北陸・近畿縦断の旅その3。
旅行3日目です~2日目はこちら。今回は奈良と京都を回りますよ。

朝ごはん!とにかく食べないことには1日が始まらないゆさです。
しっかりいただいて旅行最終日スタート☆

すっかり晴れて気持ちのいい早朝の奈良公園。車も人もあまりいなくて静かでした。
春日大社参道前にて信号待ちする鹿さんを激写。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開閉しますのでどうぞ☆

午前8時すぎでも南大門前にはすでに鹿せんべい屋さんが営業中。
たくさんの鹿さんに囲まれていました。
鹿さんも朝ごはんの時間かな~みなさんいっぱい食べて元気に過ごしてね…などと油断していたら、

ねこさま!!
待って待って何これ不意打ちすぎる意味わかんないかわいい!!!
とっさにどうしたらいいかわからなくなってこここんにちは…と半分以上どもりながら声をかけたら
「ニャー」とお返事してすり寄ってきてくださいました。
人に慣れていらっしゃるので飼い猫さんでしょうか、それとも観光客慣れしてらっしゃるのでしょうか。
まさか鹿さんの園で猫さまにお会いするとは思いませんでした…。
これから行く目的地の前に猫さまに会えたのも何だかうれしい。

朝陽に照らされる南大門。

大仏殿も朝陽を浴びています。奈良もこの前日までは雨だったらしいのでひさびさの日光浴でしょうか。
それにしてもほんとにいいお天気。

大仏様には遥拝だけいたしまして、今回は大仏殿の東側へ向かいます。

目的地はここ!猫坂です。
いつ誰が名付けたかよくわかっていなくて何故そう呼ばれるのかもわかっていない、
なんだか不思議な坂ですが猫好きとしては訪れておきたい場所だったので来てみました。
転ぶと猫になるとか俗説も色々あるそうです。転んでみようかと思ったけど痛そうだからやめた。

猫坂を登っていくと梵鐘があります。ゆく年くる年で見るやつだー!
鐘楼は建仁寺の栄西さんが鎌倉時代に再建したものですが、鐘は奈良時代のもので
ものすごく大きくて8人がかりで鳴らすため大鐘(おおがね)と呼ばれているそうな。

鐘楼のそばに建つ行基堂。
近鉄奈良駅前の噴水の中にも像が立っている行基さんは、
各地を回って用水路を作ったり橋を架けたりしていた奈良時代のお坊さんです。
東大寺の建造のため聖武天皇にも力を貸したのでこちらにお祀りされているようです。
彼は朝廷から菩薩の諡号を贈られてもいることから、堂内には行基菩薩坐像が安置されているとか。

せっかくなので二月堂にも寄りました。
たぶん十数年ぶりくらいのお参りですが、記憶の中のお堂と全然変わってない…。
お水取りの季節にはあの手すり部分をおたいまつが走るのだ。一度はナマで見てみたいなあ。

二月堂からの景色。左に大仏殿の屋根が、中央に奈良市内が見えます。
ほんとにいい天気で、朝早かったので静か。(二月堂は24時間いつでもお参りできます)
こういうところに来ると心が静まりますね…時間を忘れてのんびりできました。

初めて気づいたのですが、二月堂から不動堂へ抜ける道に小さなお社がありました。飯道神社。
本社は滋賀県の飯道山にあって熊野本宮から勧請された修験の霊場とか。
お寺の中に神社があるのは珍しくありませんが東大寺の境内にもいくつかあって、
たとえば三月堂のそばには手向山八幡宮(宇佐八幡宮から勧請)が、
山手観音堂近くには遠敷神社(お水取りの神水を福井の小浜から運んでくれる神様)がありますな。
(そして手向山といえば菅原道真がこのたびは~と歌に詠み百人一首にも収録されている)

