之介もみんないい。
牛乳屋さんで読書してた森鷗外先生、この世界の先生は牛乳飲めるのかな…?(出番はあれだけらしい)
京助さんが岩井三郎のことを話題に出したとき江戸川乱歩を感じて公式サイトを見たら平井太郎くんがいて
登場したとたんにいっぱいしゃべって、大人顔負けの推理ができる少年で最高だった~!
7話が完全に二銭銅貨をベースにした話になっていて(五万円も煙草屋も紳士盗賊も全部そうだよね)
あんな感じで二銭銅貨ができていたら素敵だなあ…「あの品を私に呉れたある人」は啄木かあ…( ˘ω˘ )。
6話で人でなしの恋を書き始めていたけど
午前3時に大人たちのすったもんだに聞き耳たてて物語の着想を得ていて、末恐ろしい子ですね。
というか6話の人形館に安本亀八の野見宿禰と当麻蹶速を意識したとしか思えない生き人形が
さりげなく置かれていてびっくりした…斜め上から引用してくるアニメ…!
6話は朔太郎の孫である萩原朔美氏がゲスト声優として登場されている回でもあって、
朔美氏すごく朗々とした声でむちゃくちゃ上手くてどういう方なの!?ってぐぐったら
寺山修司と劇団を旗揚げした経験をお持ちなのね…かっこいいな…。
というかエンディングにテロップされている個人と施設の協力一覧が豪華すぎるし
ゴンドラの唄と次回予告のユーモレスクが視聴後にしばらく脳内を回るし
色んな意味で突っ込みが切れない作品だと思う。
個人的な衝撃は2話と3話の絵コンテが板井寛樹氏だったことですよ…。
最初見間違いかと思って2回くらい戻して見直したらマジで板井さんでした。
シンカリオンの次はうちタマに参加されてたけど啄木鳥にもいらっしゃってる…ご活躍されてる…応援しています。

文豪たち本人の歌や詩、エピソードはもちろん
北原白秋の邪宗門や長唄の紺屋のおろくなど当時の文化からの引用もあるし
背景も十二階とか蓋平館とか当時の御茶ノ水駅とか再現されててレトロ好きとしてはかなり萌える。
月に吠えるの「おわあこんばんは~」で始まる黒猫のくだりが影絵っぽく表現されていたのよかったな…
梅原さんの朗読とともにあんなに長々と見られるとは。
(でも胡堂が言ってた「大事なものを盗んでいっちまった、俺の心さ」の元ネタはまあ、戦後ですよね)
事件がひとつずつ起きて解決されていく中、1話の事件の関係者の名前が事あるごとに繰り返されていて
あの事件まだ終わってないのかな、最終話にぐわーっと集約されていくのかな…とか想像しています。
話が進むにつれ岸本節が炸裂しまくっているし、氏はそういうのお好きだしなあ。


BNA。
動物が二本足で立って暮らす都市にタヌキの女の子がやって来る…的なあらすじを見て録画したら
内容はもうちょっと深くて複雑でした。さすがTRIGGER&中島かずき。
人間の遺伝子がDNAなら獣人の遺伝子はBNAということなのかな…。

クロかわいい。(落ち着け)
誰かの肩に乗ってる小型生物に弱いんですよ!しかもしゃべらない!!(ここテストに出ます)
ああいう何も言わない存在が近くにいるってすごく好きなんですよね…わたしが猫と暮らしてるからかもしれないけど。
ロゼさんと一緒に収容所から逃げてきたっぽいですが今は士郎さんになついてるのね。
士郎さんやみちるの肩に止まったりソファでちょこんと寝てる姿がとってもキュート☆
クロのグッズ出てないんですか、ぬいぐるみとか。ぬいぐるみとか。欲しいです買います。
士郎さんの正義は暴走するタイプですな…人生がハードモードなので無理もないけど。
過去に自分が受け取っている仲間たちの魂の分まで、という信念があるのだなあ。
細谷氏による普段のぼそぼそ声と戦闘時の激情にかられた声のギャップ好きですわ~。
ロゼさんは専門家が政治家になったときの理想形のような気がしますが
複雑な立ち位置にいて動けなくなることもあるので士郎さんがカバーしてる感がある。
収容所で士郎さんと出会って以来全幅の信頼を置いて一緒に活動してきたのかもなあ…。
創設されたばかりの都市の代表が女性である、というのはアニマシティのエポックメイキングになりそう。
神出鬼没のミンクのマリーさんも好きです。生きるために何でもすることがどういうことかわかっている人。
彼女が出てくると不安しかないけど、そこが好き。
ピンガさんの「空に国境はない」感すごくいいな…ああいう風に空を飛んでみたい…。
自由を制限されることがどういうことかわかっているから、自由を大切にする人。そのために行動する人。
アランのキャラデザにすごく既視感があって誰だっけ…と思ってたんですが
あれだ、LWAのアンドリューに似てるんだ。
プロメアのクレイとかもそうだけどTRIGGERがスーツ姿の男性キャラを作るとだいたいああいうデザインになるのよな、
逆三角形の体格で前髪分け。

