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2022_02
05
(Sat)23:59

いい眺めだ。おまえに見せたいよ、サーシャ。

映画『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』を見ました。
羅小黒戦記を見に行ったときに予告編が流れていて気になってはいたものの、
行くタイミングがなく観れないまま劇場公開が終わってしまったので見られてよかったです。
Eテレさんありがとう。

全編Flashで作られているそうで、絵が!絵が動いてるすごい!ってなります。
キャラクターにも背景にも縁取りがない美しいアニメーションが北極の世界へ誘ってくれました。
まず画面がいいですね!タイトルのとおり幻想的でアーティスティックな画面づくりがされていた。
シンプルで平面的、美術の知識やデッサンの裏付けがある上で徹底して引き算されてるのが伝わってくるし
色数も決して多くないのに陰影含めきちんと計算されて写真のようなリアリティがあって
どこを切り取っても絵画のように美しい画面ばかりで1秒も瞬きしたくなかったです。
何よりとーっても色がきれいですね!極北の暗さとか人々が吐く息の白さとか
冷たい空気の中のサンクトペテルブルクの街並みとかランプの温度差の対比とか。
キャラクターも描き込みは少ないけど作画は細かくて生き生きとした動きや立体感があって
こんなにもフラットなキャラデザでこんなに豊かで繊細な表現ができるのかと感心してしまいます。
あと引きのロングショットが多くて美術さん大変だったろうなあ!
背景美術も描き込みすぎないけど単調な画面ではなく、緻密な計算の結晶みたいな表現の美しさが
映画かぐや姫の物語や放送中のアニメ平家物語にも通じるような気がします。ああいう表現、好き。
というかタイミングの取り方(タイムシートのつけ方)がすごく日本のアニメに近い気がしましたけど
この監督のアニメはだいたいこんな感じなんだろうか。
(この映画はフランスとデンマークの合作で監督はフランス人)
楽曲のタイミングも完璧で、序盤でサーシャが髪をほどいて旅立つ決心をして顔を上げた瞬間、
静かだった音楽にマーチのようなピアノが加わり物語が動き出すのは見事でした。
SEもめちゃくちゃ細かくて臨場感があって、寒さの表現がもう。。
特に北極海に着いてからの流氷の表現が…氷に乗り上げて砕いていく砕氷船の作画もさることながら
氷をギシギシ言いながら砕いていく音が、現地で録ったのかというくらいリアリティありました。
氷山が割れて巨大なかけらとなって迫って来るシーンの音を聴いて
タイタニック号が沈没したのは無理もないと思ったし、宝石の国の流氷も思い出して怖くなった…。
でも初めて流氷の上に降りたときのサーシャの表情で
あの風景を「美しい」と思ってしまうからアニメーションのマジックはすごいです。
ブリザードのシーンはとにかく音がすさまじくて息が詰まりそうだった…。
テレビの前でこたつに入りながら見ていたのに自分の吸ってる空気がどんどん冷たく澄んでいく感じがして
寒い寒い寒い…!ってずっと言ってました。
劇場作品にこんなこと言うと身も蓋もないけどテレビで見てよかったと思います、
映画館で浴びていたら脳内で想像する寒さのあまり気絶していたかもしれない。

ストーリーは王道。北極に行ったまま行方不明になった祖父を孫が探しに行くロードムービーです。
後半ちょっとハラハラしますが見てて嫌な気持ちになるほどの長さではないし
テンポもいいし説明しすぎなくて、ジュブナイルとしての物語のみずみずしさがとても心地良い。
後半までは9割絶望ですけどラスト1割の希望が透きとおるような美しさで清々しい気持ちになれました。
(最近の日本のアニメやディズニーとかもうまくてすごい盛られてて楽しくて大好きですが
ストーリーも画面もちょっとサービス過多で描きすぎる部分もあるなあと思うこともあるので…
エンタメかそうじゃないかの違いかもしれませんけど)
航海や北極圏のシビアな環境や氷山の事故に混ざって人間の心理が描かれてドキドキします。
サーシャが一番きれいなものを見ながらスパッと終わるラストが潔くてかっこいいなと思ったんだけど
カットされたエンディングには帰港する様子やトムスキー王子が失脚するところや
両親との誤解も解けてめでたしめでたし!みたいなところが止め絵で流れていたそうなので
それも見たかったなあ。