南大門に戻って来たら鹿さんが丸くなって寝ていた(笑)かわいい(´▽`)。

奈良国立博物館に来ました~白鳳文化を紹介する白鳳展が開催されていたのです。
展示品の約半数が仏像というわたしホイホイな展覧会だったよ!仏像三昧してきましたよ!
薬師寺関連の展示品がサイズも存在感も大きい、さすが皇后のためのお寺って感じ。
なんといっても薬師寺月光菩薩様のすばらしさったらこの世のどんな言葉を尽くしても言い表せない、
もう見て感じてくれとしか言えないよ!
あと現在修理のため解体されている東塔の相輪水煙が文字通り屋根から降臨されてて
笛を吹いたり祈りを捧げたり舞を舞ったりする24人の飛天の姿が透かし彫りされておりますよ。
ほとんど人間の大人サイズだったんですがこんな大きなものどうやってあんな高い屋根まで上げるのか…
昔も今も宮大工さんの仕事に脱帽の思いです。
法隆寺天蓋の飛天たちは琵琶や笛を奏でていて、素朴なお顔がとてもかわいい。
當麻寺の持国天立像、口髭を生やしててかっこいい。
県犬養三千代の持仏だったとされる阿弥陀三尊像は60cmくらいの小さな仏様で
たぶん三千代さんが個人的に厨子を開いて祈っておられたのではないかと…。
後屏(同じく60cm程度)と厨子(2mくらい)が別々に展示されていて
ちゃんと外せるようにできているというか、3つのパーツの組み合わせということもわかって面白い。
龍首水瓶は注ぎ口に龍の頭がくっついてて、注ぐときは龍の口がパカッと開くのかと思うとかわいらしい。
高松塚古墳出土品はキラキラしたものが多かったなー。
小野毛人墓誌に再会できたのもうれしかったです。

展覧会を堪能したあとは博物館のカフェでランチ。
オムライスをいただいたら半熟卵がふわっふわでおいしかったです。

展覧会特別メニュー、薬師寺×フランス菓子ラ・ポーズ「笛吹き童子のチョコレートケーキ」☆
ビターチョコのクリームブリュレに笛を吹く飛天のチョコレートがグサッと立っているという
チョコづくしなケーキです。
トッピングのブリュレがクリームみたいにとろけてたっぷりついてるし、飛天のチョコも分厚い板チョコで
とにかく濃い味で1ヶ月分のチョコレート食べた気分でした(笑)とうぶんチョコレート食べられないな…。
ドリンクセットにするか迷ったのですがセットで注文してよかったです、
紅茶なしじゃとても無理でしたよ(;´∀`)。

興福寺の国宝館にも10年振りくらいに行きました。
目的はもちろん阿修羅を含む乾漆八部衆像で、
みなさん人の子どもくらいの身長なのですが存在感がすごい。
館内の中央にどーんと鎮座まします千手観音菩薩像は記憶にある像より大きくて圧倒されました。
チケット売り場で外国人の家族連れが一生懸命「アシュラ、アシュラ」って訴えてて
受付の人も丁寧な英語で説明していらっしゃいました。
わたしは先に入館したので後はわからないけど、無事に阿修羅を見られたといいな。
さて、奈良の目的地を堪能しましたので京都へ向かいます。
ホテルに荷物を取りに行って近鉄に乗り込むと、ものの40分ほどで京都駅に到着。
奈良の人はわたしが池袋へ行くような気分で京都へ行けるのだな…いいなあ( ˘ω˘ )。

最初の目的地は1年ぶり!の六道珍皇寺です。
ふだんは予約をしないと入れないお寺ですが、お彼岸の特別公開があるのと
今年から新しい御朱印帳の配布が始まったと聞いて買いに来たのでした(笑)。

無事にゲットしたよ~今年の夏に作られた御朱印帳です。
表紙は珍皇寺が所蔵する小野篁像で、お寺の人が描いたとか。
あと、お彼岸は金泥で書いた御朱印がいただける期間でもありましたのでお願いしたら
閻魔・小野篁・薬師如来の3種類のうち閻魔と篁は売り切れだったので
薬師如来さんだけいただいてきました。マジかー。
たぶんこの前日にぶらぶら美術館でがっつり紹介されたせいでしょうな…。
お寺の人によると参拝者が年々増えていて特に今年は例年にないほどだそうで、
有頂天家族や鬼灯の他、ぶら美みたいな美術や紀行番組でも時々取り上げられるようになってるから
それは喜ばしいのだけど、
お昼に御朱印がなくなることまでは想定外でした。。予想しておくべきだった。
次は秋にまた特別公開を行うかもしれないとの情報もいただいたので、こまめに公式サイトをチェックしよう。
わたし基本的に御朱印はもらわないのですけど
(お経を納めたわけでもないのにもらうのは気が引ける)、
今回は篁が表紙の御朱印帳が出るとのことだったのでじゃあ、せっかくだし御朱印ももらおうかな…と
ついでのように考えていたのがいけなかったんだきっと。
午前中にしっかり受け取って行った人たちとは愛が違うのだと思い知りました。
次の機会にはちゃんと間に合うように閻魔様と篁をもらいに行く!ぞ!!

