第1882回「歴史上で好きな人物は誰?」
こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当河本です今日のテーマは「歴史上で好きな人物は誰?」です。皆さん、歴史は好きですか?私は授業を聞くのは好きでしたが、テストはかなり苦手でした。笑とにかく人の名前を覚えるのが苦手で、地理的感覚もなく歴史はもちろん、社会系のテストは残念な結果が多かったですそんな私がすぐ覚えたのは、源義経です源義経がチンギス・ハンという説があるというのを授業で教えてもらって...
FC2 トラックバックテーマ:「歴史上で好きな人物は誰?」
とっても素敵なテーマなので思う存分語りたいところではありますが、
好きな人全員を列挙しているときりがないのでかいつまんで書きます。
・小野妹子に始まる小野一族(岑守&篁親子にLOVE)
・額田王
・717年遣唐使メンバー
・大伴家持
・和気広虫&清麻呂
・最澄&空海
・菅原清公・是善・道真
・嵯峨天皇
・淳和天皇
・橘速勢
・古今和歌集編纂メンバー
・平将門
・藤原純友
・渡辺綱
・摂関期の女性の書き手たち
・菅原孝標女
・藤原保輔
・平清盛の一族(平六代にLOVE)
・源頼朝の一族
・鴨長明
・明恵
・藤原俊成&定家
・源実朝
・公暁&鞠子
・日野資朝
・楠正成
・卜部兼好
・観阿弥&世阿弥
・三条西実隆
・真田幸隆
・明智光秀&煕子&玉子
・細川藤孝
・井伊直虎
・甲斐姫
・出雲阿国
・高尾太夫
・狩野派
・琳派
・京阪画壇
・浮世絵師(鈴木春信、鳥山石燕にLOVE)
・戯作者&読本作家
・杉田玄白
・平賀源内
・塙保己一
・新選組(土方歳三&市村鉄之助にLOVE)
・山本覚馬&八重
・荻野吟子
・近現代の文豪(芥川龍之介、宮沢賢治にLOVE)
・女性参政権関係者
・上村松園
・柳原白蓮
・渋沢敬三
・白洲次郎&正子
・手塚治虫
世界史にも好きな人はいますが、多すぎるので日本史に限定。
他にも思いついたら書き足していくかもです。
こうして見ると本当わたしどの時代クラスタとかじゃなく歴史クラスタだなあ、
しかし歴史クラスタになってよかったと思います。
『源氏物語』と『るろうに剣心』の影響で平安・幕末クラスタだった頃は
その時代の本とかドラマしか見なくて他の時代のを見てもよくわからなかったんですけど、
今はどの時代にも必ず1人は好きな人がいて楽しめる範囲が増えたので結果オーライかなと。
(風呂敷広げすぎてしんどい時もありますけど^^;)
わたしは昔から不真面目なので、学校の歴史の授業中は教科書ではなく資料集を眺めて
縄文時代の生活道具とか平安時代の華やかな衣装とか江戸時代の出版文化などに
思いを馳せているような生徒でした。
(しかも授業とは全然関係ない時代を読んでた。きっと先生にはバレバレだったろうな)
小さい頃から本を読むこととお絵かきすることが好きでしたので、
歴史の中に本を書いたり絵を描く人を見つけるとものすごくうれしくなって
彼らは何を考えていたんだろう、どんな道具で書いたんだろう、仕事のない日は趣味をしたのかな、
好きな食べ物は、どんな服を着たの、つらかったのは、笑ったのはどんな時かなって
どんどん知りたくなって調べ始めてどっぷり浸かって今に至ります。
昔々に生きた人々のナマの感情や思考を記録の中に見出して、
今と同じじゃん、今とはこう違うのかってわかっていくのが楽しい。
平安の女性たちの日記とか、鎌倉時代の注釈書とか、江戸時代の旅行記とかを読むと
今とは全然違う社会体制や価値観の中で生きていた人たちが
ただの「過去の人」ではなく今生きているわたしと同じように体温をもって立ち上ってくるというか、
「その人たちが食べたり寝たり考えたり感じたりしながら生きていた」ということが
伝わってくるんですよね。
好きな人が生きていた実感を、遺跡や遺品を見てこの手で感じたくて資料をめくる日々ですよ。
いやーでも本当に生活史・文化史にハマって良かった!
教科書に出てないことばかりで勉強になりますし、
今と全然違う文化でも調べていくとひとつは萌えポイントが見つかりますし、
当時の生活がわかるようになると歴史マンガやドラマの美術にうおおおってエキサイトできて
楽しいことが5倍くらい増えました☆
歴史小説や大河ドラマを見ながら「今○○年か、ちょうど○○さんが○歳であそこでアレしてる」
「もうすぐ○○時代だから実用性が変わって○○の形も変化する」
「この頃は○○が輸入されて○○さんが使って大流行する」などと
考えて2828するのがここ数年のマイブーム。
あ、あと調べものをしていて時々やることなんですけど
個人的に苦手だったりどうしても読みにくかったりするジャンルでも
『~史』『~の変遷』『~辞典』みたいなタイトルを妄想するとものすごく読みたくなります。
摂関政治家の生活とか、戦国期商人と茶道の歴史とか、江戸数学者の道具辞典とか、
科学と迷信の歴史とか、戦時下の芸術の変遷とか、○○女子の日本史とか。
あー読みたい!誰か書いて!!(笑)

「風神雷神図屏風Rinne」宗達・光悦編その9。8はこちら。
弟子たちを引き連れて、養源院に下見に来た宗達です。
注文は杉戸絵が4枚(表裏8面)と、本堂中央の間の襖12面ということで
まずは本堂を拝見して絵の構想を練ります。
風雷「(キャッキャッ」
宗達「おもしろいか」
風雷「(キャッキャッ)」
宗達「おれもワクワクしてきたよ」
桃山~江戸期に寺社や城の襖絵を任されていたのは主に狩野派の絵師たちでした。
養源院も例外ではなく、狩野山楽筆の牡丹の襖絵や唐獅子の羽目板などが残されています。
一介の町絵師にすぎなかった宗達が呼ばれたのは、
狩野派の多忙により襖絵制作が遅れたためともいわれています。
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