人生は1冊の厚い本のようなもの。
先日、桶川で行われた上橋菜穂子さんの講演会「本との旅路―これまでと、これから」に
行ってきました。
メモいっぱい取りましたけど、ネットに細かく書かないという上橋さんとの約束がありますので(^ ^)、
詳細は省略いたします。
以下はメモからの抜粋です。雰囲気だけでも感じ取っていただけたらと思います。
・バルサのイメージからか人に会うと小さいですねと言われる
・子どもの頃におばあちゃんから口頭伝承をたくさん聞かせてもらった
・中には父(息子)Ver.と上橋さん(孫)Ver.があった
・文学中毒者の基準
・アニメのエリンのこと
・武道家だったおじいちゃん
・画家の父からウルトラマン視聴禁止令が出た
・マンガ禁止令も出た
・本禁止令も出た
・ちなみに現在も施行中
・トーマの心臓のこと
・行きつけの本屋さんに通ううちに棚の並びを全部覚えてしまった
・お陰で人の役に立てたことがあった
・成績表でサーフィンができると言われた
・生と死について猛烈に考えた思春期
・BJは好みのタイプ
・ローズマリ・サトクリフのこと
・アレキサンダー大王の従者のこと
・大学に入って文化人類学へ
・次回作はまだわからない
・本のおともはミルクティー☆
こんな感じに、ご自身の人生と本とのかかわりを、ユーモアを混ぜながら話してくださいました。
さすが大学の先生で、言葉をよどみなく紡いでくださってとても聴きやすく、
あっという間の1時間半でした。
こういう講演を聴く時いつも思うのですが、もっともっと聴いていたかった。楽しかった☆
お話を聞きながら、上橋さんの著書の登場人物や場面が思い浮かぶことがあり、
あっこれあの部分に反映されているのかな、とか、想像が尽きませんでした。
「おばあちゃんの膝に頭を乗せてお話を聴いた」との言葉にエリンとソヨンを思い浮かべたり
「ウルトラマンの死を泣きながらおかあさんに語った」くだりでジェシを連想したり
武道家のおじいちゃんと聞いてジグロが重なったり
伝承を語るおばあちゃんといえばトロガイだなと思ったり。
他にも他にも、上橋さんが時にはバルサに、ヒュウゴに、チャグムに、小夜に、エリンに見えてきて
あまりにもめまぐるしくて脳内が軽くパニックになりました。。
サトクリフのことを話している際にふいに上着を脱いだときには手に槍でも出てくるかと思った。
バルサは上橋さんのかっこいい部分がぎゅっと凝縮されたキャラクターだと思います。
上橋さんが列挙する本がことごとくわたしの好きな本or既読本だったのでめっちゃ嬉しかったです!
感激して泣くかと思いました。
こんなに一致してしまっていいのだろうか…これが泣かずにいられますか!いや泣く!
(自分の好きな作家さんの好きなものって自分も好きなことが多い気がします。なんでだろう)
指輪物語、ホビットの冒険、ゲド戦記、太陽の戦士、たくさんあったなー。
本と同じくらいマンガやアニメもお好きだそうで、
書名やタイトルがポンポン飛び出てきて叫びそうになるのを頷きながらこらえてました☆
(わたしの両脇に座ってた人たちきっと、こいつ頭うごかしすぎだろって思ってたろうな…^ ^;)
攻殻がお好きらしいとどこかで聞いたけどあれ本当なのかな。
ちなみにガンダムはお好きだそうです。
アニメのエリンもシーンによっては賛否両論がすごかったそうですが、
わたしは、制作側の人たちがものすごく気を遣いながらもごまかさずにやってくれて
良いアニメだったと思ってます。
エリンはかわいくてイアルがイケメン、シュナンとセィミヤは凛々しかった。
ちっちゃなリランは抱きしめたくて大きくなったらもふもふになった。ダミヤはテラ石田氏…。
竪琴の音色も好きだったな…歌うような音色。
それにしても上橋さんのおばあちゃんはよほど話上手な方だったに違いない。
小さな上橋さんがおばあちゃんから聞いたお話のいくつかを紹介してくださったのですが、
ふらりと姿を消した飼い猫が帰ってきて尻尾が割れていたら「免許皆伝」らしい、という話が
個人的に一番ウケました(笑)。
猫は山の中で修行して猫又になれたら猫の親分から皆伝をもらう、ということだそうです。
なんて世知辛いんだ猫の世界。
(どうでもいいけど猫の親分と聞いて思い出すのは『注文の多い料理店』だ)
司会者の男性が上橋さんのファンだったらしく、かなり緊張しながら進行されていて笑った。
お気持ち、よくわかります(笑)。
あと、ブロともの春さんも聴きにいらしてたのでご挨拶できました☆
春さんーそのうちまた上橋さんを語り倒す会やりましょうねー(´▽`)ノ♪
本日のお絵かき↓
※クリックで大きくなります
伊藤若冲。
何となく小柄なイメージがあります。背が低いわけじゃなくて、実際はそれなりに身長あるけど
見た目の印象と本来のサイズが一致しないタイプって感じ。なんでだろう。
