みちのく青森の旅その2。
青森旅行2日目です~1日目はこちら。
今回は大間崎、恐山、八戸のレポをお届けします。すごい移動距離。

ホテルで朝ごはん~りんごジュースも飲んでお腹いっぱい、お出かけ準備万端です。

青森港へ朝のお散歩。1988年まで運行していた青函連絡船・八甲田丸を見に行きました。
現在はメモリアルシップとして保存され、内部も一般公開されています。
4階建てで約1200人を運べるそうです。近づいたらものすごく大きかった。

津軽海峡冬景色の歌碑があった。紅白で何度も聴いていますのでそらで歌えます♪
いまは春なので春景色ですか。

電車に乗って野辺地駅を目指しますよ~。
青い森鉄道のゆるキャラモーリーが車体にいっぱいくっついててかわいかった。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開閉しますのでどうぞ☆
電車に1時間ほど揺られて野辺地駅に到着、ブロとものあやのさんと合流しました。
旅行前に青森に行けそうですと連絡したら当日スケジュールの相談にも乗ってくださり
しかも「よかったら車で案内しますよ」と言ってくださったんです!
ヒャー神様仏様大天使アヤエル様、ありがとうございますありがとうございます。゚(゚´ω`゚)゚。
あやのさんの頼もしい運転技術は2年前の熊野・伊勢旅行でも折紙付きでして
加えて地元ドライバーでいらっしゃるので走行中に「今通り過ぎたのはこんな町です」など
郷土史解説もしてくださって、大いに勉強させていただきながら
陸奥湾~大湊湾沿いに1時間、津軽海峡沿いに1時間、およそ2時間走り続けて、

あっ、あれに見えるは、「大間崎」の看板ではないか…?

着きましたー本州最北の国定公園のさらに最北端、大間崎でございます。
海風がめちゃくちゃ強くて帽子が飛ばされそうだった!(笑)

テレビでよく見るあのマグロ釣モニュメントにもナマで会えました~。
大間崎はマグロ一本釣の町として有名だそうで
近くに建つ大間崎レストハウスの1階部分にもパネルで解説されていました。

このマグロ、手のモニュメントに釣られている設定のため口に釣針がついてる^^

本州最北端の碑!ふおお!
1792年に菅江真澄が遊覧に、1801年に伊能忠敬が測量に訪れた本州最北端!
北緯41度32分、東経140度55分、盛り上がってきたぜー!!(1人で)
ここから北海道との距離はわずか17.5kmだから山手線半周くらいかな、
水平線に目を凝らすとかすかに函館の陸が見えました。もっとくっきり見える日もあるとか。
最近はドーバー海峡(イギリス-フランス間34km)を泳いで渡る人もいますが
「津軽海峡は強風と海流のため波が非常に高く、水温も低くてお勧めしないです」とは
頼もしいあやのさん談。
近くには安国丸戦死者忠霊塔と、石川啄木の歌碑も建っています。
啄木の歌は日本語の下に英訳されたものも一緒に刻まれていて
「大といふ字を百あまり砂に書き 死ぬことをやめて帰り来れり」の大の字が
Greatと訳されていておもしろかった。

沖には弁天島が浮かんでいて大間埼灯台があります。
弁財天を祀った祠があるので弁天島と呼ばれているとか。

本州最北端のバス停。

本州最北端の郵便ポスト。
あと、撮影し忘れましたが本州最北端のコンビニはサークルKだと思う。

大間崎から車で10分、大間稲荷神社に連れて来ていただきました。
お稲荷様ですので宇迦之御魂神を祀り、
江戸時代には海難事故防止を願って海の神様である天妃を合祀して現在に至るそうです。

立派な本堂。
夏には天妃祭と例大祭が行われ賑やかだとか。

大間崎を後にして、大天使アヤエル号で移動して風間浦村の海峡いさりび公園に途中下車。
写真は下風呂温泉郷二見岩と恵比寿神社です。
近代にこの地にイカ釣りに来て住みついた人々が勧請・鎮座させたものだとか。

井上靖の文学碑「アカエリヒレアシシギ」。
下風呂温泉郷は井上靖の小説「海峡」の舞台になったところだそうです。

新島襄の寄港記念碑。
この寄港から2か月後、彼は箱館に停泊していたベルリン号に乗ってアメリカへ渡っています。
函館港にはそれを記念した碑が建てられていますね。

藤棚があって花が咲き始めていました~しかも白藤、こんなにたくさん見たことない!
関東では終わってしまったけど、青森はこれから藤の季節なのですね。

いさりび公園を後にして、恐山に連れて行っていただきます。
写真は向かう途中にある湧き水「恐山冷水」で、
「1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返る」という
言い伝えがあるそうで、つまり不老水!
ひと口いただきましたらとても冷たかった、両手を清めて先へ進みます。

山道をくねくね進んでいきますと、突然目の前がパッと開けてこんな景色になりました。

奪衣婆と懸衣翁像。最近建てられたものだそうです。
中国の経典「十王経」には、三途の川のほとりに彼らが待っていて
まず奪衣婆が亡くなった人の衣服をはぎ取り、懸衣翁が衣領樹という大木の枝にかけて
枝のしなれ具合で悪行の重さを計るとあります。
先日比叡山に訪ねた恵心堂の源信による『往生要集』にもそれを踏まえた記述がありますね。

三途川にかかる太鼓橋を渡るぜ!上下がものすごい急でした(^^;)。

渡っているぜええええ(早く渡れ)