しっかり拝観もしてきたよ。写真は珍皇寺の鬼門にいるお猿さんです。
猿は太陽と縁が深く、夜明けを告げるように鳴くので魔除けのお守りとされることが多いですけど
ここのお猿さんも例外ではありません。
写真だとわかりにくいかもですが烏帽子をかぶって比叡山(都の鬼門)の方角を向いています。
頼もしい限り^^

冥府通いの井戸も相変わらずです。注連縄がきれいになってるような?
夏を経て木が鬱蒼としているので雰囲気も5割増しくらいだったと思う。

黄泉がえりの井戸も変わらずそこにありました。
中を覗いたら心なしか、前より水が増えているように見えたのですが
汲んで煮沸したら飲めるのでしょうか…
そのためのお水じゃないかもしれないけど、純粋に興味として水温や味が気になる。
また来ますよ。

京都アスニーに行くためバスで千本丸太町へ移動すると、交差点に大極殿跡がありました。
「うおー、こんなところに!」と楽しくなってパシャパシャ写真撮ったあとに
そういえばずいぶん前にもここで写真撮りまくったかも…と思いだしたりした。
二条城に行ったとき散歩がてら見つけたんじゃなかったかな…二条城もずいぶん行ってなくてうろ覚えですが。

昔は気づきませんでしたがこんな名前の道らしい。

近くの公園にはこんな立派な碑も建っていました。

歩いていくと朝堂院跡の石碑を発見。
朝堂院は大内裏のなかでも天皇の即位式や施設の謁見などが行われた
いわば政の中心地にあたる場所です。
(わたしにとっては篁の父岑守が病気で倒れた場所という認識でもあります…)
ちなみに朝堂院のさらに中心がさっきの大極殿ですな。

京都市中央図書館と京都アスニーの間に建っている造酒司跡の碑。
昔この辺りは酒司があって、
皇族が飲むお酒や神事・宴会などに振る舞われるお酒が醸造されていたようです。

というわけで寄り道しましたが、京都アスニーこと平安京創生館に到着☆

企画展「闇からのぞいた平安京~辻々を妖怪たちが闊歩する~」を見に来たよ。
小さな展示ですが京都学園大学の学生さんたちが気合いの入ったパネルを作成してました。

入口には平安京(縮尺1/1000)の精巧な復元模型が展示されています!どーん。
ここ無料ゾーンで誰でも入れるんです、このクオリティで無料ってすごいな!
製作されたのは20年前だそうですがそんなん気にならないくらい圧倒されますた…
平安時代ファンの人ぜひ見にくるといいよ。
(右奥の壁にごちゃごちゃしているのは洛中洛外図屏風(上杉本)を拡大した壁画です)

都の最南端、羅城門から見る景色。
羅城門は現在の九条通にある羅城門公園の辺りにかつて建っていた都への入り口の門で
今昔物語集では鬼の住処になっていたりします。芥川龍之介の小説にも出てくるね。

御所、もとい大内裏。
この周囲は平安時代初期の頃をイメージしているそうで、
その頃の内裏は現在の大宮通り沿い、一条~二条通にかけての広大な敷地に建っていました。
現在、御所は烏丸通沿いに移転しておりますが南北朝時代まではここにあったようです。
(ちなみにこの復元模型、京都市内は中期を、白河のあたりは院政期をイメージした時代ごちゃまぜ模型なので
どの時代好きさんでも楽しめますぞ。
季節は初夏だそうで、言われてみれば周囲をぐるりと囲む山々は緑に満ちている)

ズームアップしまくって、内裏の近くにあったという小野篁邸を激写。(ぶれないゆさ)

