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2023_12
17
(Sun)23:55

物語は終わり勇者は眠りにつく。

今期アニメ感想☆
ぼのぼの、アニポケ、まほよめとSPY×FAMILYと呪術2期、
のりものまんとMX放送後に配信されるシンカリオンZの再放送ほか、新作を。

オーバーテイク。
F1もよく知らないけどF4はもっと知らない、2時間走るのと30分走るの違いも知らなくて
でも作中で視聴者と同じく初心者のカメラマンさんに向けて
主人公のレーサーやメカニックがひとつひとつ説明してくれるので助かっています。
お金のこともかなり具体的だったしオイル周りの部品は一気に一新する方がいいとか
スリップストリーム現象はライバルチームにやるとか。
カーレースの駆け引きやキャリア形成まで盛り込まれていて若い人たちがんばれ!って応援したくなる^^
てか実況アナウンサーが金丸淳一氏でエーーーッて声出てしまった、スゴウカラーにサイバーぽてち…!
ハヤトくんも走るシケインとか言われてたのかな…サイバーフォーミュラ数回しか見てないから見直したい。

主人公サイドとベルソリーソサイドでドラマが進んでいく感じですがわたしは圧倒的にベルソ推しですね、
早月くんと俊くんのコンビ最高に好きです。
年齢でものを言うのは好きじゃないですけどあの年でミーティングで2人とも車体とコースとチームの話できるのすごい…。
早月くんほんと圧倒的プロ意識で走ってるじゃないすか、
ずっとファーストでトップで最前線を走ってるからこそ知っている緊張感とそれがゴールまでずっと続くこと、
それでもトップでいたい気持ちとF4で終わるつもりは全然なくてF1を見据えて走っていること、
かっこよくて感心してしまいます。主人公レーサー3人の中で一番俯瞰して世界を見ていると思う。
雨の鈴鹿サーキット、スリックかレインか悩む雨量で
でも晴れ間のあとの本降りは赤旗レベルでは?判断が遅いところは日本的というか。
(雨雲は流れてくるだけでなく反対側の空からせり上がってきたりもする)
前を抜いたら別のマシンが前にいたってのが雨でのレース特有の恐ろしさで
多重クラッシュで止まったマシンの横っ腹に後続車が突っ込んでくるのほんとに怖くて
アニメとわかってるけどあっ!って声出たし自力で脱出できない早月くんに心臓がバクバクしました。
同じ轍を踏むという言葉は前の車両の轍を走ることらしいですが
常に先頭を走っているがゆえに踏む轍がないけどクラッシュしちゃった早月くん…。
置いていかれる恐怖と戦いながらリハビリして復帰したレースで
Gに耐え切れなくてトイレに駆け込む姿は痛々しいけど走りたいんだなあ…しかし体だいじに…。
俊くんにとっても大きなショックでしたね。
てか俊くんのあれは事故ですけど俊くんからしたらオーディションていうめっちゃ大事な日がつぶれちゃったわけで
悠くんに当たるしかなかったんでしょうね。しかし難しいな、感情のやり場がない…。
本人も俺はこんなもんじゃないって思ってるからこそ悔しかったろうし、
でもおそらくそういう性格が土壇場で冷静な判断できないって上から思われてるっぽくて努力の空回りがつらい、
俺も速く走れる俺を見ろって感じなのでしょうね…早月くんも認めるくらい俊くん速いもんね。
俊くんのセリフに反してBGMが不穏になって何のフリだよって思いました(嫌な予感を察するオタク)。
俊くんの気持ちがどう昇華されていくのか心配と不安と期待ですごかったですけど
最新話のレースで復帰した早月くんと張り合う中でチェッカーフラッグをトップで見たいとか
ライバルは早月くんじゃなくて自分であって、前だけ見て走ればいいんだってわかったの見て
「としくーーーーーん!!」て叫んじゃったな…。
早月くんだけじゃなくてみんなわかってましたよね。笑生さんも一皮剥けるの待ってたみたいだし。
これからどうなっていくのかな、悠くんと話せるようになるといいな、
応援しかしてないからマジで。わからぬ、幸せになってくれ!
亜梨子ちゃんがずっと早月くんのこと応援してるのもいじらしくて健気で…。
てかわたしレースクイーンがあんなに体作りこんでるの知らなかったんですけど
体重増やして絞って増やして絞ってって…超ストイックだわ…!
レースクイーンの存在には一家言ありますが彼女たちの努力と仕事はめちゃ尊敬する。