太鼓橋を過ぎて総門の駐車場にあった丁塚石。
壹丁と書いてあって、恐山の中心である地蔵堂まであと1丁(約109m)という意味です。
恐山に続く県道沿いには1丁ごとに丁塚石という道しるべが建っています。
全部で124個あり、とても古びた石もあれば最近建て直されたばかりのようなピカピカ石や
中にはお地蔵様と一緒に建っている石もありました。
1863年に恐山開基1000年を記念して信者たちの手により寄進されたそうです。
車内からたまたま気づいて何となく数えていたのですが、
75丁、50丁、20丁、15丁、10丁、9丁、8丁、7丁…と数字が減っていくのを数えていると
少しずつ少しずつ恐山が近くなっているのを感じてドキドキしてしまいました。
高野山で町石を見たときとずいぶん違う気分。なぜでしょうね。

駐車場にアヤエル号を停めて、お食事処「蓮華庵」にて山菜うどんをいただきました。
これからお山に入るので生臭は食べられないのです(キリッ

入口に立つ六大地蔵。写真だと伝わりにくいかもですが皆さん見上げるような大きさです。
仏教における六道ではそれぞれ6柱の地蔵が人々を救っているのですよね。
漂う霊場感といらっしゃいませ感に自然に頭が下がりました。

おむかえの像。どうもどうも、お邪魔いたします。

総門。くぐればその先はあの世です。

門をくぐるとこんな感じ。永代常夜灯と山門。
恐山は平安時代初期に慈覚大師円仁により開かれた霊場で、
高野山・比叡山と並ぶ日本三大霊山のひとつとされています。
(円仁さんは松島の瑞巌寺や山形の立石寺を開いたとも伝わるパワフルなお坊さんだ)
金剛峯寺や延暦寺がそうであるように恐山という山があるわけではなく
この周囲の山々の一帯を総称して「恐山」と呼ぶそうで、寺名は「恐山菩提寺」。
古くは宇曽利山(うそりやま)と呼ばれたのが恐山(おそれやま/おそれざん)と変化したらしく
うそりというのはアイヌ語で窪地や入江を意味するウショロが語源と言われるとか。
(ウショロは、恐山にあるカルデラ湖・宇曽利湖(うそりこ)を指しています)
恐山だけではなく下北半島には奥戸や木野部などアイヌ語が語源の地名が多いと
あやのさんから教わりました。そうなのかー。
余談ですが、わたしは駐車場を見て車多いな…と感じたのですが
あやのさんは「こんなにすいてる恐山は初めて」と驚かれていました。
大祭や閉山の際には車やバスが何十台も停まりありえないほど混雑するらしい。
(閉山する10月31日は毎年ニュースにもなってますよねそういえば)
よかった今日来て、と思いました^^お天気もいいしね。

そわそわ。(常駐はしていないらしい)
わたしが最初にイタコさんという職業を知ったのはシャーマンキングなのですが
後でちゃんと調べたらアンナちゃんみたいな感じでは全然なくて(当たり前です)、
世の中にはすごい人たちがいるのだと思ったなあ…。
(余談ですが、封神の藤崎竜氏が青森出身というのは知っていたのですが
あやのさんからマンキンの武井宏之氏もだと聞いてすごいびっくり&納得しました。
それでアンナちゃんとかホロホロ君とか出てきてたんだな…。
あと「イタコのアンナ」と「仏ゾーン」はおもしろくて今も好き、アシュラ君大好き)

境内の石塔にお地蔵様、まわる風車。

巨大な山門。
左右には四天王寺の大仏師が製作した阿吽の仁王像が安置されていました。

山門前にある東日本大震災物故者冥福塔。

塔の足元に風車と小さなお地蔵様。

手水舎にいた花だらけ亀さん。

地蔵殿。ご本尊は延命地蔵菩薩様です。
恐山には地蔵信仰がありまして、さっきもいましたが境内には大小のお地蔵様がたくさん。
風車はここで供養されている子どもたちの遊び道具だそうです。

地蔵殿の前には2対の狛犬がいます。
写真は2体とも吽形。奥の大きい狛犬には子どももいてかわいかった^^

さあ地蔵殿の左の道から、地獄めぐりに参りましょう。
この辺りは火山でそこかしこから亜硫酸ガスも発生しているため、植物がほとんどなく
箱根山みたいに硫黄の匂いがすごかったです。
「お線香やたばこに火をつけないでください」的な看板があっちこっちに立っていました。
(たぶん燃え上がってしまうからだと思いますが、燃え上がるお線香ってなんかすごそう)

納骨堂。亡くなった人の歯を納めているそうです。

境内には小石を積んだ石塔がいくつも見られます。
亡くなった人たち、特に子どもたちや若い人たちを弔うために人々が積んだものだそうで
つまりひとつひとつが子どもの命で、親の数はその倍なわけで。
わたしたちも微力ながらお手伝い。少しは助けになったでしょうか。
火山ガスの噴出する一帯は地獄の賽の河原に例えられています。
親より先立った子どもたちは親不孝ということで賽の河原に連れていかれ、
自分の背より高く石を積めば成仏できると言われひたすら作業に励みます。
が、積んで積んでもうすぐ背を超える…というところへ地獄の鬼が来て石塔を崩してしまい
やり直しになって、それが何度も何度も繰り返されるのです。
そんな子どもたちを救ってくれるのが地蔵菩薩で、恐山にお地蔵様が多いのはそういう訳なのですね。
また、植物がほとんど育たない恐山にかろうじて生えている草があるのですが
お参りする人々は子どもたちを救うため、鬼を転ばせるために草を輪っかにして結んでおくそうです。
もうほんとたまらない。