舞台は19世紀のロシア、サンクトペテルブルク。
伯爵家に生まれたサーシャは社交界デビューを控えた14歳ですが
太平洋と大西洋をつなぐ航路を見つけた祖父を尊敬していて、
祖父の名前がつく予定のオルキン図書館のオープンを心待ちにしています。
(イヌイット調査のときのお土産も展示されるらしい)
そんな祖父は沈まぬ船と言われた砕氷船「ダバイ号」で北極への航海に出たまま行方不明で
政府も捜索しましたが見つからなかったので伯爵家の名誉は失われつつあり、
サーシャの父がローマ大使になる望みをかけた社交界デビューの日に
サーシャはトムスキー王子に祖父の再捜索を願い出ますが政府の方針を否定し恥をかかせたとして
父親に叱られてしまいます。
サーシャが祖父の研究室で見つけたメモにスバールバル諸島アレクサンドラ島、
北緯79度53分45秒東経59度67分00秒とあったことから
当時カラカイは大荒れだったので進路を変えたダバイ号はおそらく
スピッツベルゲン島とフランツヨセフ島の間で氷に阻まれて動けなくなっていると予想、
探す場所が間違っていると考えたのですね。
というわけで諸島のスピッツベルゲン島をめざして翌日の夜に密かに出発するサーシャのかっこよさと強さ、
おじいさんがくれた髪飾り(何の石でできてるのかな?)を耳につけて結った髪をほどいて歩き出します。
金髪からひとすじ垂れてる1本の前髪、社交界デビュー前にそのひとすじを耳にかけるんだけど
ラストでそのひとすじを風になびかせるままにしてるのがすごくよかったですね。
オルガさんのお店に来たばかりの頃は鞄を運ばせるわドレスを取れだのパンケーキがいいだの言ってたけど
ノルゲ号を待つ1ヶ月間の間にお店の仕事にも服にも慣れて「これも悪くないわ」って考えが変わるし
ノルゲ号に乗ってからは大荒れの海で暴れまわる救命艇にロープをひっかけて回ったり
カッチに挑発されてマストのロープを登って景色を眺めたり
厨房で2人で向かい合ってジャガイモの皮をせっせと剥いたりする。
(余談ですがこのシーンで壁にかかって揺れるおたまやフライ返しのぶつかる音が音楽のようだった)
航海の経験はないけどおじいさんの残したメモと地図を読み込んでいるので知識があるし
普段から物事をよく見て考えてどんなときも慌てず冷静で誰とも対等に行動できてお荷物にならない。
流氷に飛び降りて船長の足にからみついたロープを斧で切った子が
「船から脱出するなら南を目指すものでしょ、北へ向かってダバイ号を探す」と提案している。
彼女だって不安だろうし流氷域で寒くてたまらないはずなのに
おじいさんに会いたい気持ち、会えなくてもダバイ号を何としても見つけ出したい、
あと何よりもおじいさんとダバイ号に何があったのか知りたい…という気持ちが
サーシャの行動理念になっているからくじけないんだろうなと。たくましい子です。

シャックルがかわいい。
氷山越えで極限状態になったときにクルーたちからおまえのせいだと責められて
ブリザードの中へ飛び出して行ったサーシャをシャックルだけが追いかけてきてくれて、
シャックルが導いてくれなかったらおじいさんを見つけることもできなかった。
普段は人間にじゃれてばかりしているけどいざというとき頼りになるワンワン大好きです。
(埋もれた雪の中から出てくるシャックル、あれモロの君の作画に似てるなって思った)
あとオルガさんも好き。やさしくて厳しい。
ラルソンに耳飾りを渡してしまい持ち金がなくなったサーシャに
寝る場所と食べ物をくれる代わりに労働力の提供を要求、
5時に起こしたりまかない飯出したり、サーシャがお嬢様だとわかっても一切容赦なく鍛えてくれて
サーシャがテーブルに広げていた地図を見て両親から捜索願が出されていることも全部わかってて
警察にも言わず泊めてくれたオルガさんは賢くて素敵な人だと思います。
港にあるお店で色んな人を見て来て、人を見る目が確かなんだろうな。
お父さんが残してくれたノルゲ号に乗るルンド船長とラルソンの兄弟、対照的でとてもいいです。
サーシャの話を聞いてくれて最初は乗せない、諦めろって言うけど
ラルソンがサーシャの耳飾りを取ったと知ったら乗せてくれるルンド船長は話のわかる人ですね。
流氷域でダバイ号の救命艇を発見したときは自ら捜索に向かうし
危険だから自分たちは気にせず1時間後に船を出すようラルソンに指示を出しているし
サーシャを一緒に行かせなかったのはもし彼女のおじいさんがいた場合のことを考えて
「見ない方がいいかもしれない」って、サーシャがショック受けるかもしれないことを考えてくれてたり
(結局サーシャ、ダバイ号を知っているの彼女だけなのでついてきちゃうんだけど)
停泊していた近くの氷山が崩れ落ちてノルゲ号が大破したときに
「なぜ逃げなかった、この事態はお前が招いたんだ」って、船長としての判断がいちいち正しいよ船長。。
でも「置いて行けるかよ」って叫んだラルソンの言葉も正しいよな…。
ラルソンのいいところはどんなときも誰のことも見捨てず助けようとするところで
氷山に引きずり込まれるノルゲ号のロープに足がひっかかって、兄は諦めるんだけど
ラルソンは何がなんでも手を離さなかったし(サーシャがロープを切って助かった)、
氷山越えで食糧がもたなくなって、自分を置いていくようにと猟銃を構えた兄を
最初は置いていくふりをして、カッチに目配せして兄の死角から銃を奪い取らせて連れて行くのを見ると
彼はやさしい船長になりそうだなあと思います。本人は「荷が重すぎる」って言ってるけど。
だいぶ後になってからですけどサーシャに耳飾りのこと悪かったってちゃんと謝ったしな。
兄も「ラルソンなら代わりが務まる」とか「ラルソンが正しい」ってだんだん言い始めますからね。
たぶん兄弟2人とも肝心な部分では考えが一致するタイプなんでしょうね、
今回はそれが「ダバイ号を目指す」っていう判断だったという感じ。
「あの子を守ってやれ」っていう兄に頷く弟はかっこよかったです。
サーシャと出会ったときにお礼はキスかな?とかふざけたこと言ってたカッチが
ブリザードの中から助け出したサーシャへの人工呼吸をためらったのはあぁぁ!?ってなって
ちょっと待て~~ためらってんじゃねえぞゴルアアァァ人命優先!!って画面に叫んでしまいました。
いや、とてもいいやつなんですけど。カッチ。
サーシャと年齢が近くてクルーの男衆との間を取り持つことを自然にできる子ですね。
ノルゲ号のクルーは仕事はできるけどあまり人の話を聞かない海の男たちで
いつでも正しいわけではないしいつでもダメというわけでもない。
彼らはサーシャの依頼を受けてダバイ号を探してくれますが命まで賭けているわけではないから
ノルゲ号を失ってからどんどん荒れていくのは無理もないですね…。
19世紀あたりから北極や南極への探検隊が世界中から派遣されるようになりますが
ロバート・スコット隊の件とか知ってるとそりゃ怖いよなあ…と思うので。
だからダバイ号が見つかったときは心の底から安心したろうし
みんなよかったね~~帰れるよ!ってなりました。誰一人欠けなくてよかった。