主人公周りはですね…大人たちが危うくてハラハラしちゃうんですよね。
孝哉さんが悠くんを見ることで癒されていく描写が危うすぎておっかないというか
あのさぁ社会人と高校生じゃ立場が違うんですよわかってますか?
「男はいつまで経っても少年」ていうのほんっっっとうるせぇバーカでしかないので…。
スポンサーは有難いけど泣き顔盗撮するな画像データ送り間違えるなそして冴子さんは企業に勝手に見せるな!!
小牧さんも錮太郎くんも別にいいじゃんみたいなノリで悠くんにCMやらせてて
悠くんここにいて大丈夫かな逃げたほうがよくない…?てめっちゃ心配でした。
孝哉さんも小牧さんも笑生さんを見習ってほしい…彼はレーサーのためにスポンサーとケンカできる監督だよ。
シンカリオンを見てから大人が子どもに依存するのとか完っっ全に無理になってるので…無理です…。
悠くんの走る理由、お父さんにがんばれって言って追い込んでしまったのではないかという後悔と
自分の力で表彰台に乗りたいという気持ちが「ひとりで走れる」って先行してたのかな。
「俺本番に強いタイプなんでしょ?」はやばかった、そんなオタクの脳を殺すような返しをどこで覚えたの。。
雨の鈴鹿で「危険だからレインタイヤに」という孝哉さんの意見は正解ではなくて
孝哉さんの意図を悠くんがレース中の判断の糧にするという描き方がフェアだなと思いました。
レインタイヤが正解だったけどそれは結果論で、高揚して走る悠くんの様子に寒いものを感じましたが
孝哉さんの言葉で冷静さを取り戻してくれて安心しました。勝ちが次に伸びただけだよね。
高校生は子どもですよ。命をかけちゃいけません。
(別アニメですが「命はかけても捨てる気はない」と言った伏黒くんの方が精神年齢高そうな気がする)
経験値は多い方がいいけどトラウマはない方がいいに決まっていて
もし悠くんが二度と走れなくなったり体が元気でも心に傷を負ってしまったりしたら、
そして、その傷を負うのは悠くんだけではないことが
レース後にピットに帰ってきたとき小牧さんが悠くんの肩に置いた震える手から伝わってきました。
東北の震災で助けられなかった女の子のまなざしが忘れられなくて写真が撮れなくなっていた孝哉さんが
悠くんに見守られながらトラウマを溶かすことができたのはだいぶ危うい描写でしたが
基本的に悠くんには待っててもらってちゃんと自分でケリをつけてきたのでそこはよかった。
震災の描き方も変な風に強調とかしないで出来事を淡々と描いたっぽかったし。
(震災について触れた作品でわたしが傑作だと思っているのはアンナチュラルです)
オープニングで集合写真撮ったカメラ画面に孝哉さんの顔が写り込むところでジーンとくるので
表彰台に立った悠くんを孝哉さんが撮る日が楽しみです。


葬送のフリーレン。
勇者たちが魔王を倒した直後から始まる物語…という、ありそうでなかった物語。
原作は未読ですが設定がおもしろそうだなと思ったのと
初回が金ロ2時間というところから制作側の気合いを感じて視聴。
アニメの雰囲気が淡々としていてACCA13区監察課に似てるな…と思っていたのですが
脚本などにACCAのスタッフが関わっているのでそう感じるのかも。
先頃、ダイ大で勇者を演じた種崎さんが今度は魔法使いなんだ~とか
ヒンメルは岡本さんだからダイくんとノヴァくんだ~とか、色々はしゃいでいるのですが
いやはやタイトル回収が…長命のフリーレンがかつての仲間をひとりひとり見送る意味かと思ってましたけど
まさか魔族を殺しまくって魔族側からつけられた二つ名だったとは…ひええぇ。