あれか、小さな巨人(違)。(でも里中くんは大好きサ…)
背景は若冲のニワトリです。
*ブログ内のイラスト記事一覧はこちらです*
行ってきました。
メモいっぱい取りましたけど、ネットに細かく書かないという上橋さんとの約束がありますので(^ ^)、
詳細は省略いたします。
以下はメモからの抜粋です。雰囲気だけでも感じ取っていただけたらと思います。
・バルサのイメージからか人に会うと小さいですねと言われる
・子どもの頃におばあちゃんから口頭伝承をたくさん聞かせてもらった
・中には父(息子)Ver.と上橋さん(孫)Ver.があった
・文学中毒者の基準
・アニメのエリンのこと
・武道家だったおじいちゃん
・画家の父からウルトラマン視聴禁止令が出た
・マンガ禁止令も出た
・本禁止令も出た
・ちなみに現在も施行中
・トーマの心臓のこと
・行きつけの本屋さんに通ううちに棚の並びを全部覚えてしまった
・お陰で人の役に立てたことがあった
・成績表でサーフィンができると言われた
・生と死について猛烈に考えた思春期
・BJは好みのタイプ
・ローズマリ・サトクリフのこと
・アレキサンダー大王の従者のこと
・大学に入って文化人類学へ
・次回作はまだわからない
・本のおともはミルクティー☆
こんな感じに、ご自身の人生と本とのかかわりを、ユーモアを混ぜながら話してくださいました。
さすが大学の先生で、言葉をよどみなく紡いでくださってとても聴きやすく、
あっという間の1時間半でした。
こういう講演を聴く時いつも思うのですが、もっともっと聴いていたかった。楽しかった☆
お話を聞きながら、上橋さんの著書の登場人物や場面が思い浮かぶことがあり、
あっこれあの部分に反映されているのかな、とか、想像が尽きませんでした。
「おばあちゃんの膝に頭を乗せてお話を聴いた」との言葉にエリンとソヨンを思い浮かべたり
「ウルトラマンの死を泣きながらおかあさんに語った」くだりでジェシを連想したり
武道家のおじいちゃんと聞いてジグロが重なったり
伝承を語るおばあちゃんといえばトロガイだなと思ったり。
他にも他にも、上橋さんが時にはバルサに、ヒュウゴに、チャグムに、小夜に、エリンに見えてきて
あまりにもめまぐるしくて脳内が軽くパニックになりました。。
サトクリフのことを話している際にふいに上着を脱いだときには手に槍でも出てくるかと思った。
バルサは上橋さんのかっこいい部分がぎゅっと凝縮されたキャラクターだと思います。
上橋さんが列挙する本がことごとくわたしの好きな本or既読本だったのでめっちゃ嬉しかったです!
感激して泣くかと思いました。
こんなに一致してしまっていいのだろうか…これが泣かずにいられますか!いや泣く!
(自分の好きな作家さんの好きなものって自分も好きなことが多い気がします。なんでだろう)
指輪物語、ホビットの冒険、ゲド戦記、太陽の戦士、たくさんあったなー。
本と同じくらいマンガやアニメもお好きだそうで、
書名やタイトルがポンポン飛び出てきて叫びそうになるのを頷きながらこらえてました☆
(わたしの両脇に座ってた人たちきっと、こいつ頭うごかしすぎだろって思ってたろうな…^ ^;)
攻殻がお好きらしいとどこかで聞いたけどあれ本当なのかな。
ちなみにガンダムはお好きだそうです。
アニメのエリンもシーンによっては賛否両論がすごかったそうですが、
わたしは、制作側の人たちがものすごく気を遣いながらもごまかさずにやってくれて
良いアニメだったと思ってます。
エリンはかわいくてイアルがイケメン、シュナンとセィミヤは凛々しかった。
ちっちゃなリランは抱きしめたくて大きくなったらもふもふになった。ダミヤはテラ石田氏…。
竪琴の音色も好きだったな…歌うような音色。
それにしても上橋さんのおばあちゃんはよほど話上手な方だったに違いない。
小さな上橋さんがおばあちゃんから聞いたお話のいくつかを紹介してくださったのですが、
ふらりと姿を消した飼い猫が帰ってきて尻尾が割れていたら「免許皆伝」らしい、という話が
個人的に一番ウケました(笑)。
猫は山の中で修行して猫又になれたら猫の親分から皆伝をもらう、ということだそうです。
なんて世知辛いんだ猫の世界。
(どうでもいいけど猫の親分と聞いて思い出すのは『注文の多い料理店』だ)
司会者の男性が上橋さんのファンだったらしく、かなり緊張しながら進行されていて笑った。
お気持ち、よくわかります(笑)。
あと、ブロともの春さんも聴きにいらしてたのでご挨拶できました☆
春さんーそのうちまた上橋さんを語り倒す会やりましょうねー(´▽`)ノ♪
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伊藤若冲。
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