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ゆさな日々

猫・本・歴史・アートなど、好きなものやその日考えたことをそこはかとなく書きつくります。つれづれに絵や写真もあり。


関門海峡と太宰府天満宮の旅その3。

  1. 2014/05/16(金) 23:56:16_
  2. 旅行
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  4. _ comment:2
九州旅行の3日目のレポをお届けします。2日目はこちら
今回は下関市内をぶらぶらします~。

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博多駅から快速に乗って下関駅に到着。さようなら九州こんにちは本州。

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地図を手に入れようと観光案内所に来てみたらこんなポスターが貼られていて
「ふーんお祭かあ」と何気なく眺めて←まだ何も気づいてない人
よく見ると駅構内にもちらほらポスターがあって
案内所のスタッフさんにも「どうぞ~」とチラシを渡されて
そういえば小倉からの電車がいやに混んでたし駅もやたら混んでるな…と思い返してやっと
「お祭!!」ってチラシ二度見しました。。どんだけにぶいんだ。

というわけで去年の平泉に引き続き何も知らないままお祭に遭遇しました~☆
なんかこんなんばっかりだ。うれしい。

しものせき海峡まつりは関門海峡にまつわる史実を基にしたお祭で
平家一門を偲ぶ先帝祭や源平船合戦、市民による八丁浜総踊り、武蔵&小次郎の決闘再現などが
毎年5月2日~4日まで盛大に行われ町中が賑わうそうです。
わたしが下関を訪れたのは3日。ちょうど「源平武者行列」が行われる日でした!
うおお、ラッキー♪

以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開閉しますのでどうぞ☆
 
 
 
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行列がはじまるまで時間があるので、その間に興味のある場所を回っておくことに。
下関駅から高杉晋作終焉の地へ歩いていく途中で、白石正一郎旧宅跡を発見。
幕末の荷受問屋だった白石さんは勤王の活動家でもあって西郷隆盛や坂本龍馬らと交流があり、
高杉晋作はこの邸で奇兵隊を結成しています。

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また歩いて、高杉晋作終焉の地へ。
高杉さんは第二次長州征伐の後に結核が悪化し、
庄屋の林算九郎さんの邸(このあたりにあった)で療養しましたが亡くなりました。
あと半年生きていたら大政奉還が見られただろうけど、たぶん予感してもいたろうな…。
ちなみに東行とは高杉さんの号で、奇兵隊を結成する前くらいから名乗っていました。
平安末期の僧侶・西行に超憧れてたらしくて、彼が西ならおれは東ってことなんですって。
(高杉さんの菩提を弔うために愛人のおうのさんが建てた東行庵には
「西へ行く人を慕ひて東行く わが心をば神や知るらむ」と書かれた歌碑があるそうです)

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下関はふぐで有名な町だそうですね。そんなわけでマンホールもふぐ。かわいい!

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バスに乗って唐戸のバス停で降りて、高杉さんの陶像のある日和山公園をめざします。
ここが、もう、すごい坂と階段でした!
登れども登れども公園が見えず…何段あるのか最初数えてたんですけどすぐ挫折しました。。
日和「山」公園だもんね、山登りなんですね。アヒィ。

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高杉晋作陶像ー!!公園のど真ん中にたくさんの草木に囲まれて立っています。
備前焼の像で身長は4メートルもあります。でかい。本人2.5人分くらいかな(笑)。
ちょっと横を向いているのは毛利のお屋敷の方を見ているのでしょうか。
あまりに大きく凛々しすぎるそのお姿に
「胆略有り、兵に臨みて惑わず、機を見て動き、奇を以って人に打ち勝つものは高杉東行(晋作)、
是れ亦洛西の一奇才」という中岡慎太郎の言葉を思い出しました。

余談ですが、中岡さんちの慎ちゃんの人をみる目がおもしろくて好き。
西郷さんは「頭よくて声を聞くと腹にズシンてくる。西の英雄。武市半平太に似てる」とか
(この、武市さんに似てるってのがいいよね!もう、もう!武市さん大好きな慎ちゃんぎゃんかわっ)
桂さんは「西郷さんの次に肝がすわって頭よくて政治論がうまい」とか(西郷さんの次って笑)。
同郷の龍馬のことは「才物」と評価しながらも「なんであんなにめかしこんでるんだ」と首を傾げたりしてる。
慎ちゃん超かわいい。

