勾配66.7メートル。

先月末に、遅い夏休みをいただいて横川に行ってきました!
碓氷峠鉄道文化むらやアプトの道などのシンカリオンZ聖地を回ってきますぞ~~\(^o^)/
まずは高崎駅から信越線に乗って横川へ向かいます。

横川駅に着いた!
車で来たり通り過ぎたりしたことはありますが、駅に来るのは初めて。

駅の線路の終点。
昔はこの先にも軽井沢へ向けて碓氷線の線路が通っていましたが、今はここが終点になっています。
そして向こうに小さく、鉄道文化むらの看板が見える!

横川駅☆
シンくんが横川に来るときいつも降りてくる駅ですね^^
アニメでもこのアングルで映ってますね。

駅から伸びている線路の跡をたどっていきますと。

線路は鉄道文化むらのトロッコ列車の中に続いていました。
アニメで十河指令長が運転士をしていたトロッコ列車ですね!

というわけで碓氷峠鉄道文化むらです!横川駅から徒歩2分で着きます。
鉄道文化むらは信越本線の横川~軽井沢間が廃止となった2年後の1999年に開園、
碓氷峠の鉄道の歴史の紹介や、信越線や碓氷線で活躍した車両などを展示している施設です。
かつて横川駅に隣接していた横川運転区跡地に建っているので
横川駅から園内に延びている線路がたくさんあるし(たまに園内の展示車両をそれで動かしたりする)
周辺の用水路の蓋にはアプト式のラックレールが再利用されていました。
横軽廃線後も色んなものが現役でがんばっている。

アニメに出ていた看板も入口にありました。

切符みたいなチケットに鋏を入れてもらって、いざ入場☆
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開きますのでどうぞ☆

入口を入ると左手にある社。
碓氷峠の安全運行を祈願して国鉄横川機関区の職員さんが手作りしたものを
今もここにお祭りしているそうです。

入口の正面に早速シンカリオンZの大きな撮影スポットが☆
真ん中に顔をはめこむのですが、整備士になれるみたいですね。

SLあぷとくんの線路枠にも垂れ幕が掛かっていました。

さらに右側には新幹線軌道確認車GA-100。
新幹線が始発を走る前に線路を確認するお仕事をしていた車両です。
ものすごく急勾配な場所でも時速60kmの運転ができたそうな。

さあやっと中に入りますよ~。
正面のシンボルゾーンは小型電車がたくさんあって、遊んでいるお子さんたちがいました。

うわーーーーーっ1話だ!Z1話に出てきたアングルだ!!
信越本線あさまと鉄道展示館です!
あさまは軽井沢まで走っていた車両で、機関車と協力運転なども行っていましたが
長野新幹線の開業により撤退したものです。

Zの幟がたくさんあって、風にはためいてる。

オープニングにも出てくる鉄道展示館の正面。
1997年の廃線まで使われていた検修車庫をそのまま公開しているそうです。

EF63 10の前にシンくんとアブトくんのパネル☆
オープニングでこの車両の前で2人が拳をこっつんこしてましたね~。

EF63は国鉄の電気機関車で、碓氷峠を走る専用の列車です。
それまでアプト式で運転を行っていた信越本線が新線を完成させたので開発されたもの。
最大66.7パーミルの急勾配を登るのも大変ですが、それよりも下るのが大変だったそうで
ブレーキがめちゃくちゃたくさんついているらしい。

運転席にも入れますぞ。
思ったより狭くて、床が木の板でできていたのでミシミシいってました。鴬張り…(違)。

運転席から見える景色。

1986年3月の時刻表。1時間に2~3本くらいは走っていたみたい。

どんどん奥に行きますと。

横川支部への入口!??Σ(゚Д゚)
扉は鍵がかかっているのか開きませんでした。右側の通路から西館へ行けます。

通路から地下工場入口の裏を見たら、何もなかった。。扉が開かないわけだ。

西館に来ましたよ。
ここにも車両の展示があったり、Zのフォトスポットがあります。

プリントシールがあった!
わたしは作らなかったけど、シンくんたちのほかに
鉄道文化むらのスタッフ姿の横川支部の人たちとかと写真が撮れるみたいです。

階段を上がって2階に行ってみます。

大きなスポットがあった☆
「新幹線超進化研究所横川支部」って書いてある^^

1階に降りてED42形を見学。
1963年にアプト式線路が撤去された際に引退した、信越線の最後のアプト式電気機関車です。
1967年に準鉄道記念物に指定されています。

