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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


第1759回「怪獣といえば?」

  1. 2013/10/24(木) 23:46:30_
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こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当の木村です。今日のテーマは「怪獣といえば?」です。「怪獣」というと、みなさんは何を思い浮かべますか?だいたいがSFや特撮モノでしょうか人によっては会社の上司だったり、嫁だったり…する!?私は怪獣といえば特撮モノにでてくる敵ですね。だいたいベタなのしか思い浮かびません小さい頃、よく服の首元を頭にひっかけて、真似した記憶がある人も多いのではないかと…(私...
FC2 トラックバックテーマ:「怪獣といえば?」


ゴジラ!!(´▽`)
存在感からしてもう神ですが、とにかく文句なしにかっこいい。マイボス。マイヒーロー。
初期の「俺の行く手阻んでみろ全部ぶっ壊す」なゴジラも
中期の「俺の地球征服してみろ全部ぶっとばす」なゴジラも
長い休止を経て80年代に復活した黒目無機質ゴジラも
VSシリーズにおける人と心を通わせながらも決して相容れようとしないゴジラもみんな大好きだー。
それぞれの時代のゴジラにそれぞれの良さがありますな。
造形がかっこいいと思うのは80年代ゴジラ。
顔つき、体型、筋肉のつき方とか申し分ない。バランスのとれたよいデザイン。
あの姿を思い浮かべただけで伊福部昭氏のテーマ曲が頭の中に自動的に再生されます。
ドシラ、ドシラ、ドシラソラシドシラ…♪
オーケストラで怪獣映画の音楽っていいよね~。
ちなみにゴジラの声を考案したのも伊福部氏だとか。コントラバスを革手袋でギギギと弾いたそうな。

子どもの頃に一番好きだったのはモスラでした。今はゴジラと並んで好きな怪獣です。
よくゴジラ関連の本とかだと、「平和を愛する優しい怪獣」みたいな紹介文がついてますけど
まあ間違いじゃないとは思いますけど、
小美人やコスモスがピンチになると街ぶっ壊してでも助けに来るオトコマエっぷり(主に初期)とか
ゴジラやバトラがピンチのときに何だかんだ言いつつ手を貸してくれる義理人情(主にVSシリーズ)とか
それだけでも充分かっこいいんですけど、
モスラが行動するのってだいたい自分の大事なもののためで、
そこが他の怪獣の行動原理とちょっと違う部分かなと思います。
何ていうのかな、「自分たちの生活に乱入するな、乱入しなければ何もしない」的なスタンスに
ものすごく共感を覚えるといいますか。
ある意味ストイックでハードボイルド。やばい。かっこいい。
造形はやっぱり90年代が一番好きです。体長、目の色、羽ばたき、すべてがパーフェクトな美。
あとスペースゴジラに出てきたフェアリーモスラも好き~。


ウルトラマンの怪獣で好きなのはピグモンとかケムール人とか面白いなと思う。
グリーンモンスとか、成田亨氏の前衛性がビシバシに出ていて好きなデザイン。
というか、ウルトラマンの怪獣たちはみんな混沌としたかわいさがあっていいですね。
レッドキングとか屈指の萌えキャラじゃないか…。バルタン星人は面白いけど好きでも嫌いでもないです。
(ちなみにうちの弟は「ゴモラ様」と様付けで呼ぶほどのゴモラ好きだ)
ウルトラマンエースに出てきたバクタリとか、タロウに出てきたムカデンダーも好き。
バクタリは俺の爪が火を噴くぜ~なバク怪獣で、
ムカデンダーは百足だからか、しなやか&鮮やかなコンビネーションアタッカーであった。
怪獣じゃないけどセブンのメトロン星人も好きです。
シュールレアリスムが服着て歩いてるような人物。(いや、メトロン星人本人は何も着てないけど)
あとウルトラQのカネゴンも好きなのですが、
いつだったか再放送でカネゴンの話を見たときは背筋がぞーっとしました…。
あんな話とは思わなかったんだ。
興味のある方ぜひ見てみてください。たぶんTSUTAYAとかのレンタルで借りられます。

ウルトラマンといえば先日、
ウルトラマンのNGシーンをまとめたテープが見つかったそうですね!→こちら
怪獣を振り回すウルトラマンが転んじゃったり、怪獣がセットにつまづいたりと
ああやっぱり相当大変だったんたな…としみじみしちゃうようなシーンがいくつか。
当時はほんと体当たり撮影だったんですね。

初代ゴジラを演じた俳優さんの話を何かで読みましたけど
着ぐるみの視界ってすごく狭いそうで、まっすぐ歩くだけでも大変とおっしゃっていたな…。
あと、ゴジラの頭の部分が俳優さんの頭上にある感じだったらしく
ゴジラが上を向くシーンは頭を上げすぎて変な向きになっちゃったとか
ゴジラが尻尾で建物を破壊するシーンで尻尾がうまく動かなくて四苦八苦したとか
いろいろ書いてありました。
こういう人たちの苦労や工夫のもと、怪獣映画は成り立っていたんですね。



本日のお絵かき↓
ふたり。※クリックで大きくなります
西美のミケランジェロ展の興奮が冷めらやぬままダヴィデとゴリアテ。
別にダヴィデ像が来てたわけではないですが、
わたしの脳みそは完全にミケランジェロ=ダヴィデ像を連想するように昔からセッティングされてしまっている。
ただ単に、子どもの頃に箱根の彫刻の森美術館で見たダヴィデ像のレプリカに衝撃を受けて
それ以来大好きなだけなんですけど。
フィレンツェのアカデミア美術館の本物見に行きたいよ~どこでもドアが欲しいよ~。

ミケランジェロの作品に、ミケランジェロ自身が「勝利者」と名付けた彫刻がありますけど
あれ老人の上に乗りつけた青年は笑ってないんですよね…。
ミケランジェロ没後わずか7年後に、ミケランジェロと同じイタリアに生まれたカラヴァッジョの
絶筆のひとつが「ゴリアテの首を持つダヴィデ」で、
そのダヴィデもやっぱり笑っていなかったりします。
勝利した人間がテーマの作品ってだいたい笑顔の勝利者を表現しているイメージなので
この2人みたいに真逆の顔を描く芸術家は妙に気になる。
たぶん彼らの人生が反映されてるんだと思いますけど。
(あとカラヴァッジョのファーストネームは確かミケランジェロだったはずだ)
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テーマ : 特撮・戦隊・ヒーロー    ジャンル : 映画

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歴史やアートも溺愛中
最近は新幹線とシンカリオンも熱い
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