獣人は基本的にはひとつの姿を持っているだけだけど(たぶん士郎さんも)
みちるとなずなの変身能力がタヌキとキツネだけではなくイメージできたものになれるのは
彼女たちがタヌキとキツネだからなのかなあ、と。昔話的な考え方かもしれないけど。
どんどん能力の精度が上がっているのは中島氏のことだから何か仕込んでいそうですな…。
理想郷だと思って辿り着いた場所が実はそうでもない(どころか更にヘビー)というのは
TRIGGER原作アニメによくあるパターンですし、このアニメもそうだけど
いつもは社会構造や偏見や差別について割と視聴者に投げっぱなしな中島氏が
今回はどんな風に着地させていくのかを見守ろうと思います。
あと他の話と何か雰囲気違うぞ、と思った回の脚本がうえのきみこさんだった~!
ようやくわたしもうえのレーダー(何それ)が働くようになってきたぞ…( ˘∀˘ )。
ベアーズ回はみちるのド正論がいつになくキレッキレでマスコットキャラみたいなベアーズががんばってる中に
八百長を放っておくとスポーツにも社会にも悪い影響しかないことが20分で描かれている良回でした。
ドードーの絶滅とかさらっと入ってるし…ただの事実としてぶっこんでくるので余計に考えさせられます。
小ネタもすごくてサウスポーの歌詞とかドカベン顔のシロクマとかあしたのジョーみたいな監督まで…いやはや。。
(作画もすしおさんで丸っこくてかわいかったです。すしおさんの作画久々に見た気がする)
歯が見えたりして始祖鳥っぽいフラミンゴちゃんたちすげぇ口が悪くてこわっ…てなった、
ああいう闇をうえのさんはごまかさずに書くんですよね。
悪口もだけど、うえのさんは女子同士の濃い関係を描くのがうまいんですよ…。
思いっきりケンカした後に仲良しだった頃のこと思い出しちゃうとかね…切ないのよね。
シルヴァスタ製薬回はみちるとなずなが本心を思いっきりぶつけ合うことができてよかったし
みちるの言葉がなずなに届いているのよかったです。
ボリスをキモいって言われてその場では反論しなかったけど、実はなずなもキモいって思ってたのが後でわかって
部屋への立入りを禁止にされるボリス氏よ。
士郎さんのみちるへの態度がどんどんバディ味を増していってるのもよき…
うえのさんが脚本を書くと士郎さんがやさしくなる気がします。


新サクラ大戦。
過去のゲームも新作ゲームも未プレイですが、過去のアニメや映画は見ていまして
あとドラマCDがおもしろくて結構聴いてたんでした。サクラ大戦も息の長いコンテンツになりましたね。
OPTのゲキテイのAメロが新しい歌詞とメロディになっていて最初びっくりしましたが
サビやイントロはそのまんまでああ、ゲキテイだって思いましたし
懐かしくてスキップせずに聴いてしまう♪
昼間は劇場の舞台に立って、夜は霊式甲冑に乗って出撃するパターンは変わってないし
舞台となる帝都のどことない懐かしさとスチームパンクな雰囲気も変わってないような。
すみれさんが成長して劇場の支配人と帝撃総司令を兼ねていて泣きそうになりました、
すみれさんが今のトップなんだー!
すごい、さくらさんに負けたくないってがんばってたり、カンナさんとケンカばっかしてたり
神崎重工を継ぐか迷っていた彼女が…そうかああああ。゚(゚´ω`゚)゚。
(他の人たちも出てくるのかなって新作ゲームのネタバレをぐぐったら別の意味で泣きそうになったのでそっ閉じした)
最新話で「わたしは絶対に諦めない」って宣言する天宮さんの姿に
真宮寺さんを重ねるすみれさんに泣いた…すみれさんっ…!!(ノД`)・゜・。
天宮さんが光武に乗ったのも最高でしたよ。真宮寺さん機のデザインだったね。受け継がれていたんだな。

