ご先祖様わず。
お盆でした。
ゆさ家は本家なのですが、今年はなかなか切れ目なくお客さんがいらして
お茶とお菓子出したり果物切ったりしていたらいつの間にか1日が終わっていた感じでした。
それでも、ほとんどこの時期しか会わない親戚とかいるから話が弾む弾む、
1年って結構、話のネタたまるもんだなーと改めて思いました。
長いようで短い。短いようで長い。うむ。
合間にネサフをしていたら、お盆に夏野菜で作る送迎バスこと精霊馬のまとめを見つけまして
機動性に優れてたり空飛びそうだったりデザインが華やかだったりかわいかったりと
最近の精霊馬の進化っぷりマジパない。
落合博満氏のご子息福嗣氏がTwitterに投稿したお父様の力作写真がガチで笑えました。
(ちなみに福嗣氏は甲子園の中継を実況より博満氏の解説で見る方が面白いそうだ)
と、そんな感じであの馬作るお家って割と多いのかもしれないけど
うちの地域は作りません~。
なぜかというと、こちらが出向いて送り迎えをするから。
我が家のご先祖様お迎え・お送り方法は13日にお墓(徒歩3分)へ行ってお線香をつけ、
「はい皆さんこちらで~す」と提灯を灯してご先祖様を連れて帰り
盆棚にお線香をあげて「ごゆっくりお過ごしください」と部屋の電気を点けっぱなしにし(夜は消します)、
朝はごはん、お昼はうどん、夜はごはんとお茶をお供えしておもてなしして
16日に提灯をつけてご先祖様をお墓まで送って、お花とお米とお線香をあげて
提灯の火を消して帰宅する…という流れ。
わたしが生まれる前から変わらずこんな感じだそうです。
変えた点といえば、前は藁とか麻幹に火をつけて煙とともにご先祖様を送り迎えしたけど
今は提灯に変えたところかな。
というわけで、精霊馬は暇なら作るけど作らなくても別に大丈夫という感じです。
なので子どもの頃は見たことがなかったから
友達の家で初めて見たとき「えっなにこれ面白い!」って思った覚えがあります。
あれが置いてあるお家はちょっとした憧れでした。
今日は雨が降ったり止んだりのはっきりしないお天気で、午後はほとんど大雨でした。
お昼過ぎに雨が降り出していっとき止んだ隙を見計らって盆送りに行ったのですが
ご先祖様をお墓まで送り届けた帰りにふと地元の山を見上げたら
山の間から霧というか靄というか湯気というか雲というか(どれやねん)水蒸気がモクモク出ていて
空もねずみ色でちょっと水墨画っぽい雰囲気でした。
父に「絵にしてみたら」と言われましたがまだ再現できる自信がないので、そのうちに。
彼岸の向こうの皆様、また来年まで、うちの先祖をどうぞよろしくお願いいたします。
そんな本日のにゃんこたちをパチパチ。

雨が降ったり止んだりするのでお外に出られないから新聞でも読むしかない。
(実際はインクの匂いをかいでるだけです)