日和山公園から階段を下って、晋作通りから寿公園(金子みすゞ顕彰碑)方面へ歩いて行ったら、
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えっ何か来たよ( ゚Д゚)。

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しものせき海峡まつりの源平武者行列・源氏軍でしたーーうおおお!
義経と弁慶!うおおお!弁慶さん手に旗持っちゃってる(笑)。

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静御前もいます、むしの垂れ衣の女性たちもいます!きれいで色鮮やか、ひらりひらひら。

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あっという間に行っちゃいました、あーびっくりした、おもしろかった。
法螺貝のボォオ~という音が無常観を誘うね。

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下関は昔から港町として海外との交流もさかんで、洋風のレトロな建物が並ぶ町でもあります。
写真はろうきん下関支店。建物は80年前に建てられました。
石造りでイタリアっぽい円柱が目を引きますねえ。

またてくてく歩いて下関商工会議所まで来ると、
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!!??

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平家軍だー!!
うおおお知盛も教経も時子も徳子も安徳天皇もいるー!

実は武者行列を担当されているのが地元の商工会青年部の人たちなのだそうです。
それで武者行列の出発地点がここなんですね~(さっきの源氏軍もここから出発しています)。
テンションだだ上がりで行列の時とはまた違うくだけた表情の参加者さんたちをこっそり撮りまくるわたくし←

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商工会議所の前の寿公園には金子みすゞ顕彰碑があります。
彼女の生まれは長門ですが、大人になってからは下関で過ごし、この近くで亡くなったとか。
碑には「はちと神さま」の詩が書いてありました。
さうして、さうして、神さまは、小ちやな蜂の中に。

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レトロ建物第2弾。歩道橋の上から撮った旧秋田商会ビル(右)と下関南部町郵便局(左)。
秋田ビルは約100年前、郵便局は100年以上前に建てられたものです。
わたしにとってはおじいちゃんとひいおじいちゃんくらいの年齢かな。
郵便局は今も営業中ですが、秋田ビルの内部は現在は観光センターになっています。
ビルの前には金子みすゞの詩碑があって「障子」の詩が刻んでありました。

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レトロ建物第3弾。交差点を挟んで向かい側に旧英国領事館があります。
これもひいおじいちゃんくらいの年齢。
煉瓦の建物ってわくわくするよね!あんまり見たことないから!(笑)
(この中にハイカラなコーヒー屋さんがあったらしいのですけど閉店してしまったのですって。残念)

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唐戸桟橋にやって来まして、じきにここを通るはずの武者行列・平家軍を待つことにします。
写真は桟橋と巌流島を結ぶ連絡船。
今年は宮本武蔵&佐々木小次郎の巌流島の決闘から400年目といわれる節目の年なので
のぼりは上がるわなりきりパネルは置かれてるわで賑やかそうでした。
巌流島に行けば武蔵と小次郎の像とか見られるらしいですが、今回は時間がないので断念。

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巨大なふぐのたらこくちびる越しに関門海峡を眺めていると。

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法螺貝の音とともに平家軍来た!!
うおおさっきと違ってみなさん気合い入ってらっしゃいます。かっこいい☆

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安徳天皇かわいい!なんか眠たそう!
きっと朝早く起きておめかししたんだね、わたしも早かったから眠いよ!(関係ない)

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時子たんに徳子たんキターみなさん美しいです!衣装もひらひら美しい。

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総大将・平知盛は馬に乗っております。笑顔がすてき!

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馬かわいいー♪お肌すべすべできらきらおめめ。

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行ってしまわれました。
「すごい」「ほんものだ」「意味わかんない」とかつぶやきながら写真撮りまくりました。
みなさんなりきり度ハンパない。源氏軍よりちょっと人数多かったです。

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曲芸もやっていました。
ちょっとわかりにくいかもですが、棒のうえのバーに向かって走り高跳びをするお猿ちゃんの図。
お辞儀したりボールに乗ったりしてそれは見事な芸を見せてくれました!

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八丁浜総踊り。
江戸時代初期、海峡の埋め立て工事のために人柱となった遊女・お亀さんをしのんで
市民団体やこども会から約1000人の参加者がしゃもじを打ち鳴らして踊ります。
歌としゃもじと下駄がにぎやかでした~。
こういう光景見ると心の底からエネルギーが湧いてくる気がします、お祭のパワー!