現花組メンバーの中で個人的に好きなのはアナスタシアさんですね~。
銃使いで背が高くて歌がうまくて色っぽくてイケメン。
(たぶんマリアさんのポジションだと思うのだけど、過去作品でもわたしはマリアさん推しでしたから
やっぱり人間の好みってそんなに変わらなくて直感で似たような人を好きになるのだなあと思った)
さくらも初穂もクラリスもあざみも、過去作品のこのキャラクターのポジションかな?って思う部分と
ちゃんと彼女たちの個性もあって、往年のファンにも現在のファンにもやさしい作りだなと。
クラーラはアイリスのポジションかと思ったらあやめさんみたいになってしまって
花組はつくづくこういう人と縁がある気がしますが今度は何とかなってほしいな…。
ストーリーは王道なのであまり心配してませんが大丈夫でありますように、あやめさんの二の舞はつらいよ。
サクラ大戦は過去アニメだと割と仲間割れがひどくてだんだん仲良くなっていくみたいな流れでしたけど
今回のアニメは仲間としての結束ではなく「花組のみんなは家族」という考え方になっていて
そこは新しいなと思いました。
足の引っ張り合いとかしないし、何か失敗したり疑惑が生じたりしても
基本的には自分の問題と考える子が多くて、決して相手を責めたりしないから
陰湿な雰囲気がまったくない。
初穂もあざみも、そうして手探りしながらクラーラとの関係を作っていったように思います。
クラーラが自分の正体を知ってどうしたいか考え始めたのも前の家族と今の家族の影響があってのことだし。
レイラはカミンスキーの真意に気づいたときものすごいショックを受けそう…あるいは薄々気づいてそう…
彼女が少しでも救われますように。
カミンスキーおまえこのやろう、まあ典型的な悪役でだいぶ狂気がありますが
浅草でさくらたちを尾行してたときレイラと一緒にバレバレの変装してたの笑ってしまった。

あとこれ、書いていいかわからないんですが
主人公さくら役の佐倉さんと倫敦華撃団・ランスロット役の沼倉さんと
花組の技師長・司馬さん役の杉田さんはシンカリオンにも出演されているので
ちょっとどぎまぎしながら見ていたりします。。
沼倉さんは女の子の声で演技されてるのでアキタくんがだぶることはないんですけど
佐倉さんはたまに叫んだときとかの声にハヤトくんのかっこよさがにじみ出ていたりするし
杉田氏は完全にホクトさん声でしゃべってますから(*´Д`)。
つか杉田氏が整備したメカに佐倉さんが乗るんですよ…やばいよ…!
さくらが司馬さんに「わたしの機体は」って聞くのドキドキしちゃうし
さくらの操縦中に司馬さんがアドバイス出すのもドキドキしちゃうんですよ、
ホクトさんとハヤトくんかよ!!!(落ち着け)
ってか司馬さん、さくらのことを「さくらちゃん」て呼ぶんですよあの声で!反則だろおおおお(ノ ゚Д゚)ノ
キャラクターがキャラクターを呼んでるシーンなのにさくらを呼んでるのか、佐倉さんを呼んでるのか、
速杉サクラさんを呼んでるのかわからなくなって脳が大混乱。
佐倉さん杉田さん本当にごめんなさいごめんなさい。。
なんだろうこの、CCさくらで丹下桜さんがさくらちゃん役やったみたいな感じ…。
あとアニメには出てないけどゲームには釘宮さんもいるらしくてですね…まってメンタルがもたないよ。。