勇者・僧侶・エルフ・ドワーフという、太古から変わらぬパーティ編成がツボです。
勇者と僧侶は人間なので60年ほどで亡くなってしまいエルフとドワーフの2人が生きていて
老いたドワーフは帰郷して弟子を育てて、
勇者と死別したときに「もっと仲間のことを知っておけばよかった」と後悔したエルフは
かつて仲間たちと巡った旅路を辿って魔法を集めながら魂の眠る地で仲間の魂と再会するために旅をしていて
途中で僧侶から預けられた魔法使い見習いとドワーフの育てた弟子が加わって
行く先々で様々な出来事に遭遇するロードムービー。
色んな意味の時間の経過が表現されているのがおもしろくて
フリーレン一行が新しい土地に着くと「勇者ヒンメルの死から〇年」とテロップが必ず出るとか
(BGMのギターが哀愁を誘うサウンドでほんと好き、エバン・コールの音楽すばらしい)
勇者たちの時代に子どもだった人が高齢者になっていたりとか、勇者の銅像が苔むしていたりとか
80年前は最強の攻撃魔法だったゾルトラークが今は魔法使いなら誰でも使う基礎魔法になっていたりとか
子安声のエルフが同族に会ったのは300年ぶりって言ったりとか
年月は世界を変えるなあ、などと思いながら見ています。
フリーレンは朝が弱かったり片づけが苦手だったりミミックに食われかけたりしますけど
魔法使いとしての能力は高くて、たいていの魔族や魔法なら片手で何とかしてしまう感じですかね。
どんな危機的状況に相対しても顔色一つ変えずに始末してしまうし
フェルンの特異性やシュタルクの実力を一目で見抜いてさっさと任せる慧眼もあるし
(そしてその見立てはだいたい合っている)、フランメの指導がよかったのでしょうね。
時間の感覚が人間と違ってぼんやりしていますがそこもまたかわいい。

主人公が魔法使いなので、戦闘シーンが派手になりがちというかめっちゃドンパチやるの楽しいです。
呪文を唱えて魔法の光が飛んで炸裂して光がはじけて敵がちゅどーんて爆発して煙がめっちゃ出るとか
魔法の描写大好きなわたしにとってはサービスショットばかり。
フリーレンの魔法はなんか壮大でフェルンの魔法は巨大な塊がぶっ飛んでく感じ、
変に小細工かけないで直球勝負というか、真正面から叩き潰していくの容赦ないなって思います。
物語の序盤では身長も小さくて言葉も少なかったフェルンが
今やフリーレンの身長を超えて一級魔法使いの免許まで持っているとか、成長すごいね…!
シュタルクのドラゴン退治、やたら跳ね回るので上着がめくれてワキチラしてるのドキドキしますね。(どこ見てるの)
上着バサバサするし脱げばいいのにって思うけどアイデンティティなんでしょうね、
ドラゴン退治やリーニエ戦でボロボロになってもきれいにして着てるもんね。
心ある者が心ない者に勝てるっていう構図はともすると優生思想に繋がるので注意が必要ですが
魔族が魔力を誇示するという、魔族の社会が弱肉強食であることを利用して
フリーレンがアウラを自害させた解釈がなるほどなと思いました。
魔法は使い手の思い通りになるものではなく、ただ魔法の通りの結果になる。科学だなあ。
クヴァール戦もそうでしたけど戦闘の結末があまりにあっけないのも、なんだかACCAを連想します。
叙情的にせずドライで荒涼とした世界観がフリーレンのキャラクターそのままというか
反面、感情が見えるシーンは際立って見える効果があると思う。


薬屋のひとりごと。
ヒーロー文庫に来る前に出版された主婦の友社版をかなり前に読んだことがあって
その後文庫化やコミカライズを知って読み返そうかな~などと思っていたら
あっという間に冊数を重ねてアニメ化してしまった。
主人公は薬を使った実験が好きでしばしば自分を実験対象とし、
毒を飲んでしびれちゃうんだけどそのしびれるのが好き、みたいなおもしろい子だなあと思ってます。
てか、ひとりごとというだけあって主人公だけセリフがめちゃ多いし長いしでびっくりしました…
明らかにひとりでずーーーーーーーっとしゃべってますよね悠木さん、お疲れ様です。。
たぶんカッコ書きだけでなく小説のト書きを猫猫のセリフに落とし込んでいるので余計に長くなるんでしょうね。
いや、悠木さんの低音ヴォイス大好きなのでたくさん聞けて耳がしあわせですけど。