企画展は×マークがついているものを除き撮影可という看板が立っていましたので
ありがたく撮影してきました。
写真は風俗博物館からの出張で来ていた平安時代の人々の衣装です。
それぞれ浄衣姿、武官束帯、袈裟姿ですが「闇と対峙した人々の装束」と
書いてあって笑ってしまった。
確かにそういう面もありますけど、そんなキャプション見たことないよ!(笑)
展示ケースには百鬼夜行絵巻や酒呑童子絵巻、土蜘蛛草紙や浮世絵のほか
京都学園大学人文学部の学生さんたちの作成した解説や地図パネルなどが展示されていました。
『延喜式』陰陽寮式には「穢く悪しき疫鬼の 所所村村に 蔵り隠らふるをば
千里の外 四方の堺 東方陸奥 西方遠価嘉 南方土佐 北方佐渡より
おちの所を なむたち 疫鬼の住みかと定め賜ひ」
つまり東は陸奥、西は五島列島、南は土佐、北は佐渡の向こうに鬼の国がある的な文章がありまして、
向こうの根の国、底の国と呼ばれ鬼たちは地下から道をつたって
羅城門から平安京へ入り込んで内裏にやって来ると信じられていたそうです。
平安京で起きた怪異の場所を示した地図には一条戻り橋や羅城門、船岡山など
説話の舞台になった場所が赤点で示されていて
こうして見ると結構、各地で怪異の報告があったんだなあ…。

武官束帯はほんとかっこいい。
大弓と刀がとても長くて、背中の方にもぐんと出ていました。
当時の資料などで七尺とか聞いても実物を見ると長さと大きさが実感できていいよね…。
これだから実物展示って大好きです^^

体験コーナーでは平安時代の衣装や小道具に実際に触ることができますよ。
手前には囲碁、すごろく、貝合わせ、几帳などが置いてあって自由に遊べます。
ルールはわからないけど触れるだけでも楽しい(^◇^)。

女性の衣装一式。小袿かな?

男性の衣装一式。狩衣かな。
こちらの衣装も実際に着用して写真を撮ったりできます。
とても一人で着られる衣装ではないので着なかったけど、
複数で行かれた人はぜひ着付け合って体験なさってみてください。
手に取ってみたら結構、しっかりした作りでずしっと重たかったから
それなりの衣装屋さんが作ってると思います。

小道具の撮影もできるのがこういう展示のいいとこだよね~☆
烏帽子ってなかなか近くで見る機会がないのでありがたい。

個人的に男性衣装の衿首ってどうなってるのか興味があったのでアップで撮れてうれしかった。
すばらしい資料になりますよ~これで狩衣描くときはもう完璧に描ける(はず)。

女性が持つ扇もかわいい。
一通り見終えるとだいぶ陽が傾いて夕方になっていたので
バスで京都駅に戻って、いつものようにお土産を買いこんで新幹線に乗る…はずだったのが
シルバーウイーク初日の京都駅の夕方でしたからそんな優雅なわけにはいかず、
ものすごい激混みな中をスーツケース引っ張ってホームまで歩くはめになりました。。
比叡山旅行のときも経験したけど、連休の京都駅マジやばい(^^;)。

めげずに人混みをかきわけて地下街のnikiniki京都駅店に行って
今月のお菓子を買うことができましたよ~。
9月ということで中秋の名月、月見だんごと兎さま。かわいい!

後ろ姿はこんなの。
博多行きの新幹線は乗車率120%との情報が駅構内に流れていましたが
東京行きはそうでもないらしく、自由席も平和でした。
たまたま空いていた2席の通路側の席を見つけたので「隣、座っていいですか?」と尋ねたところ
「どうぞ。あ、わたし、名古屋で降りますから」と窓際の席を譲ってくださったお姉さん、
本当にありがとうございました!
お蔭でスマホ充電器が使えました…20%切ってたからマジやばかったんだ…。
あのお姉さんの宝くじかお年玉付き年賀はがきが当選しますように。(買ってるかわからないけど言ってみる)
いやあ楽しい夏休みでした☆
初めて行っても何度行っても楽しい場所がこの国にはあふれておりますなァ…。
天気や時間の都合で行けなかったところもあるし、また行くよー北陸も近畿も!
(実は京博の琳派展が見たくて秋に京都へ行こうと思ってます^^
ついでにどこを散策しようかな)

朝ごはん!とにかく食べないことには1日が始まらないゆさです。
しっかりいただいて旅行最終日スタート☆

すっかり晴れて気持ちのいい早朝の奈良公園。車も人もあまりいなくて静かでした。
春日大社参道前にて信号待ちする鹿さんを激写。
以下、写真が多いのでたたんであります↓クリックで開閉しますのでどうぞ☆