でもやっぱりお外に行きたい。

行きたい。出たい。でも肉球の力じゃこの窓は開かない。

「ねえ、ここ開けて」のツーショット。

♪外へ~行くの~外へ行くのよ~
外へ~行くの~外に行きたいの~
な~に~も~怖く~な~い~ 雨よ降れ~ 少しも寒くないわ
(アナ雪、DVD出たしいつ観ようかなァ)
夕方には雨があがりましたので、めでたくお外に出て庭を走り回ったにゃんこたちでした。
当然、足をドロドロにして帰って来たのでお風呂直行でしたけど。
※クリックで大きくなります
「風神雷神図屏風Rinne」宗達・光悦編その3。2はこちら。
光悦が帰って、夜の俵屋。
寝るかなあ…と着物を用意すると、いそいそとくるまってぐっすりの生きものたち。
宗達「(寝るんだ…)」
一応、食べて寝る生き物ではあるようです。
宗達は、まだ仕事が残っているので夜なべ。
今年も8月15日を迎えて、当時を知る人の文章をいくつか読んでいたのですが
先日出版された茨木のり子さんの詩集で気になった詩がありましたので紹介します。
「それを選んだ」
退屈きわまりないのが 平和
単調な単調なあけくれが 平和
生き方をそれぞれ工夫しなければならないのが 平和
男がなよなよしてくるのが 平和
女が溌剌としてくるのが 平和
好きな色の毛糸を好きなだけ買える
眩しさ!
ともすれば淀みそうになるものを
フレッシュに持ち続けてゆくのは 難しい
戦争をやるより ずっと
見知らぬ者に魂を譲り渡すより ずっと
けれど
わたくしたちは
それを
選んだ
谷川俊太郎選『茨木のり子詩集』(2014年3月岩波書店刊)より引用
他にもいい詩がたくさん載っていますので気になる方読んでみてくださいね~。
ゆさ家は本家なのですが、今年はなかなか切れ目なくお客さんがいらして
お茶とお菓子出したり果物切ったりしていたらいつの間にか1日が終わっていた感じでした。
それでも、ほとんどこの時期しか会わない親戚とかいるから話が弾む弾む、
1年って結構、話のネタたまるもんだなーと改めて思いました。
長いようで短い。短いようで長い。うむ。
合間にネサフをしていたら、お盆に夏野菜で作る送迎バスこと精霊馬のまとめを見つけまして
機動性に優れてたり空飛びそうだったりデザインが華やかだったりかわいかったりと
最近の精霊馬の進化っぷりマジパない。
落合博満氏のご子息福嗣氏がTwitterに投稿したお父様の力作写真がガチで笑えました。
(ちなみに福嗣氏は甲子園の中継を実況より博満氏の解説で見る方が面白いそうだ)
と、そんな感じであの馬作るお家って割と多いのかもしれないけど
うちの地域は作りません~。
なぜかというと、こちらが出向いて送り迎えをするから。
我が家のご先祖様お迎え・お送り方法は13日にお墓(徒歩3分)へ行ってお線香をつけ、
「はい皆さんこちらで~す」と提灯を灯してご先祖様を連れて帰り
盆棚にお線香をあげて「ごゆっくりお過ごしください」と部屋の電気を点けっぱなしにし(夜は消します)、
朝はごはん、お昼はうどん、夜はごはんとお茶をお供えしておもてなしして
16日に提灯をつけてご先祖様をお墓まで送って、お花とお米とお線香をあげて
提灯の火を消して帰宅する…という流れ。
わたしが生まれる前から変わらずこんな感じだそうです。
変えた点といえば、前は藁とか麻幹に火をつけて煙とともにご先祖様を送り迎えしたけど
今は提灯に変えたところかな。
というわけで、精霊馬は暇なら作るけど作らなくても別に大丈夫という感じです。
なので子どもの頃は見たことがなかったから
友達の家で初めて見たとき「えっなにこれ面白い!」って思った覚えがあります。
あれが置いてあるお家はちょっとした憧れでした。
今日は雨が降ったり止んだりのはっきりしないお天気で、午後はほとんど大雨でした。
お昼過ぎに雨が降り出していっとき止んだ隙を見計らって盆送りに行ったのですが
ご先祖様をお墓まで送り届けた帰りにふと地元の山を見上げたら
山の間から霧というか靄というか湯気というか雲というか(どれやねん)水蒸気がモクモク出ていて
空もねずみ色でちょっと水墨画っぽい雰囲気でした。
父に「絵にしてみたら」と言われましたがまだ再現できる自信がないので、そのうちに。
彼岸の向こうの皆様、また来年まで、うちの先祖をどうぞよろしくお願いいたします。
そんな本日のにゃんこたちをパチパチ。

雨が降ったり止んだりするのでお外に出られないから新聞でも読むしかない。
(実際はインクの匂いをかいでるだけです)

でもやっぱりお外に行きたい。

行きたい。出たい。でも肉球の力じゃこの窓は開かない。

「ねえ、ここ開けて」のツーショット。

♪外へ~行くの~外へ行くのよ~
外へ~行くの~外に行きたいの~
な~に~も~怖く~な~い~ 雨よ降れ~ 少しも寒くないわ
(アナ雪、DVD出たしいつ観ようかなァ)
夕方には雨があがりましたので、めでたくお外に出て庭を走り回ったにゃんこたちでした。
当然、足をドロドロにして帰って来たのでお風呂直行でしたけど。

「風神雷神図屏風Rinne」宗達・光悦編その3。2はこちら。
光悦が帰って、夜の俵屋。
寝るかなあ…と着物を用意すると、いそいそとくるまってぐっすりの生きものたち。
宗達「(寝るんだ…)」
一応、食べて寝る生き物ではあるようです。
宗達は、まだ仕事が残っているので夜なべ。
今年も8月15日を迎えて、当時を知る人の文章をいくつか読んでいたのですが
先日出版された茨木のり子さんの詩集で気になった詩がありましたので紹介します。
「それを選んだ」
退屈きわまりないのが 平和
単調な単調なあけくれが 平和
生き方をそれぞれ工夫しなければならないのが 平和
男がなよなよしてくるのが 平和
女が溌剌としてくるのが 平和
好きな色の毛糸を好きなだけ買える
眩しさ!
ともすれば淀みそうになるものを
フレッシュに持ち続けてゆくのは 難しい
戦争をやるより ずっと
見知らぬ者に魂を譲り渡すより ずっと
けれど
わたくしたちは
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選んだ
谷川俊太郎選『茨木のり子詩集』(2014年3月岩波書店刊)より引用
他にもいい詩がたくさん載っていますので気になる方読んでみてくださいね~。
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