オープニングのアングルここからだ☆

車両の下に降りることもできるので車輪を見てきました。本当に歯車みたいにギザギザ。
これを線路と嚙み合わせることで急勾配を登っていたんですね。

西館を出て車両の屋外展示場に向かいます。

めっちゃいい天気だー!秋晴れ。
屋外展示場では国鉄時代に活躍した車両が常設展示されています。
一部の列車は運転席に入ることもできます。

ディーゼル機関車DD51と除雪車ディーゼル機関車DD53。
Z2話でシンくんとアブトくんが追いかけっこをする起点になった場所ですね!
この車両の前で「(俺について)教えてほしかったら俺を捕まえてみろ」とアブトくんが走り出して
シンくんが追いかけて文化むらを出て2人でアプトの道に走っていくのですね(道については後ほど)。

D51もありました。

展示場の奥にあるポッポタウン駅にSLあぷとくんが戻ってきていました。
あぷとくんはイギリスからやってきた蒸気機関車で、
園内の運行コースを1日に何度か運行しています。

時間がないのであぷとくんには乗れませんでしたが
車内にいたシンカリオンZのパネルをズームで撮れました。
E5のほかにE6とE7もいましたよ~。

展示場を後にして資料館へ歩いていると、こんなのが展示されていました。
新幹線保線用トンネル巡回車。
2人乗り(背中合わせ)で乗って線路を目視で確認するための車両だそうです。

Zにも出てきた資料館へ。

入館して一目散に屋上へ上がりました。

屋上に来た!
アブトくんが島さんに励まされたり、大宮に行くかどうかで細川さんとお話してたところですよ~。

屋上から文化むらを見下ろします。
入口から鉄道展示館、遠くの屋外展示場までぐるっと見渡せていい眺め。

資料館の2階では碓氷峠の鉄道の歴史について、
資料やパネルの展示で見ることができます。
66.7パーミルの勾配標やアプト式の採用、馬車鉄道や橋梁やトンネルの工事、
ローマン・アプトについて、碓氷線開業からアプト式の時代、碓氷線の電化、碓氷新線建設、
ED42形からED63形へ、そして長野新幹線の開業とともに廃線。
1997年9月30日の廃線当日の運用図に書きこまれた「廃止」の赤字を見て泣きそうになっちゃった…。
あれを書いた職員さんどんな気持ちだったんだろう。

1階にある碓氷峠ジオラマ。かなり大きい!
横川~軽井沢間の鉄道を紹介する模型です。

めがね橋がありました!これから行くよ~。

同じく資料館1階にある売店にシンカリオンZのグッズコーナー☆
ここでしか買えない限定クリアファイルなどがあります。

ED42形の写真をバックに横川支部の大人たちのパネルがあった。

資料館のそばにあるめぐり愛の鐘。シンくんがアブトくんからスマちゃんを託された場所ですね!
もともとは横川機関区で仕事の始まりと終わりの朝と夕方に鳴らされていた鐘だそうです。
今は文化むらを訪れた人たちが願いを込めて鳴らすラッキーアイテムになっています。

いったん外に出まーす!
鉄道文化むらはチケットを持っていればその日のうちなら再入場ができるそうです。

文化むらから5分ほど歩いて、おぎのやに来ました。
1話でシンくんとアユちゃんがお昼ご飯に峠の釜めしを食べたところですよ!

