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2010_04
20
(Tue)23:55

ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん。

午後から雨だったけど、あんまり寒くならなかったですね。
春の雨だからかしっとりしていた気がする。
何にしても良きかな。
神様神様、気温変動はほどほどにしてくらはい。体がこわれる…。

春に雨、というと柳を連想するのですけれど。
大学の頃、中国文学専攻の先生が講義で
「中国では、友達が遠くに行くときは柳を手折って見送ったり
川に流したりするんですヨ」とおっしゃっていて
へえ~と思った覚えがあります。。。
王維や白楽天が柳を印象的に書いた詩も紹介してくださって
トリビアの泉並にへえ~へえ~とうなずいてばかりだった気がする。
日本では幽霊の木みたいな扱いだけど、
大陸では友情の植物なんですねえ。
花を贈るならともかく、柳ですよ!
中国の人ってセンチメンタルだわ…(*-▽-*)ハワ~

そういえば柳の見頃は春だった。
さや、さやと風になびく柳は美しいけど、やっぱり淋しくもあるなぁ。
春は芽吹きの季節と同時に旅立ちの季節でもあります。

そして雨に柳というと小野道風を連想するのですけれど!(笑)
柳にとびつこうとする蛙を見て発奮、書で大成したというのは
作り話とわかっていてもロマンだ~
あの人の孫というだけで何もかも贔屓。。。いや実際字はうまかった
思い出したらこんなところでも描いていた。誰に出したんだっけ…。
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コメント

とても素直なすてきな絵だね。
性格が出ている。
小野道風って、本当にこんな青年だったかも、
いやそうでいて下さい。
お願いしますv-398

2010/04/21 (Wed) 02:38 | ぴゆう | 編集 | 返信

ぴゆう様

ありがとうございます~(^▽^)ノ

> 小野道風って、本当にこんな青年だったかも
若かりし頃の道風を妄想炸裂で描いてみました。
『玉泉帖』とか、彼の残した書を見ていると
きっとまじめで実直な男の子だったと思うのですよ。
だってあんなにバランスのよい字を書くんだモンvv
本当にお願いしてしまいます!良い青年でありましたように…(^人^)。

2010/04/21 (Wed) 22:07 | ゆさ | 編集 | 返信

そう言えば…

確か韓国では相手に水を出す時に
一息で飲んでむせない様に
柳の葉っぱを浮かべて出すって言う習慣が
あるらしいですね。
ヨン様のCMで知りました(w
柳って確かに幽霊のイメージもあるけど
ある種それだけ神聖な物として
扱われて来た物なのかも知れないですね。

2010/04/22 (Thu) 02:40 | 時雨空 | 編集 | 返信

時雨空様

韓国ってステキ…(☆o☆)。
そんな気の遣い方があるなんて!すばらしい習慣ですね。
柳って大陸では思いやりの植物なのかも。
素敵なお話ありがとうございました~vvv

確かに幽霊があらわれるってことは
そこはあの世とこの世の境目なのかもしれません。
調べてみたんですが、柳という名前の由来のひとつに
「楊の木(ヤンノキ)がなまったもの」というのがありました。
楊は中国読みでヤンと読んで、あの世とこの世の境界に生えている木だそうです。
時雨空さんビンゴですよ、わーい!
o(゚▽゚*o)
勉強になりました。。。

2010/04/22 (Thu) 23:09 | ゆさ | 編集 | 返信

こんばんは。遅れコメ失礼します。

中国の柳の木の話、とても興味深いです!
そして皆様のコメントもっ
勉強になる!
辻に植えられた柳には魔よけ的な意味があると聞いた記憶が・・・捏造記憶かもしれませんが(汗
いづれにしても情緒ある木です。

そして!
ゆささんは小野篁好きでいらっしゃるんですねっ
私も小野篁好きです。
ただ六道珍皇寺の井戸を通って夜な夜な閻魔に仕えてたって逸話方面オンリーの知識しかなかったので、史実像は非常に興味深かったです。
結構破天荒な人だったんですね・・・(素敵だ)

長文失礼しました

2010/04/24 (Sat) 01:51 | tama | 編集 | 返信

tama様

いえいえ、コメントいつでも大歓迎ですvvありがとうございます~

辻の柳のお話素敵ですね魔除けとか大好きなので…。
何かあったら辻の柳の下に逃げればよいのですねφ(.. )覚えとこ

そしてtmamさんも篁さんお好きですか!
ホントあの人はよいですよね!!(≧▽≦)ノ
わたしも六道の辻あたりの伝説を知ってハマって
六国史とか歌集とかで史実を調べ出したらますます好きになったくちです(笑)。
拙記事では書ききれませんでしたが、史実でも色んな意味で伝説のある人ですよ。頑固な性格大炸裂で!(笑)
一生愛してます…(´艸`*)フフフ

2010/04/24 (Sat) 10:28 | ゆさ | 編集 | 返信

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