使った分だけ、いただきます。
今期の『C』は夢中で見ております。
『モノノ怪』『空中ブランコ』の中村健治監督の作品なので
キャラクターが必ずしも画面の中央でしゃべらなかったり、顔半分だけドアップになったり
急にカメラワークが台風のようにアクティブになったり
かと思うとスチールでめまぐるしく切り替わったりなどなど、
あちこちに中村氏らしい演出が見え隠れするのも懐かしくて楽しいです。
(サブタイトルが毎回「C」から始まる単語なのも、中村氏の制作魂じゃないかと思うわけだ)
好きなキャラクターは、主人公のバトルパートナーである真朱(超かわいい)と、
金融街で毎回勝ちまくっている三國さん(超イケメン)と、
ふいに地面からニューッと生えてきたりする真坂木さん(………)かな。
(櫻井孝宏さんって中村氏の作品に出演すると、いつも奇抜な役を演じている気がする(^ ^;))
あと個人的に気になっているのは、真っ黒なハイヤーで人々を金融街に送り迎えしている
運転手の井種田さん。
作中ほとんど出てこないのに存在感がハンパなくて、
しかも声優の三ツ矢雄二氏がすごくいい仕事をしていると思う。
そして『C』の後の『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』も見ています。
これ、実はわたし第1話を見ていなくて、『C』の2話か3話を見終わったときに
たまたまテレビのチャンネルをそのままつけていて何となく見ましたらば
すごく続きが気になる内容だったので見続けるに至っています。
主人公のじんたんにだけ見えるめんまという女の子が、かわいいやら切ないやら。
そんな2人と、かつて仲良しだった友達4人も、それぞれいい味を出しています。
(しかしつるこは敵に回したら怖そうだなぁ…笑)
そして彩の国民としてツボなのが、このアニメの舞台が秩父市だということ。
画面の背景に秩父とか飯能とか札所●番とか定林寺とかが出てくるたびに
わくわくしちゃってストーリーどころじゃありません☆
ゆきあつとつるこが乗っている電車はたぶん西武池袋線だと思う。
あの電車本数が少ないから、1本乗り過ごすとすごく待たなくちゃいけないんだよなぁとか
地元知識による余計な心配などもしつつ楽しんでおります。
あと、十万石まんじゅうのパロディだと思うのですが
百万石まんじゅうなるものが出てきたときはさすがに笑ってしまいましたvvv
ここは加賀藩じゃないよー武蔵国だよー(^ ^;)。
そして秩父橋はいちいち登場しすぎ…。
それから、本屋さんに置かれていたチラシでたまたま知った『花咲くいろは』も面白いです。
このアニメ、キャラのセリフまわしがどこかで聞いたことがあるような?
と思いつつ見ていたら、『あの花』と同じ脚本家さんであることに
先日やっと気付きました。
(少し調べてみたら、『ARIA』や『おとめ妖怪ざくろ』なども担当されていた人だそうな)
この人の書くセリフは何となく、奥歯に物が挟まったみたいな独特なのが多い気がしていて
だからたまに主人公の緒花がズバッと本音を言うと、すごくスカッとするというか
「ああそれ、それを言って欲しかったの!」って思えるので
もやもやしつつも面白いです。
喜翆荘で働く人々のキャラが、どの人も「こういう人って職場に必ず一人はいるよね」感があって
そういうところも微笑ましいですね。
個人的には仲居頭の巴さんが、こざっぱり&チャキチャキしていてかっこいいなぁと思います。
あと、緒花のおばあちゃんが煙管を持つ姿も粋な香りがしてかっこいい。

「行きて帰りし遣唐使・後日」その5。4はこちら。
遣唐使一行、難波津で船を下りて都へ向かう途中、河内の国府で宿泊しました。
…が、なぜかマッキーと玄ちゃん、小さな包みを抱えて、宿舎をこっそり抜け出します。
玄「あれ、どっちだっけ(小声)」
真備「えーっと、確か右へ曲がってまっすぐ(小声)」
さて、2人はどこへ行くのでしょうか…。
続きはこちら。
*遣唐使のイラスト記事一覧はこちらです*