無間地獄。一瞬の隙の時間もなく、際限なく苦しみを受ける地獄のことです。
源信の往生要集にも記されている八大地獄のひとつ。

真っ白な石と真っ白な砂。雪の照り返しみたいで眩しかった。

慈覚大師堂。

永代無縁碑と観音様。

風車と子どもの像。ここが一番、石塔がうず高く積まれていました。

振り返ったらこんな風景。
前を向いてもどこまでも石と砂だらけで前後不覚になりそうで、
ふとゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を思い出した。

川には硫黄泉が流れており「恐山温泉」として施設に引かれ入浴もできます。
つまりとても熱い川。

賽の河原。
奥の八角円堂にはお地蔵様がいらっしゃいます。
また、イタコさんの口寄せがなくても亡くなった人と会えるお堂でもあるそうで
堂内にはいつ誰が戻ってきても大丈夫なようにご遺族の方が遺品や服をお納めしているとか。

血の池地獄。エメラルドグリーンの美しい色ですが水質は強い酸性です。

東日本大震災慰霊塔。お地蔵様の裏側には人の手形がいくつも刻まれていました。
鎮魂の鐘が左右に設置されていたので鳴らしてみると「カーン!」と甲高い音が響いた。

極楽浜。
風の強い日だったので、宇曽利湖の浜辺には次々に波が押し寄せまるで海のようでした。
山の中のはずだけどなあ…。
ここも強い酸性の湖です。酸の海…ナウシカ…ユパ様…(ry

地獄めぐりもクライマックスです。胎内くぐりへ。

重罪地獄。

金掘地獄。
恐山には鉱脈があると聞いたことがありますが、それに関する地獄でしょうか。

入口の六大地蔵様たちが見えたよ~現世に帰ってきました、ただいまただいま!

今度は階段を登って奥の院へ向かいます。
入口の狛犬さんたちが「エヘン」と胸を張っててかわいい^^お勤めお疲れ様です。

奥の院の不動明王。
お参りを終えて振り向いたら、さっきまで廻っていた地獄の景色が一望できました。
どこまでも荒涼として不気味で神秘的。こんな場所が日本にはあるんですねえ…。

恐山名物霊場アイス(笑)なんか一気にこの世に戻って来た気がしました。
食べようか迷って食べなかったけど。
はあぁかつてない体験をしました…。
これまで訪れたどのお寺とも違うというか、お寺のイメージを覆されたというか
お寺のテンプレってお堂があって緑があって…て感じですが
恐山は真っ白い岩肌の中にお堂が建っていて、今まで一度も見たことがない世界でした。
本当にすごかった。
下北半島では「人は死んだらお山さ行ぐ」と伝えられているそうですが
こんなにたくさんお地蔵様がいて、石を積む人たちも後を絶たないなら
亡くなった人たちもここが一番安心できるんじゃないかなと思いました。
それにしても!
全然予定になかったとはいえ今月上旬に高野山と比叡山、下旬に恐山と
1ヶ月の間に日本三大霊山をお参りしてしまいました…なんなんだ今年の5月。
パワースポット巡りまくって生きる力をフルチャージさせてもらったような気分です。多謝。
大天使アヤエル号に乗って、名残惜しいですが恐山を後にします。
本当に来て良かったです。ありがとうございました。
生きてるうちにまた来たい。アイスも食べたいし(笑)。

あの世から車をとばして1時間半、横浜町の菜の花プラザに途中下車。
あやのさんが菜の花ドーナツおごってくださいました!うわあご馳走様です…。
菜種油で揚げたドーナツおいしかったです。
で…。
本当なら恐山で行程は終わりで、あやのさんも夕方からご予定があるとかで
そのまま八戸駅まで送っていただいて帰宅する予定だったのですが、
どうもわたしが恐山で時間を喰いまくってしまったらしく間に合わないとのことで
予定をキャンセルしてまであやのさんが連れて来てくださったのがここ!

蕪島神社。天然記念物であるウミネコの繁殖地として知られているそうです。
ちょうど繁殖の時期ということでご覧のように入口からしてすごい雰囲気、
周囲は無数のウミネコが飛び交い鳴き声ばかりが聞こえてきていました。

ご覧ください境内です!こんな神社見たことないよ!
足の踏み場もないとはこういう状態ではないでしょうか、
「鳥なの!?ヒッチコックなの!!??」とかわけのわからない声を上げながら
とにかく鳥たちや卵を踏まないように細心の注意を払ってお参りしました。
境内には「蕪島ウミネコ繁殖地保護監視所」なる建物もあり、
監視員さんが常駐して保護活動を行っているそうです。
毎年2月頃からウミネコが集まり始めるそうですが、最盛期には約3~4万羽にもなるとか!

本殿。スサノヲの子である市杵嶋姫命を祀っています。
さすがにこの中まではウミネコたちも入らないようです。

ウミネコはここでは神様のお使いですから、狛犬だろうが何のその。
だいぶ落し物で白くなってしまってますが、境内も鳥居も本殿の屋根もこんな感じです。
これだけ集まっていたらお掃除しても意味ないしね。。
参拝者が落とし物される場合もあるそうですが、
ここではそれも縁起がいいということで社務所から“会”運証明書がもらえるとか(笑)。
わたしたちは幸い(?)無事でしたが駐車場に戻ったら大天使アヤエル号が落し物されてました…。

イケメンがいたのでパチリ。

雛が孵っている親子もいました。ピヨピヨ☆かわいい☆
ウミネコは4月に産卵して5月に卵が孵化し、約3か月かけて雛が大きくなり
7~8月にかけて巣立ちが始まり秋にはすべてのウミネコが島から離れて
神社の境内もシーンと静まり返るそうです。
…が、こんな光景見ちゃうと静かになる時期がまったく想像できないよ。。