神之塔。
Twitterのフォロワーさんが前からめちゃくちゃプッシュしていたので気になって原作を読み始めたら
王道展開なのに先が読めなくてじわじわハマリつつあります。
いや先は何となく読めるしキャラクターのバックボーンもだいたい予想通りだったけど(特に主人公)、
どういう結末に辿り着くのかが気になるから読んでる、のが正直なところかも。
星を見たいと言った女の子を追いかけて塔に入った男の子が試験を受けながら頂上を目指すお話ですが
どことなくハンター試験とか天空闘技場あたりの香りがいたすので
色々な既視感にどうオリジナルを見せてくれるのかが楽しみでもあります。

OPTかっこいいし、「神之塔」の文字が現れるときの筆文字のような表現が美しくて何度も見てしまうなあ。
10年以上続いている大長編をどこまでアニメ化するんだろうと思っていたけど
初回で2階へ行ってしまったり各試験が1話程度で終わったりしていておお、なるほど…と思いました。
ときどき唐突だったり説明不足感はあるけど、原作のキーポイントになるシーンやセリフはちゃんと拾ってるし
(お前だけ落ちますはなかったけど)うまくまとめているなと。
ヘドンが芳忠さんだとは思いませんでした。ウサ耳キャラから芳忠さんの声がする奇跡。素敵(U╹ x ╹U)
黒の三月さんがすげぇ色っぽかったね…かつてない色気のある武器ですね彼女は…。
谷野さんのキャラデザがよいのだな。
作画、基本的に崩れませんが総作監を谷野さんが務めている回は文句なしに美しいし
何よりキャラクターに陰影が入ってないのびっくりするよね…線だけであの立体感を出してるのすごいです。
(影が入るのはキャラの瞳がアップになったときとか、キャラが物陰に隠れたときくらいだよね)

抽象的な表現だった1話からキャラクターがわっと増える2話は急にテンションが変わって
衝突を繰り返しながらだんだん仲間意識が芽生えていくのがいいなあ。
好きなのはラークたんです。なんだあの癒しワニくん。ぬいぐるみ化してほしい。
しょっちゅう怒ったり怒鳴ったりしてるので演者の三宅さんは大変だと思いますが
三宅さんにも「時々かわいい担当」と言われるくらいだから現場でも話題になってるんだろうな。
チョコバー大好きでしょっちゅう食べてて自作の歌まで歌ってるのかわいすぎでしょ、
ぬいぐるみ化してほしい。(2回目)
あの歌アドリブだと思うんだけどどうかな…めちゃくちゃかわいかったなあ…(*´︶`*)。
三宅さんが現場でアドリブ入れまくってるって岡本さんが言ってらしたから。→こちら
最初は獲物として見ていた夜とクンのことを今ではすっかり仲間として見ていて
夜が塔を登らないかもってなったときも信じなかったり
クンが大根芝居をしたときも何の打合せもないのにピタリと付き合ったあげく「功を奏したな」って言ってくれて
なんていい奴なんだ…2人とずっと一緒にいるつもりなラークが大好き。
夜くんがラヘルを追いかけるのは雛鳥が親鳥を追いかける感じかなと思ってるんだけど、
仲間が増えて試験の経験も積んでこれからどんどん成長していくので
アニメの夜を見ているとそうかまだこんな風だったな…ってちょっと懐かしくなります。
2階で急に草食べたり、クラウンゲームの覚醒シーンがド派手だったり
基本的には原作準拠ですがちょこちょこ挿入される演出やアニオリエピで説得力が出てるというか
ただ者ではない感が漂っていると思う。
市川さんの素直で透き通るような声が底知れなさを感じさせて、ちょっと不安になることがあります。
ただラウレさんに小豆まくら作ってあげたときの速さと手慣れてる感は別の意味でびっくりした、
なんだあの無人島でも生きていけそうなライフハック…そらラウレさんも神之水のコツ教えるわ…。
前いた洞窟に小豆があったとは思えないけど何故あんな手際がいいのか、シェフの多眼族に聞いたのかな。
夜「すみませーん!枕代わりになるようなものってありますか?」
シェフ「スッ…(無言で小豆と麻袋を手渡す)」
夜「これどうやって使うんですか?」
シェフ「ざらざらざらざら…(無言で小豆を袋に入れてくれる)」
みたいな。。
夜くんて初対面の人でも物怖じせずに話しかけてコミュニケーション取れるとこあるよな…すごい。
そんな夜くんより原作から盛られまくってるのがクン・アゲロ・アグネス氏ですね…。
頭が良くてクールで何事もスパッと割り切れてカラーリングからも冷たい人っぽいイメージですが
興味を持った相手にはとことん心の距離を詰めていくんだね。
「クンさんてこんな人だったっけ?」By アニメ4話の夜
夜に黒の三月について聞くときの距離が近いし、その瞳を守りたいとか思っちゃうし
彼の貴重なバトルシーンであるクラウンゲームではまさかの膝枕、一体何をしているんだ…???
(夜はクンに膝枕されても「たくさん戦ってたし疲れてるのかな」ぐらいしか思わなそうだけど)
原作で詐欺師と言われるほど嘘八丁が得意なクンが夜にラヘルのこと聞かれて誤魔化すシーンは
原作では嘘が下手すぎて色んな意味で笑えるんですが、
アニメのクンは有無を言わせない凄みがあって畳み掛けるし声のトーンがちょっと高くて
視聴者に「あっ嘘ついてる」ってちゃんと伝わるようになってるのすごいと思った。岡本さんの技術だね…。
ラヘルに対して声が1トーンくらい低いクンがその後ラークに話しかける声は明るかったのでニコニコしました、
身内認定した相手には限りなくやさしいな…。
(どうでもいいけどラヘルとクンて中の人で考えると白雪とオビなのよね、キャラだいぶ違うけどね)
台本書いてあげたらしいクン様劇場は夜くんのかわいさが光る内容になっててすげえ笑いました、
どんな才能なんだあれは。(困惑)(夜は演じていたというより本心でセリフ言ってた感がある)
鬼ごっこ試験でも己への好感度を上げつつAチームの空気も壊さず、
Bチーム(というか夜)のためにヒントを残しまくってわざとAチームを負けさせる頭脳と技量がもうほんと…!
たぶんハツとシビスの友達作りの課題のときに「友達がいなくなってしまうのは寂しい」と言った夜の気持ちを
最優先した結果だと思うけど。