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唐戸桟橋近くにある亀山八幡宮。正面の鳥居は御影石製としては日本一だとか。
ここには日本一のふぐの像や、金子みすゞ「夏越まつり」の詩碑、遊女お亀さんをまつった社と銀杏、
馬関戦争にて大砲が設置されたという砲台跡もあります。

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吹流しから関門橋をのぞむ。

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唐戸市場では平家軍のみなさんが勝どきを挙げていました。エイエイオー!
この後、源氏と平家の壇ノ浦合戦を再現した船戦イベントがあったのですが
ものすっっっっごく見たかったですが他に行きたい場所があるので断念~またの機会に。
(あとでぐぐって知りましたが船戦はつまり海上戦なので、源氏軍も平家軍も沖の方へ行ってしまうらしく
あまり近くでは見られない模様。でもものすごく雰囲気あるらしい。むーいつかリベンジだ)

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市場向かいに赤間神宮があります。
壇ノ浦合戦で海に身を投げた安徳天皇と平家一門を祀っています。平家らしく真っ赤な建物!

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こちらでは先帝祭の真っ最中で境内もごらんの人だかり。
水天門から本殿まで赤い橋がかけられ、神職さんや巫女さんたちが橋を渡り本殿に入ってきて
神事や上臈参拝、舞や武道が奉納されます。

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巫女神楽。真ん中に柱がかかる写真で恐縮ですが雰囲気だけでも。
地元の小学生さんたち4人が舞を奉納します。伴奏のお神楽も子どもさんたちが演奏してた!

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本殿の陰にある耳なし芳一堂。
小泉八雲の怪談でも有名な芳一話の舞台は阿弥陀寺といいますが、
これは現在の赤間神宮にあたります。
堂内には目を閉じて琵琶を奏でる芳一像が安置してありました。

このすぐ左には平家一門のお墓があります。
なるほどこれで、わざわざ平家の誰かが幽霊になって芳一を呼び寄せに行かなくても
琵琶が毎日聴けるわけですね。
芳一はずっと平家のみなさんを慰霊しているんだ…語りは慰霊だからね( ̄д ̄)。

芳一が特に得意とした平家物語の語りは壇ノ浦合戦の場面だそうです。
これからその壇ノ浦へ向かいますよ!マジすか!ドキドキ。

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神宮から壇ノ浦まではそんなに遠くないので歩いていきます。
海からボーッ!と汽笛が聞こえたので見ると、関門橋の下をお船がくぐっていくところでした。

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関門橋の真下です。
すぐ向こうは九州なんですねー近いですねえ!
この橋は高速道路専用ですので車であれば通れますが、電車や歩行者は通れないです。
いつか車でこの上を走ってみたい。気持ちいいだろうなー。

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壇ノ浦古戦場の看板を見つけたよ☆
ここから約数キロにわたって同じ看板がいくつも立っています。
合戦は相当広い範囲で行われたんだなあ。

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みもすそ川公園に到着。
公園の名前は平時子の辞世「今ぞ知るみもすそ川の御ながれ 波の下にもみやこありとは」から。

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壇ノ浦古戦場址碑…。
ここで、この海で、こんなに風が強くて潮の流れの激しい海で、旗を立てた船をいくつも浮かべて
源氏と平家が激突したわけですな…。
教経が義経を追い回して、和田義盛が遠くまで矢をとばして、義経が「漕手を射ろ」と命じて
最初は優勢だった平家が潮の流れが変わったのと漕手と船頭を射られたのとで総崩れになって
「尼よ、わたしをどこへ連れていくのか」「波の下にも都がございます」のセリフが…はああぁぁああ。
義経はここで勝つけどこの後は頼朝に追われて平泉に行くわけで…はああぁぁああ。。
すごいもうなんか一瞬で800年前行って帰って来ました。ただいま。

とにかく風と潮の音がすごい、日本の音風景100選だもんねえ、
そんな場所で戦うとか源氏も平家も無茶しちゃってもう。
(いや、そういう場所だからこそ戦略がたてやすいのかもしれないけど)

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源義経と平知盛の像。
義経は平教経に追い回されて船から船へぴょんぴょん飛び移っていたという八艘飛びのポーズ、
知盛は潮の流れが変わり平家が総崩れとなったときに
「見るべきものはすべて見た」と碇をかついで入水しようとする姿。
そしてもうこのとき、安徳天皇を抱えた時子は息子より先に海に飛び込んでいる。

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壇ノ浦の戦いから約700年後、下関戦争が起きたときにここも砲台になったようで
公園内には大砲のレプリカが置いてあります。
(かなり大きいけど、この大きさでも外国船にはかなわなかったらしい)
うち1門は100円を入れると音と煙が出るそうです(笑)やらなかったけど。やればよかった。