神社は埋め立て地の高台にありまして海が見えるのですが、
緑の中に無数に点在する白いものは雪でも花でもありません。全部ウミネコです。
ナンナノダ ココワ

神社からの夕焼けがとてもきれいだった。海~☆
神様のお使いが優雅に空を舞っている…と書くと神獣でも降りてきたかのようですが
ウミネコみんなかわいいし何より数がすごくてそれどころじゃなかった。
恐山でお寺のイメージを覆され、蕪島で神社のイメージをひっくり返されました。
お寺って、神社ってなんだっけ。
この後は大天使アヤエル号で八戸駅まで送っていただき、
駅前のお店でりんごジュースとかりんごパイとか買い込んで
さあ新幹線に乗ろうとみどりの窓口に行ったら、
さっき出発したばかりで次発は1時間後っていうこの!タイミングの!悪さ!!(頭抱)
わたしがちゃんと時間調べなかったのがいけないんですが、
結局新幹線が来るまでの間にあやのさんは夕ご飯まで付き合ってくださいました。
ごめんなさいごめんなさいいありがとうございますうぅぅ(ノД`)・゜・。

駅のお店でいただいた八戸名物せんべい汁!
前から気になっていましたが思い切って注文、でもすごくおいしかったです☆
お煎餅と野菜を煮込んだすいとん?うどん?みたいな感じでした。
また八戸来たら食べたい。おすすめです^^
この後は今度こそ新幹線に乗って無事に地元の終電にも間に合って
日付が変わる頃に我が家に帰宅することができました。
あれからもうすぐ1週間ですが、先日の旅行と同じく
心を置いて来てしまったような気分でまだ何となくボーっとしています。
とてもとても充実した2日間でした。
訪問のきっかけを作ってくださった成田氏と青森県立美術館さん、ありがとうございました。
そしてわたしのアホで無謀な行程に付き合ってくださったあやのさん、
予定をつぶしちゃってごめんなさい、本当に本当に本っっっ当にありがとうございました!!
大天使アヤエル様あやの大明神様、次に関東にいらしてくれた時何かおごりますので声かけてください。
ほとんど青森を一周したような旅になりましたけども、
弘前城の中も津軽の賽の河原地蔵尊も龍飛岬も奥入瀬も行ってないしねぶたも見たいし、
いつかまた行きますよ~青森!
今回は大間崎、恐山、八戸のレポをお届けします。すごい移動距離。

ホテルで朝ごはん~りんごジュースも飲んでお腹いっぱい、お出かけ準備万端です。

青森港へ朝のお散歩。1988年まで運行していた青函連絡船・八甲田丸を見に行きました。
現在はメモリアルシップとして保存され、内部も一般公開されています。
4階建てで約1200人を運べるそうです。近づいたらものすごく大きかった。

津軽海峡冬景色の歌碑があった。紅白で何度も聴いていますのでそらで歌えます♪
いまは春なので春景色ですか。

電車に乗って野辺地駅を目指しますよ~。
青い森鉄道のゆるキャラモーリーが車体にいっぱいくっついててかわいかった。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開閉しますのでどうぞ☆
電車に1時間ほど揺られて野辺地駅に到着、ブロとものあやのさんと合流しました。
旅行前に青森に行けそうですと連絡したら当日スケジュールの相談にも乗ってくださり
しかも「よかったら車で案内しますよ」と言ってくださったんです!
ヒャー神様仏様大天使アヤエル様、ありがとうございますありがとうございます。゚(゚´ω`゚)゚。
あやのさんの頼もしい運転技術は2年前の熊野・伊勢旅行でも折紙付きでして
加えて地元ドライバーでいらっしゃるので走行中に「今通り過ぎたのはこんな町です」など
郷土史解説もしてくださって、大いに勉強させていただきながら
陸奥湾~大湊湾沿いに1時間、津軽海峡沿いに1時間、およそ2時間走り続けて、

あっ、あれに見えるは、「大間崎」の看板ではないか…?

着きましたー本州最北の国定公園のさらに最北端、大間崎でございます。
海風がめちゃくちゃ強くて帽子が飛ばされそうだった!(笑)

テレビでよく見るあのマグロ釣モニュメントにもナマで会えました~。
大間崎はマグロ一本釣の町として有名だそうで
近くに建つ大間崎レストハウスの1階部分にもパネルで解説されていました。

このマグロ、手のモニュメントに釣られている設定のため口に釣針がついてる^^

本州最北端の碑!ふおお!
1792年に菅江真澄が遊覧に、1801年に伊能忠敬が測量に訪れた本州最北端!
北緯41度32分、東経140度55分、盛り上がってきたぜー!!(1人で)
ここから北海道との距離はわずか17.5kmだから山手線半周くらいかな、
水平線に目を凝らすとかすかに函館の陸が見えました。もっとくっきり見える日もあるとか。
最近はドーバー海峡(イギリス-フランス間34km)を泳いで渡る人もいますが
「津軽海峡は強風と海流のため波が非常に高く、水温も低くてお勧めしないです」とは
頼もしいあやのさん談。
近くには安国丸戦死者忠霊塔と、石川啄木の歌碑も建っています。
啄木の歌は日本語の下に英訳されたものも一緒に刻まれていて
「大といふ字を百あまり砂に書き 死ぬことをやめて帰り来れり」の大の字が
Greatと訳されていておもしろかった。

沖には弁天島が浮かんでいて大間埼灯台があります。
弁財天を祀った祠があるので弁天島と呼ばれているとか。

本州最北端のバス停。

本州最北端の郵便ポスト。
あと、撮影し忘れましたが本州最北端のコンビニはサークルKだと思う。

大間崎から車で10分、大間稲荷神社に連れて来ていただきました。
お稲荷様ですので宇迦之御魂神を祀り、
江戸時代には海難事故防止を願って海の神様である天妃を合祀して現在に至るそうです。