古代中国風の架空の国で、皇帝の後宮に連れてこられて勤める猫猫が
後宮内で起こる事件を調査したり解決したりする、ミステリっぽい物語。
何かというと声とモーションかけてくる宦官(?)の壬氏をオエ~~っとあしらいつつ、
主人の玉葉妃に仕えながら同僚の女官たちとお仕事するほのぼの日常パートと
後宮の人間関係にまつわる事件や不思議な出来事に巻き込まれて解決するミステリパートを主軸に
お話がすすみます。
コナンくんとかもそうですけど猫猫の行く先々で事件が起こるの主人公あるあるだし
壬氏はすぐ猫猫を頼って調べさせるんですけど、
猫猫は薬屋なので薬や毒物が関係していれば形跡を調べられますので
やってることは探偵というより鑑識に近いかも。
(里樹妃の食物アレルギーの話も迷信とかじゃなく彼女の症状を診て判断するのが医者って感じよね)
あと後宮に来る前は遊郭の薬屋もやってるおやじどのに育てられたせいか人間の感情の機微にも聡く、
薬効と人間関係を組み合わせてうまく解決していく流れが鮮やかです。
それにしても彼女がいなかった頃も後宮ではいろいろ起こっていたのかもしれないけど
どうやって調べてたのかな、未解決の事件も多かったのかな^^;

原作は主婦の友社版1冊しか読んでないのでわからないけど
壬氏と阿多妃が似ている件についてはまだ言及されてないのかな、
2人の年齢を考えるとありえなくはないと思うのですが。
たぶんその謎も並行してゆるゆる解決に向かうのかな。
阿多妃かっこいいので好きです。こどもにやさしい人は好き。
あと高順さんがいい人~~絵にかいたようないい人。
壬氏をよく知っているからこその適度に肩の力を抜いて仕えているところが
相性のいい主従なのだなと思います。好き。
あとおやじどの、もとい、羅門さん。家中さんの細くやわらかい声もいいですね。


他に川越ボーイズシングと鴨乃橋ロンの禁断推理と星屑テレパスと柚木さんちの四兄弟と
全力ウサギも見てますけど特筆事項はないかな。
川越の町並みが出てくるのとラーテルちゃん(猛獣ですよ)がかわいいのとか
リボーンを思わせるキャラクターがホームズとモリアーティの血を引いてるっぽいのとか
女の子たちがロケットを飛ばすために少しずつ歩み寄っていくのとか
親を亡くした4人の兄弟が周囲の力も借りながら生活しているのが良き。
全力ウサギは卯年だから放送されてるのかな?
エンディングでキャラクターが工事現場の人たちと一緒にダンスするのが好きです。

あと天狗の台所の実写ドラマがとてもよかった~!
原作とまるで違うキャラクターとまるで違うストーリーなんですけど
基兄が俳優さんも演技もものすごく解釈一致で「兄~~!!ゝ( ゚Д゚)ノ☆」てなりながら見てました。
兄めっちゃツボだ…原作もツボですがドラマもツボでした。
あと調理シーンがとてもよかったのと料理がめっちゃおいしそうだったのとBGMのギターがぴったりだったのと
ドラマ全体に漂う静かで落ち着いた雰囲気がツボでした。
ガス中毒起こしようのない隙間だらけの田舎の家で、畳や板の間を足で踏む音とか
台所(キッチンではない)に響く包丁の音とか鍋がコトコト煮える音とか菜箸でフライパンをかき回す音とか
水を汲んで注ぐ音とか…そう、音がとても秀逸でした。
畑や田んぼに吹く風もおだやかで、雪もしっとり降って、草花がしっかり育っている土地で
確かな日々を過ごす兄と弟と犬。いいドラマをありがとうございました。
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C.O.M.M.E.N.T

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