流氷をダイナマイトで吹っ飛ばしたり船長の怪我の手当てにペニシリンが使われていたり
何だかんだ近代だなあと思います。
サンクトペテルブルクでは洋服だったサーシャが
流氷域に入ってコサックスタイルになるのわくわくしたー!!足首なしのブーツかわいい。
あとホッキョクグマが出たシーンでわたしもクルーたちに結構シンクロしてて極限だったのか、
怖いというよりもメシだ!食糧だ!ライフル持ってこい!(ぐるぐる目)ってなってました。
実際あれでかなりみんな助かったしね…クマさんお命をありがとうございました。

おじいさんが残した「サーシャへ」のノート。
流氷に閉じ込められたせいで船員たちの反乱に遭い、
船員たちは捕鯨船を求めて救命艇で南へ向かい(後にサーシャたちが残骸を見つけた)、
おじいさんはひとりで北極を目指した経緯が書かれていました。
「冬が私の権威を奪ったのだ」冬の国に住む人たちは冬に勝てないことを知っているのだなと。
海が凍ってダバイ号がどうしても進まなくなったので降りて歩き、体力を消耗しながらも北極点に到達、
ダバイ号に戻る力がなくなりその場に座り込んで凍ってしまったおじいさんに
サーシャがたった一瞬でも会えることができてよかった…。
サーシャが計算して計算して計算してダバイ号の位置を突き止めて望遠鏡で発見したときには
サーシャたちと一緒に「いたー!」って声が出てしまいました。。
エンジンが動いて煙が出たときの感動よ…!動いてくれてよかったです。
「いい眺めだ。おまえに見せたいよ、サーシャ」と書き残したおじいさん、
彼が見せたかった景色をサーシャは間違いなくしっかりと見ることができましたね。
とんでもなくしんどい旅でしたけれども、それも含めて。

あと高畑勲氏がこの映画の日本での公開を熱望していたそうで(海外での公開は2015年)、
生前にはかなわなかったけど、高畑さんの見る目は正しかったと思う。


追記にシンカリオンZの35話・36話感想です。↓
 
 
既視感のある、宇宙空間を漂っているE5Zからのスタート…。
シンくん、ずっと宇宙に憧れていたのにこんな形で浮遊することになってしまって泣いちゃって
そういえばあの子が泣いたのって初めてですよね…。
今までずっと涙を見せなかったシンくんがE5を壊すっていうアブトくんの言葉で涙するのですね。
テオティの人たちが助けに来てくれてよかった。

「俺に触るな」って言われて「いいぞその意気だ」って言っちゃうカンナギさんかなり性癖歪んでますね。
ヴァルトムさんに何かされたこともわかってるアブトくん、
トレランティアはテオティの負の感情ってことですが何故そんなものを積んだのだトコナミさんよ…。
前作のルクスヴェテみたいになんか良い方向の使い方ができたりしないかな、
負の感情も使い道によってはプラスの力になる流れみたいな設定だったらいいんですけど。

さりげなく天幕開けてくれたり眠るシンくんに交代で付き添いしようって言ってくれるシマカゼくんは
本当にやさしくてみんなのお兄ちゃんだなと思いました。
なんでシマカゼくんこんなやさしいんですか!!(シマカゼくんだからだよ)(解決)
彼はきっと歩道とか歩いてたら車道側を歩いてくれるし雨の日の傘は相手側に寄せるし
唐揚げにレモンかける前には「レモンかけていい?」って聞いてくれるタイプだと確信しました。まる。
ギンガくんが「いつ目を覚ますの?」って聞いてくれたの泣いちゃった。心配だよね;;
仲間が仲間によって宇宙に吹っ飛ばされて、でも自分たちはシンカリオンがないから成す術もなくて
あのときみんながどんな思いでいたのか考えるとこっちの脳みそが吹っ飛びそうですよ。
シンくんが生きててよかったです本当に。
(次にみんなが自分の機体に乗るときはたぶん最終局面に近いところだと思うので
そうなったらもうZ30話とか目じゃないくらいの火力が出るんじゃないかと思うので震える)
宇宙を渡るような技術力があるのに簡易な寝床なテオティのお宅、
人口が多いので質素生活をせざるを得なくなったとコレサワ氏がツイートされていたな…。
新キャラの武人風のバフラムさん。デザイン凝っててかっこいいですね。
トコナミさんに頼まれたから敵(仮)を助けてくれたみたいですがトコナミさんとはどんなご関係ですか?
双子に従ってたけど救世主って聞いたアブトくんがなんかやばい様子になったから協力してくれたのか、
それともトコナミさんとは元々仲がいいのか。どこかで補完してください。
あとこれカンナギさんには秘密で助けてるんですか、バレても大丈夫ですか?
「人が変わったかのような戦いぶりだった」ってテオティの戦士にまでドン引きされるアブトくんの孤立が
とどまるところを知らないのでほんと双子の真意さっさと明らかにしてほしいですね…。
どうやってドア通ったのかわからないくらいでっけぇカマルスさんの言葉が名古屋弁のように聞こえるけど
一人称が「おい」ってことは薩摩に近いのかな、テオティの方言よくわからない。。