立派な本堂。
夏には天妃祭と例大祭が行われ賑やかだとか。

大間崎を後にして、大天使アヤエル号で移動して風間浦村の海峡いさりび公園に途中下車。
写真は下風呂温泉郷二見岩と恵比寿神社です。
近代にこの地にイカ釣りに来て住みついた人々が勧請・鎮座させたものだとか。

井上靖の文学碑「アカエリヒレアシシギ」。
下風呂温泉郷は井上靖の小説「海峡」の舞台になったところだそうです。

新島襄の寄港記念碑。
この寄港から2か月後、彼は箱館に停泊していたベルリン号に乗ってアメリカへ渡っています。
函館港にはそれを記念した碑が建てられていますね。

藤棚があって花が咲き始めていました~しかも白藤、こんなにたくさん見たことない!
関東では終わってしまったけど、青森はこれから藤の季節なのですね。

いさりび公園を後にして、恐山に連れて行っていただきます。
写真は向かう途中にある湧き水「恐山冷水」で、
「1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返る」という
言い伝えがあるそうで、つまり不老水!
ひと口いただきましたらとても冷たかった、両手を清めて先へ進みます。

山道をくねくね進んでいきますと、突然目の前がパッと開けてこんな景色になりました。

奪衣婆と懸衣翁像。最近建てられたものだそうです。
中国の経典「十王経」には、三途の川のほとりに彼らが待っていて
まず奪衣婆が亡くなった人の衣服をはぎ取り、懸衣翁が衣領樹という大木の枝にかけて
枝のしなれ具合で悪行の重さを計るとあります。
先日比叡山に訪ねた恵心堂の源信による『往生要集』にもそれを踏まえた記述がありますね。

三途川にかかる太鼓橋を渡るぜ!上下がものすごい急でした(^^;)。

渡っているぜええええ(早く渡れ)

太鼓橋を過ぎて総門の駐車場にあった丁塚石。
壹丁と書いてあって、恐山の中心である地蔵堂まであと1丁(約109m)という意味です。
恐山に続く県道沿いには1丁ごとに丁塚石という道しるべが建っています。
全部で124個あり、とても古びた石もあれば最近建て直されたばかりのようなピカピカ石や
中にはお地蔵様と一緒に建っている石もありました。
1863年に恐山開基1000年を記念して信者たちの手により寄進されたそうです。
車内からたまたま気づいて何となく数えていたのですが、
75丁、50丁、20丁、15丁、10丁、9丁、8丁、7丁…と数字が減っていくのを数えていると
少しずつ少しずつ恐山が近くなっているのを感じてドキドキしてしまいました。
高野山で町石を見たときとずいぶん違う気分。なぜでしょうね。

駐車場にアヤエル号を停めて、お食事処「蓮華庵」にて山菜うどんをいただきました。
これからお山に入るので生臭は食べられないのです(キリッ

入口に立つ六大地蔵。写真だと伝わりにくいかもですが皆さん見上げるような大きさです。
仏教における六道ではそれぞれ6柱の地蔵が人々を救っているのですよね。
漂う霊場感といらっしゃいませ感に自然に頭が下がりました。

おむかえの像。どうもどうも、お邪魔いたします。

総門。くぐればその先はあの世です。

門をくぐるとこんな感じ。永代常夜灯と山門。
恐山は平安時代初期に慈覚大師円仁により開かれた霊場で、
高野山・比叡山と並ぶ日本三大霊山のひとつとされています。
(円仁さんは松島の瑞巌寺や山形の立石寺を開いたとも伝わるパワフルなお坊さんだ)
金剛峯寺や延暦寺がそうであるように恐山という山があるわけではなく
この周囲の山々の一帯を総称して「恐山」と呼ぶそうで、寺名は「恐山菩提寺」。
古くは宇曽利山(うそりやま)と呼ばれたのが恐山(おそれやま/おそれざん)と変化したらしく
うそりというのはアイヌ語で窪地や入江を意味するウショロが語源と言われるとか。
(ウショロは、恐山にあるカルデラ湖・宇曽利湖(うそりこ)を指しています)
恐山だけではなく下北半島には奥戸や木野部などアイヌ語が語源の地名が多いと
あやのさんから教わりました。そうなのかー。
余談ですが、わたしは駐車場を見て車多いな…と感じたのですが
あやのさんは「こんなにすいてる恐山は初めて」と驚かれていました。
大祭や閉山の際には車やバスが何十台も停まりありえないほど混雑するらしい。
(閉山する10月31日は毎年ニュースにもなってますよねそういえば)
よかった今日来て、と思いました^^お天気もいいしね。

そわそわ。(常駐はしていないらしい)
わたしが最初にイタコさんという職業を知ったのはシャーマンキングなのですが
後でちゃんと調べたらアンナちゃんみたいな感じでは全然なくて(当たり前です)、
世の中にはすごい人たちがいるのだと思ったなあ…。
(余談ですが、封神の藤崎竜氏が青森出身というのは知っていたのですが
あやのさんからマンキンの武井宏之氏もだと聞いてすごいびっくり&納得しました。
それでアンナちゃんとかホロホロ君とか出てきてたんだな…。
あと「イタコのアンナ」と「仏ゾーン」はおもしろくて今も好き、アシュラ君大好き)