午前8時すぎでも南大門前にはすでに鹿せんべい屋さんが営業中。
たくさんの鹿さんに囲まれていました。
鹿さんも朝ごはんの時間かな~みなさんいっぱい食べて元気に過ごしてね…などと油断していたら、

ねこさま!!
待って待って何これ不意打ちすぎる意味わかんないかわいい!!!
とっさにどうしたらいいかわからなくなってこここんにちは…と半分以上どもりながら声をかけたら
「ニャー」とお返事してすり寄ってきてくださいました。
人に慣れていらっしゃるので飼い猫さんでしょうか、それとも観光客慣れしてらっしゃるのでしょうか。
まさか鹿さんの園で猫さまにお会いするとは思いませんでした…。
これから行く目的地の前に猫さまに会えたのも何だかうれしい。

朝陽に照らされる南大門。

大仏殿も朝陽を浴びています。奈良もこの前日までは雨だったらしいのでひさびさの日光浴でしょうか。
それにしてもほんとにいいお天気。

大仏様には遥拝だけいたしまして、今回は大仏殿の東側へ向かいます。

目的地はここ!猫坂です。
いつ誰が名付けたかよくわかっていなくて何故そう呼ばれるのかもわかっていない、
なんだか不思議な坂ですが猫好きとしては訪れておきたい場所だったので来てみました。
転ぶと猫になるとか俗説も色々あるそうです。転んでみようかと思ったけど痛そうだからやめた。

猫坂を登っていくと梵鐘があります。ゆく年くる年で見るやつだー!
鐘楼は建仁寺の栄西さんが鎌倉時代に再建したものですが、鐘は奈良時代のもので
ものすごく大きくて8人がかりで鳴らすため大鐘(おおがね)と呼ばれているそうな。

鐘楼のそばに建つ行基堂。
近鉄奈良駅前の噴水の中にも像が立っている行基さんは、
各地を回って用水路を作ったり橋を架けたりしていた奈良時代のお坊さんです。
東大寺の建造のため聖武天皇にも力を貸したのでこちらにお祀りされているようです。
彼は朝廷から菩薩の諡号を贈られてもいることから、堂内には行基菩薩坐像が安置されているとか。

せっかくなので二月堂にも寄りました。
たぶん十数年ぶりくらいのお参りですが、記憶の中のお堂と全然変わってない…。
お水取りの季節にはあの手すり部分をおたいまつが走るのだ。一度はナマで見てみたいなあ。

二月堂からの景色。左に大仏殿の屋根が、中央に奈良市内が見えます。
ほんとにいい天気で、朝早かったので静か。(二月堂は24時間いつでもお参りできます)
こういうところに来ると心が静まりますね…時間を忘れてのんびりできました。

初めて気づいたのですが、二月堂から不動堂へ抜ける道に小さなお社がありました。飯道神社。
本社は滋賀県の飯道山にあって熊野本宮から勧請された修験の霊場とか。
お寺の中に神社があるのは珍しくありませんが東大寺の境内にもいくつかあって、
たとえば三月堂のそばには手向山八幡宮(宇佐八幡宮から勧請)が、
山手観音堂近くには遠敷神社(お水取りの神水を福井の小浜から運んでくれる神様)がありますな。
(そして手向山といえば菅原道真がこのたびは~と歌に詠み百人一首にも収録されている)

南大門に戻って来たら鹿さんが丸くなって寝ていた(笑)かわいい(´▽`)。

奈良国立博物館に来ました~白鳳文化を紹介する白鳳展が開催されていたのです。
展示品の約半数が仏像というわたしホイホイな展覧会だったよ!仏像三昧してきましたよ!
薬師寺関連の展示品がサイズも存在感も大きい、さすが皇后のためのお寺って感じ。
なんといっても薬師寺月光菩薩様のすばらしさったらこの世のどんな言葉を尽くしても言い表せない、
もう見て感じてくれとしか言えないよ!
あと現在修理のため解体されている東塔の相輪水煙が文字通り屋根から降臨されてて
笛を吹いたり祈りを捧げたり舞を舞ったりする24人の飛天の姿が透かし彫りされておりますよ。
ほとんど人間の大人サイズだったんですがこんな大きなものどうやってあんな高い屋根まで上げるのか…
昔も今も宮大工さんの仕事に脱帽の思いです。
法隆寺天蓋の飛天たちは琵琶や笛を奏でていて、素朴なお顔がとてもかわいい。
當麻寺の持国天立像、口髭を生やしててかっこいい。
県犬養三千代の持仏だったとされる阿弥陀三尊像は60cmくらいの小さな仏様で
たぶん三千代さんが個人的に厨子を開いて祈っておられたのではないかと…。
後屏(同じく60cm程度)と厨子(2mくらい)が別々に展示されていて
ちゃんと外せるようにできているというか、3つのパーツの組み合わせということもわかって面白い。
龍首水瓶は注ぎ口に龍の頭がくっついてて、注ぐときは龍の口がパカッと開くのかと思うとかわいらしい。
高松塚古墳出土品はキラキラしたものが多かったなー。
小野毛人墓誌に再会できたのもうれしかったです。

