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息抜き。


お絵かきの合間に読んでいる人たちです。
横浜市営地下鉄沿線に踊る人形ならぬ踊る猫がいるというので探しに行きたいのです。にゃーん。
そして解釈と鑑賞の充実っぷりに泣くかと…あばばばかっこよすぎるよマジイケメン。
人文系の雑誌って表紙だけ見ると似たようなファッションセンスっぽいかもですが
紐解くと個性が爆発しているところがたまらんですね。
もしこいつらが服を着て歩くとしたらメガネスーツとかネクタイ+ニットベストとか
風の又三郎のファッションになると思う。


先日、やっとビッグカメラに行ってブルーレイレコーダーを買ってきました。
今までは妹ちゃんが買ったレコーダーがあったのですが
月初めに彼女と一緒にお引っ越ししてしまったので、
テレビの下がしばらくさみしかったのですけどこれで充実しましたよー☆
レコーダーの時計表示があると落ち着きます。あれ何でもない時にふと見るので。

買ってきた理由は、その日の夜にアニメ『銀河鉄道の夜』が放送されることを知って
これは録画せねば!と思ったからなのですが。
取扱説明書とにらめっこしながらどうにかこうにか接続して、試しに夕方のナディアを見ながら録画して
きちんと録れたかどうか再生して、つまり、結局1時間でナディア2回見ました。
グラタンの動きが本当すばらしいよ!

『銀河鉄道の夜』を初めて見たのがいつだったのか思い出せないのですが
今見ると、なんて贅沢な映画だと思ってしまうのです。
セル画をたっぷり使っていて、セリフも動きもゆっくりで滑らか。心地よいです。
原作の世界観が、ますむらひろしさんのキャラデザでゆるりと表現されていて素敵☆
監督の杉井ギサブロー氏が「人間デザインでは作れないけど猫でなら作れる」ということで
猫デザインで作られたそうですが、お陰でいい感じにしっくりきているような。
そしてタイタニックのエピソードは原作以上に泣いてしまうねぇ。

7月公開の『グスコーブドリの伝記』もますむらさんがキャラデザを担当されているそうですね。
CMを見たら、なるほど、ジョバンニみたいなブドリがいました。いいなぁ。
『銀河鉄道~』とは違い、賢治の心象風景であるイーハトーヴがかなりの画面を占めると思うので
そこもどのように描かれるのか楽しみだったりします。
あ。公開にあたって定期的にBS11で特別番組が放送されているので
見られる方は見てみてもいいと思いますよ~。

ともあれこれでレコーダー環境が整ったから
今週の『極上美の饗宴』の蕭白×井浦新の再放送が録れる…!うっひょーい☆
あの回は何気にクオリティ高かったと思います。井浦さんがガチすぎてすばらしい。



薫物合わせ中。※クリックで大きくなります
歌人シリーズその25。24はこちら

躬恒を見送ったあとの壺庭。牡丹ちゃんが改まって話し始めました。

牡丹「あたし、今夜花とじるわ」
貫之「早っ」
牡丹「なーんか、咲ききった気分」
貫之「そうか」
牡丹「また来年」
貫之「………」
牡丹「ちょっと、なにその顔」
一子「牡丹ちゃん、良かったら明日までがんばれない?」
牡丹「なんで?」
貫之「あ、いや…昼過ぎに忠岑が来る」
牡丹「ほんと!」
貫之「躬恒から又借りした新撰、ちまちま読んでられなくて一晩で写したから、もう返せるんだと」
牡丹「会う会う~!閉じるの明日にする!」
貫之「そう言うと思った」

面子が面子なので、明日の我が家の有り様については考えないことにする貫之でした。
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テーマ: 今日のつぶやき。 | ジャンル: 日記

コメント

No title

 宮澤賢治と聞いて、お邪魔しています。

 「グスコーブドリの伝記」がアニメ映画化されるという記事を拝見して、早速、公式HP見てきました。
 うわぁ、これは絶対に観ないと。

 賢治の童話の中でも、この作品は、「銀河鉄道の夜」と同じか、それ以上に好きなお話しです。えらそうな言い方になりますが、賢治の魅力のすべてが詰まっているようなお話だと思います。

 東日本大震災の津波被害で、壊滅的な打撃を受けた三陸海岸の島越村に、かつて「カルボナード」の名を冠した駅がありました。
 入り江に面した、白い壁と青い屋根の洋風建築で、童話のなかから出てきたような、それはそれは素敵な駅でした。
 今は、見る影もないそうです。
 被災者の皆さんに比べたら、とるに足らない感傷ですが、とても悲しいことです。
 映画を見たら、いろんな意味で泣いてしまうかも、です。

 ひとりで勝手に湿っぽくなってしまい、失礼しました。
 では、また。

2012/05/29 (Tue) 01:25 | TOM-F #- | URL | 編集
Re: No title

> TOM-F様

「グスコーブドリの伝記」楽しみですね☆
わたしも待ち遠しいです。

銀河鉄道の夜は賢治の希望だとしたら、ブドリは賢治のリアルかなぁと勝手に思っています。
ほとんど彼の実体験がもとになっていますし。

> カルボナード
そんな駅があったのですね。。
カルボナードといえば『グスコーブドリ~』に出てくる地名ですが、賢治にゆかりのある駅なのでしょうか。
なくなってしまったのは、つらいですね。

ブドリの映画のイーハトーヴが、どんな風に描かれているのか、楽しみですね(*^ ^*)。

2012/05/31 (Thu) 08:55 | ゆさ #- | URL | 編集

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