奇跡的にこの席が空いてました!シンくんとアユちゃんが座った席です。
左側、シンくんが座った席にすわりました。ちょっと緊張した。。

ここも奇跡的に誰もいなかったので写真が撮れた!
シンくんとアユちゃんが来ていたとき、アブトくんも島さん細川さんと一緒にお昼ご飯を食べていて
「人の夢を笑うな」とシンくんに味方をしてくれたところです。

というわけでわたしもいただきます、峠の釜めし☆
食券を買って、券に書いてある番号を呼ばれたらカウンターに受け取りに行きます。

うわ~~っ久し振り…!
子どもの頃に家族旅行で新潟や長野へ行っていたとき、途中で何度か食べたきりで
もう10年以上はお目にかかっていませんでしたね。
食べると記憶の中のままの味がしました…おいしかったです☆

店内にはシンエヴァのコラボファイルが売ってた。

鬼滅コラボの名残も。
横川はシンカリオンとコラボする前は鬼滅(無限列車)とコラボしていたんですよね。

鉄道文化むら前にあるアプトの道入口に来ました!
シンくんとアブトくんの追いかけっこの起点でもあるここから旧国鉄熊ノ平駅まで、
昔は線路が敷かれていたところが今は遊歩道になっているので歩いてきます☆
お腹もいっぱいになってエネルギーチャージしましたし、鞄の水筒にはお水を入れていますし
あと歩きやすい靴よーし、長袖・長ズボンよーし、タオルと日傘よーし、スマホの充電よーし!
熊よけの鈴……は、忘れた。。
(アプトの道を歩いている最中に熊やヒルの出没に注意、みたいな看板をいくつか見かけました…。
皆様もお越しになる際はお気を付けて)

目的地の旧熊ノ平駅までは片道約2時間かかります。ひいぃっ。
前日までにネットで公式情報や訪れた人たちのブログなど見て覚悟はしていたつもりですが
数字を見てしまうとなかなかドキドキする。。

では出発します。追いかけっこルート、よーい、ドン!
鉄道文化むらの中から伸びているトロッコ列車の線路を隣に見ながら歩いていきますよ。
(トロッコ列車はここから徒歩1時間ほどの距離にある峠の湯まで線路があります)

しばらくは鉄道文化むらの敷地に沿って歩きます。
ちょうど、あぷとくんが隣を走って来たので見送りました。

ちょっと道を1本外れて寄り道します。碓氷関所跡へ。

899年に置かれて1869年に廃止されるまで、中山道の関所として運営されていたところです。
門は当時使われていたものだそう。パンフレットを見ると割と広い敷地だったみたい。

おじぎ石。通行人はこの石に手をついて関所を通ったそうです。
後ろにある建物は関所資料館ですが、閉まっていて入れなかった。

さらにもう一箇所寄り道します。関所跡から道を下るよ。

鎮魂碑と招魂碑。
信越線はその難所ゆえに開通から廃線まで数々の犠牲があったそうで
(正確な人数はわかっていないらしい)その人々を慰霊するために建てられたものです。
すぐ近くに鉄道文化むらの屋外展示場がありました。結構歩いたつもりだったけど、まだまだです。

もう一箇所寄り道。碓氷馬車鉄道顕彰碑。
馬車鉄道は碓氷線が開業する前に暫定的に横川~軽井沢を結んだもので
アプト式が採用されるまでの約5年間、運営されていました。
車両を馬が引いて線路を走っていたんですね…お馬さんも急勾配を行くの大変だったろうな…。

さて、ここから本格的にアプトの道を歩いていきますよー!
もうこっから先はず~~~~~~~っと緩い登り坂でした。平らな道などなかった。

だんだん山道っぽくなってきたよ。
緩~~~い上り坂を30分ほど、ひたすらに歩いていきますと。

煉瓦造りの建物があった!旧丸山変電所です。

丸山変電所は1912年に建設された、軽井沢側と横川側の電圧を変換する施設でした。
ここから電車に電気を送っていたんですな。

ここの屋根に宇宙人が出たらしいという話を確かめるために
シンくんが横川にやって来るところからZの物語は始まりました。
結局アブトくんだったわけですが、どうやってあそこまで登ったんだろ?

