無月→名月☆
今晩は中秋の名月ですけれども、地元には台風が上陸していまして。。
夕方からは月どころか、ノアの方舟の洪水もかくやと思われるほどの豪雨が降っていました。
雨が止んでからも雲が多かったのですが、日付が変わる頃から雲が晴れて
どうにか見ることができました。
良かったー去年に引き続き今年も観月できた☆

おとといの十三夜の月です。月光浴しながらベランダから撮影したもの。
「十三夜の月は満月の次に美しいと言われる」と、グラフィックアーティストのKAGAYAさんが
twitterでツイートなさっていましたが、本当に明るくて綺麗でした☆
これで満月じゃないとか信じられない…。

虹ができていました☆
雲がプリズムのように月光を反射して輪っかができるのだそうです。
この輪が見えるのは雨の予兆と聞いたことがあります。ってか、今日、雨だし。。

おとといも雲が多かったのですが、風が強くてすごい勢いで雲が流れて
夜更けにはすっかり晴れていい天気になっていました。
十五夜と十三夜はセットで見るのが秋のお月見の慣例ですが、来月の十三夜も晴れるといいなぁ。
十三夜の月を愛でる習慣は昔からあるそうです。
醍醐天皇が十三夜の日に観月をしたことが始まりだとか、
宇多天皇が十三夜の月を無双と言ったことが始まりだとか、諸説あるらしいですけども。
で、いつしか秋の十五夜と十三夜はセットで観月されるようになっていって
江戸時代の吉原などでは「8月15日に来たお客は9月13日にも顔を出さないと
"片月見"といって縁起が悪いですよ」とか言われてしまうような不文律があったらしい。
あの世界で大変なのは遊女ばかりではないようです。
あ、そうだ。満月と聞くと時々思い出すのですけれども、
今日も思い出したので書いてみることにします。『ラーマヤーナ』にあるお話。
シータ姫が悪魔の王ラーヴァナにさらわれて、その館で満月を眺めていたとき、
ラーヴァナがシータに「あの月は誰のようか」と問いかけました。
シータが「あなたのようだ」と答えたのでラーヴァナは喜びます。
「ではそなたの夫、ラーマは何だ」と問うと、シータは「あの人は十一夜の月」と答えます。
ラーヴァナがどういうことか聞くと、シータはこう言います。
「ラーマはこれから満ちていく。あなたはこれから欠けていく」
(余談ですがラーマヤーナと聞くといつもムスカ大佐を思い出してしまう)
※クリックで大きくなります
「貫之1111首」歌合編その16。15はこちら。
貫之が歌合から帰宅すると、一子の隣に、1年ぶりに見る顔が。
春の牡丹ちゃんと同じように、秋に咲いてあらわれる萩ちゃんです。
萩「よっ」
貫之「来てたのか」
萩「幞頭、まっすぐ被れるようになったのね」
貫之「1年経ちゃ慣れる」
萩「歌合行ってきたんでしょ。聴かせなよ、あんたの歌」
貫之「………」
一子「わたしも聴きたい」
貫之「………」
どうする貫之!続きます(笑)。
夕方からは月どころか、ノアの方舟の洪水もかくやと思われるほどの豪雨が降っていました。
雨が止んでからも雲が多かったのですが、日付が変わる頃から雲が晴れて
どうにか見ることができました。
良かったー去年に引き続き今年も観月できた☆

おとといの十三夜の月です。月光浴しながらベランダから撮影したもの。
「十三夜の月は満月の次に美しいと言われる」と、グラフィックアーティストのKAGAYAさんが
twitterでツイートなさっていましたが、本当に明るくて綺麗でした☆
これで満月じゃないとか信じられない…。

虹ができていました☆
雲がプリズムのように月光を反射して輪っかができるのだそうです。
この輪が見えるのは雨の予兆と聞いたことがあります。ってか、今日、雨だし。。

おとといも雲が多かったのですが、風が強くてすごい勢いで雲が流れて
夜更けにはすっかり晴れていい天気になっていました。
十五夜と十三夜はセットで見るのが秋のお月見の慣例ですが、来月の十三夜も晴れるといいなぁ。
十三夜の月を愛でる習慣は昔からあるそうです。
醍醐天皇が十三夜の日に観月をしたことが始まりだとか、
宇多天皇が十三夜の月を無双と言ったことが始まりだとか、諸説あるらしいですけども。
で、いつしか秋の十五夜と十三夜はセットで観月されるようになっていって
江戸時代の吉原などでは「8月15日に来たお客は9月13日にも顔を出さないと
"片月見"といって縁起が悪いですよ」とか言われてしまうような不文律があったらしい。
あの世界で大変なのは遊女ばかりではないようです。
あ、そうだ。満月と聞くと時々思い出すのですけれども、
今日も思い出したので書いてみることにします。『ラーマヤーナ』にあるお話。
シータ姫が悪魔の王ラーヴァナにさらわれて、その館で満月を眺めていたとき、
ラーヴァナがシータに「あの月は誰のようか」と問いかけました。
シータが「あなたのようだ」と答えたのでラーヴァナは喜びます。
「ではそなたの夫、ラーマは何だ」と問うと、シータは「あの人は十一夜の月」と答えます。
ラーヴァナがどういうことか聞くと、シータはこう言います。
「ラーマはこれから満ちていく。あなたはこれから欠けていく」
(余談ですがラーマヤーナと聞くといつもムスカ大佐を思い出してしまう)

「貫之1111首」歌合編その16。15はこちら。
貫之が歌合から帰宅すると、一子の隣に、1年ぶりに見る顔が。
春の牡丹ちゃんと同じように、秋に咲いてあらわれる萩ちゃんです。
萩「よっ」
貫之「来てたのか」
萩「幞頭、まっすぐ被れるようになったのね」
貫之「1年経ちゃ慣れる」
萩「歌合行ってきたんでしょ。聴かせなよ、あんたの歌」
貫之「………」
一子「わたしも聴きたい」
貫之「………」
どうする貫之!続きます(笑)。
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Re: タイトルなし
- 2012/10/03(水) 22:14:59 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
> お団子代わりにホワイトチョコボール15個
ホワイトチョコ!!ステキですね。ロイヤルな香りがいたします☆
お月様出てきてくれなかったのですか~残念ですね…!><
来年は良いお月見でありますように。
わたしの住んでいる地域は特に何事もなかったのですが、海のある地域が…。
この時期はだいたい天気が荒れるので、月が見られるかどうかも五分五分ですね。
今月の十三夜は晴れるといいなぁ☆
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