駅弁が宇宙人との親交を深めるアニメ。。
超進化冷凍庫がシンくんと一緒にE5に乗ってたならデビルグラクロくらって中身が心配でしたけど
なにせ超進化な冷凍庫だから大丈夫だったのかな。
セツラちゃんによる駅弁食べ方講座、箸の使い方という初心者には難易度高いテクニックを教えていたけど
そういえばセツラちゃんも最初はにぎり箸だったけど今はすっかり慣れてますね。
まず戦士の人たちが毒見して他の人たちも食べ始めて(カマルスさんが駅弁と箸持つとちっちゃい)、
皆さんも気に入ってくれてよかったです。シンカリオン運転士とうまいもん作る人に悪い人はいない。
地球人姿のアブトくんを久々に見たと思ったらやっぱりシンくんの夢だった…。
夢の中でも「今のは嘘だ」の人で定着しちゃってるけど今までで一番最悪の「今のは嘘だ」だったな…
目が覚めてよかったですシンくん。
(どうでもいいけどシンくんが目覚めたときそばにいたのはシマカゼくんでしたけど
あれって…シンくんがかなりの長時間寝ててみんなで交代しながら見守って
一周回ってたまたまシマカゼくんのときに起きたのか、それとも割と短時間で起きたのか、
交代する子が1時間とか経過しても来なくてシマカゼくんがずっと付き添ってたのか…どうなんでしょうね)
監禁されてたと思ってたトコナミさんがしれっと出てきたのもびっくりしたけど
他者の気持ちをすごく考えるシンくんがアブトくんのことで怒ったのもびっくりしたけどでもそうだよな、
初対面の大人に怒るとか普段の彼なら絶対しないと思いますがそれだけつらかったし許せなかったよな…。
そんなシンくんの激昂に「すまなかった」って謝るだけで何も答えなかったトコナミくんちょっとそこ座りなさい、
相当なんですよシンくんが怒るのは!わかってますかトコナミくん!?(゚皿゚#)
宇宙に来てるのにしょんぼりなシンくんをバフラムさんたちが駅弁のお礼もかねて無事をお祝いしてくれて
(テオティの文化はメキシコとか南米のインカとかマヤみたいなイメージなのかな)
(シマカゼくんとナガラくんがめっちゃ食ってるのをすごい目で見てるギンガくんがおもしろかった)
どんな味か気になるお団子を「宇宙人とご飯食べてるんだ」ってシンくんも楽しそうで、
テオティの子どもたちもホッとした表情になってよかったです。
あと何気に運転士みんなで集まってご飯食べるの久しぶりだったと思うので
Z18話の焼肉ぶりかな?)それもうれしかったですね。
将来この運転士たちだけの秘密になるのかな、あのとき宇宙人とご飯食べたよねって。
「シンカリオンがなかったらこんな経験はできなかったですよ」ってタイジュくんの言葉がしみじみ、
タイジュくんもシンカリオンによる巡り合わせで人生変わった子なので…。
アブトくんがシンカリオンのことを教えられてなかったら。出会いに感謝するタイジュくんが好きです。
シンカリオンがみんなを繋ぐって、前作から受け継がれてるのもうれしい(*^ ^*)。
そういえばトコナミさん、スマちゃんのこと知ってたけどハナビくんたちに聞いたのかな?
充電されているE5がちょっとシュール。

見てる番組名を忘れてしまいそうなAパートだった…。
しかしこうして見るとテオティの民衆と双子に温度差がだいぶあるの何故ですかね、
キトラルザスたちが滅びの危機感を共有して持って各々行動していたのと対照的というか。

トコナミさんに謝りに来たシンくん、やさしい子。
流れで過去話してくれましたけど、なんで地球への移動がこんな乱暴なんですか。。
(あの偵察艇たぶんセツラちゃんがてっぱくに届いたやつと同じですよね。危なっかしい)
15年前ってことは2007年だからファーストエネミー襲来より前ですな、ハヤトくんたちが産まれた年だ。
偵察のために地球に来たのにゆるキャンしてたシラユキさんと遭遇して居着いちゃうの、
先遣隊として来た敵組織のキャラが地球を愛してしまう的な…宇宙人襲来モノにたまにある展開。。
シラユキさんが島さんの大学の後輩だった縁で働きながら鉄分を補給して鉄道の魅力に引き込まれたのね。
何でもいいけど身元不明の男を受け入れる島さんたちめっちゃ心が広いな…。
あとトコナミって名前つけたの誰なのかな、シラユキさん?名前の意味は…?
宇宙船の修理に鉄道の知識が役に立つのか謎ではありますが、
鉄道が好きになってしまったので宇宙に帰るよりもここにいたいってことになったのかな、
「気が済むまでここにいればいい」って島さんが言ってくれたんですね。
っていうか何で大宮に呼ばれたんだろう?噂を聞いて八代さんが呼んだの?
「君の好きなものは何かね?」…おお、このセリフがここで来るのね。前作でも見たやつ。
在来線が好きなトコナミさん、在来線と高速鉄道の話はハヤトくんもしてましたね。
地域と地域をつなぐことや技術の発達で人々のつながりが断たれることは避けなければならないって
さりげなく並行在来線問題を力説してたけどシンカリオンを飛ばすかどうか以上に際どい話だったのでは。
前作76話の裏話、一部始終をトコナミさんも見ていたのか…島さんと一緒に鉄道総研に出向してたのかな。
虹のレールも人とキトラルザスが協力する様子も見ていて、自分の考えが正しいと確信できたのね。
前作シンカリオンが一瞬でも出てきてくれてファー!てなったし
ホクトさんやチクマさんや出水さんとも会話した可能性もゼロじゃなさそうでテンション上がりました。