ガラス越しに建物の中を覗いてみました。埃だらけ。。

さあ先に進もうと思って、何となく変電所を振り返ったところ「あ」と気づきました。
Z8話でアブトくんとシンくんが、右側の階段のとこでアプト式についてお話してましたね。
(階段のあるホームはトロッコ列車の駅「丸山」です)

変電所で少し立ち止まったとはいえ、既に45分くらい歩いているので
たまにこういう景色を見るために立ち止まって、10数えてから歩き出す、ということを
意識的にやっていました。
割と足が疲れてきていたし、ステイホームが続いて運動不足なので休まないと熊ノ平までもたないと思って。

またしばらく歩いて、碓氷峠の森交流館という場所に着きました。

交流館にある峠の湯。天然温泉に浸かれるそうです。
先を急ぐので寄れないので、足湯とかあったら入れるかな~と思ったけど、足湯はなかった。

トロッコ列車の終点「とうげのゆ」。
歩いて50分かかった登り坂ですが、トロッコだとどれくらいかかるのかな。
(トロッコ列車は鉄道文化むらの開園している9時~17時の間、1時間に1本程度走っています)

峠の湯を後にしてまだまだ歩きます。

北原白秋の歌碑。
うすいねの南おもてとなりにけりくだりつつ思ふ春のふるさと。
白秋が39歳のときに信濃を訪れた帰りに詠んだと伝わるそうです。

第一号トンネル。
ここから怒濤のトンネルラッシュが始まります。長いのもあれば短いものもあります。

最初のトンネルは割と長いほうだったと思う。
天井と足元に電気がついているので真っ暗な中を歩かなくてもすみます。
あと壁をつたって水が流れている場所があったり、天井から水がポタっと落ちてきたりするし
足元が滑りやすいのでしっかり足をつけて歩いた方がいいです。

出口。
ここからしばらく砂利道を歩きます。

第二号トンネル。

トンネルを抜けると碓氷湖が見えました。
下に降りて、湖を一周することもできますが時間がないので今回はスルー。
真ん中に見えているのは坂本ダム。碓氷湖はこのダムができたことで水がたまった人造湖なのだそう。

第三号トンネル。
トンネルの向こう側にもう第四号トンネルが見えています。。

第四号トンネル。

やめてよ~~~。
帽子かぶってないし、歩いているだけで頭に水滴がしょっちゅう落ちてくるのに。。
(幸いつららが落ちてくることはなく怪我などもありませんでした)

第五号トンネル。

ここは割と長かったです。
あとここには家族連れや数人グループが多くて、わたしの向かう先から歩いてきた高齢のおふたり連れに
「この先には何があるの?」と聞かれたのですが、
既に1時間以上歩きづめでだいぶ疲れていたので
「ええっと…15分くらい歩くと湖があって1時間以上歩くと横川駅です」的な、
ちょっと、いやだいぶ要領を得ない回答になってしまった。。

トンネルを抜けるとそこは、あれ、もしかして?

長い橋…?

めがね橋だーーーーーーーー!!!!!着いたあ、ここかあ。。
まだ熊ノ平まで行くのに、目的の半分を果たしたような気分になってしまってよっしゃああ!てなりました。

すごく広くて大きな橋。かつて鉄道が走ってたんだもんね…。

見晴らしもすごくいいです。紅葉の時期は綺麗だろうな。

橋を渡り終えたところで階段を発見、下に降りられるんだ!

橋の下に降りたところ。

反対側へやって来ました。
観光パンフレットとかによく載っているのはここから見た写真ですね。すごく見ごたえのあるアングル。
めがね橋は通称で、正式には碓氷第三橋梁といいます。碓氷線の三番目の橋。
(アプトの道のトンネルはほとんどが碓氷線の橋です)
長さ91m、高さ31m。1893年に建てられた煉瓦造りの橋です。
手前の道路は国道18号なので自動車で来ることもできます。近くに無料駐車場とトイレもあるし。

第五号トンネルの出口。あそこを歩いて出てきたんだなあ。
さっきわたしに道を聞いてきた人たちは階段から橋の上に登ってトンネルに入って来たんですね。

2話でシンくんとアブトくんが追いかけっこしてたとき、
先を走るアブトくんを追ってシンくんがこの橋の上を走るシーンがありますけど、
捕まえてみろ!で走り始めて次のシーンがめがね橋なのはマジでおかしいし(文化むらから4.7km)、
シンくんの肩を支点にしてバク転したアブトくんはとんでもないし
何より!大人の足でも1時間以上かかるこんな場所で!走って追いかけっことか無理だよ!!!(゚Д゚)クワッ
小学5年生の体力どんだけ。。