境内の石塔にお地蔵様、まわる風車。

巨大な山門。
左右には四天王寺の大仏師が製作した阿吽の仁王像が安置されていました。

山門前にある東日本大震災物故者冥福塔。

塔の足元に風車と小さなお地蔵様。

手水舎にいた花だらけ亀さん。

地蔵殿。ご本尊は延命地蔵菩薩様です。
恐山には地蔵信仰がありまして、さっきもいましたが境内には大小のお地蔵様がたくさん。
風車はここで供養されている子どもたちの遊び道具だそうです。

地蔵殿の前には2対の狛犬がいます。
写真は2体とも吽形。奥の大きい狛犬には子どももいてかわいかった^^

さあ地蔵殿の左の道から、地獄めぐりに参りましょう。
この辺りは火山でそこかしこから亜硫酸ガスも発生しているため、植物がほとんどなく
箱根山みたいに硫黄の匂いがすごかったです。
「お線香やたばこに火をつけないでください」的な看板があっちこっちに立っていました。
(たぶん燃え上がってしまうからだと思いますが、燃え上がるお線香ってなんかすごそう)

納骨堂。亡くなった人の歯を納めているそうです。

境内には小石を積んだ石塔がいくつも見られます。
亡くなった人たち、特に子どもたちや若い人たちを弔うために人々が積んだものだそうで
つまりひとつひとつが子どもの命で、親の数はその倍なわけで。
わたしたちも微力ながらお手伝い。少しは助けになったでしょうか。
火山ガスの噴出する一帯は地獄の賽の河原に例えられています。
親より先立った子どもたちは親不孝ということで賽の河原に連れていかれ、
自分の背より高く石を積めば成仏できると言われひたすら作業に励みます。
が、積んで積んでもうすぐ背を超える…というところへ地獄の鬼が来て石塔を崩してしまい
やり直しになって、それが何度も何度も繰り返されるのです。
そんな子どもたちを救ってくれるのが地蔵菩薩で、恐山にお地蔵様が多いのはそういう訳なのですね。
また、植物がほとんど育たない恐山にかろうじて生えている草があるのですが
お参りする人々は子どもたちを救うため、鬼を転ばせるために草を輪っかにして結んでおくそうです。
もうほんとたまらない。

無間地獄。一瞬の隙の時間もなく、際限なく苦しみを受ける地獄のことです。
源信の往生要集にも記されている八大地獄のひとつ。

真っ白な石と真っ白な砂。雪の照り返しみたいで眩しかった。

慈覚大師堂。

永代無縁碑と観音様。

風車と子どもの像。ここが一番、石塔がうず高く積まれていました。

振り返ったらこんな風景。
前を向いてもどこまでも石と砂だらけで前後不覚になりそうで、
ふとゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を思い出した。

川には硫黄泉が流れており「恐山温泉」として施設に引かれ入浴もできます。
つまりとても熱い川。

賽の河原。
奥の八角円堂にはお地蔵様がいらっしゃいます。
また、イタコさんの口寄せがなくても亡くなった人と会えるお堂でもあるそうで
堂内にはいつ誰が戻ってきても大丈夫なようにご遺族の方が遺品や服をお納めしているとか。

血の池地獄。エメラルドグリーンの美しい色ですが水質は強い酸性です。

東日本大震災慰霊塔。お地蔵様の裏側には人の手形がいくつも刻まれていました。
鎮魂の鐘が左右に設置されていたので鳴らしてみると「カーン!」と甲高い音が響いた。

極楽浜。
風の強い日だったので、宇曽利湖の浜辺には次々に波が押し寄せまるで海のようでした。
山の中のはずだけどなあ…。
ここも強い酸性の湖です。酸の海…ナウシカ…ユパ様…(ry

地獄めぐりもクライマックスです。胎内くぐりへ。

重罪地獄。

金掘地獄。
恐山には鉱脈があると聞いたことがありますが、それに関する地獄でしょうか。

入口の六大地蔵様たちが見えたよ~現世に帰ってきました、ただいまただいま!

今度は階段を登って奥の院へ向かいます。
入口の狛犬さんたちが「エヘン」と胸を張っててかわいい^^お勤めお疲れ様です。

奥の院の不動明王。
お参りを終えて振り向いたら、さっきまで廻っていた地獄の景色が一望できました。
どこまでも荒涼として不気味で神秘的。こんな場所が日本にはあるんですねえ…。

恐山名物霊場アイス(笑)なんか一気にこの世に戻って来た気がしました。
食べようか迷って食べなかったけど。
はあぁかつてない体験をしました…。
これまで訪れたどのお寺とも違うというか、お寺のイメージを覆されたというか
お寺のテンプレってお堂があって緑があって…て感じですが
恐山は真っ白い岩肌の中にお堂が建っていて、今まで一度も見たことがない世界でした。
本当にすごかった。
下北半島では「人は死んだらお山さ行ぐ」と伝えられているそうですが
こんなにたくさんお地蔵様がいて、石を積む人たちも後を絶たないなら
亡くなった人たちもここが一番安心できるんじゃないかなと思いました。
それにしても!
全然予定になかったとはいえ今月上旬に高野山と比叡山、下旬に恐山と
1ヶ月の間に日本三大霊山をお参りしてしまいました…なんなんだ今年の5月。
パワースポット巡りまくって生きる力をフルチャージさせてもらったような気分です。多謝。
大天使アヤエル号に乗って、名残惜しいですが恐山を後にします。
本当に来て良かったです。ありがとうございました。
生きてるうちにまた来たい。アイスも食べたいし(笑)。

あの世から車をとばして1時間半、横浜町の菜の花プラザに途中下車。
あやのさんが菜の花ドーナツおごってくださいました!うわあご馳走様です…。
菜種油で揚げたドーナツおいしかったです。
で…。
本当なら恐山で行程は終わりで、あやのさんも夕方からご予定があるとかで
そのまま八戸駅まで送っていただいて帰宅する予定だったのですが、
どうもわたしが恐山で時間を喰いまくってしまったらしく間に合わないとのことで
予定をキャンセルしてまであやのさんが連れて来てくださったのがここ!