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みもすそ川公園向かいにある関門トンネル入口。ここから海底トンネルで関門海峡を歩いて渡れます。
通勤やジョギングなどで使われているそうです。
トンネル内には山口県と福岡県の県境がありますよ。

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10分ほど歩いてやって来ました、平家の一杯水。
壇ノ浦の戦いで傷つき喉がカラカラになった平家の武将が
海辺に湧水を見つけたので飲むとそれはそれはおいしい真水で、
続けて飲もうとしたところ塩水に変わっていたという伝説があるとか。

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海の水に手をひたしてみたらヒンヤリしていました。
壇ノ浦の戦いは旧暦3月24日で、新暦では4月25日頃だからちょうどこの時期なわけで
こんなに冷たい海に平家の人々は飛び込んでいったんだ。

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一杯水の隣にある海峡れすとらん「しずか」で鯛茶漬けをいただきました。
お出汁がきいてて美味でありました☆

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バスに乗って、下関市立美術館の近くにある長府庭園へ。
長府藩の幕末の家老格だった西運長(そうせい公に仕えた人ですね)の屋敷跡で、
今は東屋と広い庭園が残されています。
ツツジが咲いて庭も山も緑が青々としてきれいなお庭ですよー!池には鯉もいた。

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青もみじものすごくきれい!

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どんどんいきますよー歩いて功山寺を目指します。
この辺りは長府藩の武家屋敷が多く建っていたので侍町と呼ばれ、古風な街並みが続きます。

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長府藩侍屋敷長屋。
お侍さんたちが寝起きしていた長府藩家老のお家の長屋を、保存のため移築してきたそうです。

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川沿いにまっすぐ進みます。人も少なくて静か。
ときどき川の中でカルガモの親子が羽繕いしててかわいかった♪

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菅原道真御影の井戸を発見~。
道真さんが大宰府へ行く途中に長府へ立ち寄り宿泊したとき、
「もうここに来ることもなかろう」とこの井戸に顔を映して自画像を描いたと伝わるそうです。
そうだね、本当に戻ってこなかったね…道真さん(;ω;)。

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功山寺に着いた!
毛利元就に追われた大内義長が自刃したり、三条実美ら5卿が潜伏したり
高杉晋作率いる奇兵隊が挙兵の旗揚げをした場所。

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本堂は鎌倉時代の建立で☆国宝☆です。
わたしが行った日はちょうど秘仏御開帳の日で、千手観音像二十八部衆像などが見られました☆
ちょっと特に千手観音さん頭にリボンつけたみたいなお姿まじかっこいい、
印相を真似してみたらあらゆる罪悪感から解き放たれる気がしました。(たぶん勘違い)

shimonoseki62.jpg
境内にある高杉晋作像。挙兵したときの姿をイメージして制作されています。
1864年12月15日夜半、高杉さんは伊藤俊輔ら長州藩士&浪士約80人を率いて
都から来ていた三条実美たちに挨拶してから挙兵の号令をかけたとか。
挙兵といっても幕府に対してではなく、当時の長府藩の保守派の粛清に反旗をひるがえしたもので
まあ、言ってしまえば内部抗争ですね。
山県狂介や福田侠平らの「死ぬからやめろ」という制止もあったらしいですけど、
でも高杉さんの勢いはものすごかったらしくあっという間に長州中を味方につけて
保守派を追い出してしまったそうです。
「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。
衆目駭然として敢えて正視するものなし、これ我が東行高杉君に非ずや」という
伊藤俊輔(博文)の揮毫を思い出しました。
あーーーーー時間があれば行きたかったな東行庵にも。

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功山寺墓所には三吉慎蔵のお墓もあります。
京都の寺田屋で坂本龍馬が襲われたとき、深手を負った龍馬を連れ出して薩摩藩邸に助けを求めたり
龍馬の妻お龍を下関の実家で預かっていたりした人です。
享年71歳、長生き!

shimonoseki64.jpg
レトロ建物第4弾。下関市立長府博物館。
下関の歴史や文化に関する資料が展示されています。
建物はわたしのおじいちゃんくらいの年齢で、石造りの立派なものでした。

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長府藩毛利邸。近代になって完成した毛利家のお屋敷です。
時間があれば見学したかったですが、時間がないのでスルー。