気を取り直して第六号トンネルへ。
ここからまだ30分近く歩きますよ…熊ノ平までもう少し。

排煙口があって明るかった。
ここを笑顔で走っていたアブトくんと、息を切らしながら走るシンくんのシーンもありましたね…。
いやだから走る余裕なんてないってば。

第七号トンネル。

第八号トンネル。

第九号トンネル。

第十号トンネル。

おお、何か見えた…!

着いたーーーーー!旧信越本線・熊ノ平駅跡。
時計を見たら、スタート地点をよーいドンと歩き始めてからここまで1時間45分かかってました…!
2時間はきりたいと思っていて、できたけど、やっぱりかなり時間かかったな。。

熊ノ平殉難碑。
1950年6月に大雨のためトンネル北側の線路が土砂で埋まり、
駅長を含む職員たちが復旧作業にあたっていたところ二度、三度と崩落が起こり
最終的に数十人の職員や宿舎(の中にいた職員の家族)が犠牲になった事故があったそうです。
この殉難碑は1年後に建てられたそうです。
奥にある鳥居は熊ノ平神社。由緒は不明だそうですが元々は碓氷峠を越える街道沿いにあったそうです。
さらに奥の白い建物は旧熊ノ平変電所。

こっちが横川側で。

向こうが軽井沢方面です。

軽井沢方面の線路の向こうに、おや、見覚えのある石碑…。

碓日嶺鉄道碑!追いかけっこの終点ですよ☆
アブトくんを追いかけて走って来たシンくんがここで疲れて立ち止まってましたね。
で、この大きな木の上にいるアブトくんを捕まえようと木に登って落ちそうになって
アブトくんに捕まえてもらってましたね………って、、、
アホか~~~~~~!!大人の足で1時間45分もかかる登り坂を
走って追いかけっこなんかできるわけないだろゴルァ━━━━((((#゚Д゚))))━━━━!!!!!
いや、あの、実際に歩いてみて心底わかりましたけど
鉄道文化むらからここまで走るとか追いかけるとか無理ですから。マジで無理ですから。
シンくんアブトくんの友情シーンとして回想カットによく使われるあの追いかけっこは
実はとんでもない場所で行われていたと全身で感じましたよ。
アニメの制作スタッフは何を考えているんだ…小学5年生になんてことをさせているんだ…!
東京生まれのシンくんはともかく地元民のアブトくんにとっては遊び馴れた場所かもしれないけど
それでも片道1時間45分の追いかけっこは無理ですって。
実際に来てみないとわからないことってありますなァ…そして、来てよかった。
ちなみに鉄道碑ですがもともとは軽井沢駅にあったそうです。(現在、軽井沢駅にはレプリカがある)
山縣有朋による篆額で、漢文白文で書かれており摩耗もひどく、
過去に関東大震災で倒壊したこともあって解読が難しいのですが
碓氷線の開通に向けてどんな工事をしてどれだけ困難だったか、それがどれだけの偉業だったかが
高らかに刻まれているようです。
あまり読めなかったけど目を皿のようにして見て、かろうじて「阿武止氏機関車」の字を見つけました。
アプトはドイツ人で、ドイツの山に鉄道を敷いた人というようなことも書かれていました。

鉄道碑の隣にあったアプト式開通の碑。
この周りは木がたくさんあって、秋になると紅葉が綺麗だそうです。
「もみじ」という唱歌がありますが、作詞した高野辰之氏が
熊ノ平の紅葉を見てあの歌詞を書いたというのをさっき鉄道文化むらの資料館で見て知ったのでした。
あ~きのゆ~う~ひ~に。て~る~や~ま~も~み~じ。