蕪島神社。天然記念物であるウミネコの繁殖地として知られているそうです。
ちょうど繁殖の時期ということでご覧のように入口からしてすごい雰囲気、
周囲は無数のウミネコが飛び交い鳴き声ばかりが聞こえてきていました。

ご覧ください境内です!こんな神社見たことないよ!
足の踏み場もないとはこういう状態ではないでしょうか、
「鳥なの!?ヒッチコックなの!!??」とかわけのわからない声を上げながら
とにかく鳥たちや卵を踏まないように細心の注意を払ってお参りしました。
境内には「蕪島ウミネコ繁殖地保護監視所」なる建物もあり、
監視員さんが常駐して保護活動を行っているそうです。
毎年2月頃からウミネコが集まり始めるそうですが、最盛期には約3~4万羽にもなるとか!

本殿。スサノヲの子である市杵嶋姫命を祀っています。
さすがにこの中まではウミネコたちも入らないようです。

ウミネコはここでは神様のお使いですから、狛犬だろうが何のその。
だいぶ落し物で白くなってしまってますが、境内も鳥居も本殿の屋根もこんな感じです。
これだけ集まっていたらお掃除しても意味ないしね。。
参拝者が落とし物される場合もあるそうですが、
ここではそれも縁起がいいということで社務所から“会”運証明書がもらえるとか(笑)。
わたしたちは幸い(?)無事でしたが駐車場に戻ったら大天使アヤエル号が落し物されてました…。

イケメンがいたのでパチリ。

雛が孵っている親子もいました。ピヨピヨ☆かわいい☆
ウミネコは4月に産卵して5月に卵が孵化し、約3か月かけて雛が大きくなり
7~8月にかけて巣立ちが始まり秋にはすべてのウミネコが島から離れて
神社の境内もシーンと静まり返るそうです。
…が、こんな光景見ちゃうと静かになる時期がまったく想像できないよ。。

神社は埋め立て地の高台にありまして海が見えるのですが、
緑の中に無数に点在する白いものは雪でも花でもありません。全部ウミネコです。
ナンナノダ ココワ

神社からの夕焼けがとてもきれいだった。海~☆
神様のお使いが優雅に空を舞っている…と書くと神獣でも降りてきたかのようですが
ウミネコみんなかわいいし何より数がすごくてそれどころじゃなかった。
恐山でお寺のイメージを覆され、蕪島で神社のイメージをひっくり返されました。
お寺って、神社ってなんだっけ。
この後は大天使アヤエル号で八戸駅まで送っていただき、
駅前のお店でりんごジュースとかりんごパイとか買い込んで
さあ新幹線に乗ろうとみどりの窓口に行ったら、
さっき出発したばかりで次発は1時間後っていうこの!タイミングの!悪さ!!(頭抱)
わたしがちゃんと時間調べなかったのがいけないんですが、
結局新幹線が来るまでの間にあやのさんは夕ご飯まで付き合ってくださいました。
ごめんなさいごめんなさいいありがとうございますうぅぅ(ノД`)・゜・。