在来線が好きだからZとザイライナー開発できるのうれしいって、動機が純粋すぎませんか。
横川支部はたぶん劇場版後の2019年以降の発足ですかね、ちっちゃいアブトくんかわいい☆
やっぱすごく明るい子だったんだね…そうだよねえ。
あんな幼少の頃から横川支部と関わってシンカリオンとザイライナーの開発ずっと見てきて
鉄道が好きで自分より少し年上のお兄さんお姉さんが乗ってるの見たらそりゃ自分もって思うじゃん…。
なのに適合率が足りなくて乗れなかったアブトくんの気持ち考えると本当にきつい。。
こんなに愛されて育って「すっごい電車つくって運転もする!」「できるもん!」なんて言ってた子が
今は仲間と戦ってるってさあ…正気じゃなかったとしてもよかったです倒さなくて。
アプト式の名前をつけた理由、どんな困難も乗り越えて欲しいって願いが込められているからって
とんでもない困難を背負わされていいってわけじゃないですよ。。
写真撮影、みんな笑顔なだけに今がほんとつらい。

Hey リアタイ勢、咀嚼できた?
2007年 ザガンさん地球に落下、碓氷トコナミとして超進化研究所に入所
2008年 トコナミさんの研究がシンカリオンの開発集中により頓挫、鉄道総研へ?
2010年 アブトくん誕生
2018年1月 ハヤトくんがE5の運転士になる
2019年6月 チームシンカリオンとキリンさんの戦闘
2019~2020年頃 ザイライナーおよびシンカリオンZ完成。トコナミさんZコードを全国に隠し宇宙へ帰還
おおすじこんな感じかと。
Zの時系列はE235系量産車の開発に合わせた2019年以降の出来事なんですね。
ていうかキリン戦終わってからZの開発が始まったならトコナミさんは1年かそこらでZ作って
さらに宇宙戻ってからダーク作ったってこと?
過去回見てわからんこと増えるってなかなかないぞ。

使命を持って地球に来たのに宇宙船は壊れちゃって修理するために島さんに近づいたけど
鉄道が好きになっちゃったあの感じだと故郷にまったく連絡してなかったのかな?
このときまでは地球にいてZコードもひとりで全国行脚して全部自分で付けていったんだ、
Zコードも設計図も必死の抵抗だったのかな。
ダークを作ったのはアストレアさんに脅されたのが全部なんですかね。
シラユキさんとアブトくんを人質に取られたようなものだったんだろうけど
アブトくんがダークの運転士になってトコナミさんもアブトくんも二重の意味で人質になっちゃったね。
運転士の心を奪う設計というのは知ってて作ったのかどうか、
なぜそうしたのかははっきりしませんでしたね、双子の意志に沿うものだったのかな?
実は何も知らされていなくて後になってそう言う風にするように仕組まれたとかもあるのかな。
(そういうロボアニメ結構多くてパイロットがそれに打ち勝てるかどうかが見どころになったりするよね)
誰かの心が壊れるのわかってて作ったならそんなつもりじゃなかったなんていうのは無責任だと思います。
「好きになっちゃった」じゃね~~~~~~~ですよだったら最後まで責任持って安全装置付けて!!
わかるようなわからないような…でもわからない…どこかで止められなかったの?って思っちゃうな脅されたとしても…。
それともあれですか、誰かを想定してたというより誰も乗せるつもりはなくて
テオティ用のめっちゃ強いの作れと脅されて安全性一切考慮せず
超攻撃特化型の誰も乗れないようなえげつない仕様にしたらよりによって息子が乗っちゃったとかなの?
(まあ子どもが乗る前提ではないのはわかるけど…ホクトさんやチクマさんだって
まさか息子たちが乗るなんて思ってなかっただろうし)
脅されたし悪意はなかったにしてもアブトくんをフォローしなかったのはやっぱりだめだと思いますよ、
思念波だけじゃ伝わらないです。説明不足です。
…トコナミさん、過去話を見たら少しは「そっか~こんなことがあったなら仕方ないな」って思えるかもって期待したけど
過去話を経てもさっぱり評価が上がらないですね。どうしたら。。
シンくんに伝えて肩の荷が下りちゃったような、
というかあんな危険なシンカリオンを何故作ったのかってシンくんは聞きたかったと思うんですけど
経緯はわからんけどシンくんは「後はアブトを救うだけだ!」って言ってたしわかったのかな?
「わかり合うための第一歩は話を聞くところから始まるんだな」
「わかろうとし続ければ必ずどこかで線路は交わるはずですよね」「戦います。伝わるまで何度も」
ここでシンくんはアブトくんの攻撃を受け止める覚悟を決めたのかもしれませんね。
今のアブトくんの発言が必ずしも本人の意に沿うものじゃないってわかっただけでもよかったよね。
異人種との共存や少数派への対応など現実社会を思うと
人類滅びろっていうラスボス思想にもせやな…ってなることありますけど、
わかるまで、わかりあえるまで諦めない!って子を前にそんなこと言えないです。
「話を聞く」とか「必ず線路は交わる」とか前作の名言をちょこちょこ入れてくるのがずるいし最高です!
E5Z、ふっかーつ☆