展覧会を堪能したあとは博物館のカフェでランチ。
オムライスをいただいたら半熟卵がふわっふわでおいしかったです。

展覧会特別メニュー、薬師寺×フランス菓子ラ・ポーズ「笛吹き童子のチョコレートケーキ」☆
ビターチョコのクリームブリュレに笛を吹く飛天のチョコレートがグサッと立っているという
チョコづくしなケーキです。
トッピングのブリュレがクリームみたいにとろけてたっぷりついてるし、飛天のチョコも分厚い板チョコで
とにかく濃い味で1ヶ月分のチョコレート食べた気分でした(笑)とうぶんチョコレート食べられないな…。
ドリンクセットにするか迷ったのですがセットで注文してよかったです、
紅茶なしじゃとても無理でしたよ(;´∀`)。

興福寺の国宝館にも10年振りくらいに行きました。
目的はもちろん阿修羅を含む乾漆八部衆像で、
みなさん人の子どもくらいの身長なのですが存在感がすごい。
館内の中央にどーんと鎮座まします千手観音菩薩像は記憶にある像より大きくて圧倒されました。
チケット売り場で外国人の家族連れが一生懸命「アシュラ、アシュラ」って訴えてて
受付の人も丁寧な英語で説明していらっしゃいました。
わたしは先に入館したので後はわからないけど、無事に阿修羅を見られたといいな。
さて、奈良の目的地を堪能しましたので京都へ向かいます。
ホテルに荷物を取りに行って近鉄に乗り込むと、ものの40分ほどで京都駅に到着。
奈良の人はわたしが池袋へ行くような気分で京都へ行けるのだな…いいなあ( ˘ω˘ )。

最初の目的地は1年ぶり!の六道珍皇寺です。
ふだんは予約をしないと入れないお寺ですが、お彼岸の特別公開があるのと
今年から新しい御朱印帳の配布が始まったと聞いて買いに来たのでした(笑)。

無事にゲットしたよ~今年の夏に作られた御朱印帳です。
表紙は珍皇寺が所蔵する小野篁像で、お寺の人が描いたとか。
あと、お彼岸は金泥で書いた御朱印がいただける期間でもありましたのでお願いしたら
閻魔・小野篁・薬師如来の3種類のうち閻魔と篁は売り切れだったので
薬師如来さんだけいただいてきました。マジかー。
たぶんこの前日にぶらぶら美術館でがっつり紹介されたせいでしょうな…。
お寺の人によると参拝者が年々増えていて特に今年は例年にないほどだそうで、
有頂天家族や鬼灯の他、ぶら美みたいな美術や紀行番組でも時々取り上げられるようになってるから
それは喜ばしいのだけど、
お昼に御朱印がなくなることまでは想定外でした。。予想しておくべきだった。
次は秋にまた特別公開を行うかもしれないとの情報もいただいたので、こまめに公式サイトをチェックしよう。
わたし基本的に御朱印はもらわないのですけど
(お経を納めたわけでもないのにもらうのは気が引ける)、
今回は篁が表紙の御朱印帳が出るとのことだったのでじゃあ、せっかくだし御朱印ももらおうかな…と
ついでのように考えていたのがいけなかったんだきっと。
午前中にしっかり受け取って行った人たちとは愛が違うのだと思い知りました。
次の機会にはちゃんと間に合うように閻魔様と篁をもらいに行く!ぞ!!