駅のお店でいただいた八戸名物せんべい汁!
前から気になっていましたが思い切って注文、でもすごくおいしかったです☆
お煎餅と野菜を煮込んだすいとん?うどん?みたいな感じでした。
また八戸来たら食べたい。おすすめです^^
この後は今度こそ新幹線に乗って無事に地元の終電にも間に合って
日付が変わる頃に我が家に帰宅することができました。
あれからもうすぐ1週間ですが、先日の旅行と同じく
心を置いて来てしまったような気分でまだ何となくボーっとしています。
とてもとても充実した2日間でした。
訪問のきっかけを作ってくださった成田氏と青森県立美術館さん、ありがとうございました。
そしてわたしのアホで無謀な行程に付き合ってくださったあやのさん、
予定をつぶしちゃってごめんなさい、本当に本当に本っっっ当にありがとうございました!!
大天使アヤエル様あやの大明神様、次に関東にいらしてくれた時何かおごりますので声かけてください。
ほとんど青森を一周したような旅になりましたけども、
弘前城の中も津軽の賽の河原地蔵尊も龍飛岬も奥入瀬も行ってないしねぶたも見たいし、
いつかまた行きますよ~青森!
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- 2015/05/31(日) 17:17:05 |
- |
- [ 編集 ]
いらっしゃいませ。
- 2015/06/01(月) 11:53:17 |
- URL |
- かなやのぶ太
- [ 編集 ]
先日はお付き合いいただきありがとうございました~!
二日目はわたしが強引に日程をねじ込んでしまいましたね。
連れまわす結果になってしましました。
ゆささんの足になれたことが嬉しかったです(M根性)
弘前・木造・金木もご一緒できれば、むしろ私が勉強させていただく事になっていたと思います。
元第8師団長官舎のスタバは血の涙です。いつか行く。
二日目の下北半島は、懐かしい思いをさせていただきました。
昔は自分の地元のように思っていたのに、むつ市内で迷って、そのまま御山に連れて行かれたのは、ゆささんが御山に呼ばれたからです。
不動尊も、縁があったから観られたのだと思います。
ですからどうぞ、私のことは気にせず、青森へいらっしゃったことを歓迎されたのだと思ってくださいませ^^
今度は竜飛岬と十和田と桜の時期の弘前城ですよ!
そして盛美園でアリエッティですよ!乞うご期待☆(このスケジュールだとまた強行軍)
Re: いらっしゃいませ。
- 2015/06/02(火) 23:12:22 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
奇遇ですね~わたしもHON○A乗ってます☆
じゃなくて!!
うにゃあああ大天使様大明神様、本当に本当にありがとうございました!
ご予定つぶしちゃってごめんなさい、お友達様の方は大丈夫でしたでしょうか。。
あちこち連れてってもらってすごく楽しかったです~~いい思い出ができました。
恐山とか蕪島とかせんべい汁とか色々イメージひっくり返って結果オーライというか(何言ってるかわからなくなってきた)
青森はえらいとこでした…!
スタバとてもいい雰囲気のお店ですぜひぜひ(´∀`)
そうでした当初はお山行く前にお昼の予定でしたっけ~まさか直行になるとは。
恐山はまた行きたいです。
今度はもうちょっと時間とってゆっくり回りたいな…霊場アイスも食べたい。
桜の弘前城いきたい~~ふわ~~~~。
どんな混雑か想像もつきませんがあの桜が一斉に咲いたのを見てみたいです。
また連絡しますねっ(゚∀゚)☆
こんばんは(^^)
- 2015/06/04(木) 00:49:27 |
- URL |
- 大海彩洋
- [ 編集 ]
青森、すごい、満喫なさいましたね! それにゆささんの行動力と博識には感動するばかりです。
実は私、毎年青森県に行くのですけれど(弘前&金木……GWに津軽三味線の大会のために……)、弘前城は公園内で大会が開催されているために行ったことはあるものの(桜満開の弘前城、素敵です→http://oomisayo.blog.fc2.com/blog-entry-121.html)、弘前市内観光って全くしていないわ~(ねぷた会館以外は)と反省。でも、またこれがいけないことに、ゆささんの詳細なレポートで行った気になってしまいました。
金木は公民館で金木大会(津軽三味線発祥の地ですから(^^))があるのですが、斜陽館から徒歩圏内。あの辺りはよく歩きました(ほっ。観光していた)。というのか、毎年飽きもせずに歩き回っております。金木会館から斜陽館に行くまでの橋の親柱には三味線の文様があり、斜陽館前の土産物屋の斜陽館という名前のリンゴジュースがぴか一に美味しかったり…・・あぁ、でも岩木山の周辺の林檎が異様に美味い……
が! 下北半島! 実は高校の修学旅行で恐山と大間には行ったのです(って、なんて高校なんでしょう……in兵庫県)。でもそれ以降何十年と訪れておりませぬ。毎年何とか行けないかと画策するのですが、GWの予定はギリギリなのでなかなか下北半島にはたどり着けないのです。青森って広いですよね。そしてまたここで、ゆささんのレポで再び行った気になってしまいそうです。でも、お写真を拝見すると昔と変わってないんだなぁ~と。恐山、高校生の純な私には結構強烈な場所で、家に帰ってから「あの世だ、あの世だ」と騒いでいたらしいです。多分あの湖ですね(酸の海……)。
でも毎年青森にに行くようになって、あ、恐山じゃなくてもあの世とこの世は近い場所がいっぱいあると思いました。金木の近くには賽の河原もあり、子どもたちのために祈る場所になっていますし(http://oomisayo.blog.fc2.com/blog-entry-182.html←よろしかったら覗いてみてください。うちの記事ですが)、怖い場所じゃなくて死者が身近にいるって普通なんだな~と。
何はともあれ、濃厚な旅レポ、楽しませていただきました! ゆささんは次はどこに出かけられるのだろう……ほんとに、精力的でいらっしゃるのでレポが楽しみです!
Re: こんばんは(^^)
- 2015/06/04(木) 23:33:55 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
コメントいつでも大歓迎です!拍手コメントもありがとうございました~まとめてお返事させていただきます☆
なんだかんだでぐるりと回ってまいりました青森!道広くてまっすぐな青森。
毎年!!GWの青森とか過ごしやすさ&美しさ最高ではないですか。
弘前城の桜拝見しました、きれいですね~(*゚Д゚*)本物…見に行きたい…!
ああっ弘前のねぷた会館寄れなかったので次回こそは。
津軽三味線の大会があるのですね!芦野公園で発祥の地の碑を見ました。
斜陽館近くの三味線会館はチラッと見ただけでしたが、三味線の実演も行われるそうですね。聴いてみたかったです。
> 橋の親柱には三味線の文様があり、斜陽館前の土産物屋の斜陽館という名前のリンゴジュース
ししし知らなかったーーーめもめも、次回チェックします。
地平線を埋め尽くすりんご畑の向こうに映える岩木山めちゃくちゃ美しいですよね!感動します!
修学旅行で恐山!なんという修学旅行!わたしは九州でした(聞かれてない)。
津軽から下北への移動はかなり大変ですよね^^;移動してみてわかりました。
今も何だったのかよくわからないまま過ごしているくらい強烈でした~恐山…
あの世だと叫ばれた高校生の大海さんのお気持ちめっちゃわかります。
> 怖い場所じゃなくて死者が身近にいるって普通なんだな~と
ああ、わかるような気がします、一緒に暮らしているような感じというか( ・ᴗ・̥̥̥ )。
賽の河原地蔵尊は帰宅してから気づきました…なんというツボな場所が~次は行きたい。
あと前後の津軽レポも読ませていただきました☆
大石神社も高山稲荷神社もすごすぎる、ぜひお参りしたいと思います。
見所多すぎて何度訪れても足りなさそうです青森。
ごちゃごちゃ長いレポ読んでくださってありがとうございました!
またどこか行ったら何か書きますね^^
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