トコナミさんは息子の友達とわかりあう前に息子と会話しよ。。


シンくんたちも視聴者もハッピーになれるか?だった36話。
アバンがないとクライマックス感がありますね。ついにひとつの区切りが。
今度こそ決着ですよね?この手の引きとしては異例なほど長いから心配でした。
決着って何をもって決着というんだろう、前作のことを考えるとダークは壊れないだろうし
帰ってきたとしてもダークには乗りそうだし乗りこなせるようになるといいなあとか
色々考えながらテレビの前に座りました。

合体相手はE235ヤマノテでドクターイエローじゃないんだな…とは思いましたが
前回の話を踏まえるとヤマノテ一択でしたね、E5Zでアブトくんに相対するのが1番効くはず。
イエローも一緒に戦えば有利になるのは百も承知でシマカゼくんたちはシンくんを見守ると決めたから
フタバさんに2往復しかできないからどの車両を連れて行くか決めてって言われたときに
満場一致でE5とE235だったんだろうし。
現状最大火力の超Z合体じゃなくて原点のZ合体で決着に向かうのアツアツの激アツです。
(イエローのあれはこう…クリスマスのプラレール販促とか大人の事情とかあったろうし…ごにょごにょ)
「大丈夫っスよね、島さん」てレイくんが心配してくれたのうれしい…!てなってたら
「私はシンとトコナミを信じています」って島さんが敬語で返事したのびっくりしてしまった。。
どういうリスペクトなの…!?ていうか島さんも鹿児島に来たんですね。
レイくんもフタバさんも見守る中でのカウントダウン、「超進化銀河鉄道、出発進行」
ヴァルドルちゃん!メーテルさん!地球とユゴスピア2往復大変ですねお疲れさまです。
(あと前回感想にもちょっと書いたけど、2往復しかできないなら戦闘後の帰りはどうするの?)

「絶対にアブトを取り戻す」「もう容赦はしない」で始まった戦闘…。
小学生が小学生に容赦しないとか言うのつらいな。。
「何で来たんだ。俺の邪魔をするな」と壁を引き摺り回したり相変わらず挙動がピーキーなアブトくんに
「全力で受け止める!」と立ち向かうシンくん…。
「俺たちにはアブトが必要だ。俺は今まで一方的に話すだけだった。でもそれだけじゃだめだ。
アブトはテオティのために戦っている。その気持ちを全部受け止めて勝たないと伝わらない」って
めちゃくちゃ懐が深い。
対話は「聞く」のも大事ですよね。シンくんは全部聞いて全部吐き出してもらうつもりなんだね。
アブトくんの本当の気持ちが、本当は何を伝えたいのかがわかるまで。
「そうすれば今は別々の俺たちの線路は、人間とテオティの線路は必ずどこかで交わるはずなんだ」
叫んだシンくんの顔がものすごい気合いの入った作画でヒョエエェってなりましたし
テオティの人々がちゃんと聞いてくれてるのよかったです。
そんなところに「シンくん、超進化銀河鉄道まもなく到着します」というメーテルさんの頼もしい声が!
トコナミさんによると超進化ブレーカーの代わりというか
ユゴスピアのメイン動力を変換すればザイライナーを起動できる可能性があって
それに賭けてみてくれるとのこと。
「今おまえがやろうとしていることは正しいかもしれない。だが民はこんな戦いを望んでいない。
「何のためにシンカリオンがあるのか。人々を繋ぐもの、繋がりの可能性を生み出してくれるもの」
ようやく頼もしくなってきましたが息子にちゃんとそういうこと言えるならもっと前からやっとけよ感が。。
Z合体のための超進化電力作るだけで電力が数日失われちゃうとかユゴスピアそんな…
テオティがいかなる道を進むべきか、ただの背景ではない人々いいですね。
セツラちゃんを見るだけでも彼らがちゃんと考える人たちであることがわかります。
「わっちはシンもアブトも大好き!」「2人が戦うのはもう見てられない」
セツラちゃんの言葉をテオティの人々誰も否定しなかったのでつまりそういうことですな。
救世主が救世主じゃなくなるのは誰一人望んでいない事実、今のアブトくんにとってめちゃくちゃキツイと思う。
「どうしたら、俺はどうしたら」ってまた重い悩みが…。
そこで「民は勝利を願っている」「未来はお前に託されたのだ」とかカンナギさんが言っちゃうから
また暴走してしまった…アブトくんひたすらつらい。。
「一人で守ると言っているだろうが!」と怒鳴られても一切動じないシンくん、
「言っただろ、アブトの思いを全部受け止めるって」あ、もうほんと覚悟決めてるんだ強いな。
「消えろ」ってグランクロス撃たれてもよけようともせず腕クロスだけで受け止めようとするシンくん、
本当にこの子は捨て身で戦いすぎだよ!