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侍屋敷長屋にまた寄ったところ、さっきは気づかなかったのですが
種田山頭火の歌碑があることに気づいてパチリ。
「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし」
山頭火は防府の生まれだそうな。

というわけで、このあとはバスに乗って下関駅へ戻り、小倉駅まで電車に乗って
新幹線で関東に帰りました。

ちょっとバタバタしたけど充実した3日間でした~楽しかった!
今回も、というかいつもそうですけど
わたし専門知識は全然ないのでだいたいどこ行ってもひたすら「ここめっちゃすてき!」と騒ぐか
「なにここ最高じゃん…!」と顔を覆って1時間くらい泣いてるかのどっちかでしたね。
まあいいや、楽しかったから(笑)。
行けなかったところもあるけど北九州も太宰府も下関もいいところだし、食べ物おいしいし、
そのうちまた時間つくって行きたいです☆
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テーマ : 九州の旅    ジャンル : 旅行

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comment

  1. 2014/05/19(月) 19:43:11 |
  2. URL |
  3. TOM-F
  4. [ 編集 ]
おかえりなさ~い。北九州と下関の旅、満喫なさったようですね。私も満喫させていただきましたよ、ゆささんの紀行で。やっぱり、ゆささんの紀行は、旅行そのものも記事も充実していて、すごいです。

関東から北九州まで、のぞみで……腰、痛くなりませんでした?
藤園、あれが個人宅のお庭とか、すごすぎる。いやでも、きれいですね。藤はなんか上品な雰囲気ありますよね。猫もかわいい。
帆柱ケーブル山頂は、たしか知る人ぞ知る、夜景の穴場だと聞いたことがあります。行ったことはないのですが、見事なものですね。ぎゅっと詰まっているというより、開放的で雄大な夜景って感じですね。

西鉄が、西鉄が~っ(落ち着け)え~、だっさい(失礼)田舎の(ごめんなさい)電車だったのに、この車両はすごくかっこいいですね。やるな、西鉄。
大宰府は冬にばかり行ったので、飛梅の花は見れたのですが、常に天気が悪かった記憶があります。でまあ、道真公のイワクインネンもありますので、ちょっと怖い感じがしていたのですが、春の晴天のもとだと明るくていいですね。ご利益ありそうだ。
大宰府跡も、近くまで行っていながら足を運んだ事はなかったので、楽しませてもらいました。なんかね、何も残っていないのがかえっていろいろ想像を掻き立てられますよね。

またお祭りに遭遇なさったんですか。ゆささん、引きが強いですね。
下関はいつも通過するだけなのですが、なかなか良い雰囲気の町ですね。歴史的には、源平合戦、武蔵VS小次郎、下関戦争などいろいろあったわけですから、あたりまえか。これは再発見です。

遠路のご旅行、お疲れ様でした。お疲れが出ないよう、お祈りしております。

Re: タイトルなし

  1. 2014/05/20(火) 19:10:36 |
  2. URL |
  3. ゆさ
  4. [ 編集 ]
> TOM-F様

ただいまです~~!
うおおそんな満喫とか、長いのに読んでくださってありがとうございますっわーとかキャーとか言ってばかりでお恥ずかしい限りです。。
もっと知的なこと言えるようになりたい!

N700系さんはふかふかな腰にやさしいシートでありましたっ大丈夫です。
河内藤園は色んな人にオススメしたいです!あんな庭があるのかともうびっくりでした。
猫ちゃんは追いかけながら撮影しました(笑)。
> 帆柱ケーブル山頂
穴場だったんですか!そういえば人あまりいなくてゆっくり見られました。おおお。
そうそう海と街が見えてすごく広い感じです!あそこもオススメスポットです~。

西鉄さんとっても素敵でしたよ☆
太宰府列車も、その前に乗った快速電車もスタイリッシュトレインでありました。ぜひ。
天満宮は新緑がきれいでした~今度は飛梅の時期に行きたいですね。
> 大宰府跡
建物がない場合は想像するしかなくて、でもそれが楽しいですね☆
隣の展示館にも政庁の再現模型がありましたよ。

去年に引き続き源平のお祭が見られました(笑)。ありがたいことです。
下関は港町ということもあってにぎやかでしたよ~わたしが行った場所以外にもいろいろ史跡があったり、オシャレな建物やお店がありました。また行きたいです。

> お疲れ様でした
ありがとうございます☆日替わり天気ですがなんとか風邪ひかずにすんでおります~。
TOMさんも体調にお気をつけて!
 
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