仲間が増えた後の夜はラヘルがいなくても楽しそうに過ごしてるけど
ラヘルは暗い部屋でひとりでチョコバーとりんごしか食べてない対比がすごい…。
彼女が描いた☆が六芒星だったの地味にびっくりしました、
あの世界では星を表現するとき六芒星で描くのが標準なのかな。
ザバードの姫たちみんな生き生きしてる、アナクと四月さんのアクションかっこよかったし
エンドロシのかかと落とし何度でも見たいし、早くユリさんのアクションも見たいな~。
強くて真面目なハツくんがクン様劇場では全力でお礼を言わされるのかわいいし
最初はケンカばっかしてたシビスとセレナがものすごく努力の人たちなのかっこいいし
ライナスの毛布みたいな布団被ってるラウレ(原作者のお姉さまがモデルだそう)は
アニメーションになるとどうやって布団ごと動いてるの…!?感が増しますね。
ホーさんは初登場時に顔見ただけで泣きそうになるくらいしんどかった…ホーさん…!
汐谷さんの声がやさしいから舌打ちとかするとゾクゾクしちゃうね。新しい扉を開いた人もいらっしゃるのでは←
最新話のホーさんのお葬式も供養のための宴会も原作にないシーンですがとても素敵で
ああこのアニメでは塔を登る者たちの仲間意識を大切にすることにしたのだな、って思いました。
クンの大根芝居がみんなにバレていることになったのも制作側のそういう意図ではないかと。
試験官もローがつだけんさんだしユハンが岸尾さんでクォントが吉野さんだもんなあ、
塔の人たちいい声ばっかりだわ。

しかしほんと展開早いからこれは終盤でビオレのチラ見せとかあるんじゃなかろうか…。
ラヘルのエピソードで終わりにしそうですがそれだとあまりにも…なのでぜひ2期をやってほしいですね。
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