Bパートどうなるのこれ…どうやってこのダーク止めるのってCMの間ずっと気が気じゃなかった。
ちゃんと終わると思ってましたがどうやって辿り着くのかまるで想像つかなかったので。
ただまあ、仮にここでアブトくんの攻撃を受け止めた結果負けたとしても
今のシンくんはすぐに再び立ち上がることができるくらい強くなってるので、そこは心配してなかったけども。

バフラムさんたちの助太刀熱いわ…!
「この少年を傷つけてまで地球に帰りたいとは思わない」「戦士の力は誰かを傷つけるためのものではない」
んあああああここのBGMあれですサントラにあった「テオティの叛乱」ですようわああ!!
えっバフラムさんたちアブトくんの本気を受け止めたということですか?駅弁パワー恐るべし(違)。
それでもやっぱりダークが強いから防御に全振りしても吹っ飛ばされるのつらい。
アブトくん、自分で守るって言ってたテオティの人たちを傷つけちゃった…
バフラムさんたちいい人たちなのでわかってくれてるとは思うけど。

メーテルさんが到着するのでトコナミさんのところまでセツラちゃんに案内してもらった運転士たちが
トコナミさんの超進化電動ケーブルを接続する作業、船外活動なので宇宙服フル装備☆
(髪の毛をヘルメットにぴっちり格納したハナビくんが結構衝撃的だったんですけどかわいかった)
この子らすげえな…みんなの力で道を切り開くの最高にシンカリオンだなあ…!
割と大掛かりな仕掛けですがみんなでケーブル繋いでスイッチオンするのドキドキしたし
アストレアさんたちにバレないかヒヤヒヤしてしまった。
「定刻通りにお届けだよ☆」なヴァルドルの到着、テオティの都市の電源オフ、E235ヤマノテ連結解除。
すげ~~山手線が宇宙に来た!!
999以来、機関車が宇宙を走ってても違和感ないし新幹線が宇宙に行くのは
「まあシンカリオンだからそういうこともあるよね」という感じですが山手線が宇宙を走るのは感慨深いですね。
いつもより巨大な超進化ブレーカー起動、今回のブレーカー係はハナビくん、
コールはみんなで心をひとつに「「「「Z合体!シンカリオン!」」」」
全員カットイン泣くわ~~~~~良き~~~~~~!!!!!。゚(゚´ω`゚)゚。

「アブト!」「シン!」激しいぶつかり合いでさっきまでの劣勢が嘘みたいに元気になったE5、
みんなで繋いだZ合体とアブトくんへの思いは尋常ではない。
ぶつかりあいで武器が吹っ飛んだので肉弾戦になった両者、拳で語れ!
(リュウジ先輩が地上から見てたらそんな感じに応援すると思う、たぶん)(えっ見てますよね?)
宇宙空間まで出てしまって地球をバックに新幹線同士が戦う!
スケールがでかすぎるよ~~~ねえあれ本当に我々が普段乗ってる電車ですか…。(困惑)
グラクロの撃ちあい激しすぎる、あんなでかいビームとか火花とか散ったら地球から見えるんじゃない??
とうとうシン・グランクロスを撃ってしまったシンくんですよ…。
「俺はおまえが作ったシンカリオンで、大好きなシンカリオンで、また一緒のレールを走りたいんだ。
俺たちは、シンカリオンの可能性は無限大なんだ!」
ここで主題歌!!地球をバックに主題歌が流れたら勝ちしかないのです☆
アブトくんが「大好きなシンカリオンで、友達を…すまなかった、シン…すまなかった、父さん」
ああああやっぱり正気に戻ったらそこ気にしてしまった…帰らないなんて言わないで…てなってたら
シンくんが手を伸ばして「やっと、捕まえた」って、とびきりの笑顔で抱きしめる友情。
あかん泣いてしまった。旅が終わるぞ!!!。゚(゚ ´Д`)゚。ウワアァァン
抱きしめるか?抱きしめるか?抱きしめた~~~!!!!!!!!!って感じでした。
Z2話の追いかけっこからずっとずっと追いかけっこしてるからクライマックスで絶対やると思ってたけど
いざそのシーンがバーン!とお出しされたら本当に感動しました。
2話で落ちそうになったシンくんをアブトくんが捕まえて
今回は落ちていくアブトくんをシンくんが捕まえるというのが大変エモぅございます。
シンくんも運転士のみんなもファンのみんなが期待していたすべてをやってくれましたね。かっこいいよ。
アブトくんに出会ったばかりの頃からシンくんとっても成長したね…って親目線で見てしまいます。
それにしても長い道のりでした。だいぶ駆け足なまとまり方でしたがアブトくんよかった。お帰りなさい。
シンくんたちもファンもずっと待ってたよ。Z13話から半年待ったんだよかくも長き不在が終わるのを。
全部吐き出せってシンくんが言ったからもうちょっと心情面の吐露とかあるのかと思いましたけど
気持ちを受け止めてぶつかり合ってグラクロ撃ちあってハグしてスッキリ!して
「ああこれでやっと眠れる」みたいに安心するようにさめざめ泣いたアブトくんよ…。
つらかったね。苦しかったね。がんばったね。ひとりじゃないよ。もうひとりでがんばらなくていいよ。
救世主でもヒーローでもない2人のハグがあったかくて本当によかった。
これから運転士たちの間で2月4日はお帰り記念日として毎年盛大にお祝いしようず。