軽井沢方面に向かう線路。
碓氷線の線路はまだまだ続いていて、この先に行けばJR軽井沢駅があるわけですが
アプトの道の遊歩道はここまででこれ以上は行けません。

金網が張ってあった。本当に通れないんだな…本当に廃線なんだなあここは。
この先に長野新幹線(現北陸新幹線)の線路があると思うと…いやまあ、そりゃ、新幹線の方が速いけどさ。

というわけで第十号トンネルから帰りま~す。
さっきまでヒィヒィ言いながら歩いてきた道です…でも歩かないと帰れないから帰るよ。
何よりスマホがね!さっきから圏外なんですよね。。
やばいやばいやばい、せめてアンテナ立つところまで早めに戻らないと…gkbr((((; ゚Д゚))))。

戻る途中で、確か第七号か第六号あたりで見つけた看板。
こういうことは登り坂方面にもお知らせしておいてほしい…暗くなったトンネル内を歩くのは危険だ。

15分くらいでめがね橋に戻ってきました。スマホのアンテナも立ちました。ホッ(*´Д`)=3
しかし下り坂なのでスタスタ歩けるので、登って来たときよりも早く帰れそう。
トンネル内は滑りやすいので要注意。
あと、またシンくんたちのこと考えてしまったんですけど
よく考えたら追いかけっこで熊ノ平まで行って、当たり前ですけどまたこの道を下って
文化むらまで帰ったんだよなあの2人…。
わたしがヒイコラ言いながら4時間かけて登って降りた道を…小学生の体力とは。。

めがね橋を過ぎて、峠の湯を過ぎて、丸山変電所を過ぎたところ。
ここまで1時間ちょっとで下ってきてしまっていた。下り坂すごい。
変電所を過ぎたところで草刈りをしている作業員の人たちを見かけました。
遊歩道が綺麗に整備されて歩きやすくなっているのはああいう人たちのお蔭。

警備区間でもあるらしい。お疲れさまです。ありがとうございます。
お蔭で安全に行って帰って来られました。

アプトの道の起点近く。鉄道文化むらの屋外展示場が見えたよー!
うわ~~~やった、よかった、帰って来た。。
あの電車たちが見えたとき、足は筋肉痛で悲鳴を上げていましたが気持ちがすごく元気になった。

来る途中で見かけた観光案内所。
碓氷関所の資料室もあるみたいですがお休み中でした…。

アプトの道起点!帰ってきました。

帰ってきたからにはここへ来ないと!ということで、鉄道文化むらに再入場してアプト式線路の展示へ。
シンくんとアブトくんは追いかけっこを終えてここまで戻って来て
シンくんが鞄からだるま弁当を出して2人で一緒に食べるんですよね。
2つ持っていたうちの1つはアユちゃんのお弁当だったけど、あとで怒られなかったかな。
……ってか、シンくん…お弁当2つも鞄に入れたまま熊ノ平まで行って帰ってきたの???
めちゃくちゃ重たかったんじゃないの…小学生の体力とは(゚Д゚;≡;゚Д゚)。

夕暮れのあさまと鉄道展示館。
電車のライトは午前中も点いてましたけど、日が暮れるとより光って見えますね。

やっほー。君たちの追いかけっこロードを堪能してきたよ…もうクタクタだよ…。
これからも元気にアニメの中で暴れまわってください。楽しみにしています。
(現在の放送内容はだいぶシビアですけども…どうなっていくのかな)

信越線に乗って帰ります。さようなら横川!
(この写真を撮ろうとしたとき、車掌さんがドアの前に立っていらしたのですが
さりげなく車内に入っていかれました…とてもさりげなかった…。
いや別にそのままお立ちになってて大丈夫だったんですけども…気を遣わせてしまった)
久し振りにお出かけできて、電車もいっぱい見て山登りもして、久し振りに体をたくさん動かした夏休みでした。
気候も過ごしやすくてあまり汗かかずに済んだし、どこに行ってもあまり混んでなくてよかったです。
電車に座ったら速攻で筋肉痛がマシマシになりましたけど。。

高崎駅にあったE4系Maxありがとうポスター。
このときはまだ9月でしたので、E4系が定期運行から引退したのはこの数日後です。
お疲れ様お疲れ様、今月のサンキューMax運行もがんばってくださいね。
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