しっかり拝観もしてきたよ。写真は珍皇寺の鬼門にいるお猿さんです。
猿は太陽と縁が深く、夜明けを告げるように鳴くので魔除けのお守りとされることが多いですけど
ここのお猿さんも例外ではありません。
写真だとわかりにくいかもですが烏帽子をかぶって比叡山(都の鬼門)の方角を向いています。
頼もしい限り^^

冥府通いの井戸も相変わらずです。注連縄がきれいになってるような?
夏を経て木が鬱蒼としているので雰囲気も5割増しくらいだったと思う。

黄泉がえりの井戸も変わらずそこにありました。
中を覗いたら心なしか、前より水が増えているように見えたのですが
汲んで煮沸したら飲めるのでしょうか…
そのためのお水じゃないかもしれないけど、純粋に興味として水温や味が気になる。
また来ますよ。

京都アスニーに行くためバスで千本丸太町へ移動すると、交差点に大極殿跡がありました。
「うおー、こんなところに!」と楽しくなってパシャパシャ写真撮ったあとに
そういえばずいぶん前にもここで写真撮りまくったかも…と思いだしたりした。
二条城に行ったとき散歩がてら見つけたんじゃなかったかな…二条城もずいぶん行ってなくてうろ覚えですが。

昔は気づきませんでしたがこんな名前の道らしい。

近くの公園にはこんな立派な碑も建っていました。

歩いていくと朝堂院跡の石碑を発見。
朝堂院は大内裏のなかでも天皇の即位式や施設の謁見などが行われた
いわば政の中心地にあたる場所です。
(わたしにとっては篁の父岑守が病気で倒れた場所という認識でもあります…)
ちなみに朝堂院のさらに中心がさっきの大極殿ですな。

京都市中央図書館と京都アスニーの間に建っている造酒司跡の碑。
昔この辺りは酒司があって、
皇族が飲むお酒や神事・宴会などに振る舞われるお酒が醸造されていたようです。

というわけで寄り道しましたが、京都アスニーこと平安京創生館に到着☆

企画展「闇からのぞいた平安京~辻々を妖怪たちが闊歩する~」を見に来たよ。
小さな展示ですが京都学園大学の学生さんたちが気合いの入ったパネルを作成してました。

入口には平安京(縮尺1/1000)の精巧な復元模型が展示されています!どーん。
ここ無料ゾーンで誰でも入れるんです、このクオリティで無料ってすごいな!
製作されたのは20年前だそうですがそんなん気にならないくらい圧倒されますた…
平安時代ファンの人ぜひ見にくるといいよ。
(右奥の壁にごちゃごちゃしているのは洛中洛外図屏風(上杉本)を拡大した壁画です)

都の最南端、羅城門から見る景色。
羅城門は現在の九条通にある羅城門公園の辺りにかつて建っていた都への入り口の門で
今昔物語集では鬼の住処になっていたりします。芥川龍之介の小説にも出てくるね。

御所、もとい大内裏。
この周囲は平安時代初期の頃をイメージしているそうで、
その頃の内裏は現在の大宮通り沿い、一条~二条通にかけての広大な敷地に建っていました。
現在、御所は烏丸通沿いに移転しておりますが南北朝時代まではここにあったようです。
(ちなみにこの復元模型、京都市内は中期を、白河のあたりは院政期をイメージした時代ごちゃまぜ模型なので
どの時代好きさんでも楽しめますぞ。
季節は初夏だそうで、言われてみれば周囲をぐるりと囲む山々は緑に満ちている)

ズームアップしまくって、内裏の近くにあったという小野篁邸を激写。(ぶれないゆさ)

企画展は×マークがついているものを除き撮影可という看板が立っていましたので
ありがたく撮影してきました。
写真は風俗博物館からの出張で来ていた平安時代の人々の衣装です。
それぞれ浄衣姿、武官束帯、袈裟姿ですが「闇と対峙した人々の装束」と
書いてあって笑ってしまった。
確かにそういう面もありますけど、そんなキャプション見たことないよ!(笑)
展示ケースには百鬼夜行絵巻や酒呑童子絵巻、土蜘蛛草紙や浮世絵のほか
京都学園大学人文学部の学生さんたちの作成した解説や地図パネルなどが展示されていました。
『延喜式』陰陽寮式には「穢く悪しき疫鬼の 所所村村に 蔵り隠らふるをば
千里の外 四方の堺 東方陸奥 西方遠価嘉 南方土佐 北方佐渡より
おちの所を なむたち 疫鬼の住みかと定め賜ひ」
つまり東は陸奥、西は五島列島、南は土佐、北は佐渡の向こうに鬼の国がある的な文章がありまして、
向こうの根の国、底の国と呼ばれ鬼たちは地下から道をつたって
羅城門から平安京へ入り込んで内裏にやって来ると信じられていたそうです。
平安京で起きた怪異の場所を示した地図には一条戻り橋や羅城門、船岡山など
説話の舞台になった場所が赤点で示されていて
こうして見ると結構、各地で怪異の報告があったんだなあ…。