前作でもハヤトくんとセイリュウくんの対話のきっかけになったのはグランクロスの撃ちあいだったので
もうこの流れは伝統なのかもしれませんね。
現エンディングに「世界を守るヒーローにならなくてもいい」という歌詞がありますが
これは救世主になろうとしたアブトくんに向けられた言葉だと思います。
暗闇のアブトくんにシンくんが手を伸ばすのは少女革命ウテナのクライマックスとか
サードインパクトのときのシンジくんと綾波さんを思い出しました。最高かよ。
ただ運転士が8人もいてギミックがE5Z合体だけだったのは正直物足りないし
荒さを感じないわけではなかったけど
(山野井さんがツイートで本音をぶっちゃけてるので描き切れなかったとこ多いんだろうな)
W主人公っぽいところを存分に見せてくれたしずっと想像していたアブトくんとシンくんだったし
仲間たちもいるから大丈夫、未来は明るいに決まってますね。(雑)
あとバフラムさんとカマルスさんの出番がまたあってよかったです、
何ならセツラちゃんみたいに地上に遊びに来てくれてもいいんですよバフカマコンビで。
(そういえばセツラちゃんはこれでユゴスピアに戻ったわけですが今後どうするんだろう)

カンナギさんの本意が民じゃないとわかってしまいましたね。
「ダークに頼る必要はなかった。最初から自分が行けばよかった」「この手ですべてを終わらせる」って
出陣体制とって立ち上がったら「そうはさせない」とトコナミさんが。
おっとうとうカンナギさんと直接対決する?お父さんがんばっちゃう?と思いきや
「アブト、もうテオティを背負う必要はない。母さんを頼む」って
王宮ブロックと居住ブロックを切り離すスイッチを、ポチっと。
うおおおぉぉぉいいどこまで息子と視聴者の心に傷を残す選択をするのトコナミさん~~~~~!!!!!
ちょっと衝撃的すぎて頭が追いつかなかったです、えっうそでしょ双子連れて飛んでっちゃったよ。
ていうかやっとここで息子にかける言葉がそれですか?一緒にお家に帰ろうよ~こんなオチはないよ…!
双子に隠れて技術者の仕事をしたのはよかったけど締めがそれじゃダメですよ、そうじゃないのよ。
来週が運休なのでラストに何か引きはあると思ってたけどこれは予想してなかった…。

まあ双子のおふたりはシンカリオンも地球人もテオティの人々も完全に見くびってたってことですね。
今後もしE5とダークが超Z合体するとしたら双子にとっては最悪の意趣返しになると思います。
自分たちが掌で踊らせていたと思っていたものに落とされるわけですから。

次回もう横川に帰るの?飛んでっちゃったお父さんたちは放っとくの??
いやアブトくんがダークを乗りこなすのは待ってたから、それはうれしいんですけども。
ダークが超進化してパワーアップするっぽいのでめちゃくちゃおもしろくなりそうですね。
予告のアブトくんの横顔が完全に毒気が抜けていてよかったし
これまでダークに乗っている時はつらそうだったり怒った表情ばかりだったから
楽しそうにシンカリオンに乗っているのを見てグッときちゃいました。
E5じゃなくてもシンカリオンが好きなアブトくんだから、楽しく乗れる方がいいよね。
ダークが仲間になるのめっちゃテンションあがるしアブトくんが味方にいるの心強い!初の共闘楽しみです。
白いボディに紫のラインがチラッと見えましたがアブトくんのツナギの色みたいになるのかな、
セイリュウくんのブラックは紅くなったのでダークは白くなるの?
白くなったら名前どうするんだろ、ダークシンカリオン・ホワイト?デビルに代わるモードチェンジ?
アブトくんも白いパイスーになるの…?パイスーチェンジとかシンくんすらしてないのに??
前作のハヤトくんもそうだったけどなんでこのアニメシリーズは
主人公以外の子が機体やパイスーが変わるんですか???
(前作はリュウジさんとセイリュウくん、今作はアブトくんとシマカゼくん)
ていうか強引に日常回をやろうとしてますね。アブトくんは冬服とかコートとか着ますか?
ここらへんで日常回挟んでくれると情緒がお休みできていいですね、
運転士たちがキャッキャと海水浴したり慰安も兼ねて地方へ電車で温泉旅行に行ったり
季節的に節分やバレンタインで大騒ぎするのとか見たいんですが
Web予告を見たら夏休みの宿題をに2月にやるみたいで、あら、あら。。
まあ2週間の運休ありますからその間に宿題やりましょう…
わたわたしたするかと思いきや難なくこなすみたいで、アブトくんまじでアブトくんすぎて結局好き。
いや今回の話との温度差で風邪ひきそうですが!?
今後はヴァルトムさんとかアラバキとかユゴスピアの宇宙怪物とかネタがいっぱいあるし
トコナミさんを探すために運転士たちがが奔走しますよね?
いつかE5とダークの合体でラスボスと戦う展開が待ってるような気がしています。
あとワダツミさんが予告にいてびっくり、どんな形であれ再登場はうれしいです。復活してくれ!

運休はスタッフさんのためだと思えばどうってことないし
そうだOP!次回のOPでアブトくん戻ってきますかね?戻ってきたらひっくり返っちゃいますわ。
シンくんの隣にアブトくんが立ってたら泣きます。
だってあそこ空いてるもん!横川組がOPで4人揃ったら泣いちゃう。
…なんでキッズアニメの視聴が「泣くこと前提」なんだろう。(急に素に戻った)

いよいよ最終回が近づいてる感じがするんですけどやっぱり1年で終わっちゃうの?
4月1日までは放送あるっぽいのでアブトくんのお誕生日会で締めようぜ!!



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2月8日は清洲リュウジさん17歳のお誕生日です。
ちょっと早いですが、Happy Birthday☆
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