武官束帯はほんとかっこいい。
大弓と刀がとても長くて、背中の方にもぐんと出ていました。
当時の資料などで七尺とか聞いても実物を見ると長さと大きさが実感できていいよね…。
これだから実物展示って大好きです^^

体験コーナーでは平安時代の衣装や小道具に実際に触ることができますよ。
手前には囲碁、すごろく、貝合わせ、几帳などが置いてあって自由に遊べます。
ルールはわからないけど触れるだけでも楽しい(^◇^)。

女性の衣装一式。小袿かな?

男性の衣装一式。狩衣かな。
こちらの衣装も実際に着用して写真を撮ったりできます。
とても一人で着られる衣装ではないので着なかったけど、
複数で行かれた人はぜひ着付け合って体験なさってみてください。
手に取ってみたら結構、しっかりした作りでずしっと重たかったから
それなりの衣装屋さんが作ってると思います。

小道具の撮影もできるのがこういう展示のいいとこだよね~☆
烏帽子ってなかなか近くで見る機会がないのでありがたい。

個人的に男性衣装の衿首ってどうなってるのか興味があったのでアップで撮れてうれしかった。
すばらしい資料になりますよ~これで狩衣描くときはもう完璧に描ける(はず)。

女性が持つ扇もかわいい。
一通り見終えるとだいぶ陽が傾いて夕方になっていたので
バスで京都駅に戻って、いつものようにお土産を買いこんで新幹線に乗る…はずだったのが
シルバーウイーク初日の京都駅の夕方でしたからそんな優雅なわけにはいかず、
ものすごい激混みな中をスーツケース引っ張ってホームまで歩くはめになりました。。
比叡山旅行のときも経験したけど、連休の京都駅マジやばい(^^;)。

めげずに人混みをかきわけて地下街のnikiniki京都駅店に行って
今月のお菓子を買うことができましたよ~。
9月ということで中秋の名月、月見だんごと兎さま。かわいい!

後ろ姿はこんなの。
博多行きの新幹線は乗車率120%との情報が駅構内に流れていましたが
東京行きはそうでもないらしく、自由席も平和でした。
たまたま空いていた2席の通路側の席を見つけたので「隣、座っていいですか?」と尋ねたところ
「どうぞ。あ、わたし、名古屋で降りますから」と窓際の席を譲ってくださったお姉さん、
本当にありがとうございました!
お蔭でスマホ充電器が使えました…20%切ってたからマジやばかったんだ…。
あのお姉さんの宝くじかお年玉付き年賀はがきが当選しますように。(買ってるかわからないけど言ってみる)
いやあ楽しい夏休みでした☆
初めて行っても何度行っても楽しい場所がこの国にはあふれておりますなァ…。
天気や時間の都合で行けなかったところもあるし、また行くよー北陸も近畿も!
(実は京博の琳派展が見たくて秋に京都へ行こうと思ってます^^
ついでにどこを散策しようかな)
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Re: はじめまして!
- 2015/10/02(金) 23:12:31 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
初めまして~ご来訪ありがとうございます(゚∀゚)☆
いいお天気でとてもすばらしい旅ができました!
奈良公園はいつ訪れてもお天気で雨だったことがなくて、恵まれてるなと思います^^
チョコケーキはボリュームがすごすぎて(笑)あんな気合いの入ったスイーツ初めてでした。
ことのまあかりさん、雰囲気もお店の人もよかったのでおすすめですよ~☆
コメントありがとうございました!
Re: No title
- 2015/10/02(金) 23:18:23 |
- URL |
- ゆさ
- [ 編集 ]
こちらでは初めまして、こんばんは~!いつもご来訪ありがとうございます。
奈良公園の鹿さんたち超かわいいですよね~~~☆
神様のお使いなのであまり馴れ馴れしいのはとも思いますが、
お姿見てるとかわいすぎてたまりません。
> 鹿せんべい
わたしもあげたことあります(笑)追い回されました。
コメントありがとうございました!
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